映画「アンツ」あらすじ,ネタバレ,レビュー
原題:
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主演:
あらすじ
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巣を広げる為に女王陛下の名の下に働く蟻。だけれど働きたくない蟻もいるわけで。シロアリたちとの戦いもあり…。
悲観主義者の蟻にウディ・アレンが声をあてる。その他のキャストも豪華だ!
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- 主要登場人物配役(役名/俳優(声優))
- インセクトピアを夢見る働き蟻Z(ジー)/ウッディー・アレン(ウディ・アレン)
- 女王蟻の後継バーラ王女/シャロン・ストーン
- Zの友達の兵隊蟻ウィーバー/シルヴェスター・スタローン(シルヴェスタ・スタローン)
- ウィーバーと恋に落ちる働き蟻アズテカ/ジェニファー・ロペス
- 女王蟻/アン・バンクロフト
- Zを助ける兵隊蟻バルベータス/ダニー・グローヴァー(-・グロヴァー)(-・グローバー)(-・グロバー)
- クーデターを企てる将軍/ジーン・ハックマン
- 将軍の部下で羽根を持っている兵隊蟻カーター大佐/クリストファー・ウォーケン
- 蜂のチップ/ダン・アークロイド(ダン・エイクロイド)
- チップの彼女蜂マフィー/ジェーン・カーティン(ジェイン・カーティン)
受賞:なし
ノミネート:なし
ストーリー・ネタバレ
そんなに沢山の蟻たちがいると、まぁ、働きたくない蟻もいるわけで…それが働き蟻のZ(ジー)であった。彼はペシミストで文句や小言ばかりたれていた。Zの女友達のアズテカは一生懸命に働く蟻。またZの友達の兵隊蟻のウィーバーは”優秀”な戦士だった。
この蟻たちの群れに危機が迫っていた。白蟻たちとの縄張り争いである。この群れの将軍は、白蟻に宣戦布告すべきだと、和平を主張する女王に無理矢理進言していた。
蟻の群れにも酒場はあった。彼らは飲んでは規律正しくダンスを踊っていた。そこに女王の後継になるべきバーラ王女が、侍従たちをつれて秘密裏に社会見学に来ていた。バーラは将軍と婚約していたが、将軍のことは気に入ってはいなかった。かといって、酒場に男を探しに来たわけではなかった。
そんなバーラが1人いや、1匹踊らずに飲んでいたZに関心を持ったのか、話しかけてみた。彼には当然バーラの身分は分からない。バーラは一緒に踊らないかと言ってきた。バーラとZはみんなと一緒に規律正しく踊る…分けではなく、Zは即興のダンスを踊ったのだ。それに惹かれたバーラも一緒に即興ダンスを踊った。
楽しいダンスの時間も長くは続かなかった。ちょっとしたことから、みんなでケンカが始まった!みんながみんな誰構わず殴って蹴って大混乱だったとさ。
その大騒ぎの酒場からバーラが逃げるときに、侍従の言葉から彼女が王女だと言うことを知るZ。何とかしてバーラ王女にもう一度会いたい!Zは考えに考えた。どうも観兵式が開かれるらしい。それに出られるのは兵隊蟻だけである。彼は兵隊蟻のウィーバーに相談して一日だけ、”兵隊蟻”と”働き蟻”を交換してくれと頼んだ。ウィーバーは大事な友達Zの頼みである、それを聞くのであった。
女王とバーラ王女が兵隊蟻の中の一つの群れの行進を見る観兵式が開かれた。規律正しく行進する兵隊蟻…の中に1匹だけ、うまく行進出来ないZがいた。いや、彼はバーラに気付いてもらえるために、わざと手を振ったり目立つようにしていたのだ。が、巨大な群れである。バーラはZには気付かなかった。
観兵式が終わると、この式に参加した兵隊蟻に将軍から命令が下った。宿敵の白蟻と戦うようにと。本当は働き蟻なので戦いたくないZであったが、そうはいかなかった。彼もいざ、戦場へと向かうハメとなった。
Zたちの群れと白蟻たちの群れの縄張りの境目。戦いは始まった。白蟻たちは、Zら普通のありよりも格段に大きく、また頭から蟻酸を出して攻撃してくる強敵だった。何とか白蟻に負けまいとZたちは頑張った。Zは戦場では勇姿のバルベータスに幾度も助けられた。
戦いは終わった。戦場には両軍の兵士たちの遺体が転がっていた。だがZは何とか運がよく生きていた。両軍全滅の中でZだけ生きていたのだ。彼は瀕死のバルベータスを見つけた。バルベータスはZに、”命令など聞かないで、自分の道を行け”と言い、逝った。
巣に帰ったZを迎えたのは、彼が唯一無事で生還したために英雄視する人々だった。実は運がよかっただけだけど…。将軍に率いられて集まった蟻のみんなに手を振るZがいた。次に将軍に連れて行かれたのは女王のところだった。謁見するZ。そしてバーラとも再会する、彼女は酒場であったZのことを覚えていなかったが。バーラに思い出してもらうために、Zはバーラがお忍びで酒場に来たことをみんなの前でバラしたのだ。
それからが、さぁ大変。バーラは王女に怒られたり、Zが働き蟻だったことがバレたり。色々あって、Zはバーラを人質、いや”蟻質”にするハメになり、挙げ句、Zとバーラは巣の外に転げでてしまった。
バーラを心配する蟻たちがやってくるが、そこに人間の子供の虫眼鏡光線が迫ってきた!子供は太陽の光を虫眼鏡で集めて、色々焦がして遊んでいたのだ。黒こげになる助けに来た蟻。逃げるZやバーラ。
子供からは逃げ切った2匹。なんだかんだで、Zが前に酒場で聞いた昆虫の楽園”インセクトピア”を目指すことになる。
一方で、地下の蟻の巣の話し。働き蟻であるZと1日だけ仕事を交換したことを兵隊蟻のウィーバーが話しちゃったものだからさあ大変。他の蟻たちも、自分は与えられる仕事だけをすればいいのかと疑問に思い始め、それがストライキチックなものにまで発展した。だがそこは将軍の出番である。彼は見事な演説をして、働き蟻、兵隊蟻、それぞれの仕事をするべきだと説き、大事には至らなかった。
地上のZとバーラは、人間のビニールシートのところに来た。そこは食べ物や飲み物でいっぱいだった。そこをインセクトピアだと思ったZ。だが、立派にラップとかされているものだから食べられない。そこに蜂のカップル、チップとマフィーがやってきた。2匹に親切にしてもらうZとバーラ。だが、そこにはまたしても人間の子供がやってきた。持っていたハタキで、マフィーはやられてしまったのであった。また、バーラは、子供の靴の底にガムがくっついているために、それにくっついてしまった。Zは必死に追った。そしてZもガムにくっついてしまったが、人間の子供はガムを引っぺがしていってしまった。Zとバーラは引っぺがされたガムから何とか脱出した。
蟻の巣では、Zと仕事を交換してしまったウィーバーの将軍による拷問が始まっていた。ウィーバーはどんなに痛い思いをしても、Zが向かったインセクトピアのことを話さなかったが、恋に落ちたアズテカにまで手を出されたものだから、インセクトピアの事を吐いてしまった。
地上のZとバーラは、とうとうインセクトピアに到着した。それは人間の生ゴミの集積場のことだった。昆虫にとってはこれほど美味しいものもない。いろんな昆虫が集まっていた。中々いい関係になるZとバーラであったが、そこへ将軍の部下で羽根を持ったカーター大佐がやってきて、バーラを強引に連れて行ってしまった。Zはバーラを救おうと、さっきの蜂のチップに巣まで連れて行ってもらった。
巣に戻ったZは監禁されていたバーラを助けた。その時、将軍はほぼ一堂に集まる働き蟻たちの前で演説をしていた。”新しく完成するトンネルが、新しい生活を可能にする”と。だが、実は将軍には考えがあった、クーデターの。そのために婚約者であるバーラを監禁していた。そしてトンネルを掘っている働き蟻以外を一堂に集めた。トンネルが完成すれば、そこから水が入ってきて、女王以下働き蟻は死んで、地上に逃げる将軍ら兵隊蟻と監禁したバーラで新しい巣を作る、それが将軍のクーデター計画だった。
この計画に乗り気でないカーター大佐がいたが、将軍は強引に仲間に引き入れて、働き蟻たちを閉じこめた。Zとバーラも閉じこめられてしまった。クーデター計画のことを知ったZは、トンネル掘りをしている働き蟻たちに、穴掘りを止めるように説得に行った。だが、頭の固い監視係のせいで、トンネルから巣に水が入り始めたからさぁ大変!
流れ来る水に、みんなの周りは囲まれてしまった。ここでみんなは小さな力を一つにした。力持ちのウィーバーを一番下にして、”蟻のタワー”を作っていった。どんどん高くなる蟻タワー。だが天井の土まではまだ届かない。ウィーバーは1匹でがんばって、一番下を支えた。そしてZが上まで登っていって天井まで着いた!
結末・ラスト
助かった働き蟻たち。そして地上に横たわったZがいた。Zを心配するバーラは人工呼吸をして、Zは息を吹き返した☆
こうして、将軍のクーデターも失敗に終わり、Zとバーラの未来が約束されたのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]豪華な俳優たちが声優を務めるドリームワークス製作のアニメ。蟻の生活というものをとても面白可笑しく描いていて、”クーデター”という陰謀論も忘れない、とてもエンターテイメント性に溢れたものに仕上がっている。声をあてている俳優たちの豪華さは、このページの右上の欄を見ていただければ、ため息がでるであろう。
この映画、とても面白いと感じたのは、蟻のそれぞれのキャラクターが俳優に似ていること。こう説明すると簡単かもしれない、”俳優が実写でよく演じるような役柄の、蟻の声を充てている”と。例えば、シルヴェスター・スタローンは力持ちの蟻を演じている。これって、アニメから入った子供たちが、実写を見るようになって感じる面白さ、実写から入った大人たちが、このアニメで発見する面白さ、2つあるよな、うん。まさに、実写あってのアニメです。
T's Theaterとして、アニメの紹介は「ウェイキング・ライフ」以来2作目で、本格的なアニメとしては初めてとなる。前述のは、変わった手法を用いているアニメであるため。これからは、ディズニーアニメとかも紹介していければと思ったtoikunである。
2008/03/11
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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