映画「フィラデルフィア」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- ウィラー法律事務所を解雇された
弁護士アンディ・ベケット/トム・ハンクス - アンディを弁護するジョー・ミラー弁護士/デンゼル・ワシントン
- アンディの”パートナー”のミゲール/アントニオ・バンデラス
- ウィラー法律事務所社長チャールズ/ジェースン・ロバーズ
- チャールズを弁護する弁護士ベリンダ/メーリー・スティーンバーゲン
主演男優賞受賞: Tom Hanks
歌曲賞受賞: Bruce Springsteen
脚本賞ノミネート: Ron Nyswaner
歌曲賞ノミネート: Neil Young
メーキャップ賞ノミネート: Carl Fullerton, Alan D'Angerio
ストーリー・ネタバレ
アンディには事務所には言えない秘密があった。自分がゲイであり、ミゲールという男と一緒に住んでいること、そしてエイズウイルスに感染しており治療を受けていること。
アンディは、自分がゲイでエイズであることが事務所に知れたから解雇されたと、事務所を不当解雇で訴えようとしていた。数々の弁護士に断られ、アンディはジョー・ミラーのところへやってきた。ジョーとはある訴訟で対決したことがあった。ジョーはアンディの話を聞いた。しかし勝てないと突っぱねた。アンディは自分で弁護すると言った。
ジョーはゲイのことがとても嫌いであった。ジョー図書館に行って調べ物をしていた。そこにアンディの姿もあった。アンディも訴訟の準備をしていた。司書とアンディの話からエイズと聞いて、近くに座っていた人はアンディのところから離れていった。それを見ていたジョーがアンディに話しかけた。そして彼の弁護を引き受けたジョー。
ジョーは召喚状をウィラー法律事務所の社長、チャールズ・ウィラーに届けた。チャールズは、本当はアンディのエイズを知って解雇したのだ。アンディはパーティで家族が集まったところで、訴訟をすることを言い、迷惑をかけるとも言った。だがアンディの両親や兄弟など、皆、訴訟に賛成してくれた。
斯くしてアンディとウィラー法律事務所の訴訟が開始された。アンディの弁護士ジョーV.S.ウィラー法律事務所の弁護士ベリンダ。双方とも証人をもちろん立てて、自分の正しさを主張した。訴訟はマスコミでも話題になり、裁判所前にはアンディを養護する者、そしてたたく者が現れていた。
アンディは裁判所に行かない日は、自宅で裁判の資料を作成した。点滴を受けながら作業をするアンディをミゲールはとても心配した。
あるときアンディは自宅でゲイの人たちを呼んでパーティを開いた。そのパーティにジョーも妻のリサを伴って参加した。そしてパーティ後。次回の裁判の日にアンディを証人として立たせるため、打ち合わせをしたかったジョー。だが、アンディは打ち合わせをしようとしなかった。彼はまるで残された時間を楽しむかのように、音楽に聴き入った。
彼は証言席に座った。ジョーの質問に正直に、そして堂々と答えた。対するベリンダは、アンディがエイズに感染した映画館での”こと”を話させた。ジョーには明らかにエイズによる症状が現れていて、ふらつきかけることもあった。ジョーはアンディの弁護のために、彼のシャツの裏側の上半身を見せた。そこにはエイズによるシミが多数あった。陪審員らは思わず声を上げた。
そしてチャールズが証人席に座った。チャールズは聖書に真実を言うと誓ったにも関わらず、アンディがエイズであるということを知らなかったと証言した。その最中、アンディが立ち上がって歩き出した。そして倒れた。アンディは救急車で病院に運ばれた。
原告側の席にアンディの姿がないまま裁判は続けられた。そして判決の時が来た。陪審員はほぼ全員がチャールズの非を認めて、アンディに賠償金を払うようにとなった。そして多額の懲罰的賠償金も認めた。アンディは勝ったのだ。ベリンダはすぐに控訴することをジョーに言った。
ジョーは裁判の報告のためにアンディが入院する病院へと行った。アンディは右目の視力を失い、ベッドで点滴を打たれて、酸素吸入器なしではいられない状態となっていた。そんなアンディにジョーは報告をした。かすかにアンディは微笑んだ。
結末・ラスト
アンディとミゲールの家には彼らの家族や友人たくさんの人が集まっていた。ジョーも来た。アンディを偲んで、幼い彼をとらえたビデオが流されるのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]当時のゲイ、エイズに対する世間の目はどうかと考えさせられる。とともに、現在はどう変わったのかも視線が向けられる。そんな映画である。改めて自分がもつ偏見というのがどういうものかを考えてみようではないか。
あなたはゲイに偏見がある?エイズは?はたまた肌の色は?
こういう事を考えさせられるのも有意義な映画だと言える。
映画の冒頭はカメラに手を振る人々が映される。こういう演出も良いであろう。またオスカーを受賞・ノミネートした楽曲達も映画を彩っている。
そして2005年の「ブロークバック・マウンテン」を見てみるのもいいだろう。
蛇足的に。法廷ものとしての今作を見てみて、数々の法廷もの見てきて違ったのは、今作は裁判長席の前に敷居があって、余り近づけない。また、まるで立って身振り手振りでショーを見せる弁護士が、今作では席に座っていることを、第一とさせられている。これはどういうことなのかな?土地柄なのか?解る方はtoikunに知らせていただきたい。
2007/05/11
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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コメント:
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