映画「ハートビート」あらすじ,ネタバレ,レビュー
© 2015 High Strung, LLC.All Rights Reserved.
原題:
邦題:
原題訳:
製作年:
製作国:
上映時間:
ジャンル:
監督:
主演:
あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
ここはニューヨーク、夢を叶える街。
バレエダンサーの卵の女性ルビーがイギリス人バイオリニストのジョニーと出会った。ジョニーが地下鉄ホームでバイオリンを盗まれた時、彼が優しくしてくれたお礼もあり、学校の予備のバイオリンを借りてきてジョニーに渡したルビー。
そんなバレエダンサーとバイオリニストが目指す事になるのは弦楽器&ダンスが融合したパフォーマンス大会の優勝。ヒップホップダンスチーム“スイッチ・ステップス”を加えて究極のパフォーマンスが繰り広げられる!
2016年、心躍る映画が現れた!
主演のルビーを演じるのはバレエダンサーとしての実力者キーナン・カンパであり本作が映画デビュー作!そしてバイオリニストのジョニーを演じるのはイギリスの新鋭ニコラス・ガリツィン!凄まじいバイオリンテクニックを魅せる!これは…!?
この魅力たっぷりの2人に6月に日本公開された「エクス・マキナ」で妖艶な魅力を放ったバレエダンサーでもあるソノヤ・ミズノも加わる!
若い才能達をポール・フリーマン(レイダース/失われたアーク《聖櫃》)とジェーン・シーモア(「007/死ぬのは奴らだ」)がキチンと支える!
バイオリンによる音楽とヒップホップミュージック、バレエダンスとヒップホップダンスが超融合したパフォーマンスは圧巻!
映画館の大きなスクリーンと音響装置でなければこれ程の感動は得られない!ぜひ劇場へ!
「ハートビート」の公式サイトには本作を1300円で鑑賞できる“全国共通特別鑑賞券”の情報もあるのでチェックしてみよう!監督マイケル・ダミアンのダンス画像も…☆
T's Theaterが本当にオススメする本作は8月20日(土)より新宿シネマカリテ他にて全国順次ロードショー!その前には新宿シネマカリテで開かれるカリコレ2016(公式ページ)にて7月31日に先行ロードショーが決定している。
配給:武蔵野エンタテインメント
なお新宿シネマカリテ他で開かれるカリコレ2016(公式ページ)上映作品として「エクスポーズ 暗闇の迷宮」、「おとなのワケあり恋愛講座」、「ローマ発、しあわせ行き」を紹介中なのでコチラも是非!
「おとなのワケあり恋愛講座」はコメディではあるが、本作と同じくアメリカで暮らす事の厳しさが描かれているので特に…。
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
ストーリー・ネタバレ
アメリカ、ニューヨーク。
MCA=マンハッタン芸術学校の前を母親と一緒に感慨深げに見ているのは田舎町から出てきたルビー・アダムス。バレエの才能が認められたルビーは奨学金を貰っての入学が叶ったのだ。母娘ともに涙を流すが抱き合わないのは“将来プロバレエダンサーとしての成功”の為に取っておいているのだろうか。ルビーのニューヨークでのストーリーが始まる…。
学校。校長先生のマダム・マルコヴァに面会したルビー。校長先生は生徒からは“魔女”と呼ばれる程のキツ~イ人。ルビーは少し緊張感が増した。面会後にルームメイトの家を初めて訪ねようとしたルビーは地下鉄に乗った時に演奏している一人のバイオリニストを目撃する。
そのバイオリニストはイギリスからやって来たジョニー・ブラックウェル。ジョニーが何故駅で演奏しているかは少々複雑だ。ジョニーは労働ビザないのでアメリカで働くことが出来ない。駅で演奏することで聞いてくれた人から投げ銭を得て、部屋の家賃と生活費を払い、もう一つ“大きな目的の為”に金を貯めていた。その目的とはグリーンカード=永住権を得ることであり、相談している弁護士ニール・タムレンに金を渡して協力して貰おうとしていたのだ。
現代音楽に合わせて素晴らしい音色を聞かせるジョニーに目が留まったルビーだが、それは彼女が乗る電車が走り去る一瞬だけ…。そしてルビーはルームメイトのジャジーの家にやって来た。ジャジーもまた奨学金でMCAに通いルビーの一年先輩にあたる。ジャジーはとても才能の溢れるダンサーだが私生活はチョット…。ルビーはジャジーと一緒に得意なバレエの授業だけではなく、苦手とするコンテンポラリー・ダンスにも挑戦する。
ジョニーは駅での演奏の後、警官を気にしながら下宿先に戻った。階下の部屋はヘイワードが率いるヒップホップダンスチーム“スイッチ・ステップス”の練習場になっている。“スイッチ・ステップス”のメンバーはそれぞれ得意な分野があるものの、皆で踊ればそのパフォーマンスたるや超絶!ジョニーと“スイッチ・ステップス”、お互い夜中まで練習していることで存在に気付いている。ジョニーが演奏の合間にサンドバッグ相手に拳を打ち込むのは中々グリーンカードの話が進まない為か…?
ある日の地下鉄。階段でタップダンスを行う男性もまた夢を追っているのであろう。ジョニーが何時ものようにバイオリンを弾いているとルビーが通りがかり、金を置こうとしたルビーとジョニーの目が合う…。
この後に2つのヒップホップダンスチームがダンス対決をし始めた。ジョニーはヒップホップ音楽に合わせてバイオリンをかき鳴らし、ルビーの心臓は豪快なダンスと音楽にハートビート!
しかし聴衆の一人が引ったくりを働きルビーが体勢を崩してしまった…“危ない!”ジョニーはルビーを抱きかかえた。しかし床に置いたバイオリンは盗まれてしまった…。自己紹介をお互いにした後に質屋に行きバイオリンが持ち込まれていないか尋ねる2人。警察には届けられない…。ルビーはお礼もかねて学校のバイオリンを借りてジョニーに渡そうとするが“施し”を拒絶してしまうジョニー…。素晴らしい申し出を持ってきたのに…。
・チャリティーとして開かれる学校主催の“弦楽器&ダンスコンクール”に一緒に出場しよう!
優勝すれば…
大金
奨学金によりMCAに通える
という特典があるのに…
[ストーリーは導入のみ]
・“上手いのに怒りを感じる”
こうジョニーの演奏を評するルビー、“怒りの理由”とは?
・詐欺に遭うジョニー
警察に連れて行かれる…
・特にルビーに対して厳しいダンスの先生
それは彼女に期待しているから…
・ルビーとジョニー、そして“スイッチ・ステップス”のパフォーマンスは?
それは全編…
・ミュージックビデオのようなダンスパフォーマンスが溢れています!
・映画の予告編、どの映画も良いところを繋ぎ合わせて編集していますが、本作では“その編集”が全編でされている様!
・「エクス・マキナ」のソノヤ・ミズノが正装した姿は必見!
・“この夏、最もアツいエンタテインメント・ムービー!”は伊達じゃあない!
公式サイトには公開される映画館情報があるゾ!チェックして映画館へGo!
下のギャラリーの後、レビュー欄には“PRODUCTION NOTE”より少しだけ本作を観る上で知っていると面白い情報を記載しているのでドウゾ!
テーブルの上で踊りに興じるルビー達…。
バレエダンスは堂に入るルビーだが更なる高みを…。
ルビーを巡りバイオリン対決をするジョニーとカイル…。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]リンクについて
~~~(矢印と破下線のリンク)は、T's Theaterでレビューしている映画作品や紹介している俳優等、全て内部リンクです。
本欄では監督・キャスト紹介とネタバレにならない程度の感想・レビュー、PRODUCTION NOTEにある秘話などを記述する。
とてもご機嫌な気持ちになれる本作のメガホンを握ったのはブロードウェイミュージカル「ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート」で主役を務めたり、アーティストとして全米No.1に輝いたシングル「Rock On」をリリースするなど多彩な俳優・監督のマイケル・ダミアン。監督作として2011年の「マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語」等がある。本作では製作・脚本も務めるダミアン監督。そして同じく製作と脚本にクレジットされているジャニーン・ダミアンはダミアン監督の姉である。
キャストを。
・主人公のダンサー、ルビーを演じるのは本作が映画デビュー作というキーナン・カンパ。ロシア、アメリカなどワールドワイドで活躍するバレエダンサーだ。詳しくは後述するがダミアン監督自身がツイートして彼女にコンタクトをとったと言うからとても面白い。
・イギリス人バイオリニストのジョニーを演じるのは英国人俳優のニコラス・ガリツィン。ミュージシャンとして活動して作詞と演奏を手掛けるという。本作のバイオリンテクはとても素晴らしいが実際に弾いているかどうかは情報がない。近年まれに見る大豊作が続く英国人俳優達の後に続くであろう!
・少し不真面目な?ダンサーのジャジーを演じるのは6月公開作品の「エクス・マキナ」で長編映画デビューをしたソノヤ・ミズノ。「エクス・マキナ」では役柄としてしようがない“非人間的表情”だったがファンの心を攫ったソノヤ。同作を観たファンは調べてご存じであろうがバレエダンサーとして活躍して現在はモデルを務める。本年はもう一作品出演作が観られそうだ。
・コンテンポラリーダンスの先生を演じたジェーン・シーモアはオールドファンには懐かしい「007/死ぬのは奴らだ」のボンドガールで有名な英国人女優。本作での彼女、とても厳しいが…。
・バレエダンスの先生に扮したベテランのポール・フリーマンは「インディ・ジョーンズ」シリーズの第1作「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」で知られる。彼もまた厳しい先生であり、足を痛めている役柄に劇中では“収容所経験が…”と語られる。そんなバックグラウンドがある指導者が魅せる人間ドラマも必見だ。
さて。
本作は紛れもなく極上のエンタテインメントを提供してくれる。中心にあるのが音楽とダンス。ほぼ本編で途切れることのない音楽、殆どが大音量であり映画館でないと体験は出来ない。そして躍動的なダンスもテレビ画面では魅力が半減してしまう。本作を味わい尽くしたいのなら劇場に足を運ぶべきだし、何日も続く“ハッピーな気分”を約束する。
編集に関してはやや強引な印象を受けたものの、結果的に好印象を映画に持ったのでヨシと言える。
以下、PRODUCTION NOTEより少しだけ…。
・マイケル・ダミアン監督は語る“ジャニーンはダンサーで、僕はミュージシャンだ。僕らにとってとても大切なダンスと音楽の世界を称える映画を作りたかった”
・ニューヨークにあるスクール・オブ・アメリカン・バレエの奨学金を手にしたときのジャニーンの経験から生まれている。基本的には、彼女の体験、彼女の冒険なんだ。
・キーナン・カンパをテレビのスポーツ特番で観た時に心を奪われて、彼女がアメリカ人だという事に驚いたダミアン監督。ロシアにいる彼女にコンタクトの方法が分からなかったのでツイートした。
・一流の振付師デイヴ・スコットとともに総勢62名のダンサーをキャスティングした。
・撮影はニューヨークとルーマニアで行われて室内シーンの多くはブカレストにある美しい音楽学校で撮られた。
映画の予告編はファンみんなに劇場に来てもらう為に印象的なシーンやセリフを繋ぎ合わせる。映画によっては劇場に行って残念なモノもある、見かけ倒しな。でもネ、本作では上方に載せた予告編の期待感と高揚感が最初から最後まで続く、言葉が変だけれど“全編が予告編”なカンジ。
“この夏、最もアツいエンタテインメント・ムービー!”を劇場で!公開される映画館は「ハートビート」の公式サイトでチェックしよう!
なお、本作のサントラはアメリカでもCDでは出ていないそうだ。6月現在、日本では以下のAmazonからMP3にて購入できるのでドウゾ!High Strung (Original Motion Picture Soundtrack)
2016/06/30
2016/07/09
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)