映画「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- ペンシルベニア州知事マイク・モリス/ジョージ・クルーニー
- モリスの選挙対策本部長ポール/フィリップ・シーモア・ホフマン(フィリップ・S・ホフマン)
- ポールの片腕スティーヴン/ライアン・ゴスリング(ライアン・ゴズリング)
- ポールの部下ベン/マックス・ミンゲラ
- モリス事務所のインターン、モリー/エヴァン・レーチェル・ウッド(エヴァン・レイチェル・ウッド)
- --------------------------------
- 鍵を握るトンプソン上院議員/ジェフリー・ライト
- --------------------------------
- モリスのライバル陣営のプルマン上院議員の選挙対策本部長ダフィ/ポール・ジアマッティー(ポール・ジアマッティ)
- --------------------------------
- スティーヴンと”友人関係”の記者アイダ/マリサ・トメー(マリサ・トメイ)
ストーリー・ネタバレ
世界のスーパーパワー(超大国)であるアメリカ合衆国。その大統領を決める年がまたやってきた。民主党に所属しているペンシルベニア州知事マイク・モリスは選挙対策本部長にやり手のポールをそえ、民主党の大統領候補になるためにアーカンソー出身のプルマン上院議員と僅差で競っていた。ポールはまだ若いが有能なスティーヴンを片腕としていた。そんな彼にプルマン上院議員の選挙対策本部長のダフィから内密に連絡があり、ダフィに会う事になったスティーヴン。対立する陣営間の上層部が会う事など考えられないが…。
ダフィはスティーヴンに、自分側の陣営について欲しいとスカウトしてきた。だがスティーヴンは自分の信念のために断った。そしてその事をポールに話す。またスティーヴンは20歳の自陣営のインターンであるモリーと一夜の関係も持ってしまった…。
スティーヴンは、昔なじみの記者であるアイダに”ダフィと会った事を記事にする”と言われた。スティーヴンはダフィに”バラしたな!”と問い詰めるが、彼はバラしていない。アイダにリークしたのはポールであった。彼は忠誠心というものをとても大切にしていた。その為にダフィと会ったスティーヴンの事が許せなかったのだ。モリスの意向も有りスティーヴンはモリス陣営から解雇されてしまう。仕方がないとダフィに雇ってもらいに行くが、彼から”有能なスティーヴンがモリス陣営から居なくなればよかった。解雇された彼を雇えない。”と言われた。
インターンのモリーがホテルの部屋で倒れているのを発見したスティーヴン。第一発見者によれば、もう死んでいると。モリーはアルコールと薬物の過剰投与か自殺かは判断つかなかった。だが、スティーヴンはモリーがモリス知事と性的関係をもっている事を知っていたのだ。彼女から打ち明けられ、その性的関係による妊娠、そして堕胎するためにモリスに費用をせがんだ事も。
結末・ラスト
スティーヴンはそれを”ネタ”に内密にモリス知事と会う。自分が知っている全ての事を話すスティーヴン。遺書があるとも言う。それが真実かはモリスには判らなかった。スティーヴンはモリスに、ポールを解雇し自分を選挙対策本部長にすることを要求する。モリスはそれを飲んだ。
モリスが嫌っていた上院議員のトンプソンに”大統領になったあかつきには副大統領にする”という話しをもってきたスティーヴンにより、モリスはそのお陰でオハイオ州の予備選を制することになりアメリカ大統領への道を一歩固めるのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]ボー・ウィリモン(=Beau Willimon、Wikipediaに寄れば大統領予備選の選挙スタッフだったそうだ)の「Farragut North」を元にジョージ・クルーニーが製作・監督・脚色・出演をつとめた政治もののドラマ。主演をつとめたのは「ラブ・アゲイン」のライアン・ゴスリング。他に「カポーティ」のアカデミー主演男優賞俳優フィリップ・シーモア・ホフマン、「いとこのビニー」のアカデミー助演女優賞俳優マリサ・トメー、「交渉人」で素晴らしかったポール・ジアマッティー、「007/カジノ・ロワイヤル」などアクション映画でも良い味を魅せるジェフリー・ライト、後はエヴァン・レーチェル・ウッドなど実力者揃い。なお、レオナルド・ディカプリオが製作総指揮をつとめている。
陽気な音楽で始まり、キチンと大統領予備選のことを説明する、まぁよくあるパターンの出だしであるがあのフレーズに別に説明調と感じなかったし問題はない。ただ、何かが足りなかった気がする。ポール・ジアマッティーV.S.フィリップ・シーモア・ホフマン、とてもワクワクなりそうな感じだ。ただ2人の絡みはほとんどない。もったいない。キャストは全く問題ないのだがなぁ…。何が悪かったのか、オスカーにノミネートされた脚色かなぁ!?
”スーパー・チューズデー”に関してはテレビなどで耳にしていたが、アメリカの大統領選のシステムはこの映画でよくわかった。”THE IDES OF MARCH”もWikipediaに寄れば”ガイウス・ユリウス・カエサルが暗殺された紀元前44年3月15日を意味する”そうだ。Wikipediaはこちら。勉強になった。ありがとうございます。
…ん、陰謀論にならなかったから足りないと思ったのか、エヴァン・レーチェル・ウッドが死んだ時点で方向性を変えればよかった?でもアレはアレでゴズリングの逆襲になったからいいのかも。
サブタイトル「正義を売った日」は”誰が売って”、”何時だった”のかを考えてみよう。クルーニー(=知事)が正義を売って、スーパー・チューズデーを買った日であろうか?彼に信念(=正義)があったろうか、信念とはジェフリー・ライトに屈したくなかったということか。あるいは、ゴズリング?”正義”って?ワカラナイ。
2013/09/05
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)