映画「エクス・マキナ」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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最大手インターネット検索サービスの会社社員ケレイブが社長の別荘へやって来た。別荘で羽を伸ばすものと思っていたケレイブだったが社長ネイサンが紹介したのは高度なA・Iを備えた女性ロボット、エヴァだった。
社長からエヴァの知能がいかに優秀であるか=“人間的であるか”をテストして欲しいと頼まれたケレイブ。
ケレイブとエヴァの1週間に及ぶ“会話”が始まった。
AVA: SESSION1(エヴァとの会話、1日目)
「ザ・ビーチ」の原作などの小説家として知られ、「わたしを離さないで」や2012年版の「ジャッジ・ドレッド」などの脚本などで知られるアレックス・ガーランドの初監督作品。ジャンルはSFスリラー…。
“招かれる”青年ケレイブに「ブルックリン」のケレイブ・スミス、女性型ロボットのエヴァに「リリーのすべて」でアカデミー助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。そして社長ネイサンに「ボーン・レガシー」のオスカー・アイザック。
近年、人工臓器という分野で倫理的問題が議論されるが、近い将来、もしかしたらA・Iという分野でも倫理の問題が提議されるかもしれない…そんな事を思ってしまう映画、考えさせられる。
これは映画とは関係ない話。同じ検索エンジンでインターネット検索をしてみるとき、検索エンジンにログインしているかどうかで結果が変わる時がある。それがA・Iによるものかは知らないが。もしアナタがインターネット検索をする“瞬間”にA・Iが“考え”導き出す、検索エンジンのIDを削除したらそのA・Iが消える…なんて事があったら、本作を観たアナタはどう思われるか?
スリラー要素の話。監督アレックス・ガーランドが一番描きたかったであろうシーンが中盤に登場する。ただそのシーンは幾分か静かに収束してしまう。正直、“アレ?このシーンはこれだけ?”と思ったが、全てが終わってエンドロールになり映画を思い返した時に、このシーンが明確・詳細に描かれなかった理由が分かった。きっと監督の“意図”だ。
映画を見終わったら感想投稿サイトさんにアクセスして思った事を書いてみよう!これ程に映画を観た方の感想を聞いてみたい映画はないから…。
公式サイトには公式FACEBOOKや公式TWITTERの案内があるので是非!
6月11日(土)、シネクイント他にて全国ロードショー。
極上スリラーから“現実に戻った時”に、是非映画が投げかけた事を考えてみて下さい…。
本作公開から約3週間。ご覧になった方、まだご覧になってない方、どちらの方もソノヤ・ミズノには惹かれた(惹かれる)ハズ。彼女のバックグラウンドであるバレエダンサーとしての出演作品「ハートビート」が8月20日より公開される。コチラも是非!
配給協力:パルコ
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ストーリー・ネタバレ
94%ものシェアを誇るインターネット検索サービス“ブルーブック”。
アメリカ・ニューヨーク州にあるこの会社のプログラマー、ケレイブ・スミスはオレゴン州出身でひとりっ子、15歳の時に父母を事故で失っていた。就職したブルーブック社は彼のアパートとは近くて5分で通える。現在は独身・恋人なし。非常に優秀なプログラマーのケレイブは26歳。
そんなケレイブは社内懸賞に応募していた。選ばれれば社長ネイサンの別荘で過ごせるという。仕事をしていると社内のエンジニア全員に“ケレイブが当選した”検証結果が送られた。
誰もが羨む当選、ケレイブは用意されたヘリに乗り込んだ。かなり長い時間飛んでいるが別荘には着かず操縦士に尋ねるケレイブ。操縦士が言うには20時間も前から別荘の敷地内だという。それだけ広大…。
建物など見えない中で降ろされたケレイブが遠くにパラボラアンテナを見つけてやって来ると建物がある。そうネイサンの別荘である。
勝手に写真を撮られてカードが作られた…それを手に取り建物に入るケレイブ。声をかけるが誰もいない?だがベランダに出ると社長のネイサンがいた。
カードとそれを使って入室して出来る部屋について説明を受けるケレイブ。
ネイサン:カードで開かないドアは立ち入り禁止、だから遠慮する必要はない。
ケレイブは自分が寝泊まりする部屋を案内された。部屋に窓がない理由はこの部屋が地下であるから…。唐突にネイサンから秘密保守の契約書にサインを迫られた。弁護士が必要な程に重要な事であるが、ネイサンから“サインをしなければ酒を飲むなどして面白可笑しく過ごすだけ…”と言われ会社での出世に関しても示唆されサインをしたケレイブだった。
ネイサンがケレイブに頼みたい事…ネイサンはA・I(Artificial Intelligence=人工知能)を作成したという。A・IをA・Iだと気付くか、チューリング・テスト(参照:WikiPedia)をして欲しいと頼んだネイサン。
AVA: SESSION1
ある部屋に入ったケレイブが目にしたのは女性型のロボット、エヴァだった。硝子の敷居の前にエヴァがいる。
エヴァ:社長以外の人間に会うのは初めて。
エヴァ:年齢は1
ケレイブ:1歳?1日?
しばしエヴァと会話をしたケレイブ。この日のチューリング・テストは終了。ネイサンとビールを飲んだ後に部屋に戻ったケレイブはモニターを付けて映るエヴァを見ている。だが建物が突然停電してしまう。停電と同時に部屋のドアは非常電源によって閉められる。カードを掲げても開かないドア…。
主電源回復まで閉鎖します…
主電源が回復すると、ネイサンから停電が良く起こると言われるケレイブ。その寝付いて朝になると女性に起こされて彼女にビックリしてしまうケレイブ。女性の名前はキョウコと言って英語が全く喋れない為にハウスメイドとして雇っているというネイサン。
ネイサン:英語が喋れなければ秘密が漏れる事はないから…。
そしてチューリング・テストの2日目がスタートする…。
AVA: SESSION2
チューリング・テストの期間は7日間…。
[ストーリーは導入のみ]
6月11日(土)公開。下のギャラリーの後はチョットしたレビューをしているのでドウゾ!
レビュー・感想・解説・評価
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イギリス出身のアレックス・ガーランド初監督作品で脚本も手がけるガーランドはアカデミー脚本賞にノミネートした。彼の小説を映画化したダニー・ボイル監督作品「ザ・ビーチ」はtoikunを魅了した。
アカデミー賞においてガーランドのノミネート以外に、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」、「オデッセイ」、「レヴェナント:蘇りし者」という大作を退け視覚効果賞を受賞している。スゴイ!
製作に名を連ねるアンドリュー・マクドナルドは「ザ・ビーチ」の製作でもある。なお、「ザ・ビーチ」を「トレインスポッティング」(製作:マクドナルド)のダニー・ボイルが監督したのだが、主演にレオナルド・ディカプリオを起用した事でユアン・マクレガーとの仲がこじれたと言われる。だが先日「トレインスポッティング」の次回作が撮影に入る事がアナウンスされた。
キャストを。
・青年役にドーナル・グリーソン。「わたしを話さないで」は内容を受け入れる事は出来なかったが…。7月1日に公開される「ブルックリン」はアカデミー作品賞にノミネート!主人公シアーシャ・ローナンとの関係は…?
・女性型のロボット、エヴァに「リリーのすべて」でアカデミー助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。本作の日本公開日は6月11日であるが、同日に彼女出演の「二ツ星の料理人」も公開される。
・ヒゲを蓄える社長ネイサンにグアテマラ出身のオスカー・アイザック。「ワールド・オブ・ライズ」や「ボーン・レガシー」など。社長は腹に何を抱えているのであろうか…。
・メイドのキョウコを演じたソノヤ・ミズノは東京生まれのモデルであり本作が映画初出演だ。重要な役柄で魅せてくれたので次も期待したい!→次回作は「ハートビート」で8月20日公開!
これが良かった、あれが良かった…と大絶賛をしたいのだけれども、何が良かったかは劇場で!
ただ、あらすじ欄に書いた“考えさせられる”、本当にそうであり、スリラーとの二本柱なので、映画を観終わった後に語り合うなり感想をインターネットサイトに投稿するなり(ウチにもアンケート欄からドウゾ!)して、“余韻”を楽しんで欲しい。
何もかもきっと唸る…。
2016/04/28
2016/05/27
2016/06/30
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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