映画「バーン・アフター・リーディング」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- オズボーン・”オジー”コックス/ジョン・マルコヴィッチ
- オジーの妻で医者のケイティ・コックス/ティルダ・スウィントン
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- 前は財務省の要人警護官で今は連邦保安官事務所勤めのハリー・ファラー/ジョージ・クルーニー
- ハリーの妻サンディ・ファラー/エリザベス・マーヴェル
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- ジム勤めの女性リンダ・リツキ/フランシス・マクドーマンド
- ジム勤めの男チャド/ブラッド・ピット
- ジムの支配人テッド/リチャード・ジェンキンズ(リチャード・ジェンキンス)
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- オジーの上司/デーヴィッド・ラッシュ
- CIAの上役/J・K・シモンズ
受賞:なし
ノミネート:なし
ストーリー・ネタバレ
アメリカ、ヴァージニア州ラングレーのCIA本部。長年祖国に尽くしてきたオズボーン・コックスは上司の部屋に呼ばれてアルコール依存の問題から職務を解任すると言われた。国務省の空いたポストに就かせてやると上司に言われるも彼は怒って部屋を出た。
その晩、オジーと彼の妻ケイティはハリー&サンディ夫妻等を招いてパーティを開いた。これはケイティが計画していた。実はケイティとハリーは裏で浮気していたのだ。ハリーはオジーに気付かれているのでは?と思っていた。ケイティは密かに離婚のために弁護士に相談していた。ある晩、オジーがプリンストン大学の同窓会に行った時、CIAの機密情報をCDにコピーしたケイティ。弁護士に言われていたオジーの財政状態をコピーするはずだったのだが…。
ケイティの浮気相手であるハリーの趣味はマラソンであった。浮気をしているせいなのか、”監視されているのでは?”というのが頭を離れていなかった。
街にジムがあった。初老のテッドが経営している。ジムに勤める中年女性のリンダ・リツキは自分の容姿にコンプレックスを持っていて”全身整形”の願望を持ち、美容外科医を訪れていた。ただお金はなかった…。自分の契約する保険から支払われるだろうと思っていたが、流石にソレは無理だった。彼女が務めるジムにはチャドというインストラクターがいた。彼女はちょっとお馬鹿さんであったが、インターネットの出会い系サイトで出会いを求めるリンダを応援していた。実際に男と会って身体の関係を持つが”当たり”は居なかった…。
関係を続けるハリーとケイティ。離婚を段階を踏んで進めるケイティだが、ハリーはと言うとこの関係はアソビ心…!?出会い系サイトを使っていたのか他の女性とも関係をもっていた。
ある時、ジムに勤める連中が”CD”を更衣室から拾った。それをPCで見てみると”CIAの機密情報”が…!面倒事に巻き込まれたくないオーナーのテッド。チャドは何だかハイテンション!ケイティがコピったのだ巡り巡って来たのだが…。チャドが深夜にリンダの家にやってきた。チャドは友人の力を借りて、そのCDの中身の情報の持ち主がハリー・オズボーンだと知った。オジーに更に悪い事に”CDを返す代わりに金を渡せ”と電話で脅してきたチャドとリンダ。最初の電話での交渉は決裂。だが、リンダは全身整形の金を得るために野望を燃やす。
ハリーの妻サンディが数週間出張に出かける事になった。でもハリーは”監視の目”を気付いた。そんなハリーだが出会い系サイトをまた使って、何とリンダと会って身体の関係をもったのだった…。
チャドとリンダは交渉のために直にオジーに会った、オジーの車の中で。会ったのはチャドだけだが。国家機密に関する脅迫は重罪だと怒るオジーだがお馬鹿さんのチャドにはワカンナカッタみたい。怒ったオジーがチャドを殴って交渉決裂。オジーはCDを回収し損ねて、チャドは金はもらえなかった。チャドを拾ったリンダはロシア大使館を訪れる。
アメリカの”ライバル(敵)国”ロシアに機密情報を売ろうと考えたリンダ。取り敢えずCDは渡した…。
とまあリンダはお金を得るためにもっと情報が欲しいとチャドをオジーの家に忍び込ませる。いろいろしている間に何とそこにハリーがやってきた。もうオジーの妻ケイティは離婚ありきで家のカギも替えて一緒に住もうという考えだった。クローゼットに隠れたチャドはホンの偶然でハリーに撃たれて絶命した。
その後、ロシア側はリンダに”あの程度の情報など入らない”と言った。リンダはチャドが死んだ事を知らない。パソコンに詳しいテッドに何とか協力を依頼してオジーの家に忍び込ませて”更なる情報”でも奪い中国にでも買ってもらおうと考えた。リンダとハリーは出会い系以来何度か会っていたが、チャドを撃った事、妻の自分への探偵調査などで疑い深くなり2人の仲は終わる。その探偵を雇っていたハリーの妻サンディも出張先で浮気をしていた…。また、テッドは”元オジーの家”に忍び込んだところ、先に鍵をぶち破って帰ってきていたオジーに見つかり殴りかかられて外に逃げ出す…。
結末・ラスト
事態を注視していたオジーの元上司が上官に報告しに来た。複雑な事態を。ハリーは国家に狙われていると思い、アメリカと身柄引き渡し条約がないベネズエラに渡るところを空港で捕まったという。上官は行かせてやれと言った。また、オジーが襲ったテッドは死亡して死体は片づけたと。そしてオジーの暴行を抑えるためにCIA職員がオジーを撃って意識不明だと言う事。んで、もう一人全身整形のために金を求めていたリンダは拘束中。上官は金を払ってやれと言った。
結局のところ、理解しがたいがハイリーに危険な状況ではなかったのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]独特の映画でお馴染みのジョエル・コーエンとイーサン・コーエン(コーエン兄弟)が監督・脚本をしたコメディ。彼らの映画でよく見るジョージ・クルーニーやフランシス・マクドーマンドといったオスカー俳優や、「フィクサー」のオスカー女優ティルダ・スウィントン。今回はジョン・マルコヴィッチやブラッド・ピットも出演していて、いつもの事ながら彼らの映画はキャストが豪華だ。ご存じの方も多いと思うがジョエル・コーエンとフランシス・マクドーマンドは夫婦で、フランシスはコーエン兄弟の映画「ファーゴ」でアカデミー主演女優賞を受賞している。
ちなみのちなみに劇中映画「Coming Up Daisy」にダーモット・マローニーが出ている。
内容的に、バンバン入り乱れてどっちもどっちで”傍観者”の気分で今作を見てしまった。普通だったらこんな展開ないだろ?でも最後の最後、CIA上官達の発言に救われた。厄介払い面白かった。
序盤のカメラワーク引き込まれた。ってもよく見るけど。
なお、内容紹介でアルコール依存と書いたが、劇中では依存症には見えなかったので只の酒癖の悪さかな、すみません。
タイトルの「バーン・アフター・リーディング」はWikipedia(飛びます)によれば、引用:タイトルは秘密の命令書に必ず頭書される注意書き「読後焼却のこと」の意だそうだ。
2013/08/30
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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