映画「ワイルド・ワイルド・ウエスト」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　連邦保安官のジェームズ・”ジム”・ウエストは南北戦争期にある街で虐殺された両親の敵をとるために犯人と思しきマグラス”流血”将軍を追っていた。マグラスは合衆国の優秀な科学者を次々と誘拐していたのだ。そのマグラスをバーで発見したジムだが、逃げられてしまう。そこに女装していたのが同じく合衆国大統領命令でマグラスを追っているゴードンだった。行動派のジムに対して頭脳派のゴードン。大統領はケンカする2人に協力するように言う。

　2人は戦争で下半身を失ったラブレス博士のパーティに行く。ジムと彼は顔見知りだった。しかしマグラスとラブレスが密談しているのを聞いたジムは首謀者がラブレスだと知る。そして誘拐された科学者は合衆国乗っ取りを企むラブレスのために働かされているのだと。ラブレス達が離れた部屋をあさっているところを彼の部下に見つかるがやっつけるジム。一方ゴードンは誘拐された科学者の父を捜しているというリサを檻から助ける。

　それからラブレスが向かったと思われる場所に行く3人。だが、そこには大量の死体が。そしてマグラスも絶命していた。南北戦争の時の南軍の戦士だったラブレスは、北軍に屈服したマグラス達を恨み彼の部下を大量に虐殺、止めようとしたマグラスをも撃ったのだ。そして、ジムの両親を含む人々を虐殺したのもラブレスだった。

　リサの言葉からラブレスはユタに向かったと思う。ユタは大統領が鉄道開通式のためにむかっている。さー大変だ。3人で蒸気機関車ワンダラー号で追いかけると目の前にはラブレスの機関車が。でも、トンネルを抜けるとあっれ～？いなくなっちゃったぞー。そう思ったら後ろから逆に追いかけられているジム達。まんまと罠にはまった彼ら。リタはラブレスに取り替えされるは、ジムとゴードンは捕まっちゃうはで、さー大変。捕まった2人はなんとか身の危険を回避するとラブレスのアジトに着く。そこで目にしたのは、蒸気機関で動く巨大なクモ型メカ。これで大統領拉致に向かったラブレス。それを阻止しようと追いかける2人だが、会えなく失敗。ゴードンと大統領は捕まってしまい、基地に連れさらわれた。

　大統領に危機がせまる！ジムは単身ラブレスの基地に乗り込むがラブレスは大統領を連れてクモメカで逃げてしまう。さー、今こそ発明好きのゴードンの出番だ。彼が開発した空飛ぶ自転車で追いかける！さー、最終対決だ。ゴードンは大統領を守り、ジムはラブレスと対決。そして見事ラブレスの陰謀を阻止した！

　2人はリタに一緒に来ないか？と誘うが、リタが探していたのはお父さんじゃなくて夫。お2人さん、残念でしたー。恋やぶれた2人はクモメカにのって、さびしく帰路へとつくのだった。