映画「わたしを離さないで」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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寄宿学校の生徒、男女3人は何をするにしても一緒。勉強して恋をして喧嘩して。でも普通の人間と違うのは臓器提供するために生まれてきたこと。オリジナルな人間へね。学校で突然事実を知らされた生徒達。思春期を過ぎ二十歳間近になると逃げられない運命に活路を見出すべく…。
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ストーリー・ネタバレ
1952年の医学界における進歩により1967年には人類の平均寿命は100歳を超えたという世界。“介護人”になって9年という28歳の女性キャシー・Hは自分の“介護対象者”トミー・Dの“ ”を眺めながらヘールシャム寄宿学校時代、そしてその後の“コテージ”での過去を思う…。
1978年ヘールシャム寄宿学校。
キャシー、トミーそしてルースはヘールシャム寄宿学校に通っていた。このヘールシャムは校長先生のエミリーをはじめ教師陣は皆女性。そこに新人教師ルーシーが加わった。無邪気に過ごす3人や他の学生たちを見たルーシーだったがふと疑問に思うことがあった。生徒たちが“犯罪を恐れて校内から出ない”…。その疑問は彼女の中で大きくなることもなく生徒たちとの生活は続いていった。
ある日、キャシーが友人たちと一緒に体育をしているトミーを見ていた。トミーはからかわれる性格のようでこの日も仲間はずれ心配になったキャシーはトミーに近づいていったが悪気は無しにしてもぶたれてしまう。ルーシーに連れられ行ってしまうトミーを追うキャシーの視線は幾分か悲しそうであった。
ルーシーのところに行ったキャシーは彼女がトミーを慰めたのだと知った。その後の食堂での夕食でいつものように一人座るトミーの前に腰掛けたキャシー。トミーは不器用ではあったがぶってしまったことを謝った。それを遠くから見ていたルーシーであった。
とある日ルーシーが指導をして生徒たちがレストランでの“食事体験”をするという授業が行われていた。寄宿学校なのだから生徒たちは普段はレストランに行くことはない。だが彼らは親などを伴ってレストランに行く時もあるだろう…!?
またとある日、芸術、特に絵画分野の指導に力を入れるヘールシャムは校長エミリーの元で生徒の絵画を選んでいた…。
ギャラリーを営むマダム・マリ=クロードが学校を訪れた日には業者がやってきて生徒たちは浮かれていた。貯めていたおもちゃのコインで玩具を買えるからだ。だが何故か乗り気のしないキャシーを見て声をかけるトミー。夜になりふとその事を思っていたのだろう、リラックスしていたキャシーをルースは見ていた…。
学校集会で校長エミリーの口から突然にルーシーが学校を辞めたことを告げられる生徒たち。ルーシーが自ら辞めたのではなく、これにはエミリーの考えがあったのだ。ルーシーは生徒たちの前で話したのだ。“臓器提供者として生まれた貴方たちだけれども、それでもそれまでは普通の人間として…”と話したルーシーを学校には必要のない先生だと思ったから…。
トミーをからかっていたルースが彼とキスをしているのを見てしまったキャシーはヘールシャム寄宿学校を卒業で離れるためにパッキングをした。彼女の思いとは…。
1985年、“The Cottages(コテージ)”
18歳になったキャシー。臓器提供を待つための施設“コテージ”での生活が始まっていた。それはトミー、そしてトミーの恋人となったルースも一緒であった。コテージにはヘールシャム以外の学校からも人たちが集まった。自ら“介護人”となれたがココでの生活は少しは自由があった。日帰りだが旅行できたり。
キャシーがある日ヌード雑誌を見つけた。何か非常に気になり無性に見ているとトミーがやって来たが…。そしてまたルースが“オリジナル”を見つけたという話にもなり探しに行ったりもした。その途中、一緒に行った付き合っているロットとクリシーから“本当に愛し合っている提供者同士は最長4年提供が猶予される”と言う噂を聞くキャシー、トミー、ルース。そんな噂など聞いた事もなくデタラメだと言う3人がいた…。
ある日キャシーは“介護人”の申請をした。介護人になった時には付き合っていたトミーとルースは既に別れていた。3人の絆はあっと言う間に切れた。
1994年。
介護人の仕事をしていたキャシー。“介護”していた提供者が亡くなった時の病院で偶然にもルースを見つける。話すとルースは数回の“提供”を行い弱っているようだった。そして久しぶりにトミーに会いに行き昔みたいに3人で過ごそうという事になった。3人の時、ルースは“キャシーとトミーの間には本物の愛があった”と言うのだった。
そして2人になったキャシーとトミー。初めて身体を1つにする。そして“猶予”の為に提供で病んだ身体をもろともせずに、身体に鞭を打って本当の愛を示す芸術作品を造るトミーがいた…。
結末・ラスト
キャシーとトミーはヘールシャム寄宿学校時代に会ったマダムの家に着いた。“猶予”を与えてくれる女性。自分たちの愛を語る2人、そして愛を証明する絵も見せるトミー。だがその“猶予の噂”は真実ではなかった。家にいたヘールシャム時代の校長先生エミリーが現れて事実を語った。“噂を信じて来る提供人が何組か過去には居た”。
帰りの車。外に出ると咆哮するトミーがいた。
やがてトミーの介護人となって彼をうしなったキャシー。そんな彼女にも初めての提供が訪れる。それが最初で最後かは分からない…。
レビュー・感想・解説・評価
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イギリスへ渡った日本人カズオ・イシグロ(石黒一雄)の同名小説を元に彼自身が製作総指揮も務めマーク・ロマネクが監督したSF要素の入ったドラマ。脚本は「エクス・マキナ」の監督や「ザ・ビーチ」の原作のアレックス・ガーランド。
・キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイという若き才能3人が主演の青年を演じる。他にベテラン・オスカーノミニーのシャーロット・ランプリングが寄宿学校の校長先生を演じる。
カズオ・イシグロの課したテーマが重いだけにどれだけソレが表されるかが課題であったが十分に伝わった。“設定を教える”だけの薄っぺらいモノではなくて映画を紡ぐ全ての要素でだ。その“要素”の最たるものが俳優の表情であり、もう一つがダークな世界観にマッチしたダークな映像だった。
実に10年ぶりに観た作品、評点が3点から6点にアップした。評点が上がったと言う事は自身の気分が映画のテーマに合ったと言う事と推測できるが、と言う事は10年前より今の方が気分はダークか?(苦笑)
これから拝見される方、アナタは今どんな気持ちでこの作品を観ようとしていますか?既に拝見した方、アナタのダークなお気持ちをレビューでお聞かせ下さい。
2026/02/26
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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