映画「ヒッチャー'95」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　父から譲り受けた会社を弟のジミーと共同経営をしている企業家のマイケル。彼の前妻が、彼の家の前の砂浜で何者かに絞殺されていた。第1発見者の彼は大変ショックを受ける。マイケルは確かな手腕で他の企業を買収し、今は日本企業との提携の交渉に入っていた。そんな中、彼の前にダラと言う美しい女性が姿を現す。彼女のその美貌にすぐさま虜になったマイケルは交渉そっちのけで彼女を追いかけ回す。

　その最中、同僚のデービッドが殺される事件があり、マイケルが彼の家の前で目撃されていた。妻に大量の保険金がかかっていたことも発覚して、マイケルには否応なしに疑いがかかるが、彼は殺していない。

　ジミーに任せきりの交渉はおじゃんになり、いざこざの続く兄弟。ここでなんと、彼の会社がダラに買収された。彼は全てを失い、部下のカミの家に行くのだが、そこにはダラがいた。ダラはカミと共同で買収を策略していたのだ。会社を失った怒りで彼女たちに殴りかかるが、警察に連絡され、ジミーもその家で殺されており、全ての殺人の罪をかぶってマイケルは刑務所に行くのだった。

　数年後、古い新聞の切り抜きが送られてきて、動機は、マイケルの父が新進気鋭のデザイナーだったダラの父の会社を買収し、父は自殺を図った。その復讐であったことがわかる。

　全てを知った彼に出所の日が訪れた。彼は復讐を胸にまたここに戻ってくる覚悟で刑務所を出るのであった。