映画「デストラップ/死の罠」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- 劇作家シドニー・ブリュール/マイケル・ケーン
- クリフ・アンダーソン/クリストファー・リーヴ
- シドニーの妻マイラ/ダイアン・キャノン
- 霊媒師ヘルガ・テンドープ/アイリーン・ワース
- 弁護士ポーター/ヘンリー・ジョーンズ
受賞:なし
ノミネート:なし
ストーリー・ネタバレ
そんなシドニーが劇に関する授業を学校で持ったときに教えた学生が、シドニーに劇の脚本を送ってきた。それを見て、とても傑作だと思ったシドニー。そのことをマイラに話すシドニー。そしてシドニーは、その学生を殺して脚本を自分のものにしようと言った。マイラはもちろん止めるように言った。脚本を、共同脚本にして稼げばいいと言った。
シドニーは自宅にその脚本の男性クリフ・アンダーソンを連れてきた。クリフは誰にもその脚本を見せてないことを言った。そして脚本の原本を持ってきた。
シドニーの自宅には、ナイフや斧、拳銃や手錠といった劇で使われたものが飾ってあった。手錠をしてみるようにとクリフに言うシドニー。クリフは手錠をする。その後、シドニーは鎖でクリフの首を絞めて、クリフは動かなくなった。
シドニーはマイラと一緒にクリフを外に埋めに行った。その後シドニーとマイラは言い合いをする。そんなところに、近所に住む霊媒師ヘルガ・テンドープがやってきた。そして、ブリュール家で何か起こると伝えに来て、そして去っていった。
見透かされているようで怖かったシドニーとマイラ。2階のベッドへと戻った2人。シドニーがマイラに窓を開けるように言って、マイラがそうすると、なんと外から死んだはずのクリフが、棒状のものを持って現れたのだ。それを使ってシドニーを叩くクリフ。マイラは1階へと逃げ出した。そのマイラを追ってきたクリフ。そしてマイラに襲いかかろうとしたとき、マイラは心臓マヒで死んだ。
2階からシドニーが降りてきた。シドニーの計画とは、この方法でマイラを殺して保険金を得ることだった。そのためにクリフを使った。シドニーとクリフはゲイであり、パートナーだった。
マイラの葬儀は滞りなく終わり、シドニーはクリフを秘書として家に住まわせた。クリフは脚本をタイプしていた。そんなところへシドニーの弁護士ポーターが現れる。遺産の話をしに来たのだ。クリフはタイプしていた脚本を机の中にしまってカギをかけて出かけた。シドニーとポーターは遺産の話などをした。その後ポーターはクリフの脚本のことを話して、家を出た。
シドニーはすぐに机を開けようとしたが、カギがないために開かなかった。クリフが帰ってきて、再び脚本のタイプを再開した。シドニーはちょっと細工をして、クリフの脚本を見た。その脚本には、劇作家が妻を心臓マヒで殺すという、シドニーがやったことと同じ事が書いてあった。クリフはこのことを劇にしたかったのだ。とても良く練り込まれているために、ヒットするであろうと思った。だが、シドニーは反対した。自分が逮捕されるかも知れないからだった。シドニーとクリフは本気で言い合いをした。クリフはなんとかシドニーの心を収めて、脚本を作ることを了承させた。
ある雷の鳴る晩。クリフは脚本を書いていた。そこに霊媒師のヘルガがロウソクをもらいに来た。家にはシドニーは居なかったが、すぐに帰ってきた。そしてシドニーは、クリフを2階に行かせて、ロウソクを探させた。クリフが居ないときに、ヘルガはシドニーに忠告した。クリフがシドニーを襲うであろう事を。そしてロウソクをもらって帰って行った。
シドニーは、クリフの脚本のために実験をしようと、クリフに斧を持たせた。そして斧を置いたクリフが見るのは、銃を持ったシドニーだった。彼はやはりどうしても脚本が世に出ることを嫌って、クリフを殺そうと考えて、事前に銃に弾を込めていた。
引き金を引くシドニーだったが、弾は出なかった。そういうこともあろうと、クリフが抜いていたのだ。クリフは弾が入った銃をシドニーに向けた。そして「殺すつもりはないが、邪魔をしたら許さない」と言った。シドニーに手、そして足に手錠をさせた。出て行くために、荷物をまとめようと2階へ行くクリフ。シドニーは手足の手錠を外して、ボーガンに矢を込めた。そしてクリフの隙を突いて、クリフの背中に矢を命中させるシドニー。
シドニーは正当防衛に見せかけ、また脚本を焼いてしまおうと暖炉に込めた。その時に停電になった。火を付けるためのマッチを探すシドニー。そこへ、音を立てずに家へ入ってきたヘルガが、ロウソクに火を付けた。ヘルガが見ていた”こと”の元凶はシドニーだと分かったヘルガ。
結末・ラスト
と、このような劇がブロードウェーで上演された。客には大好評で、大ヒットだった。喜ぶプロデューサーと劇を書いた女性。この劇の脚本に名を連ねたのは、ヘルガ・テンドープであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]これでもか、これでもかと言うくらいに、どんでん返しが起こる。本当に心地よい。未見の方、また未見でここのストーリーを見ていない方には、是非ともオススメする今作である。
最後のヘルガ・テンドープが、劇のヒットを喜ぶシーンは、とらえ方によっては2つ解釈が生じると思う。正直に考えると1つは、ヘルガが劇の脚本を結局とってしまったということ。もう1つは、最初からヘルガの劇を見させられていたと言うことだ。普通に考えれば前者なのだが、後者と考えることも出来る演出がある。シドニーの家の2階の天井にある、ギアのようなものの存在だ。劇中に1回フォーカスがあたり、そのときに動いているのだ。このへんが”くせ者”であると思う。
toikunがこの映画にであったのは、1990年代半ばの、テレビ東京の昼間にやる映画の中である。10年ちょっと前か。思い起こしてみると、映画のおもしろさを知って、少しずつ知っている俳優が多くなり、その知っている俳優である、マイケル・ケーンと、クリストファー・リーヴが出るということで、ビデオにとって見た。
10年経った今も、5点満点です。映画が作られた年から考えると四半世紀。決して揺るがない。
2007/05/13
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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