映画「おみおくり」あらすじ,ネタバレ,レビュー
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
原題:
邦題:
原題訳:
製作年:
製作国:
上映時間:
ジャンル:
監督:
主演:
あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
何かしらの過去を引きずる女性納棺師。彼女に関わったことから満たされない生活を送る女性が弟子入りをし、師弟として『死者』そして、その『家族』と向き合っていく…。
大女優である高島礼子と新芽の代表格である文音のW主演でおくるドラマ。7つの決してオムニバスではない繋がりのあるエピソードで成長していく綾音演じる亜衣。それはベテラン納棺師である弥生(高島礼子)も。そして絡みがある友情出演の加藤雅也の存在が見過ごせない。
3月14日に完成披露上映会が行われたが、下記がオフィシャルポートレートだ。
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会 By the Courtesy of MUSA
この記事を書いている2018年3月26日の2日前である3月24日より一般公開されており、監督や出演者の舞台挨拶が行われ、好評を博した。
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会 By the Courtesy of MUSA
数年前にアカデミー賞を受賞した邦画「おくりびと」がありますが、それの女性版とも言える本作。同作を好きな方に観て欲しい。また、日本では2014年頃に衛星放送で放映されたテレビ映画「TAKING CHANCE/戦場のおくりびと」に感動した方にも贈りたい。
なお、公式サイトはコチラより。そして公開されている映画館は公式サイトの最下部にあるのでドウゾ!
加藤雅也さん、好きです!
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
配給:制作:エクセレントフィルムズ、配給協力:トリプルアップ
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
ストーリー・ネタバレ
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
今から15年前。
海辺のローカル鉄道に乗っている女性。彼女がふと目を向けた先にはカメラを持ち景色を撮っている男性がいた。男性は女性の視線に気付くとファインダーを彼女に向けた。女性は恥ずかしそうに持っていた雑誌に目を落とすと、それに載っていたのは目の前の男性であった…。
現在。
会社員をしている若き女性河村亜衣は少し不思議な感じのする女性だ。ジョギング途中に見知らぬ、同じくジョギングをする男性を見つけると、勝手に勝負だと思って全力で走って勝つとガッツポーズ!いやはや、彼女は仕事や私生活に満たされているのか否か。
亜衣が出勤をし、プレゼンをしている途中に大地震に見まわれた。震度6だと、テレビNEWSでは勿論大事になっている。そこに亜衣の同僚である葵に家族から電話があり、実家が酷いことになっていると告げられた。
この状況下、社長は社員に対して被災者を助けるボランティアを募った。葵は当然除かれた。葵は被害を受けた実家に向かった。車の助手席で眠る葵の脳裏に写ったのは…!?
実家に戻った葵。そこへ亜衣が駆け付けた。亜衣が知ったのは葵の姉の3歳になる娘の死であった…。
続けて女性納棺師をしているベテランの弥生がやって来た。傷ついてしまったか御・身体を綺麗にして、亡くなったご本人、そしてその家族のために、少しでも“綺麗に”見送れるように。
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
地震で汚れた子供の顔を、何かしらの思いを抱えて毅然と綺麗にした。その子の傷のない可愛かった頃の写真を目にした弥生は複雑な顔を浮かべていた…。
この場が落ち着くと、様々な事が亜衣の中を駆け巡る。納棺師の本を取ってみる亜衣、亜衣の同僚の結婚、そして最愛の弟である孝弘の結婚である。
これまでOLとして満たされていたのか否かの生活が、納棺師・満島弥生と出会ったことで一変することになる亜衣、それは…。
亜衣は決断をした。最初は手紙で弥生と連絡をとっていたのだが、あろう事か弥生の元に押しかけて弟子にして欲しいと懇願した。もちろんOLは辞めてきた亜衣。
こうして弥生と亜衣の納棺師の師弟関係が始まるのであった…。
きっと亜衣はOLとしての生活に満たされていなかったのであろう。弥生と出会い、更なる高みをみつけようとしている。
また、満島弥生にも抱えるモノがあった。それはそれは、決して忘れることの出来ない、文字通り墓場まで持って行くようなコト。それとは一体!?
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
物語に深く関わる加藤雅也演じる勇治の存在は途轍もなく大きい…。
[ストーリーは導入のみ]
・高島礼子と加藤雅也の悲しい関係とは!?「おみおくり」という題材以上に重要なモノなのかも知れない…。
・奇想天外な文音の人間性がこうも変わっていくというのが、他の人にも勿論ありそうだし、微笑ましさと+暗さが同居する関係が面白い。
以下、少しですがギャラリーをドウゾ!
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
Ⓒ2018「おみおくり」製作委員会
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]リンクについて
~~~(矢印と破下線のリンク)は、T's Theaterでレビューしている映画作品や紹介している俳優等、全て内部リンクです。
変な感想から始まるが、映画を見ていくうち、タレントのタモリさんの『世にも奇妙な物語』というのが浮かんできた。
『世にも~』はタモさんはエピソードに(多分)出ることがなくて、視聴者と一緒に映像を観て感想を行って居たと思う。それから『世にも~』は何回も何回も続いていったけれど、(失礼ながら)タモリさん自身に成長はなかった。まぁ主要登場人物ではないのだから当たり前なのだが。
本作「おみおくり」、『世にも~』はどっちかと言えばオムニバスだけれども、「おみおくり」という映画の2人の納棺師はキャリアの差があれど着々と成長していく。それに“涙”っていうのがひっからめられるから、後になるのか先になるのか泣いてしまうのだ。
あぁ、過去を思い出す。祖母が亡くなり実家に帰った時、1時間くらいギュッと手を固く握っていたのだ。そしたら、何と微かに温もりが戻って来たのである。この話しは映画とは直接は関係ないと思う。でも、生あるモノには死は必ずおとずれる。それを思いながら生きるのも嫌だし、突然に…なんてのも嫌だ。
ご自身の価値観で思いを巡らしながら(or巡らさない?)生きていきましょう。。。
2018/03/26
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)