映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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アメリカのスパイ組織IMFのイーサン・ハントは一つの任務が終わったところである組織に捉えられた。目覚めて拷問されそうになった時に組織の女性イルサに助けられて逃げ出す。女性は“警備がまずくて取り逃がした”風を装い組織に残った。一方IMFはその非公式活動からCIA長官の手によって解体された。
イーサンは地下深く潜り1人でその組織ローグ・ネイションを調べる。そしてIMFのかつての仲間らに助けを求め組織を追いつめる。“元IMF”対ローグ・ネイション。そしてそのローグ・ネイションの設立に関してイギリスの…。
トム・クルーズ主演のスパイ・アクション映画の第5弾。アメリカそして世界のために働いているのに毎度の事ながら“虐げ”られるトム君。監督・脚本・原案は「ユージュアル・サスペクツ」でアカデミー脚本賞を受賞したクリストファー・マッカリー。タ・ノ・シ・メ・ル!
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ストーリー・ネタバレ
アメリカのスパイ組織IMFのイーサン・ハントは任務が終わり次の任務の指令を聞くと言うところである組織に捉えられた。任務の指令方式を知っていたと言うことでどうもその組織はIMFのことやイーサンのことを熟知しているようであった。
時を同じくしてアメリカ議会の公聴会。CIA長官アラン・ハンレーは予てよりイーサンを始めとするIMFの非合法的活動に懸念を持っておりIMF解体を訴えていた。そしてハンレーの思うとおりIMFは解体されCIAは巨大な力を更に巨大になモノにするのであった。
捉えられたイーサンが目覚めると縛られていた。組織の人間たちが拷問しようとするが組織の女性イルサ・ファウストは“警備のスキ”を突いてイーサンを逃がす。一緒に逃げようというイーサンだったがイルサは“警備がまずくて取り逃がした”風を装い組織に残ったのだった。脱出したイーサンは仲間の分析官ウィリアム・ブラントに電話をするがブラントはIMF解体のために協力できない旨を伝えた。ハンレー長官はIMFが調べていた組織=“シンジケート”をIMFがあるための偽装と考えていたのだった。組織を追うためにイーサンは一人地下に潜った…。
CIAは姿を消したイーサンを捕まえるためにCIAの閑職に飛ばされたイーサンの仲間ベンジーをうそ発見器に何度もかけるなど躍起になっていた。そのベンジーにオーストリア・ウィーンのオペラのチケットが送られてくる。ベンジーは気晴らしにオーストリアに行くとイーサンからの接触があった。オペラ会場にはオーストリア首相とイーサンが嗅ぎつけた組織のテロリストがいるとイーサンは伝えた。2人で敵を追い込もうとする。敵の狙いは首相暗殺。そこには組織の女性イルサの姿もあり、彼女の銃口は首相の方を向いていた。イーサンとベンジーの活躍によってその場では首相の暗殺は食い止められるが警察が会場を取り囲む…そのところで何とイルサを救ったイーサン。イルサに銃口を向けられたベンジーはビックリするも3人で車で逃げるが…逃げた首相の乗った車は爆発、殺されるのであった。そしてイーサン等を追う追っ手を逃れるため“私を逃がして”というイルサ。彼女は逃げるのであった。
協力してくれたベンジーのためにCIAに戻るように伝えたイーサンだが彼との友情のために一緒に組織を追いつめることを誓うベンジー。モロッコの都市カサブランカ(モロッコの首都はラバト^^;)に来ていた。そしてイルサを探し出した。イーサンたちはイルサの手がかりを持っていたのだった。
一方、ブラントは古くからのイーサンの仲間でIMF解体のために辞めたルーサーを呼び出した。一緒にイーサンを探そうと告げるブラントだがルーサーはブラントのことは余り知らないので“俺たちを裏切ったらボコるぞ!”とブラントを脅すのだった。
イーサンとベンジーはイルサに話しを聞く。組織ローグ・ネイションはリーダー、ソロモン・レーンで彼の部下がかつて組織の秘密を盗み出し、とあるまた別の組織のコンピュータに入れ込んだ。ただセキュリティコードは分からないなど告げたイルサ。レーンはその情報を狙っているという。イルサがその情報がある国であるそのモロッコに使わされて居るのである。
データがある場所は“要塞”であった。様々なセキュリティが施されている。イーサン、ベンジー、そしてイルサは忍び込んだ。ベンジーは施設に正面切って入ってデータにアクセスして盗み出す。その為にイーサンとイルサは協力、イーサンは3分にも及ぶ無呼吸での水の中の“ミッション”を挑んだ。途中気を失うイーサンだがイルサが彼を助けた。そしてベンジーはデータを盗み出し合流…そこでイルサがデータを奪って逃げた。イーサン達は追いかける。ルーサーのコンピュータ技術によって“イルサの情報”を手に入れたルーサーとブラントがモロッコやって来ていて2人も状況が分からないがイルサを追う。バイクチェイスの後、イルサは逃げ切った。
イルサはイーサンが調べたとおりイギリスの情報機関のエージェントであった。そこの長官アトレーに組織に忍び込むように言われているのであった。イルサはアトレーに会い、データを渡すが彼は受け取らない。“まだ任務は終わっていない。組織に戻れ。”と言うアトレー。イルサはデータを持ちレーンの所に向かった。
一方、手に入れたデータの解読が出来ないイーサン等。もちろんイルサに取られたデータのコピーは持っている。この解読には英国首相の網膜データ、指紋データ、パスワードがいるのだ。同盟国のイギリス首相を危機に陥れるワケにはいかないとブラントは英国政府に警告を出そうと言ったがイーサンは首を縦に振らなかった。
イルサがレーンに会った。彼女がデータをレーンに渡す…だがデータは“空”だった。レーンは怒りに震え、イーサンに会って手に入れろと言うのであった。
イルサが盗ったデータは空ではなかったのだ。だがアトレー長官が消した…。イーサン、ベンジー、ブラント、ルーサーはイルサを見つけて会うがベンジーがさらわれた。レーンが“解読されたデータ”を手に入れるためにベンジーをさらったのだ。ベンジーはイーサンに要求した!
イーサンは英国首相を“襲って”データを解読する決意をする。元が分析官のブラントは簡単には応じられないが…。ブラントはハンレー長官に連絡を取り彼がイギリスに来ることになる。
そして、ザ・ミッション。ロンドンの首相が居るある会場。そこにハンレー長官も来る。エスコートするブラント。そしてアトレー長官も居る。首相、アトレー長官、彼と旧知のハンレー長官そしてブラントが話しをする。そしてアトレー長官が組織を作ってしまったこと。その組織は英国の情報組織の非合法的役割を果たすはずがレーンによって組織が乗っ取られた。英国首相はアトレー長官にその組織を作るなと言っていたが勝手に作っていたことなどが、アトレー長官に化けていたイーサンや首相によってバラされハンレー長官も組織の実態を知る。そしてデータの解読に成功したイーサン等の後の活動にOKサインを出す。
イーサンは約束の場所にやって来た。イギリスの裏帳簿データを持って。ベンジーとイルサが居る。レーンはベンジーの身体に爆弾を巻き付け携帯電話で指示。イーサンの活躍でベンジーは解放されたが組織の手がイルサを殺してイーサンを生け捕りにしようと忍び寄る!
そこへイーサンとイルサは協力して次々と敵を倒す!二手に分かれるイーサンとイルサ。傷ついたイーサンにレーン自身が忍び寄る!
結末・ラスト
逃げる、イーサン!そこで“IMFチーム”はレーンを捕まえた。レーンは催眠ガスで眠って万事解決となるのであった。イルサはアトレー長官から自由になったのだ。
再びアメリカ公聴会。そこにはハンレー長官とブラントの姿があった。イーサンの活躍でIMFの存在価値を見直したハンレーは“作戦のためにワザとIMFを解体したように見せた”と証言してIMF再興を訴えIMFは無事に組織されるのであった…。
レビュー・感想・解説・評価
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トム・クルーズが往年のテレビスパイもの『スパイ大作戦』を映画化した「ミッション:インポッシブル」、「M:I-2」、「M:i:III」、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」に続く第5弾。(ベン・スティラー主演のとても面白いショートコメディ「ミッション:インプルーバブル」も…ドウゾ!)自身が主演のエージェント、イーサン・ハントを演じる。
他に「ボーン・レガシー」や「アベンジャーズ」シリーズなどちょっと“アクション尽く”大好きなジェレミー・レナー、彼は第4弾から出演。
第1弾から出演はヴィング・レイムス。彼、久しぶりのクレジットじゃない?
おっちょこちょいのサイモン・ペグは第3弾から出演。
今回のキーになる女性には「ヘラクレス」のレベッカ・ファーガソン。
敵の親玉にはイギリスのショーン・ハリス。
「ラストキング・オブ・スコットランド」に出ていたサイモン・マクバーニーは今回イギリスの長官役で素晴らしい役どころ。
そしてtoikunが大々大好きのアレック・ボールドウィンさんが出演!アレックは苦々しいCIA長官役をやってますよ!(最近もアレックさんをレビューしまくりで「キスへのプレリュード」、「ローマでアモーレ」そしてノークレジットながら声だけの出演!していた「天国の約束」…我ながら“この声、もしかして!?”なんて思えることは…ラヴゥですわぁ。それに「ブラザーサンタ」じゃあスティーヴン・ボールドウィンさんが兄ちゃんアレックの事を…。)
確かきっと名前が出てこなかったんだけれど英国の首相として魅せるところは魅せてくれたトム・ホランダー。本作と同じくトム君主演のヒトラー映画「ワルキューレ」では余り目立つ感じじゃなかったけど大佐だったし、レイフ・ファインズの監督第2作目の「エレン・ターナン~ディケンズに愛された女~」は本作の前々年製作でホランダーは舞台脚本家役←これも余り目立ってはいない。
「ユージュアル・サスペクツ」でアカデミー脚本賞を得たクリストファー・マッカリーが監督している。彼はクルーズと縁があるのか、彼出演の「ワルキューレ」、「アウトロー」、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の脚本を書いていて「アウトロー」では監督も務めている。今回もポーラ・ワグナーの名前を製作で見なかったなと思っていたらどうも彼女は今作には関わっていないようだ。最近どうしたんだろう、彼女!?
「1」、「2」、以来久しぶりにtoikunの中でヒットかなぁ!劇場に並ぶ前からドキドキワクワク。イイ感じに大きい軍用機でのクルーズのスタント無しのシーンが現れて掴みはOK。日本の情報テレビで“ノースタント”って大々的に取り上げてましたし☆“マネしない方がイイ”って出来ないです。「1」で“列車のシーンではチリほどのゴミも許さなかった”って書いたけど飛行機の上のスタントはどうだったんだろうか?チリなんて普通にあるし…。ってな関係からアレックさんが登場してIMFが消えちゃって“ナンダコリャ”って感じ。ってか、痩せろ!いい加減に痩せて下さい。またアクション見せて下さい!
公聴会(?)でアレックが「1」のラングレー侵入とか多分だけど「4」のクレムリン侵入などを語って思い出させてくれて何か“おお!懐かしい!”って思ってしまった。
様々な都市に行って大活躍。道交法違反のカーチェイス・バイクチェイスは素晴らしい!そしてその他のアクションではコンピュータにハッキングするための無呼吸プールでグルグルと!楽しすぎ。“ここで多分クルーズは気を失ってキスで呼吸ってなるんだろうな”って思ったけどキス呼吸は無し…(苦笑)
最後のショーン・ハリス=ソロモン・レーンを捕まえるところは自分が捕まったところを思ってやったのだろうね。そもそも何で攻撃しないで逃げているのかな?って疑問だったけど“生け捕り”とはね。
今回のミッションを伝えるテープは敵さんのモノだったけど、“レコード”!!!また色々考えるものですねぇ…。
あ、劇中電話で“ブラボー・エコー・1・1(ブラボー・エコー・ワン・ワン)”ってクルーズが言っていたけど、これって確か「ダイ・ハード」でブルース・ウィリスが無線で警察と話しをする時に言っていたような…!?緊急の時のコードなのかな???んー、でも言っていたのかは確かじゃないけど…調べてみよう!………ちょっとDVDチェックしたら「ダイ・ハード」ではなくて「1」でした(汗)イーサンがキットリッジに電話をかける時に相手から「Designator(誰に繋げる?)」って聞かれてイーサンが「ブラボー・エコー・1・1」て答えてました。これはIMF内での暗号かな?もしかしたら「スパイ大作戦」シリーズに出てきてるかも知れませんが調べ切りません(汗)何で耳に残っていたかって言うと1998年くらいに英語の勉強のために映画内のセリフと対訳が記載されているCD(当時はカセットテープ(汗))と本のシリーズ「スクリーンプレイ」(Amazonに飛びます)ってのを買って勉強していたからです。(肝心の英語力は無くてソー言うことばかり覚えてる…)
あ、でも『アルファ』、『ブラボー』、『エコー』とかそう言うのは良くアクション映画で耳にするので覚えておいて損はないですよ~☆
なお、「ミッション:インポッシブル」シリーズはここで詳しく紹介しています…「4」まだ書いてないや…でもミッションを伝えるテープの英語での概要も書いてますよ!
2015/08/26
2015/12/02
2016/05/04
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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