映画「スパイダーマン2」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- スパイダーマン=ピーター・パーカー/トビー・マッガイア(トビー・マグワイア)
- ピーターが恋するメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)/キルステン・ダンスト(キルスティン・ダンスト)
- ピーターの親友ハリー・オズボーン/ジェームズ・フランコ(ジェイムズ・フランコ)
- オットー・オクタビアス博士/アルフレッド・モリーナ
- ベンの妻メイ/ローズマリー・ハリス
- ニューヨークの新聞社編集長ジェームソン/J・K・シモンズ
- ジェームソンの息子ジョン/ダニエル・ギリス
- ピーターのアパートの大家の娘/マゲイナ・トヴァ(マジャイナ・トヴァ)
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視覚効果賞受賞: John Dykstra, Scott Stokdyk, Anthony LaMolinara, John Frazier
音響編集賞ノミネート: Paul N.J. Ottosson
録音賞ノミネート: Kevin O'Connell, Greg P. Russell, Jeffrey J. Haboush, Joseph Geisinger
ストーリー・ネタバレ
(以上は1作目「スパイダーマン」のストーリーです。これをご覧になりたい方は、こちらをクリックして下さい。)
あれから2年の月日が流れた。大学に通いながらピザ屋のバイト、そして自身スパイダーマンの写真を新聞社に売るフリーランスカメラマンのピーターは、こんなに忙しいながらもスパイダーマンとして人々を犯罪から守っていた。だが、こんな忙しさが裏目に出てピザ屋のバイトもクビとなった。また大学の授業にも忙しくて遅刻してばっかりであった。そんなこんなで宿題をする暇もなく、学力は落ちるばかり。
そのピーターの誕生日を迎えたある日、ピーターが叔母のメイの家を訪ねると、思いを寄せながらスパイダーマンであるために打ち明けられない女性メリー・ジェーン(MJ)と、親友のハリーも居て、自分が忘れていた誕生日を祝ってくれるのであった。その夜、MJから、ボーイフレンドができたと言われるピーターであった。
ピーターは、ハリーとのルームメイト生活をやめ、アパートに1人住んでいた。バイトがうまくいかないために、家賃も未払い…。
そんなピーターが、ハリーの仲介で、大学でレポートの対象としている科学者オクタビアス博士に会えた。自分が開発した核融合装置を後で見せると言われるピーターであった。
ピーターは、MJが女優として出演している舞台を見に行こうと一張羅のタキシードに袖を通した。そしてスクーターで劇場に向かう途中、パトカーの音が耳に入り、犯罪者を見つけたピーター。スパイダーマンとしては見過ごすことはできないピーターは、スパイダーマンに変身し、犯罪者を追って捕まえた。だがそのために、約束していたMJの舞台を見に行くことに遅れてしまい、結果見ることができなかった。舞台の閉幕を待っていたピーターが、閉幕後MJを見かけて声をかけようとした矢先、MJに声をかけた男がいた。MJの恋人だった。2人は抱き合い歩いていった…。それを見たピーターは、ぶつけようのない思いをスパイダーマンに変身して、ニューヨークの摩天楼を飛び回った。だが、途中で”クモ”が出なくなり、ビルから落ちてしまうスパイダーマンであった。
ピーターは翌日MJに舞台に行けなかったお詫びの電話をかけた。留守番電話に切り替わった。すぐにMJは帰ってきたものの、留守番電話に吹き込まれるピーターの声を聞くだけで、電話に出なかった。スパイダーマンである自分の気持ちを伝えられたら…そう思うピーターであった。
ピーターはオクタビアス博士の家に行った。家には彼の他、オクタビアスを支援するハリーなどのたくさんの人々がいて、正規の大発明、核融合装置の起動を待っていた。オクタビアスは、AI(人工知能)搭載の”巨大な機械の手”4本を自分の脊髄と合体させて、自由に動かせるようにしたのを見せた。そしてお待ちかねの核融合装置の登場。オクタビアスが始動させると、強大なエネルギーを見せるのであったが、人々が驚いたのはその”暴走”であった。スパイダーマンに変身したピーターは装置の電源を引き抜いて富めようとするが、AIによって心を奪われたオクタビアスと”彼の機械の手”によって阻まれてしまう。あげく、オクタビアスの妻ロージーも装置の犠牲となってしまった。だが諦めないスパイダーマンは何とか装置を止めるのであった。
医師団が、倒れたオクタビアスを助けようと、脊髄と一体化している”機械の手”を取り除こうとしていた。医師団が手術にかかると、AIを持つ”機械の手”が、自らを守ろうと医師団を襲った。医師たちは倒れた。そしてAIに支配されたオクタビアスが目覚めた。オクタビアスは妻ロージーを失ってしまったこと、自らが恐ろしい怪物となってしまったことで、自らを水底に沈めてしまおうと考えたが、AIがその考えを防いだ。そしてオクタビアスは新たな核融合装置開発を目標に持った。
ピーターは、メイ叔母さんと銀行に来ていた。メイの家のローンのために新たな融資をしてもらうために。だがそれは断られてしまうのであった。メイは”夫ベンが生きていた…”と思ったかも知れない。そこへオクタビアスが現れた。銀行の金を奪って、核融合装置開発の費用とするためだった。ピーターは誰にも分からないようにスパイダーマンに変身して、それを防ごうとオクタビアスに立ち向かった。だがオクタビアスは、彼にとって幸運か、偶然にもメイを人質にとってしまった。ピーター=スパイダーマンはメイを盾にするオクタビアスから何とかメイを無事救出するのであった。
ピーターは、日頃お世話になっている(?)新聞社編集長のジェームソンから、宇宙飛行士である息子ジョンのパーティの写真を撮るように頼まれパーティに出向いた。そのパーティでジョンと一緒にスポットライトを浴びたMJを見かけたピーター。パーティの合間にMJに”詩を聞かせ”、劇に行けなかったことを謝るピーターだったが、今度という今度はMJに相手にされなかったのであった。その後、パーティではジョン・ジェームソンの求婚をMJが受け入れたことが発表された。また、パーティに来ていた親友ハリーから、自分がスパイダーマンの写真を撮っていることで、ハリーの父ノーマンの敵ともされるようなことを言われてしまうのであった。
ピーターはまた憂さを晴らそうとスパイダーマンに変身して摩天楼を飛び回ろうとしたが、今回もまた上手く蜘蛛の糸がでなかった。また、壁をよじ登ることもできなくなって、視力もスパイダーマンの力を得る前の悪い視力になっていた。
ピーターは身体の心配をして医師に会う。身体はどこも悪くなっていないようだ。医師からの精神的な助言もあり、ピーターは亡きベン叔父さんに心の中で逆らい、スパイダーマンであることをやめ、コスチュームを路地に棄てるのであった。
スパイダーマンをやめたピーターには普通の人間ピーター・パーカーとしての生活が待っていた。パトカーのサイレンが気になったものの、もうスパイダーマンの力はない。犯罪など無視して大学生として授業に出て、宿題もし、そして長い間行けなかったMJの芝居を見に行った。その芝居の後、MJと話すピーター。結婚のことを言うMJに、自分とやり直して欲しいというのであった。厳密には、何の関係も始まってはいなかったのだが…。ともかくその思いを告げるが、MJは断るのであった。
新聞編集長ジェームソンがスパイダーマンのコスチュームを手に入れ、”スパイダーマンは終わった!”との見出しを大々的に打った新聞を出した。人々はスパイダーマンを待っていたのではあるが…。
ピーターはメイ叔母さんの家を訪ねた。そして2年間言えなかった、ベン叔父さんの死と自分の関係を言った。自分が見逃した強盗が、次にベンを銃で撃って車を奪ったことを。ショックを受けるメイであった。
こんなニューヨークで、オクタビアスは着々と核融合装置の開発を進めていた。そして、その装置のキーとなる物質トリチウムを得るために、それを持っているハリー・オズボーンの元に向かった。ハリーを締め上げるオクタビアス。ハリーは、スパイダーマンを連れてくればトリチウムを渡すと言った。その取引に応じたオクタビアス。スパイダーマンの行方をハリーに聞くと、ハリーは、”ピーターが知っているであろう。”と言うのであった。
ピーターは火事の現場に遭遇した。心配そうに見守る人に聞くと、建物の中に子供が取り残されているという。かつての正義感が戻ったのか、ピーターは燃えさかる建物に入っていった。そして火をものともせずに子供を見つけ、抱えて下に降りようとした。スパイダーマンだったときのような能力がないものの、何とか建物から出て子供を救ったピーター。消防士から勇気を称えられるものの、死んだ人がいたと言うことを聞いたピーターの心は満たされていなかった。
ピーターは大家の娘からメイ叔母さんの伝言を受け取り、メイの家に行った。そうするとメイは家を出る準備をしていたのだ。ローンを返済できないためだった。その引越を手伝っていた近所の子供、そしてメイの言葉から、再びスパイダーマンとして生きるべきだと思ったピーターであった。
その思いからスパイダーマンとしての能力が戻ると思ったピーターであったが戻らなかった。
ピーターはMJと喫茶店であった。MJが会うことを受け入れたのだった。婚約者ジョンとのキスがしっくりこなかったこともあって…。愛しているかを尋ねるMJであったが、再びスパイダーマンに戻ろうと決意しているピーターは、MJの安全のために、本心を言えなかった。そのピーターにキスをしてと頼むMJ。とその時、喫茶店に”自動車が投げ込まれた”。それを察知したピーターは寸前でMJを守った。そこへオクタビアスがやってきてスパイダーマンの居場所を聞いてきたのだ。知らないというピーターに、”スパイダーマンを見つけろ!”と言ってMJを連れ去るオクタビアスであった。
ピーターはジェームソン新聞編集長のところにあるスパイダーマンのスーツを”奪った”。”スパイダーマンが戻ってきた”という見出しが新聞を躍った。と同時にスパイダーマンはオクタビアスのところに向かった。そしてMJの居場所を尋ねるが答えないオクタビアス。格闘になるスパイダーマンとオクタビアス。ビルの上での格闘は、走る電車の上に場所を移したが、その激しさは変わらなかった。オクタビアスは列車の乗客を盾に攻撃してきた。スパイダーマンは乗客を助けながらオクタビアスを追う。オクタビアスは何と電車の速度をマックスにして、ブレーキを壊して電車を離れた。オクタビアスとの激しい戦闘でマスクの剥がれたスパイダーマン=ピーターは乗客に顔を見られながらも、何とか列車を止めようと奮闘した。そして電車が海に落ちるという寸前でスパイダーマンによって電車は止まった。
疲れ果て気を失ったスパイダーマンを、今度は乗客が守るように電車の中に引き入れた。目覚めたスパイダーマン=ピーターを見守る人々。そしてスパイダーマンのマスクを拾った子供がそれを返した。顔のことは誰にも言わないと人々は言った。再びマスクを被るスパイダーマン。そこへオクタビアスが現れた。スパイダーマンは疲れ果てている。乗客の人々がスパイダーマンを守るためにオクタビアスの前に立ちふさがった。だが人々はオクタビアスの前ではあまりに無力であった。スパイダーマンは疲れ果てた自らの身体を捧げるのであった。
スパイダーマンをハリーのところへ連れてきたオクタビアス。彼は約束通り核融合装置のキー物質”トリチウム”をハリーから得て去った。ハリーは、父ノーマンの敵である気絶したスパイダーマンのマスクを取ると、その素顔は親友ピーターであった。そのことに酷く驚くハリー。目覚めたスパイダーマン=ピーターは、ハリーにMJの居場所を聞き出そうとする。一方、ハリーは”父を本当に殺したのか?”と尋ねるのであった。MJの身を案じたピーターはそれには答えなかった…。
廃屋にて完成した新核融合装置の前に立つオクタビアス、そして囚われのMJがいた。スパイダーマンは密かにMJに近づくものの、オクタビアスに気付かれる。そしてまた格闘が始まるスパイダーマンとオクタビアス。そんな中でも既にニューヨークの街を滅ぼす力を持つ核融合装置は始動していた。スパイダーマンは必死に止めようとする。オクタビアスはそれを防ごうとする。
凄まじい格闘でマスクが取れるスパイダーマン=ピーター。その顔を見たオクタビアス。AIの支配がありながら、正気が少しは戻ったオクタビアス。装置を止める方法は川に沈める以外にないと言ったオクタビアス。それをしようとするスパイダーマンを遮り、自分がやると前に出たオクタビアスであった。スパイダーマンが後ろを振り返ると、MJが見ていた。自分の正体がピーターであることが彼女にもバレてしまった。そんな時でも容赦なくMJが危険にさらされるが、身を挺して彼女を守るピーター=スパイダーマン。そんな状況下で愛しているとMJに言うのであった。オクタビアスは、自分もろとも核融合装置を川に沈めると、壊れた廃屋からMJを救うスパイダーマンがいた。
話すピーターとMJ。スパイダーマンとして生きるために、一緒にいると危険が及ぶために付き合えないというピーター。それを悲しむMJであった。MJをパトカーに乗って向かえに来た婚約者ジョンがいた。抱き合うMJとジョンであったが、MJの視線はピーターに向いていた…。
家にいるハリーの前に、彼の心からか、父ノーマンの亡霊が現れ、自分の敵を取って欲しいと言った。ハリーは、親友ピーターを手にかけることはできないと断るのであった。そんなハリーは、父の隠し部屋を見つけた。そこにはグリーン・ゴブリンのマスクと…。
MJとジョン・ジェームソンの結婚式が執り行われた。だが神父の前で待つジョンの前にMJは現れなかった。彼女は婚約を破棄して、ピーターのところへやってきた。
結末・ラスト
犯罪を知らせるパトカーのサイレンがこだました。MJはピーターのことを考え、”行って”と言った。それを聞くと、スパイダーマンに変身して安心して人々のために活躍しようとしたピーターが、摩天楼を蜘蛛の巣を使い飛び立った!MJは陰ながら見守っているのであった。
レビュー・感想・解説・評価
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現代の映画であるので当然と言えばそれまでなのだが、SFと実写の区別が全くつかない。自動車が核融合装置に引き寄せられて横向きに動くのは、どうやって撮影したのか?などと思ってしまう。SF?
オクタビアスがハリー・オズボーンのところへ行って、トリチウムをよこせと言うシーンなんか、”取引しないで奪えよ!”なんて思ってしまったtoikunは野暮であろう…?いや?でもアメリカン…。
結構そう思われない方も多いキルステン・ダンストの可愛さですが、今作は…、今作も可愛いですよ。
2007/10/29
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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