映画「バックドラフト」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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2代続けての消防士一家。消防署の予算削減を訴えた市議らが連日火災の被害に。果たして火災は偶然か、それとも何某かの狙いがあるのか!?
日本でもこの火災用語と音楽は広く有名な名作。
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
/殉職したスティーブンの父デニス(2役)/カート・ラッセル
受賞:なし
音響効果賞ノミネート: Gary Rydstrom, Richard Hymns
視覚効果賞ノミネート: Mikael Salomon, Allen Hall, Clay Pinney, Scott Farrar
音響賞ノミネート: Gary Summers, Randy Thom, Gary Rydstrom, Glenn Williams
ストーリー・ネタバレ
その事件から時は経ち、スティーブンとブライアンは大人になってた。スティーブンは父と同じ17小隊の隊長を任されていた。ブライアンは、数々の職業を転々としながらも、ついには消防学校に入り、卒業。スティーブンの意志により、彼と同じ17小隊に配属された。
ブライアンにとって久しぶりに帰ってきたシカゴ。昔なじみのジェニーは、市役所で働き、スティーブンの妻のヘレンを訪ねると、スティーブンとヘレンは別れたと知った。スティーブンが住む、ボートハウスを訪ねるブライアン。そこでスティーブンに、「消防隊は腰掛けでは出来ない。すぐに辞めるだろう。」と言われてしまう。
ブライアンの任務初日。時間に遅れて消防署に着くと、スティーブン達は任務に出かける途中だった。走る消防車に飛び乗るブライアンの初任務だ。訓練とは違う業火と消防士の命がけの任務を体験するブライアン。そんな中で、ブライアンが救ったのはマネキンだった。人と間違えてしまったのだ。火事も消火したあとは、ブライアンは他の消防士から、笑われるのであった。厳しい任務のあと、嘔吐するブライアンの姿があった。この現場には市議会議員のマーティ・スウェイザクが現れた。火災原因を探る役目のリムゲイル調査官に、原因を早く調べろと言う。そんなスウェイザクに、スティーブンは辛く当たった。スウェイザクは市の予算削減のために、消防士を減らしていて、スティーブンらの命を危険にさらしていたからだ。
任務のあとの食事で、スティーブンと彼と一緒に隊に配属されたティムの歓迎会が開かれた。スティーブンの父の元で働いていた、未だ現職のアドコックスの祝辞で歓迎される。
夜、消防士関連のパーティが開かれた。それに参加するスティーブンら消防士達。スウェイザク議員も出席しており、部下をほしがっているリムゲイルの部下にならないかと、スティーブンに言ってくる。スティーブンは、市役所に勤めていると聞いたジェニーが、スウェイザクの元で働いていることを知り、彼女に「現場の仕事が良い」と拒否するのであった。パーティにはスティーブンと別れたヘレンもいた。男と踊っているヘレンを見て、深酒をしたスティーブンはケンカを起こしてしまう。パーティが終わり、スティーブンをボートハウスまで送る、ブライアンであった。
スティーブン達消防士は、火事がないときは訓練をし、また違った任務もして人々に貢献していた。スティーブンは訓練でブライアンに厳しくする。そして火災現場での任務のあと、ブライアンはスティーブンに「転職の時期では?」と言われ、自分も、消防士の任務の重さを再度認識した。ジェニーに電話をしたブライアンは、リムゲイルの助手になることを承諾する。そして現場の任務から離れた。
リムゲイルの元に訪れたブライアン。彼らの最初の仕事は、放火で服役しているロナルド・バーテルの仮釈放を阻止することだった。反省したというロナルドを、リムゲイルが追い込み、仮釈放は無しとなった。
リムゲイルとブライアンは、火災現場にやってきた。消火された現場で調べるリムゲイルは、”バックドラフト”という現象だと突き止めた。
夜になり、スウェイザク議員のパーティへ出かけるブライアン。スウェイザクの部下であるジェニーも来ている。2人はパーティを抜け出し、消防署へとやってきて、消防車の上で情事を始める。そこでちょうど火災が起きて、ブライアン達も消防車の上にいるため、現場へと来てしまう。現場には17小隊がきていた。そしてブライアンの同期のティムが不注意で重傷を負い病院へと運ばれる。病院では、指揮官であるスティーブンへの隊の皆の目線も厳しかった。ブライアンもティムが心配で病院へと来て、スティーブンとケンカをする。
リムゲイルとブライアンが調べた過程で、家事の犠牲者の3人にスウェイザク関係があることが分かる。ブライアンはジェニーと会い、資料を渡して欲しいと頼むが断られてしまう。
スティーブンは自分の無力さを嘆いたのか、ヘレンのところへやってくる。そしてヘレンに慰められる。夜が明け息子ショーンと戯れるスティーブンだったが、それはヘレンに辞めて欲しいと言われてしまった。消防士としてのスティーブンは腕が良いが、命を省みない事でショーンに可哀想な目を合わせてしまうと思ったからだ。
ジェニーは、資料をブライアンに渡した。その資料により、消防署を閉鎖したあとの建てる建物を、火事の犠牲者3人の会社が建てることにより、莫大なもうけがあがるということだった。
リムゲイルとブライアンは、スウェイザクの家を訪ねた。ドアが開いていたが返事がない。ガスの匂いがする。不審に思った2人。そこに覆面の男が現れた。男はリムゲイル達と格闘する。ブライアンは男の背中に酷いやけどを負わせたが、逃げられる。2人は、倒れているスウェイザクを外に出したところでガスが爆発した。それによって、リムゲイルは大けがを負い入院してしまった。
火事とスウェイザクを結びつける線をたどるブライアン。刑務所のロナルドを訪ねて、問答のあと、トリクティコラレイトという物質のことなどから、消防士が犯人ではないかと確信するブライアン。スティーブンのボートハウスに行くと、トリクティコラレイトの缶があった。帰ってきたスティーブンと話すなどして、スティーブンが犯人だという疑いを深めるブライアンであった。
17小隊の消防署へ行き、スティーブンのロッカーを漁るブライアン。そこでシャワーを浴びていたアドコックスの背中に、火傷のあとを見つけた。スウェイザクの家で、覆面の男に与えた傷と同じであった。外に出るブライアンをスティーブンが見つけた。問答のあと、アドコックスの単独犯であることが分かった。そこに火災により出動命令が出て、スティーブンら17小隊は出動する。スティーブンの身の危険を感じた、ブライアンも現場に行く。
現場の工場の屋上で言い合うスティーブンとアドコックス。スウェイザク議員のからくりを知って、放火をしていたことを言うアドコックス。そこにブライアンも来た。だが、火災が酷く屋上が崩れる。ブライアンが危険にさらされるが、弟を助けるスティーブン。2人で逃げる途中で、アドコックスが武器を持ち、ブライアンを気絶させた。お互い武器を持つスティーブンとアドコックス。だが長年の親友だった2人は争うことなく武器を降ろした。その時に、アドコックスが工場の下に、落ちそうになる。それを助けるスティーブン。手を離してくれと言うアドコックスだが、部下を殺したくないスティーブンは手を離さず、2人とも落ちる。
起きたブライアンは暴れ狂う水の出るホースをつかみ、仲間たちをバックアップして、スティーブンを工場の外に出させた。今までふがいなかったブライアンの勇姿を見るスティーブン。
病院に運ばれる瀕死のスティーブン。アドコックスのことを気遣い、そのことを言わないようにブライアンに言った。そしてこの世を去った。
結末・ラスト
葬儀のあと、リムゲイルとブライアンは、スウェイザク議員の会見会場に行き、全てをバラすのであった。
その後、火災現場に向かうブライアンのりりしい姿があった。そして人々は消防士達により守られるのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]”バックドラフト”という火災用語をタイトルとして持ってきた。これが物語のキーポイントだ。そして、ドラマの中に火災の犯人捜しというミステリーを持ってきて、それの描き方がまた素晴らしい。”火”の付け所がない。
オスカーノミネートでも分かる通り、視覚効果などはとてもすごい。作られてから15年以上経つが未だに色褪せない。日本のテレビで耳にするエンディングも聞ける。
後の「15ミニッツ」でもエドワード・バーンズが消防士を演じるが、この作品は本当に消防士にフォーカスをあてている。これを見て、彼らを誇りに思おうじゃないか。
2007/05/08
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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コメント:
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