映画「スパイダーマン」(2002)あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- スパイダーマン=ピーター・パーカー/トビー・マッガイア(トビー・マグワイア)
- ピーターの隣人メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)/キルステン・ダンスト(キルスティン・ダンスト)
- グリーン・ゴブリン=
アメリカ軍需産業オズコープ社
社長ノーマン・オズボーン/ウィーレム・デーフォー(ウィレム・デフォー) - ノーマンの息子ハリー/ジェームズ・フランコ(ジェイムズ・フランコ)
- ピーターの叔父ベン/クリフ・ロバートスン(クリフ・ロバートソン)
- ベンの妻メイ/ローズマリー・ハリス
- ニューヨークの新聞社編集長ジェームソン/J・K・シモンズ
受賞:なし
録音賞ノミネート: Kevin O'Connell, Greg P. Russell, Ed Novick
視覚効果賞ノミネート: John Dykstra, Scott Stokdyk, Anthony LaMolinara, John Frazier
ストーリー・ネタバレ
そんなピーターと仲が良いのは、軍需産業の会社オズコープ社社長ノーマン・オズボーンの息子ハリーだった。ピーター達の高校は、コロンビア大学の施設に大学見学に来ていた。その施設では、蜘蛛を遺伝子レベルで改良して、”スゴイ蜘蛛”を作る研究をしていて、15匹のスゴイ蜘蛛が誕生していて、それを見学者に見せていた。生徒達が興味深そうに蜘蛛を観察していたが、スゴイ蜘蛛が1匹ケースにいなかった。そしてピーターが、その蜘蛛に咬まれてしまった…。
ピーターは家に帰ると、出迎えるベンとメイを、気持ち悪さのために避けて早々と自分の部屋に戻った。そして彼は意識を失った…。
ピーターが目覚めたのは翌朝だった。いつも通り眼鏡をかけると、どうも変だ。うん?視力が合わない?いや、視力が回復していたのだ。更に身体は幾分か筋肉がついていた。何が起こった?それを考える間もなく学校である。ピーターは家を出た。いつも通りバスに乗り遅れるピーター。走っても追いつくわけはないが、バスに手をかけると張り紙が手につき、中々離れなかった…。
学校。お昼の時間になり、食事を取るピーター。そんな彼にまたしてもおかしなことが起こる。尋常ではない反射神経でMJの転倒を助けたり、腕から蜘蛛の巣が出て、それが物に張り付きすごい粘着力で物を引き寄せるのであった。誰もこれを見ていない、分かっているのは自分だけ。だがこのことでガキ大将フラッシュを怒らせてしまった。ケンカを売られるピーター。MJをはじめとした他の生徒が見守る。体格を見ればフラッシュが勝つのは明らか…と思えたが、ピーターがフラッシュをノシてしまった。
ピーターは自分でも驚き学校の外に出た。そして徐に”壁をよじ登って”みた。ピーターは、ロッククライミングで岩を上るよりも簡単に、”掴むところがない”ビルを登ってしまった。歓喜に満ちたピーターは、なんとビルとビルをジャンプして飛びまくった。そして、今度は手から蜘蛛の巣を出して、それをツタとして飛ぼうと考えた。だが上手くはいかなかった…。
夜の自宅。隣からはMJの飲んだくれの父親のいつも通りの叫び声。それを避ける様に外に出たMJと話しをするピーター。高校卒業後の話しをする2人。ピーターはニューヨークで、働きながら大学に通いたいということを話し、またMJもまたニューヨークで女優になりたいと夢を語るのであった。そんな2人だが、遠くでMJを呼ぶフラッシュの声。MJがフラッシュのところに行くと凄い新車があった。喜んで乗り込むMJを見ているピーターがいた。
ピーターは車の広告を見ていた。自分もMJを乗せたいと思ったのであろう。だが到底買えない。アズ・イズの車でさえも。そんな広告にプロレスの広告が載っていた。リングに3分立っていることが出来れば3000ドルと書いてあった。ピーターは胸をときめかせた。そして赤と青の派手なコスチュームを一晩中考えるのであった。
次の日、一人で出かけようとするピーターを、ベンが呼び止め、車で送っていくと言った。送ってもらったピーター、車から降りようとすると、ベンが言いだした。不思議な力を持ってしまったピーターが、ベンは力のことは知らないが、何か変わってしまったと感じたのだ。大事なことを言おうとしたベンだったが、それを遮ってピーターは車から出て行ってしまう。
ピーターはプロレス会場に着いた。リング上にはボーンソーと言う筋骨隆々な男がいて、3000ドルを夢見る何人もの挑戦者を退けていた。ピーターが顔を隠した赤と青のコスチュームで登場すると、リングアナウンサーは”スパイダーマン登場”と言った。観客に歓迎されないピーター。彼がリングに上がると、逃げられないためのオリが降りてきた。こんなことは聞いていないピーターは文句を言うが、誰も聞き入れるわけはなかった。そして試合は始まった…ピーター=スパイダーマンは見事ボーンソーをやっつけて勝利するのであった。
試合の後、プロモーターから3000ドルを貰おうとしたピーターだったが、プロモーターはケチを付けて100ドルしか渡さなかった。ピーターが彼の部屋を出ると、プロモーターの部屋に強盗が押し入り金を奪った。それを見ていたピーターは、自分には関係ないことだと、何もせずに強盗を逃がしてしまった。その後外に出ると、パトカーと人だかりがあった。近寄るピーターが目にしたのは、車を奪われた瀕死の傷を負ったベンであった。ベンはピーターの腕の中で静かに息を引き取った。
怒ったピーターは、警察の無線から逃げる犯人を特定、”スパイダーマンの力”を使って犯人を追った。そしてビルに逃げ込んだ犯人を倒してみると、その犯人はピーターが逃がした強盗であった。強盗は過ってビルから落ちてしまった。それを断片的に見ていた警察はスパイダーマンを包囲しようとした。だがスパイダーマンは逃げた。その後、一人後悔をするピーター、メイが1人で待つ家に帰るのであった。
その頃、軍需産業の会社オズコープ社のライバル会社に、空を飛ぶボードに乗った仮面とスーツを纏ったグリーン・ゴブリンが現れ、その会社を激しく破壊してしまった。この男はピーターの友達ハリーの父親ノーマンの変身した姿であった。彼も又不思議な力を得ていた。自分の会社の実験を自分自身に施した副作用によって得た力、そして自社の兵器を利用して。
ピーターの高校は卒業式を向かえた。ピーターの唯一の心残りは、ベンおじさんが出席できなかったことだった。メイ叔母さんと話したピーター。その後、ある決意を胸にスパイダーマンのスーツに腕を通す、決意を持って。
ニューヨークに来たピーター。彼はニューヨークの治安を守るために立ち上がったのだ。次々と犯罪者を倒していくスパイダーマン。ニューヨークの街中は顔を隠す正義の味方スパイダーマンの話しで持ちきりであった。新聞社編集長ジェームソンも、新聞の予想外の売り上げに、嬉しい悲鳴を必死にこらえていた。
そのニューヨークの街で、ピーターは偶然MJと再開する。彼女はウェートレスをしていた。しかもMJは今はピーターのニューヨークでのルームメイトのハリーと付き合っていると言った。ピーターには初耳であった。
自宅に帰るピーターを出迎えたのはルームメイトのハリーと彼の父ノーマンであった。ピーターは偶然、新聞の”スパイダーマンの写真募集の記事”を見た。思い立ったピーターは、スパイダーマンとしての写真を自身で撮って、それを持ち新聞社に赴いた。新聞社のジェームソンはフリーのピーターの写真を、安い報酬で買い取った。
オズコープ社のパーティが開かれた。そこにはハリーに招かれたMJがいた。そしてピーターも1人出来ていて、ハリーと一緒のMJを見かけるのであった。そこに、グリーン・ゴブリンが現れた。そう、正体はオズコープ社社長ノーマン。しかしもはやノーマンは社長を追われていた。事前の取締役会で、取締役からクビを言い渡されていたのだ。それに怒ったノーマンが、取締役への復讐のために現れたのだった。
ゴブリンは空飛ぶボードに乗り、派手に暴れてパーティ会場をメチャクチャにした。そしてMJが壊れかけたベランダから落ちそうになった。そこにスパイダーマンに変身したピーターが現れた。凄い力で攻撃してくるゴブリンを何とか撃退して、MJを助けたスパイダーマン。MJに恋心を抱くピーターであるが、自分がスパイダーマンだと言う訳にはいかず、スパイダーマンは正体を明かさず彼女の元を去った。
その後、ピーターは新聞社にいた。ジェームソンと話していた。そこにゴブリンが現れた。新聞に載せたスパイダーマンの写真を撮った人物をジェームソン聞き出すために。ジェームソンを締め上げるゴブリンだったが、ジェームソンはそれを言わなかった。そこに変身したピーターが現れた。いつも事件現場に現れるのを不審に思っていたジェームソンは、スパイダーマンをゴブリンの仲間の悪者だと判断。その後、スパイダーマンVSグリーン・ゴブリン…と思われたが、ゴブリンはスパイダーマンを眠らせて連れ去った。
目覚めたスパイダーマンに、自分の仲間になるか考えろといったゴブリンであった。
ジェームソンの新聞には”スパイダーマン=悪者”の記事が踊り、それを見て複雑に思うピーターだった。ピーターはMJの仕事の終わりを待っていた。そして少し話しをするのであった。話も終わり別れた2人。もう既に夜である。帰るMJを見ていたピーターが、彼女に訪れるであろう危機を察知した。MJは、彼女を狙う男達に襲われた。そこへスパイダーマンが駆けつけ男達を片付けた。2度も助けて貰ったMJは、スパイダーマンに”好き”という感情を持ったのかも知れない。スパイダーマンのマスクの口の部分だけを捲り、お礼のキスをするのであった。
ニューヨークの下町。今日は高層マンションで火事が起きていた。建物には逃げ遅れた赤ん坊がいた。だが消防署員も近づけない。そこにスパイダーマンが現れた。彼は燃えさかるマンションの中から赤ん坊を救った。感謝する母親。そこに警察がやってきて、スパイダーマンを逮捕しようとした。ゴブリンとの一件のためだった。逮捕しようとした矢先、建物からまた叫び声が聞こえた。警官はスパイダーマンに救出を許可して、スパイダーマンはまた建物に入った。だが叫び声を上げたのはゴブリンであった。仲間になるかどうかの答えを聞きに来たのだった。スパイダーマンはもちろん断った。攻撃するゴブリンから、腕に切り傷を負うスパイダーマン。ゴブリンは逃げ出した。
この日は感謝祭の日であった。ピーターとハリーの家に招かれたMJ、メイ、そしてノーマン。スパイダーマンとして活躍していたピーターはまだであった。そこにピーターが帰ってきた。そして楽しい食事だ…と思われたが、メイがピーターの腕の切り傷に気付いた。ピーターは、事故で傷ついたと言ったが、ノーマンは気付いた、ピーター=スパイダーマンだと。食事もせずに帰ろうとするノーマンをハリーは止めようとする。彼女であるMJが一緒にいるためだ。だがノーマンは、MJのことを”好きと言っているが財産を狙う女だ”とハリーに言い放して去った。それを否定したハリーだったが、聞いていたMJは怒って席を立った。
ゴブリンはスパイダーマンを苦しめるために、1人で家にいたメイを襲った。命を奪わずに心を痛めつけた。病院に入院しているメイ叔母さんをピーターが見舞った。そこにMJも見舞いに来て話すピーターとMJ。MJは、”スパイダーマンに恋をしているかも…”と話した。ピーターも昔からの自分の気持ちを…そして手を握る2人…そこにハリーが現れ、手を繋いでいた2人を見た。帰ったハリーは、”MJは父の言った通りの女だった”と言うのであった。
みんなが帰った後、話したピーターとメイ。そのメイの言葉から、ふとMJの身が案じられ、電話をかけるピーター。その電話に出たのはゴブリンだった。息子を傷つけたMJ、そして敵であるスパイダーマンを倒すため、MJを人質に取ったゴブリン。スパイダーマンはすぐに駆けつけた。だが、ゴブリンは強引な二択を迫った。大勢の人々を救うか、愛するMJ1人を救うか。捉えた大勢の人々を入れたゴンドラと、MJを同時に落とすゴブリン。強引な二択の中で、スパイダーマンは、両者を救うことを選んだ。素早い身のこなしで、MJ、そして人々を救おうとする。それを邪魔するゴブリン。スパイダーマン、ピンチ!それを救ったのは、他でもないニューヨークの市民であった。彼らの助けで、人々、MJを救ったスパイダーマン。
ゴブリンはスパイダーマンを廃墟に強引に連れてきた。そこでスパイダーマンをボコボコにするゴブリン。やられてしまうのか?いやスパイダーマンも反撃をする!やられそうになったゴブリンは、自分の正体=ノーマンであることをマスクを取って知らせた。そしてスパイダーマンの隙を突こうとした。スパイダーマンを背後から襲う刃!だが、スパイダーマンはそれに気付いて、寸前で避け、刃はノーマン自身を貫く。ノーマン=ゴブリンの最後の言葉は、”息子にはこの事を言わないでくれ”であった…。
結末・ラスト
ベン叔父さんの墓にきたピーター。そこにMJが現れ、”スパイダーマンよりあなたを愛している”と告げた。キスをするMJ。MJにピーターは言った。”友達として君を守っていく…”と。ピーターとのキスの感触に、懐かしさを感じるMJがいた…。
レビュー・感想・解説・評価
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それは置いておいて、この映画、toikunにとってまさしく、”それなり”であった。アメコミ映画らしいと言えば一番しっくり来るであろう、その展開・演出。アメコミに疎いtoikunにはそう感じてしまって、”あぁ、アメリカ人ウケはいいだろうな…”とテキトーに感じた。映画批評は、こんな姿勢では決して許されないであろうが、しょうがない。
ピーター・スパイダーマンが女性の描かれた壁にぶつかる…あぁ、どっかで見たなこの展開。
人々に敵視されたスパイダーマンが、一転英雄視…よくありますよね…。
なーんかねー、このハリウッド・エンターテイメント作品、toikunにはウケはよくありませんでした。作りはね、悪くないんだけど。一級のエンターテイメントなんだけど。ごめんなさい。
2007/10/18
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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