映画「ノー・エスケイプ」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　時に西暦2022年。民間の手によって運営されていた刑務所の内情は荒んだものであった。その1つ、第6重罪刑務所に上官を殺した罪により、ロビンズが送られてきた。彼は上官の間違った命令により罪のない村を破壊してしまったことを悔いて、それを公表しようとしない上官を殺したのだ。彼は権力には屈しない意志を持ち、所長からは忌み嫌われ、そういった人物が集められる”アブソロム”という島に送られた。この島では、マリクが収める”人食い”と言う集団と、”ファーザー”が収める秩序のある村があった。ロビンズは最初、マリクに捕まったが巧く逃げ、この村にやってくる。襲ってくる人食いのために、仲間に誘われるロビンズだったが、群れるのは好きではない。だがそんなことを言いながらも協力する彼。しかし、傷を負ってしまったファーザーは、ロビンズに、島を出た際は、島の内情を公表して欲しいと言う。ファーザー達は密かに島の脱出を試みていた。そのためのエンジンの部品を取りにマリクの所に戻るロビンズ。そこで、仲間を失うもののなんとか目的を遂げ戻ってくる。

　再度、マリク達に街を襲われファーザーは殺されるも、マリクを倒したロビンズ。そして、村の内部で所長と通じていた人物を突き止め、所長の乗ったヘリを巧く誘導させる。そして、彼からヘリを奪い、島をあとにするのだった。