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映画『27 Dresses』「幸せになるための27のドレス」<2008年:アメリカ>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「幸せになるための27のドレス」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

IMG from Amazon

原題:

27 Dresses

邦題:

幸せになるための27のドレス

原題訳:

27着のドレス

製作年:

2008年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

ロマンス コメディ

監督:

アン・フレッチャー

主演:

キャサリン・ハイグル

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

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詳細作品データ

主要登場人物

    主要登場人物配役(役名俳優)
  • ジェーン・ニコルズキャサリン・ハイグル(キャサリーン・ハイグル)
  • ライターのケヴィン・"マルコム"・ドイルジェームズ・マーズデン(ジェイムズ・マーズデン)
  • ジェーンの妹テス・ニコルズマリン・アッカーマン
  • ジェーンとテスの父親ハル・ニコルズブライアン・カーリン
  • ジェーンの同僚ケイシージュディー・グリア(ジュディ・グリア)
  • ケヴィンの上司モリーンメローナ・ハーディン
  • --------------------------------
  • ジェーンのボス、ジョージエドワード・バーンズ
  • --------------------------------

アカデミー賞

受賞:なし

ノミネート:なし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producer:Roger Birnbaum, Gary Barber, Jonathan Glickman
製作:
Director:Anne Fletcher
監督:
Writer:Aline Brosh McKenna
脚本:
Cinematographer:Peter James
撮影:
Original Music:Randy Edelman
音楽:

キャスト・出演者

Cast:Katherine Heigl, James Marsden, Malin Akerman, Judy Greer, Melora Hardin, Brian Kerwin,Maulik Pancholy, David Castro, Krysten Ritter, Edward Burns
出演:
「幸せになるための27のドレス」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

 アメリカ・ニューヨーク。8歳で初めて人の結婚式の介添えをしたジェーン・ニコルズ。母親はその時は既に他界していたために、妹テスの母親代わりとして、父ハルと共に暮らしてきた。

 そんなジェーンは現在”お年頃”。しかし人の結婚式の介添えをすることに生き甲斐を感じ、今まで出席してきたのは27つの結婚式。想い出もあるのか、その時着たドレスは捨てずに、狭いクローゼットに押し込んだいた。

 ジェーンは大学卒業以来やり手の若手クリエーター(?)ジョージの会社で彼のアシスタントとして働いてきた。ジェーンは密かにジョージの事が好きであった。ジョージの”お誘い”チックなものもなきにしもあらずだった。しかし、軽い女と見られたくないジェーンは、それにはついていかず、いつも同僚で親友のケイシーに”怒られて”いた。

 ジェーンは26or27回目の結婚式の介添えの時に、ライターのケヴィン・ドイルと知り合った。ちょっと話すも、結婚観の違いか、…で終わってしまった、かに思えた。しかし、ふとケヴィンと同乗したタクシーにアドレス帳を忘れてしまったジェーンは、ケヴィンと深く関わる事になる…。ケヴィンは実は”マルコム”として結婚に関する記事を書いていて、ジェーンは”マルコムの記事”が好きだったのもあり…。

 あるときジェーンの元を、久しぶりに妹テスが訪れた。世渡り上手にワガママに育ったテスが。

 会社関係の行事で、ジェーンはケイシーと共に、ジョージについて会場に出かけた。ダンシング・バー会場。そこにケヴィンが現れた。タクシーに忘れたアドレス帳を届けに来たケヴィン。ついでに会社に送った花の事を確かめにも。ケヴィンとの話が終わってジョージとの距離を縮めたくて彼に近づこうとするジェーン。そ・こ・に、テスが現れた。不意に現れたテスとジョージの目が合い、2人は会話やお酒+αを楽しむ…。

 先に帰ってきたジェーン。夜中なのに中々帰ってこないテスに、ジョージと何かあったのでは?と不安になる。あった初日なのに”関係”を持った?

 ジョージはテスと一緒に、彼の弟のペドロの少年野球に行く。”ボスとして”ジェーンも誘って。テスは、ジェーンから聞いていたジョージの事を、世渡り上手らしく活かして、ジョージとの距離を縮める。ジェーンは思いを寄せるジョージが、選りに選って妹テスに盗られるのではと、もうやってらんない?

 ある日、ジェーンはボスであるジョージが財布を忘れたために、届けに行った。そうしたら、お店にいたジョージは”結婚してくれないか?”と言ってきた。し・か・し、それはジェーンにではなかった。テスにであった。ジョージとテスの2人は婚約をして、父ハルにもあわせに行ったのであった。

 ジェーンは愚痴を言いたくなったのか、ケヴィンに連絡を取った。バーであった2人。介添えはしたくはないが、妹の事なのでそうもいかないとケヴィンに愚痴るジェーンであった。

 話しはあっという間に進展して、3週間後には式を挙げる事になったテスとジョージ。ジェーンは、やりたくはないが、式の段取りをしていく。ジェーンがジョージとテスと一緒の時、ケヴィンが訪ねてきた。そのとき、彼はマルコム・ドイルと名乗った。ジェーンが大好きな結婚に関する記事を書く記者。

 ケヴィンは、ジョージとテスに関する記事を書くために密着取材をするということになった。本当の記事の対象は、”結婚の介添えを生き甲斐とするジェーン”であったが、そのことは彼女には黙って。

 ケヴィンは、テスとジョージ2人に関する取材と称して、ジェーンのアパートを訪ねた。ケヴィンが驚いたのは、クローゼットいっぱいの”27着のドレス”であった。クローゼットを写真に撮り、また、それらのドレスを着るジェーンを写真に撮って、話しをしたりするケヴィン。ひとしきり会話が盛り上がったあと、1人でドレスをクローゼットにしまうジェーンがいた。

 ケヴィンはライターとして原稿の期限が迫っていて、上司のモリーンにも急かされていた。しかし、彼はもう少しジェーンの事を知りたかったために、上司を説得した。

 ケヴィンは、ジェーンと話そうと思い外に出たが、彼女が結婚式の準備のために、ジョージと楽しく話している”まずいところ”に出くわす。去ろうとするも、挙げ句見つかるのだが…。

 ジェーンはケヴィンを送るために豪雨の中で車を走らす。車中で言い争いをする2人がいた。やがて雨でスリップをし、車は動かなくなった。携帯も運が悪くつながらずレッカーを呼べなかった。ジェーンとケヴィンの2人は仕方なく、バーに行った。公衆電話でレッカーを呼ぶために。だがその電話も壊れていた…。2人は酒を飲んで次の日まで時間を潰そうとした。

 酒が入ったせいもあってか、ジェーンとケヴィンは陽気に話す。また、流れてきた”ベニーとジェット”を歌って、さらに陽気になり、他のバーの客と一緒にトランス状態になる2人がいた。歌が終わると、車に戻って”関係”をもった2人であった。

 翌日、店で食事を取るジェニーとケヴィン。”昨日のベニーとジェットの2人だ”と話しかけてくる人もいた。しかし、ジェニーは”別の意味”で有名になっていた。ケヴィンが書いていた記事を、彼の上司モリーンが原稿完成前に新聞に載せてしまったのだ。それを見てカンカンに怒ってしまったジェニー。ケヴィンの言い訳も彼女には届かなかった。

 もちろん、この新聞でテスやジョージも心の中穏やかざるものがあった。テスはジェーンに怒ったりもした。

 時が過ぎるのを待とうとしたジェニー。だがそうはいかなかった。テスが父のハルから託された亡き母親のドレスにハサミを入れて新しいドレスにしてしまったのだ。テスの事を母親代わりに子供の時から面倒を見てきたジェニーも、これにはキレた。テスとジョージの披露宴のとき、彼女はその不満を爆発させた。結婚式はなくなった…。気持ちを分かってくれるのは親友ケイシーだけ?いや、ケヴィンがこの”状況”を見ていた。初めて会ったときからの思いなどを伝えて、もう会いに来ないと告げて分かれるのであった。

 その後、父親の店でテスと偶然会ってしまったジェニー。テスは”もう面倒はみないで!”と言うのであった。

 オフィスでキスをするジョージとジェニーがいた。2人の昔からの思いは違っていた事を”キスは証明”した。互いの相手は別にいる事をお互いがまた知ったのだった。

結末・ラスト

 その直後、ジェニーは徐にケヴィンに会いに新聞社へと行った。彼は結婚式の取材のためにいなかったが、場所を聞いたジェニーは走った。他人の結婚式の会場に着いたジェニー。見知らぬ新婦の粋な計らいもあり、最高の告白をするジェニー。ジェニーとケヴィンは”本物のキス”をするのであった。

 1年後。”とある結婚式の介添え”をするテスの姿があった。あのじゃじゃ馬の跳ね返り娘が。そこにはジョージもやってきた。誰の結婚式?それはもちろんジェニーとケヴィンである。ジェニーにとって人生での28回目のドレスは自分のためのものとなった。永遠の誓いのキスをするジェニーとケヴィンであった。

レビュー・感想・解説・評価

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 極上のラブコメを劇場にて貴女に。監督としては新鋭だが、映画人としては幅広く活躍としてきたアン・フレッチャーが監督を手がける作品。主演の女性ジェニーに扮するはドラマ「グレイズ・アナトミー」のキャサリン・ハイグル。そして彼女と結ばれるライターのケヴィンには、とてもハンサムと言えないが特徴的な顔立ちのジェームズ・マーズデンが扮する。他にtoikun的には「ホリデイ」でちょっと”悲しくて”、今作でも同様な感じだったエドワード・バーンズ(もう”「マクマレン兄弟」の”と形容出来ないのか!?(笑))や、”特徴的な美人”で「13 LOVE 30」などのジュディー・グリアなど。

 公式サイトでの”形容”がとてもピッタリときた上質のロマンティック・コメディに仕上がった。今までの映画人たちが紡いできたこのジャンルを踏襲している感じが伝わった。ストーリー、楽曲の使い方など。それでも巧いと思わせるのはジャンルの仕業か、監督の手腕か、はたまた…?

 と、”はたまた…?”はここにつなげよう→「暴走特急」。どーもキャサリン・ハイグルについて、見たような見なかったような(toikunは「グレイズ・アナトミー」は未見)感じがしていてWikiPediaで調べたのだが、ケイシー・ライバック(スティーヴン・シーガル)の姪御さん(娘さんではなかったですよね!?)ではないか!ほぇー、あのシーガル氏をも手こずらせた小娘さんがこのようになって帰ってきたのねん☆映画を見る者の喜びの1つが表れた瞬間だった。

 現状、他の役が分からず、”メグ・ライアンジュリア・ロバーツのような”とはならないかもしれない、キャサリンは。だがしかし、間違いなく彼女はこの作品で光っていた。試写させていただき、ありがとうございます。感謝の意を込めて称えたい。

by .

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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