映画「ミスター・クレイジー 殺したい男」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　花嫁衣装のマーサはメキシコの警察で目が冷め、”事件”ついて語りだした。

　30を越えた彼女はそろそろ結婚しろと周りからプレッシャーをかけられていた。なかなかのキャリア・ウーマンの彼女はあまり恋に興味がない感じ。アシスタントのウォルターのあからさまな求愛にも一笑にふして取り合わない。だが、バーでステキな紳士の男性のホイットマンに出会い、お互い恋に落ちていく。彼を両親にも紹介する。周りも彼女もいよいよ結婚かと思った矢先、ウォルターがその本性を現していく。その本性に嫌気がさした彼女は別れようと私立探偵まで雇うが巧くはいかない。このクレイジー男は自分をマーサが愛してくれていると、むちゃくちゃな勘違いをしていたのだ。しかも、彼の元彼でまだホイットマンを愛しているインガに彼と別れろと脅迫される始末。別れたいがつきまとってくるのは彼なのだ。あげくはインガにさらわれ、殺されそうになるが、嬉しいのか悲しいのかホイットマンが助けに来てしまう。

　彼はメキシコで結婚式を挙げようと強引にマーサを車に乗せる。式場で神父に彼への愛を誓うか？と聞かれたとき、全てを知ったウォルターが銃を持って現れる。だが彼は転けて気絶。銃は運良く彼女が手にし、それをホイットマンに向けて逃げようとしたとき、”バン！”
　警察はこの話で彼女を刑務所に入れようとするが、ウォルターが助けに来てくれ巧く警察の手を逃れる。撃ったのはマーサを狙ったが間違ってホイットマンに当たってしまったというインガだと言うことを彼から聞きホッとする。やがて2人は国境に向けて歩みを進めるのだった。