映画「ポッピンQ」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
地方に住む女の子、伊純は陸上部。中学3年生最後の大会、怪我による不振で校内のライバルに負けてしまったことから、大会後も練習に励んでいた。そんな伊純がひょんな事から紛れ込んでしまったパラレルワールド。
ここで伊純と同学年の女の子4人に、彼女たちの“同位体”とも言えるポッピン族の5人が揃うと、襲いかかるキグルミ達の悪の手から逃れ、世界を崩壊から守るために、究極のダンスを覚えていく!
そして、キグルミ達と彼らの謎のボスに立ち向かう伊純たち!
“世界崩壊の序曲”は君たちのポップなダンスでかき消してしまえ!そして世界を守るんだ!
2016年は何と東映アニメーション60周年記念だという。その記念作品が本作であり、監督を務めるのは生え抜きのクリエイター宮原直樹監督だ。今まで「プリキュア」シリーズなどを手掛けてきた宮原監督の手腕は、それを知る貴女が一番ご存じのハズ!
このページに作品画像は無いが、代わりにと言うか、公式サイトは画像で溢れているので、そちらで世界観を掴んでみよう!公式サイトトップは5人の女の子の“時の種”=“時の欠片”が煌めいており、クリックをすると凄い仕掛けが待っているゾ!
また公式サイト:Specialには、2016年10月23日現在、豪華プレゼントキャンペーンや、webラジオの企画、また公式Twitterをフォローすることによって貰えるプレゼント企画など盛り沢山なので、是非行ってみよう!期間限定だゾ!
未だ未完成でtoikunが観られなかった映像が、劇場公開版ではエンドロール時に入るという説明があった。それは何とポ…。劇場でご覧になる方だけのイカした特典なのでご期待下さいね!
女の子のみならず男の子もきっと楽しめる、エンタテインメント映画は2016年12月23日(金・祝)全国ロードショー!
昔「ドラゴンボール」などの東映アニメフェアに通ったことのある大人の貴方にも…魅せられちゃって、イ・ス・ミ☆
配給:東映
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ストーリー・ネタバレ
卒業式まであと少しのこの日、朝。
中学生の伊純は母親に突っかかっていた。祖父と両親とで暮らしている伊純は、遠く離れた東京へ引っ越しをしなければならなかった、祖父を一人残して。朝っぱらから母親に“あたしはここをはなれんきね”と声を荒らげる伊純の気分が荒ぶっている理由は、故郷に祖父を置いていく両親への怒りだけではなかった。今日もまた母親に“卒業ギリギリまでやるかぁ?”と言われるほどに伊純が打ち込んでいるのは陸上だ。3年生最後の大会、負傷して100m走に出場した伊純は校内のライバルに負けてしまったのだ。ライバルの記録は11秒89。伊純は、“ベストが出せれば勝てた!”と語り、大会後も後輩・美晴を誘って朝練にせいをだしていた。この陸上へのひたむきな思いも母親への怒りに…。
口論もソコソコに家を飛び出した伊純。学校へと着くと陸上ユニフォームに着替え、ストップウォッチを構える後輩・美晴に向けてクラッチングスタートをきる伊純。記録は12秒フラット。美晴が伊純の怪我を気にする中、こう呟いた伊純がいた。
伊純:辞めるか、陸上…。
制服に着替えて部室を後にする伊純は、別の後輩の“かなり性格悪いで”という陰口を耳にする。後輩たちは大会が終わってもベストを求める伊純という先輩をいい風には感じていなかった。朝練に付き合ってくれる美晴は別だが。
最後の大会で残った悔いを吹き飛ばすために海岸沿いを走る陸上部の小湊伊純。
公園の、隠れることが出来る遊具の中で、ひたすらに“消えて”と落書きをする都久井沙紀。
ピアノコンテストを前に震える友立小夏。
柔道家である父親が教える柔道と、母親が教える合気道にどっちつかずで決められない、大道あさひ のペディキュアが光る。
卒業を前に友達に囲まれてアルバムにサインを求められる蒼が“面倒くさい”と呟くと、友達は“行こう”と離れていく。
---…。
伊純が海岸にいる時、彼女の気付かないところで5つに分かれて飛び散る光があった。家に帰宅した伊純の残りの中学校生活は明日の卒業式のみだ。だが母親を見るとこう言ってしまう伊純がいた。
伊純:あたし、卒業式はいかんき。
そして、こうとも。
伊純:こんな家に生まれるんじゃなかった!
2階に行くと、祖父に“ただいま”と声をかける伊純は引っ越しによって祖父を一人にしてしまうことが気になっている。祖父の跡をついで“漁師になろう!”と語る伊純は本心でそれを言っているのか…。
翌日。美晴から届いたSNSのメッセージ。いつものように学校で待っていてくれるそうだが、昨日、母親に卒業式に出ないことを“言い放って”しまったせいなのか、伊純は学校とは反対方向の電車に乗ってしまう…導かれたのか!?電車に乗りながら寝てしまった伊純は、慌てて“星々浜駅”で降りると目の前には素敵な海岸が広がっている。そこで光る石を拾った伊純に美晴からメールが来た。学校へ行かなければと駅へと戻り定期券を通そうとする、区間外なのに通れた…!?そう思った矢先、彼女の身体は見知らぬ世界へと“飛んで”いた…。
そこで伊純が出会ったのは、ぬいぐるみのようなポッピン族のポコン。石とバッジを通じて彼女の頭の中に直接話しているというポコンは、伊純の同位体、つまり“いつでも繋がっているパートナー”と話した。夢だと思いたい伊純はもう一度寝て現実へと戻ろうとするが、ポコンに無理やり崖から下へ“連れて”いかれ、彼女(?)に助けられて、これが現実だと悟るが、ポコンの話についていけずに気絶をしてしまう。目が覚めると伊純は、ポコンから改めて自己紹介を受ける。
ポコン:時の谷を守る誇り高き一族、ポッピン族!
ここで伊純は会った事も無い他の学校の同級生の女の子、蒼、小夏、あさひ、そして彼女たちの同位体ルチア、ダレン、タドナと出会う。ポコン、ルチア、ダレン、タドナの4人はダンスを踊る…。
一生懸命踊れば、世界が回る…。
寂しそうなこの街、壊れた家々が広がり、その理由を尋ねた伊純。ポコンが説明しようとしたトコロ、妙な敵が現れる!
ポコン:キグルミだ!逃げるぞ!
キグルミは妙な武器でポッピン族を吸い込んでしまう。一度吸い込まれると逃げるのは無理だ。大勢のキグルミが逃げる伊純たちに襲いかかってくる!伊純はポコン達を抱えて逃げようとするが、キグルミの前にあさひが立ち塞がると、一斉に襲いかかるキグルミたちを次々と投げ飛ばしてやっつけてしまった!
だがキグルミは尚も襲ってくる!悲鳴が聞こえ女の子達はテントへと逃げる!キグルミ達がテントへと入り込むと、いち早く外に出た蒼たちがテントを押しつぶして中のキグルミたちをやっつけた!伊純はこれを見て、改めてこう思った。
伊純:あたしの夢なのに頭脳プレイが…。
“だから夢じゃ無いって”と突っ込まれる伊純だった。
蒼:早く帰してよ!
と蒼は現れたポッピン族の長老に詰め寄るもののこう言われてしまう。
長老:直ぐに帰すわけにはいかない。
ここで伊純、蒼、小夏、あさひの4人はこう説明を受ける。
地球での1時間はコチラの120時間に相当する。つまり、コチラで10日を過ごすと地球では卒業式。そしてここには時の掟というものがあり、10日間しかいられない。破れば二度と地球へは戻れなくなる。
蒼:パラレルワールド?
と瞬時に分析をする蒼は流石だ。またこんな説明も受ける4人。
“時の種”が何者かに狙われて、飛び散ってしまった。
女子力低めの装束に身を包んだ伊純、蒼、小夏、あさひ。見かけは大きめのポッピン族のようだ。時の城を影から見るみんな。こう伊純達は説明をされる。
このままでは、あらゆる時間が狂ってしまう。“非常事態”を改称するにはポッピン族のレミィの祈りも必要だが、彼女は言葉を発することが出来なくなってしまった。
また、
時の種、つまり、時の欠片は全部で6つある。1つは持っているが、残り1つの在処は分かっていない。
伊純はこう聞いた。
伊純:救う方法は?
すると長老はこう答えるのだった。
長老:ダンスじゃ!
レミィも含めてポコン達ポッピン族の5人が踊ると、それに伊純達は感動する!そして、感動も束の間にこう言われてしまうのだ。
今の勇気のダンス、貴方たちが踊るのよ!
こうして、キグルミの手から逃れ、移動しながらダンスを踊らされる伊純、蒼、小夏、あさひの4人だった…。そして、そびえる山の上から眼下の彼女たちを覗く人影が…。
5人で踊らなければいけない勇気のダンス、果たして5人目の女の子とは?それとも、5人目は男の子なのかな?
[ストーリーは導入のみ]
・5人目の女の子・都久井沙紀に出会う伊純。ダンスを得意とする彼女だが、勇気のダンスには決して交ざろうとはしない…。
・現れた男の子レナから究極の選択を持ちかけられる伊純。その二者択一とは?
・キグルミたちを操るボスには大いなる秘密が…。
・そして、伊純もまた胸の中に隠している秘密が…。
・勇気のダンスだけではない、究極のダンス、思わず身体が動いて貴女もハッピーに!
・Questyによる主題歌『FANTASY』がダンスと共に映画を盛り上げる!
・5人の女の子の“特殊能力”にビックリ!
・そして、女子力低めのコスチュームで踊る彼女たちの“ ”が…。
この冬をポップに色付けてくれる本作の劇場公開はクリスマス直前の12月23日(金)より!公開劇場一覧をご覧になって、クリスマスの予定を立ててみて下さいナ!
レビュー・感想・解説・評価
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東映アニメーション60周年記念作品の本作。古くはtoikunは映画「ドラゴンボールZ」に子供の頃2回足を運んだが、4枚分くらいの大きさのカードダスを貰った記憶があるのだが、それは今も実家に大事に保管をしてある。そして初めて映画館で観た作品が東映アニメフェアのその「ドラゴンボールZ」だった…いと、懐かし☆
と、思わぬアニメーション映画を観ることになったが大変満足したtoikun。では、その紹介を。
本作のメガホンをとるのは生え抜きのクリエイターという宮原直樹監督。「ドラゴンボールZ」や「プリキュア」シリーズに関わってきたという宮原監督だが、「ポッピンQ」の企画は“宮原監督でオリジナル映画を作る”という目的でスタートしたそうだ。
5人の人間の少女の声を演じる瀬戸麻沙美、井澤詩織、種﨑敦美、小澤亜李、黒沢ともよはそれぞれ第一線で活躍する声優であり、他の声優達も目が離せない逸材が集まっている。またタレントとしても活躍をする島崎和歌子がゲスト声優として出演するところも見どころだ…いや、聴きどころだ!
と、何時ものキャスト紹介とは違った雰囲気になってしまったが…感想を!
これだけのネタバレは良いだろうか、本作には恋愛要素が全くない。対象年齢を考えると、どうなのかなぁ?とは思うが、今までの路線というものも有るだろうし、それを知らないtoikunは何も言うことが出来ない。
恋愛要素がない分、エンタテインメント性が強いので、モチロン、非常に楽しめる作品だ、特に対象年齢の女子には。オッサンのtoikunでも途中でウルウル来てたしね、きっと顔から涙が溢れる作品だと思う。
誰だったか…ピアノが得意な小夏だったかが、“カルテットもとい、クインテットを見せてやりましょう!”なんてセリフが出てくるんだが、カルテットは四重奏とか四重唱という意味であり、クインテットは五重奏とか五重唱という意味。で、カルテットを英単語にすると“Quartet”なのだ。まぁ昔、『スクリーン誌』でやっていた『映画で英語』というコーナーを、偶にT's Theaterでも文字ってやっているのだが、覚えておくと良い英単語だ。特に今は英語は小学生や、もっと早い時期からやっていると言うし、ネ。
因みに、この“Quartet”という英単語は洋画「25年目の弦楽四重奏」の原題『A Late Quartet』でも使われている。同作は大人向けの映画ではあるが、2016年11月公開の「メン・イン・キャット」に出演をするアカデミー賞俳優クリストファー・ウォーケンが弦楽四重奏団の脱退を決意することから巻き起こる不和と騒動を描いた非常に魅力的な映画なので、“Quartet”を学んだ機会に(?)未見の方はご覧になって、「メン・イン・キャット」にも足を運んでみるのも宜しいかと。
とまぁ他の映画の宣伝めいた事を言ってしまい、本作の感想から離れたが、映画「ポッピンQ」はまず間違いなく楽しめる映画作品なので期待をして劇場へ行ってみよう!
2016/10/23
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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