映画「ヒドゥン」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　事件が多く起こり、多忙な生活を送るベック刑事。彼の住む町で前科のない善良な男が銀行強盗をして逃亡、カーチェイスの末に重傷、意識不明となり病院に運び込まれる。そのベック刑事のところへFBI捜査官を名乗るロイド・ギャラガーが訪れ、捜査に協力して欲しいという。彼はある男を追ってこの街に来たという。その男は銀行強盗の男。その男は死んだのだが、同じ病院に入院していた重症患者が突如病気など嘘のように歩き出し、病院を出ていった。そして、彼はレコード屋を襲い、店主を殺害しロックテープとステレオを奪取、車屋では店員や客を殺しフェラーリを奪った。ギャラガーはこの患者が犯行をする前から追えと言っていて、ベックは不思議がる。やがてこの患者はストリップ劇場に行き、死亡。代わりにストリッパーが駐車場に死体を残して消えた。ベックとギャラガーは彼女を追いかける。そして、撃ち合いになるが、彼女は何発致命傷の弾丸をくらっても倒れない。そして、建物の屋上から飛び降り死亡する。奇妙に思うベックは事の真相を知っている感じのギャラガーを逮捕、身分が割れたが彼はFBIではなく、名前も騙っていた。そして、ついに真相を喋りだした。彼は他の星から来たと言い、この奇妙な事件の原因は宇宙人が人に乗り移り次々と起こしていったのだ。人が死んでも、乗り換えれば死なないのだ。

　その宇宙人はベックの上司に乗り移り彼らを殺しに来るが、逆にやられ、今度は同僚のベックに乗り移り、ついには大統領候補に乗り移ってしまう。この一連の状況でベックは瀕死になる。そして一人ギャラガーは候補に乗り移った宇宙人を抹殺する。そして、ベックの妻や子供を思って、命の尽きたベックに乗り移るのだった。