映画「ありふれた事件」あらすじ,ネタバレ,レビュー
原題:
邦題:
原題訳:
製作年:
製作国:
上映時間:
ジャンル:
監督:
主演:
あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
殺しを繰り返す男性ブノワの映画を撮る為に密着撮影する映画スタッフ。何故かブノワが殺した人たちの“処理”を任されたりするのだが…。ライバル映画スタッフは別の殺し屋に密着して殺し屋同士の対決も…。
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
説明:
ストーリー・ネタバレ
ありふれた=日常のように人殺しを行う青年ブノワの映画を撮る為に映画スタッフが彼に密着した。警察に捕まらない為に死体処理の方法をカメラに向かい語るブノワはありふれた=日常のように死体を袋に詰めて川に落とした…。
青年ブノワは実家住まいで母親と祖父母と一緒に住んでおり母は雑貨店を自宅で開いている。スタッフはブノワについて家族にインタビューをするのだが、家族はブノワが殺人を犯していることを知っているが“温かく”見守っている。
ブノワの手口…月初めは郵便局員を殺す、なぜならばお年寄りに届ける年金を持っているから…。
ブノワのポリシー…貧乏人は狙わない…。
ブノワは久しぶりに彼女なのか何なのか関係のある女性ジェニーを訪ねるがスタッフはジェニーにもブノワのことを尋ねる。
それが終わるとブノワは老婦人の家を訪ね彼女が心臓病を抱えていると知ると驚かして老婦を気絶させる。そして老婦の蓄えをフィルム代金としてスタッフに渡すブノワ。慣れた手つきだ…。
映画スタッフを食事に誘うブノワ。ディレクターのレミー、カメラマンのアンドレ、録音技師のパトリックはブノワについていきインタビューを兼ねる食事をする。
次にブノワが訪ねたのは黒神の女性ヴァレリーのところだった。8歳くらい年下のヴァレリーを見初めたブノワ。ヴァレリーとのセッションではブノワはピアノをとても巧く弾くのであった。
廃工場を訪ねたブノワとスタッフだが同業者=殺し屋と出くわしてパトリックが殺されてしまった。急墜レミーが録音技師として音を録ることに。ブノワは敵を殺すのであった。
殺しを続けるブノワが廃屋を訪れた時またもや同業者=殺し屋に出くわし彼を殺すブノワ。なんとこの殺し屋にもブノワと同じく映画スタッフが密着しておりブノワは彼らを殺すと機材をレミー達に与えた。
ブノワはどうやらヤクザまがいのこともしているようで…と殺し屋を続ける彼に言っても…カリファという女性と彼女の息子を養っていた。ドヤ顔を見せるブノワの子供かどうかは知らないが…。
そしてカップルの家に上がり込みスタッフと一緒に女性を強姦し殺害までしたブノワ。
結末・ラスト
ボクシングをして首を痛めて入院するブノワ。快気祝いにスタッフや友人が集まったところでノリで友人フランコを殺すブノワ。向けられる視線は冷たいものがあった。そして映画スタッフにフランコの遺体を沈めさせるという手伝いまでさせるブノワだった。
何時ものように郵便局員を襲ったところでヘマをして逮捕されたブノワ。ブノワにとっては厳しい裁判だという…当たり前だ。だが判決前に脱走計画を立てたブノワは映画スタッフのレミー達に連絡を取り、脱走すると彼らに迎えに来させた。
ヴァレリーの家に匿って貰いに行くと彼女は何者かに殺されていた。そして自宅に帰ると母親まで…。そして隠れ家まで来るとブノワと映画スタッフは何者かに撃たれ絶命。カメラが虚しく回り続けるのであった…。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]リンクについて
~~~(矢印と破下線のリンク)は、T's Theaterでレビューしている映画作品や紹介している俳優等、全て内部リンクです。
「神様メール」の暴力的な神様を演じてtoikunが惚れたブノワ・プールヴールド主演作はこれぞ“シュール”と言うべき意図不明瞭な作品。だが何か面白さを感じてしまうのはtoikunが狂気に満ちているから…!?クエンティン・タランティーノ(「パルプ・フィクション」)が絶賛という事も有り観てみた。
監督を務めるのはプールヴールドとレミー・ベルヴォー、そしてアンドレ・ボンゼル。ベルヴォーとボンゼルは映画スタッフとして出演している。
キャストを!と言っても少しだけだが。
・主人公ブノワ(エンドロールではベンと出てくる)を演じるのはブノワ・プールヴールド。前述したが2016年に日本公開された「神様メール」ではどうしようもない横暴な神様を演じて楽しませてくれた。もしかしたら本作の殺し屋が神様に…なんて妄想したら面白い。
・他のキャストについては現在において分からない。だが母親役のジャクリーン・プールヴールド・パパートはプールヴールドという事で調べたらブノワ・プールヴールドのリアルな母親だ。
さて。
確かに「レザボア・ドッグス」のタランティーノが好きそうというのはイメージが浮かぶ。っても「レザボア・ドッグス」はマトモで非常に良質な作品だが。
差別用語や性暴力シーンなどに溢れて簡単にオススメするわけにはいかないし家族じゃ観られない作品。toikunが面白く思ったのはtoikunがその様な差別対象の人たちではないからかもだし、もしその様な人たちがご覧になったら明らかに気分を害される…かもしれない。←どっちだよ!でもモチロン作り手のプールヴールド達は真意で差別しようと思っているわけじゃあないから。
最近「アウトバーン」というドイツが舞台の作品を観て“映画愛に溢れている!”と思ったけど本作でも同様!懐かしの人たちの名前が出てくるが語れる程toikunは観ていないのでその人達はスルーする!
映画スタッフがブノワに密着するはじめの始めから描いたらもっと楽しかったかもネ!横暴、オレ様ブノワにスタッフが何の魅力を感じたのかor暴力でブノワが撮らせていたのか?
シュールながらも魅力たっぷりなところを見せるブノワ・プールヴールド、万歳☆
2016/05/29
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)