Kenneth Branagh
ケネス・ブラナー
監督賞: 「Henry V」(ヘンリー五世)<1989>
主演男優賞ノミネート: 「Henry V」(ヘンリー五世)<1989>
短編賞(実写)ノミネート: 「Swan Song」()<1992>
脚色賞ノミネート: 「WILLIAM SHAKESPEARE'S HAMLET」(ハムレット)<1996:イギリス、アメリカ>
助演男優賞ノミネート: 「My Week with Marilyn」(マリリン 7日間の恋)<2011>
フィルモグラフィー(俳優):
- 「Chariots of Fire」(炎のランナー)ノークレジット
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- 「High Season」(ハイシーズン)
- 「A Month in the Country」(ひと月の夏)
- 「Fortunes of War」(戦火燃ゆる時)テレビ映画
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- 「Henry V」(ヘンリー五世)兼監督★アカデミー監督賞、主演男優賞ノミネート
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- 「DEAD AGAIN」(愛と死の間で)<アメリカ>兼監督
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- 「Peter's Friends」(ピーターズ・フレンズ)兼監督
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- 「Swing Kids」(スウィング・キッズ)
- 「Much Ado About Nothing」(から騒ぎ)<イギリス、アメリカ>兼監督
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- 「Mary Shelley's Frankenstein」(フランケンシュタイン)兼監督
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- 「Othello」(オセロ)
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- 「WILLIAM SHAKESPEARE'S HAMLET」(ハムレット)<イギリス、アメリカ>兼監督★アカデミー脚色賞ノミネート
- 「Looking for Richard」(リチャードを探して)
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- 「The Gingerbread Man」(相続人)
- 「Celebrity」(セレブリティ)
- 「The Proposition」(ボストン/愛の炎)
- 「The Theory of Flight」(ヴァージン・フライト)
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- 「The Periwig-Maker」()声の出演
- 「WILD WILD WEST」(ワイルド・ワイルド・ウエスト)<アメリカ>
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- 「How to Kill Your Neighbor's Dog」(舞台よりすてきな生活)
- 「Love's Labour's Lost」(恋の骨折り損)
- 「The Road to El Dorado」(エル・ドラド/黄金の都)声の出演
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- 「Conspiracy」(謀議)テレビ映画
- 「Short6」()声の出演
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- 「Rabbit-Proof Fence」(裸足の1500マイル)
- 「Harry Potter and the Chamber of Secrets」(ハリー・ポッターと秘密の部屋)
- 「Shackleton」(シャクルトン 南極海からの脱出)テレビ映画
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- 「Five Children and It」(ジム・ヘンソンの不思議の国の物語)
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- 「As You Like It」(お気に召すまま)兼監督
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- 「SLEUTH」(スルース SLEUTH 探偵)<アメリカ、イギリス>兼監督俳優としてはノークレジット
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- 「The Boat That Rocked」(パイレーツ・ロック)
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- 「My Week with Marilyn」(マリリン 7日間の恋)
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フィルモグラフィー(監督):
- 「Henry V」(ヘンリー五世)兼出演★アカデミー監督賞、主演男優賞ノミネート
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- 「DEAD AGAIN」(愛と死の間で)<アメリカ>兼出演
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- 「Swan Song」()★アカデミー短編賞(実写)ノミネート
- 「Peter's Friends」(ピーターズ・フレンズ)兼出演
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- 「Mary Shelley's Frankenstein」(フランケンシュタイン)兼出演
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- 「In the Bleak Midwinter」(世にも憂鬱なハムレットたち)
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- 「WILLIAM SHAKESPEARE'S HAMLET」(ハムレット)<イギリス、アメリカ>兼出演★アカデミー脚色賞ノミネート
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- 「Love's Labour's Lost」(恋の骨折り損)兼出演
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- 「As You Like It」(お気に召すまま)兼出演
- 「The Magic Flute」(魔笛)
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- 「SLEUTH」(スルース SLEUTH 探偵)<アメリカ、イギリス>兼出演だが出演としてはノークレジット
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- 「Thor」(マイティ・ソー)
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- 「Cinderella」(シンデレラ)
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プロフィール:
ローレンス・オリヴィエの再来と言われ数々のシェークスピア劇を舞台で演出・出演し、映画でもそのオタクぶりを発揮している天才のケネス・チャールズ・ブラナー。配管工と大工をやっていた父と母の間に生まれた。貧困の家庭だったようだ。5歳年上の兄と10歳年下の妹がいる。
王立演劇学校(RADA=The Royal Academy of Dramatic Art)を首席で卒業した。首席だった学もありイタリア語も喋れるようだ。23歳の時にロイヤル・シェークスピア・カンパニー(RSC=the Royal Shakespeare Company)に加わり「ヘンリー五世」などで主演を務め、又演出も手がけた。でもちょっと雰囲気にやってらんなくなって自分の会社ルネサンス・シアター・カンパニー(RTC=the Renaissance Theatre Company)を立ち上げた。RTCを現在のチャールズ皇太子が賛助している縁か2005年のチャールズ皇太子の2回目の結婚式に呼ばれている。
シェークスピアものには自分で監督し、それ以外でも監督としての才能を見せるが、「ハムレット」の演出は圧巻だった。それだけに、「ワイルド・ワイルド・ウェスト」のバカ英国人ぶりはちょっと残念である。
2012年に開催されたロンドンオリンピックではダニー・ボイル監督が演出した開会式の序盤に出てきて1800年代の技術者イザムバード・キングダム・ブルネルを演じてシェークスピアの「テンペスト」内の分節を朗読をした。内容は分からなかったがかっこよかった!
シェークスピア関係が多いだけあってローレンス・オリヴィエとは本当に映画での監督・俳優として関係がある。シェークスピアが関係ない「スルース」は元は1972年にオリヴィエが主演した「探偵スルース」のリメークだ。また「マリリン 7日間の恋」ではブラナーがローレンス・オリヴィエを演じているのだから面白い。
ブラナーは「マリリン 7日間の恋」でアカデミー助演男優賞にノミネートすることでウォルト・ディズニー、ウォーレン・ビーティー、ジョージ・クルーニーに続き4番目の5つの違った部門でのオスカーノミニーになった。
また2015年3月現在オースン・ウェールズ、ローレンス・オリヴィエ、ウッディー・アレン、ウォーレン・ビーティー、ロベルト・ベニーニと彼を含めて6人しかオスカー主演男優賞と監督賞に同じ映画でノミネートしていない。
2012年に演技と北アイルランドコミュニティへのコミュニティへの奉仕によりナイトの称号を得た。
同じ英国の素晴らしい女優エマ・トンプスンと89年に結婚するが、95年には離婚してしまう。一説には「ハワーズ・エンド」で、彼女が主演女優賞と脚色賞を受賞して株が一気に上がってしまったことに寄るそうだが…。また、彼が監督・出演した「フランケンシュタイン」の悪い評価が影響を与えたとも言われる。2015年3月現在T's Theaterでは載せていないが「ハワーズ・エンド」は1回見たことがある。酷く退屈で、一時この映画のせいで『イギリス映画は退屈だ…』何てイメージを持ってしまった映画だったのだが…。
1998年現在の恋人は「ヴァージン・フライト」で共演した同じ英国のヘレナ・ボナム・カーターだ…と伝えられていた。この映画は最初ヘレナが出ることになり、その脚本を恋人のブラナーに見せて共演が決まったそうだ。だがこの二人は1999年の終わりと共にキッパリと別れた。だったのだがブラナーが監督した2006年の「お気に召すまま」や2015年の「シンデレラ」にはヘレナは出演しているので俳優仲間としての良い関係を築いているのであろう。
2003年、美術スタッフのリンゼイ・ブラノックと結婚した。
2015.03.08