映画「脱獄天使」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　弁護士のダイアナ・ロックランドは堅実で平凡な生活をしていた。そんな彼女が囚人ショーン・カーペンターの弁護をすることになった。彼の罪状は、第1級殺人、刑務所内の裏の規則である”警護料”を払わなかったため、囚人達に命を狙われやむを得ず殺してしまったのだ。ショーンはダイアナに好意を寄せているように思わせ、裁判を巧くやろうと思った。案の定ダイアナは彼に惚れたのだが、ショーンもまた彼女に惚れてしまったのだ。裁判前、ショーンの唯一の刑務所での仲間が殺されたことにより、裁判で無罪を勝ち取っても残りの刑期を過ごさなければならないので、嫌気がさし脱獄を決意。ダイアナに持ちかけ、駆け落ち同然で脱獄したのだ。弁護士というステータスを失ったが、代わりに有益な自由を手に入れたダイアナはショーンと愛を育みながら逃亡生活を続ける。途中、彼らには賞金がかけられ滞在先のショーンの元刑務所仲間に裏切られたりするも、辛くも逃げ出す。だが、お金も尽きたダイアナは姉に連絡し、お金を送ってもらうように頼むが、姉は警察に通報して彼らの”愛”と”逃亡”は終わりを告げるのだった。