映画「デッドマン・ウォーキング」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- シスター・ヘレン・プレジーン/スーザン・サランドン
- マシュー・ポンスレット死刑囚/ショーン・ペン
- ヒルトン弁護士/ロバート・プロスキー
- 息子を殺されたアール・デラクロワ/レイモンド・J・バリー
- マシューの母ルシール/ロバータ・マックスウェル
主演女優賞受賞: Susan Sarandon
監督賞ノミネート: Tim Robbins
主演男優賞ノミネート: Sean Penn
歌曲賞ノミネート: Bruce Springsteen
ストーリー・ネタバレ
刑務所に行ったヘレンはマシューに会う。マシューは、ヘレンが貧しい人のために働いていることを知り、自分が上訴のための資金がないことに力になってもらおうと考えていた。マシューは、自分は無実だと言った。罪状はカールという男と組んで、2人のカップルの殺害及びレイプであった。カールは死刑判決だけは免れていた。
マシューからヘレンに電話があった。死刑の日取りが今月と決まったということを告げた。ヘレンは弁護士のヘルトンを連れて、マシューに会いに行った。特赦審問会に訴えることになったが、そこでマシューの母親にスピーチさせるということを、ヘルトンは提案する。マシューはそれを嫌がった。
ヘレンは、マシューの母親ルシールに会いに行った。ルシールは、死刑囚の家族であることに、皆が嫌がらせを受けていることを言った。だがマシューのことは、変わらず愛していた。
特赦審問会が開かれた。ルシールが特赦を訴え、またヒルトンも訴えた。だが結果は特赦は却下だった。審問会には、殺されたカップルの親も来ていた。息子を殺されたアール・デラクロワは、シスターであるヘレンに対し、きつくあたった。
審問会のあとの日、ヘレンはアールを訪ねた。息子を殺されたことを慰めたかったからだ。アールは息子の写真を見せて、過去の美しい日々を思い出していた。
ヘレンが、マシューの死刑執行までの精神アドバイザーを引き受けることになった。毎日マシューに会い、そして死刑執行の日は付きっきりでいることだ。彼女には初めての経験だった。マシューに会うごとにいろいろな話をし、彼の性格も人種差別者の傾向も分かってきたヘレン。
ヘレンは、今度は娘を殺されたパーシー一家を訪ねた。心のケアをするために。パーシーの親は娘について色々と話した。ヘレンが訪ねてきたことで、ヘレンはマシューを助けないと思ったからだ。しかし、ヘレンはマシューのアドバイザーをすると言った。そのことに彼らは怒り、ヘレンを家から追い出した。
その後、ヘレンは、マシューがヒトラーを崇拝したり、テロリストになりたいなどと言うビデオを見て、憤ったりもした。また、アールに犯罪者に家族を殺された集まりに誘われるヘレン。行ってみて貴重な体験をした。
あるときは、マシューに会いに行ったが、途中マシューが席を離れる間に倒れてしまい病院に運ばれる。そのことでマシューに迷惑をかけたのではと、すぐに再び彼に会いに行くヘレン。
マシューの死刑執行を止められるのは、知事の許可又は上訴審だけであった。だが知事は死刑執行を取り消さなかった。妥当な理由がなかったから当然である。
死刑執行を翌日の午前0時にひかえたその日。マシューの家族は、マシューに会いに来た。その場にはヘレンもいた。マシューは弟に、母を守るようにと言った。
家族との面会も終わり、そばに居ることができるのはヘレンだけになった。ヘレンは、マシューに自分の罪のことをどう思うのか聞くが、マシューはロクなことを言わなかった。そこに、上訴審が却下されたと報告が入った。もうマシューの死刑を止めることは出来なくなった。
ヘレンは、トイレでマシューの心の平和を祈った。マシューは家族に最後の電話をかけた。再び側にいるヘレン。そんな中、マシューは今になって初めて真実を話した。自分が確かに殺してしまったことを。そしてその状況を。最後の最後でヘレンに心の中を吐露したのだ。2人の死に責任を感じていることも告白した。そんなマシューに、ヘレンは”神の子”と言って慰めた。
”デッドマン・ウォーキング”という看守の声が響いた。マシューは死刑台へと歩いていく。そんな彼に最後の言葉をかけ、立会人席に座るヘレン。その場には、殺された2人の親も居た。
結末・ラスト
その後、マシューの葬儀が行われた。家族を気遣うヘレン。そこにはアールも姿を見せた。このマシューに関わる一連のことを胸にしまい、再び人々を勇気づけるために生きていくのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]人間のディグニティ、そしてインテグリティを扱っているといえば一番しっくりするであろうか。マシューという男が、最後に犯した罪を悔いるところに何とも言えない感じがする。どんな感じか、”良い”、そんな言葉では片付けられない複雑なものである。
公開後、ビデオが出て店頭にズラズラズラと並べられているのを手に取ったのが、toikunのこの映画との出会いだ。映画に興味を持って、片っ端からビデオを借りまくって見ていた。もう10年以上も前の話。スーザン・サランドンとショーン・ペンという何とも巧い役者に惚れた。
”デッドマン・ウォーキング(死刑囚が行くぞ)”という言葉を日本に知らしめた今作。死刑執行の是非を考えるのもいいだろう。人間の弱さを、尊厳を見るのもいいだろう。素晴らしい、よく描かれた映画だ。
2007/05/18
by toikun.
映画ファンの口コミ・レビュー
No.1 ともちん さん
レビュー日時:2017/03/04 07:13:29
評価:10点/10点満点中(最低点1点)
★★★★★★★★★★
おはようございます!ショーンさんとサランドンさんの演技力のぶつかり合いでした♪素晴らしい映画でした。殺された息子のお父さんが最後に言った「憎しみから抜け出すのは無理」ずっと残りますね。
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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