映画「コールドマウンテン」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
- 主要登場人物配役(役名/俳優)
- ルビーを愛する男W・P・インマン/ジュード・ロー(ジュード・ロウ)(ジュウド・-)
- コールドマウンテンに越してきたエイダ・モンロー/ニコール・キッドマン
- ルビーの家にやってくる男勝りの女性ルビー・シューズ/レネー・ゼルウェガー(レニー・-)(-・ゼルウィガー)
- エイダの父親でモンロー牧師/ドナルド・サザーランド
- ルビーの父親スタブロッド・シューズ/ブレンダン・グリースン(ブレンダン・グリーソン)
- エイダの隣人サリー/キャシー・ベーカー(キャシー・ベイカー)
- サリーの夫エスコ/ジェームズ・ギャモン(ジェイムズ・ギャモン)
- 義勇隊のリーダー、ティーグ/レイ・ウィンストン
- 不義の牧師ビージー/フィリップ・シーモア・ホフマン(フィリップ・S・ホフマン)
- 若き未亡人サラ/ナタリー・ポートマン
- インマンを救う老女/アイリーン・アトキンス(アイリン・-)(-・アトキンズ)
助演女優賞受賞: Renée Zellweger
主演男優賞ノミネート: Jude Law
撮影賞ノミネート: John Seale
編集賞ノミネート: Walter Murch
作曲賞ノミネート: Gabriel Yared
歌曲賞ノミネート: T-Bone Burnett, Elvis Costello
歌曲賞ノミネート: Sting
ストーリー・ネタバレ
インマンとエイダが出会ったのは3年ほど前であった。チャールストンから、インマンの住むコールドマウンテンに、牧師である父に連れられてやってきたのだ。父の静養のために。
越してくる牧師のために、住民総出で教会が造られている最中だった。インマンもかり出されていた。そこへモンロー牧師とエイダがやってきたのだ。隣人となるサリーの言葉によって、インマンとエイダはたわいもない言葉を交わす。出会って間もなくお互いの事は何も知らないが、惹かれていくインマンとエイダ。
そんな喉かな日々を南北戦争の始まりが引き裂いた。インマンは南側の兵士として出兵する事になった。彼はエイダに自分の凛々しい写真を渡していた。エイダはその代わりに自分の写真と、愛読するウィリアム・バートラムの本を渡した。それを手にインマンは出兵していった。
出兵したコールドマウンテンの住民も”戦争は1ヶ月で終わる”などと言っていた。だがそれは違った。戦況の悪化による長期化。インマンの帰りを待つエイダは、戦場のインマンに向けて100通を超える手紙を書いた。内容は、父が病で死んだ事、”生きるための躾”をされていないために生計が苦しい事、そしてもちろん早くのインマンの帰還を望んでいる事も。
知識・教養はあるが、”生活するための知識・教養”はないエイダ。そんな彼女は蓄えも尽き痩せ果て、隣人のサリーは心配して施しをしようとしたが素直に受け入れられないエイダ。しかし本当に食べるものもないという時になって、サリーの家に招かれ、ご馳走されたエイダ。そしてサリーの家にある井戸で不吉なものを見るのであった…。
このままでは生きられないエイダを心配して、サリーは知り合いの男勝りの力を持った女性ルビーを、エイダの家へと向かわせた。ルビーは共同生活のためにやってきたのだ。彼女の力と”生活の知恵”を使った生活。一緒に住む事になったエイダとルビー。エイダは様々な事をルビーから教わるのであった。そして自分でも少しずつ、生活に役に立つ事ができるようになっていった。
時は再び南北戦争末期。インマンは野戦病院で目覚めた。命の火は消えてはいなかった。回復したインマンはすぐさま退院となり、戦線復帰が近づいていた。だが、そんな戦火の生活に耐えられなくなったインマンは脱走をする。
任務を放り出しての帰還・脱走は処刑の対象である。匿ったものも同罪。それを知りながらインマンは650kmはある故郷を目指して歩いた。
途中、不義の牧師ビージーと出会って、救ったり救われたりするが、脱走兵を捜す南側義勇軍に捕まるインマン。そこへ北側兵士らがやってきて戦闘となり、銃弾を飛び交う中、意識がなくなったインマン。目が覚めた彼は、ビージーらの遺体と隣り合っていた。
その瀕死で空腹のインマンを救う老女がいた。世俗と携わらない彼女がインマンの命を救った。助かったインマンは再び故郷コールドマウンテンを目指す。
また途中では雨しのぎ・空腹しのぎのために訪ねた家で未亡人の女性サラと、彼女の赤ん坊にあった。早くに夫を亡くしたサラにとって、男性のぬくもりは必要だったのかも知れなかった。
そんなインマンが泊まるサラの家に北側の軍がやってきた。南側の兵士であるインマンがいれば殺されてしまう。サラはインマンを逃がした。そこへ兵士達がやってきた。空腹の彼らは、サラと赤ん坊を外に連れ出した。そして肉欲を持て余した男達は再びサラを家の中に押し込んで強姦しようとした。それを逃げたはずのインマンが制止した。彼はサラに恩を感じていたためだった。
インマンはまた歩みを進めた。
一方、コールドマウンテンで威勢よく生活するエイダとルビー。彼女たちの生活の元となったサリーと夫エスコとの間の2人の息子が戦地から脱走して戻ってきていた。コールドマウンテンの義勇軍のリーダーのティーグは、それを見逃さなかった。エスコを撃ち殺し、サリーを拷問、助けに現れた息子2人もまた撃ち殺した。そしてサリーを縛り付けた。銃声に気付いたエイダとルビーはサリーの家に行って瀕死のサリーを助け出し、喋れなくなったサリーも共同生活の仲間に加えるのであった。
そんな彼女たちの前に、ルビーと離れて戦地に赴き、脱走して戻ってきたルビーの父スタブロッドが現れた。仲が悪かったルビーとスタブロッドではあるが、完全に他人と思う事はもちろんできなかった。見つかると殺されるために、たまに家に帰ってくる父を養うルビーがいた。だがそれも長くは続かず、スタブロッドはティーグら義勇軍に見つかる事となった。スタブロッドは撃たれ、一緒にいた仲間の脱走兵も撃ち殺された。それを察知したエイダとルビーは、スタブロッドの隠れ家へと行く。
彼の仲間の1人は殺されていたが、1人は逃げ出していて、スタブロッドは微かではあるが命があった。エイダとルビーは、スタブロッドを近くの小屋へと運んだ。そしてエイダは食べ物を探しに外に出た。そこで彼女はインマンと偶然再開した。
3年あまりの歳月を隔てた再開、遠目ではインマンと認識できなかったエイダ。銃を向けるが、すぐに彼と分かったエイダは喜んだ。夜になって、気を利かすルビーによってインマンとエイダは結ばれるのであった。
義勇軍に気付かれないように、エイダはルビーと、インマンは傷ついたスタブロッドと一緒に離れて家に向かう事になった。そんなエイダとルビーの前に現れたのはティーグ率いるコールドマウンテンの義勇軍だった。スタブロッドの事で、エイダとルビーが匿った事はバレていた。危ない!そこへインマンが現れた。彼はエイダとルビーの窮地を救いティーグらを撃ち殺した。義勇軍の一人が逃げ出した。それを追うインマン。
結末・ラスト
数年後の春。コールドマウンテンで暮らす穏やかな”家族”があった。エイダと、彼女とインマンとの娘、ルビーと夫、そしてその子供、また父のスタブロッドやサリー。彼女たちは日々の糧を神に感謝して、幸せな”普通の生活”をおくるのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]うん、よくできている映画だ。戦争ものが軸ということで、”重厚感”という言葉を連想させる。重厚感という一つの言葉でも、もちろんジャンルによって感じるものが違う。(細かく言えば作品が違えば違うが)。 それでもこのジャンルが感じさせてくれるべきものは感じられるし、深くこれに拘らない演出で重すぎずよかった。(決して重いのが悪いというわけではない)。さすがの巧さのミンゲラ監督。そういえば彼はジュリエット・スティーブンスンとアラン・リックマンの「愛しい人が眠るまで」が初監督だったんだよな。この作品も本当によかったが、懐かしい。
演技に定評がある人ばかりなので安心して見られる。編集の仕方も巧いしね。気になったエキストラが1人を除けば完璧かな。
でもまあ何にせよ、”ぷっくら”レネーちゃん、大好きです☆
最後、キャラがかぶる人たちが出てきます。混乱しませんようにご注意下さい。
2007/09/20
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)