映画「PK」あらすじ,ネタバレ,レビュー
(C)RAJKUMAR HIRANI FILMS PRIVATE LIMITED
原題:
邦題:
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監督:
主演:
あらすじ
1人の映画ファンの口コミ・レビューがあります。(クリックすると下方のユーザーレビューに移動)
父親が敬虔なヒンドゥー教徒の女性ジャグーがベルギーに留学。パキスタン人青年サルファラーズと恋に落ちた。だがイスラム教徒である事を告白したサルファラーズ。ジャグーの父親は異郷&異教徒であるサルファラーズとの結婚に疑問を感じ、畏敬する導師に相談した。すると、導師は“サルファラーズが裏切る”と予言した!それを信じたくないジャグーはプロポーズをするが、翌日の結婚式にサルファラーズは来なかった…。
傷心したジャグーはインドに帰国しテレビ局に就職。街中でネタ探しをしていたジャグーが見つけたのは奇妙な男だった。黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを肩から提げて、色んな宗教の飾りを首からぶら下げている…。ジャグーがこの男=PKに密着をすると、男はこう語りだした。
“宇宙からやって来たが、宇宙船を呼び出すためのリモコンを盗まれたために帰れない”
それを聞いたジャグー、最初は頭のオカシイ人物だと思うが、触れた男性の“想い”を事細かに当てた事からPKの事を信じ始める。
そして、父の敬う導師がリモコンを持っていたことから、PKに協力していくジャグー。
果たして、PKはリモコンを取り戻し、宇宙へと帰ることが出来るのか!?
大ヒットしたインド映画「きっと、うまくいく」の監督・主演コンビ、ラージクマール・ヒラニとアーミル・カーンの最新作が、全世界興収100億円を突破してとうとう日本のスクリーンに登場する!
インド映画らしい歌って、踊って…で楽しめるのはモチロン本作の醍醐味であるが、本作の主題はナント宗教!地球で盗まれたリモコンを取り戻すために様々な宗教の神に縋るPKだがリモコンは戻らない。だから短い間にコロコロと宗教を代えてきた。そして、PKは宇宙人という設定だから宗教を弄れる。
これは他(の国)じゃあタブーだよね?
“宗教”と書いたが、ソレを聞くだけでトリハダが出ちゃうような人でも本作は問題ナシ!映画がどの宗教を推すってのはないからネ。問題あるのはイカガワシイ、オッチャンの導師だけですから☆
この様に書いてきましたが、toikunは宗教のシロウト、ナントカ宗かも知らない男。アテニナラナイ、シンジランナイ!
ここで、公式サイトにある、宗教と文化に詳しい国立民族学博物館・准教授、三尾稔氏によるコラムを勝手に宣伝したい。三尾氏曰く、“かなりリアル”だそうだ。参考にして欲しい。他にも本作の主演アーミル・カーンのインタビューも載っているゾ、劇場へ行く前に見てみよう!
その評価が一番映画ファンの思いに近しいと言われるRotten Tomatoesの満足度は93%オーバーの本作、10月29日(土)より新宿シネマカリテ、恵比寿ガーデンシネマ他、全国でロードショー!
“踊る車”に爆笑必至!?You Know!
配給:REGENTS
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説明:
ストーリー・ネタバレ
地球人が宇宙人を捜しているように、宇宙人も地球人を調査しているかもしれない…。
非常に大きな雲が地球を流れる…その雲の中には未確認飛行物体=UFOの様なものが見える!?…そして、その雲の真下へと降り立つ一人の男…。彼が、胸の発信機の様なもの=リモコンに触れると、雲の中の未確認飛行物体はその姿を消した…。
インド・ラジャスタン。
地球に降り立った裸の男(PK)に気付いたターバンを巻いた男。PKは何故か嬉しそうにターバン男に近づいた。このターバンを巻き何故かラジカセを持つ男は、PKの胸に煌めくリモコンを奪うと、まんまと逃げおおせてしまった…。
pk
PKがリモコンを奪われたインド・ラジャスタンの約5000km彼方のベルギー・ブルージュ、同日。
この地方の学校に美しいインド人女性ジャグーが、テレビ関係のコトを学ぶために留学をしていた。このジャグーがやって来たのは有名俳優が詩人の詩を読む朗読会であった。しかし、生憎チケットは売り切れ…。落ち込むジャグーにダフ屋が声を掛けた。だがこのダフ屋に反応した一人の男サルファラーズがいた。言い合いになりかけるジャグーとサルファラーズだが、お互いの朗読会の目的を聞くと、意気投合してお金を出し合って100ユーロというぼったくり価格のチケットを買おうとした…が4ユーロ足りない!ダフ屋は同郷なのにまけてはくれない。街角の老人が親切にもダフ屋と話を付けようとしてくれたが、老人はジャグーとサルファラーズがダフ屋に払った96ユーロに加え、自分で4ユーロを払ってチケットを手に入れてしまった!あぁあぁあぁあぁあぁ…。ジャグーは怒って老人が食べているアイスクリームを彼の顔に塗りたくると、サルファラーズが運転する自転車で逃げ出した…。
サルファラーズと話すジャグーは、彼がパキスタン人である事を知ると顔が曇ってしまう。
パキスタン人じゃあ、ダメ?
ジャグーとの恋愛関係を望んでいたのであろう、ガッカリしたサルファラーズは独りで行ってしまった。しかし、ジャグーもまたサルファラーズとの恋愛を望んでいたので追いかけると2人のラブ・ストーリーが始まった!
恋人となって暫く経ち、ジャグーは実家の妹に連絡を入れた。すると、妹から父と母へ連絡が行った。父母に伝わったのは、
彼氏がパキスタン人でイスラム教を信仰している
と言う事だった。特に父がジャグーのことを心配した。ジャグーの一家はヒンドゥー教を信仰しているからだ。父は、かねてより盲信している“導師”に指導を仰ぐべく、彼の屋敷へと向かった。そして、ジャグーがPCのスカイプ通信で見ている中で導師はこう予言した。
パキスタン人のサルファラーズはお前を裏切るだろう
それを聞いたジャグー、信じたくない!だからサルファラーズと会うと、突然のプロポーズをし、更に明日に結婚式を挙げることを約束させたのだった。これでサルファラーズと結婚できれば、導師の予言が外れたことになる!
翌日の結婚式場。約束よりも早く着いたジャグーは、彼女たちよりも前に予約していた女性の猫を預かりサルファラーズを待っていると、少年がやって来てジャグーに手紙を渡した。その手紙にはこう書いてあった。
故郷も宗教も違うから、家族を悲しませてしまう。だからサヨナラ、もう連絡はしないで。結婚は家族の問題でもあるから…。
傷心したジャグーはインド・ニューデリーへ帰国した。そして、この別れの6ヶ月後。
ジャグーはテレビ局に就職をしていた。列車に乗るジャグーが、黄色いヘルメットを被り、身体には様々な宗教の飾りをぶら下げており、ラジカセを肩からかけている男を見つけた。この男は6ヶ月前に地球に降り立ったPKである。男がPKと呼ばれている事も、宇宙人である事も知らない。PKの事が気になったジャグーは列車を降りると一緒にタクシーに乗り、黄色いヘルメットを被る理由を尋ねた。PKはこう答えた。
目立つから、神さまが見つけてくれるから。
PKの魅力がテレビ番組のネタになるのではと考えるジャグー。局に行くと、伝えるニュースがないと嘘を真実として報道する事に嫌気がさし、PKがネタになる人物だと上司のチェリーに話したジャグー。
宗教ネタは禁止だ!
と、上司は話したが説得してPKを追うことになったジャグーだった…。
[ストーリーは導入のみ]
・PKと行動を共にする事になったジャグーは、彼に宇宙から来たと告げられる
・信じられないジャグーだが、PKが触れた相手の心を読めると分かった時…
・そして、ジャグーはPKと導師をテレビで対決させることを考える…
PKは宇宙人、恋ってするの!?
・劇中、大きく目を開け瞬きをしないPK=アーミル・カーンに注目!
・歌って踊って…というエンタメ性はインド映画ならでは!
・宗教を扱っているって言うけど、どんな風に?
・“Wrong Number=間違い電話”、とても上手い表現が出てくるがその意味は?
・第9回したまちコメディ映画祭in台東で特別招待作品として上映され、日本でもセンセーショナルにデビューした本作は10月29日より公開!
・公開までに公式サイトで大爆笑のバックグラウンドを学んでみよう!
レビュー・感想・解説・評価
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2014年に本国インドなどで公開され全世界での興行収入が100億円を超えた大爆笑のコメディ・エンタテインメントが、この2016年10月に日本にや~~~っと登場する!
監督を務めるのは2009年の「きっと、うまくいく」のメガホンをとったラージクマール・ヒラニ。ヒラニ監督は製作・脚本にも名を連ねる。
キャストを。
・主人公の宇宙人PKを演じるのは「きっと、うまくいく」の主演男優アーミル・カーン。ボリウッド映画界のカリスマ的存在だ。本作の共演女優アヌシュカ・シャルマはとても美しいが、アーミル・カーンも男優としてとても整った顔。本作では目を見開くシーンが多いなぁと思えば泣いたりして…。
・失恋をしてしまう女性ジャグーに扮するのは前述したがアヌシュカ・シャルマ。モデル出身と言うことだが、その美貌とスタイルは本作でも目立つ。そして女優としての演技も、キャリアと受賞歴が素晴らしいと物語っている。
さて。
“PK”って題名、意味が分からないよね?劇中で何度も“お前、PK(酔っ払い)か?”って出てきているが、ヒンディー語で“酔っ払い”を意味することが分かる。余りに連発されるので身体が反応しちゃうぞ!
一つ、演出として非常に長い時間をとっての説明というのがあるのだが、それが途中で“長くない?”とハラハラしちゃう程だったんだけど、終わってみると“これもアリだったなぁ”と感じた。ハリウッド映画などでは感じたことのない感想。
で、尺としての“153分”は全く長いとは感じなかった。つまり“無駄なモノが結局はなかった”と言う事。
toikun、あるシーンで涙がボロボロになって止まらずに観ていてPKに泣き笑いを貰った。“メッセージ性のあるシーン…。”
そんなメッセージ性も含むエンターテインメントを大きなスクリーンで観てみよう!2016年10月29日より公開です!
最後はこんな教え(?)で締めくくるよ!
服は踊る車で手に入れよう!
2016/09/23
by toikun.
映画ファンの口コミ・レビュー
No.1 栗山 さん
レビュー日時:投稿日時:2016/10/28 19:29:25
評価:10点/10点満点中(最低点1点)
★★★★★★★★★★
明
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『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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