映画「ダーウィン・アワード」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　ダーウィン賞に興味があり、プロファイラーとしては優秀だが、血を見ると気絶してしまうという”弱点”を持つサンフランシスコ市警(SFPD)殺人科のプロファイラー、マイケル・バロウズ。サンフランシスコでは目下連続殺人が起こっており、警察は解決に躍起、マイケルもプロファイリングで犯人を分析していた。そんなマイケルに一人の男子学生が、卒業のためのドキュメンタリー撮影として密着取材することになる。ある日、マイケルがひょんな事から一人の男を犯人だと思い、連行しようとしたものの、犯人が血を見せたことによって、気絶、犯人に逃げられたマイケルは警察をクビになってしまう。クビにはなるが、密着撮影は続いたままであったが…。

　マイケルはプロファイラーとしての経験を活かすことができる、保険の調査員になろうと思い、保険会社の面接を受ける。そして自前の鋭い観察力から面接官の気をひくことができた。そして面接官から、4週間の期限中に他の調査員と一緒に動いて成果を見せれば採用と言われるのであった。

　生まれてこの方州外に出たことがなかったマイケルだが、州外で働くやり手の女性調査員シリ・テイラーにつくことになった。

　マイケルとシリは、一緒に様々な保険に関する事件・事故の調査にあたった。マイケルはその経験・能力から保険会社のためになる事象を見つけていった。大抵がダーウィン賞に挙がるような馬鹿げたことが要因なのだが…。

　そんなマイケルとシリを、撮影の学生も密着する。

　マイケルの成果も上がり、あと少しで4週間の期間も終わる…そんな時になって、マイケルはあの日逃した犯人のことが思い出された。犯人によって今も殺人が起こっている、自分のせいだ…。マイケルは仕事をのけて、犯人を捕まえようと捜査を始める。シリもそれを手伝うことになる。そして学生はもちろん撮影。

　捜査を進める彼らの前に”その日”がやってきた。犯人と対峙する日。警察は証拠がなければ動かない、よってマイケルたちが犯人の証拠を収めて警察に渡す…。彼らは絶妙のタイミングなどにより、犯人の”犯人である証拠”を得る。犯人は死んでしまうが、事件は万事クローズとなったのであった。チャンチャン。