映画「イタズラなKiss THE MOVIE~ハイスクール編~」あらすじ,ネタバレ,レビュー
©多田かおる/ミナトプロ・エムズ ©「イタズラなKiss THE MOVIE」製作委員会
原題:
邦題:
原題訳:
製作年:
製作国:
上映時間:
ジャンル:
監督:
主演:
あらすじ
1人の映画ファンの口コミ・レビューがあります。(クリックすると下方のユーザーレビューに移動)
斗南高校入学以来、天才・入江直樹を思い続けてきた相原琴子。3年生になり思い切って入江くんに告白した琴子だが敢えなく撃沈。理由はバカだから…。
入江くんは頭のいい人が集まるA組に対して、琴子はA→B→C→D→E→F組という余り頭のよくない生徒が集まるF組だし、渡したラブレターが“Leter”だったから。正しくは“Letter”で入江くん自身に突っ込みを入れられてしまった琴子。
だが妙な縁はあるもので、琴子の引っ越した家が壊れてしまい→琴子のお父さんがマスコミにインタビューを受けているところがテレビ放映されて→入江くんのお父さんがそれを見ていた→琴子のお父さんと入江くんのお父さんは親友同士だった→入江くん家に住むことに…。
私生活には立ち入って欲しくない入江くんは琴子にその事を言うものの、入江くんのお母さんは娘が欲しかったことから琴子を可愛がって息子の入江くんとくっつけようとする!で、お母さんが、入江くんが子供時代に撮った女装した写真を琴子に渡した事から、琴子はそれを餌に入江くんを脅して、中間テストの勉強を手伝って貰って成績100位以内が載ることが出来る掲示板に載ろうとする!
果たして琴子は頭がよくなって入江くんを見返して、そして、キスをして恋を成就させることが出来るのか?それとも…!?
累計発行部数3500万部を突破した多田かおる原作少女コミック『イタズラなKiss』を基にした初めての映画が2016年11月25日に全国公開をされる!!!
今までテレビドラマ、ドラマCD、アニメなどメディアミックスをされてきた『イタズラなKiss』。海外でもテレビ展開がされてきた。そして満を持しての映画化♪
老若男女問わない人気がある『イタズラなKiss』だが、“映画化をして原作を壊した!”なんてファンを怒らせることは全くなく、映画オンリーのプロットも盛り込んで原作ファンのみならず映画ファンも楽しませてくれるゾ!
映画では“卒業式のキス、清里でのキス、プロポーズのキス”といったファンに人気の高いキスエピソードを中心に描くと言うが、本作は「イタズラなKiss THE MOVIE~ハイスクール編~」、つまりは卒業までなので第1作!?続編の為にも見逃すことは出来ないゾ!
佐藤寛太クンは頭が良いし怖い入江くんに適役だし、美沙玲奈さんはそのドジ加減が琴子に正に適役!親御さんたちには陣内孝則(監督作品「幸福のアリバイ~Picture~」が11月18日公開)、石田ひかり、それに石塚英彦と個性派揃い。お友達も大倉士門、山口乃々華(E-girls)、灯敦生とこれからが楽しみな若手が揃って映画ファンも目が蕩ける♪
11月も後半の25日(金)より、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開だ!
公式サイトはこのページにはない素敵な画像で溢れているし、公開劇場一覧もモチロンあるので是非チェックしてみよう!
そして公開まで待てない方には11月11日(金)よりゲオチャンネルで『イタズラなKiss THE MOVIE』の番外編が配信されるそうだから観てみて下さいな!第一弾の内容は琴子の幼稚園時代から高校の入学式までを描いているそうですよ!詳しくはゲオチャンネルへGo!
11月5日公開の「溺れるナイフ」(配給:GAGA)もベストセラーコミックの映画化だし、11月は少女コミック原作の映画で楽しみまShow!
配給:ギャガ・プラス
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
ストーリー・ネタバレ
朝。ターミナル駅を電車が行き交う。駅に着いた電車から“降り立った”高校生・相原琴子は決意を固めた。それは同じA組には入れなかった天才の名を欲しいままにする入江直樹くんにラブレター(=Love Letter)を渡すこと!入江くんを見つけるとラブレターを手渡そうとするが、こう言われてしまう!
入江くん:要らない
琴子の書いたラブレターの封筒にはこう書いてあったのだ!
Leter to 入江直樹様
これ、“Leter”じゃあなくて“Letter”だよねぇ…。
入江くん:“t”が足りない
と言うと入江くんは行ってしまった。斗南高校の生徒皆に大笑いをされて、指を指され、学校についてもF組の教室に入るまで嘲笑され、教室に入ってもクラスメートは大笑い…。ここで琴子にクラスメートの女子・理美と、じん子が話しかけてきた。2人は琴子の親友だ。そしてこの輪に入ってきたのは金之助、琴子に惚れている男子だ。
金之助:2年間、机を並べてきた仲やろ!
そう、彼らは3年間ずーっとF組である。琴子の学年はA組からF組まで6クラスあるのだが、頭のいい順番からA組…B組……F組なのである。つまり、A組の入江くんとF組の琴子の頭の良さは天と地ほどの差がある!
琴子は斗南高校に入学して以来、誰にも内緒で入江くんの姿を見てきた。そして、入江くんに会えた日は生徒手帳の日付欄にハートマークを付けてきたのだ。会えた日と言っても話せたかどうかは別だが…。
琴子:入江くんとは語り合ったこともある
なんて思っている琴子だが、その“語り合う”と言うのもテストを放り投げちゃって偶然拾ってくれたのが入江くんであり、琴子が拾ったお礼を入江くんにした事が“語り合った事”…。
昼食の時間になり女子3人でランチをとっていると金太郎と2人の男の子が輪に入ってきて、琴子の引っ越しについて尋ねた。そう相原家は、数寄屋造りの伝統的な家に引っ越しをしたのだ。琴子は出窓のある家が良かったと語るのだが、和風の家は、琴子を亡くなった妻の分も愛してきた板前である父親・重雄のたっての願いなのだろう。金之助たちは引越祝いを持って行くと言うので彼ら5人を新居に招待した琴子。
家に着くと父親・重雄が出迎えてくれた。金之助たちの引越祝いで食事をしている琴子たちだが、まだこの家はガスが使えない。今日は工事の人を呼んだので、工事の人が家の外でドリルを握り地面に押しつけていると、突然、琴子の家が揺れ出した!更には柱には次々とヒビが入った!重雄は皆を逃がすと妻の遺影と位牌を持ち外に出た。工事の人にドリルを止めるように言うものの数寄屋造りの家は潰れてしまった…。
この事でマスコミが集まり、重雄のインタビューがテレビで放映された。このニュースは通学する琴子の乗る電車でも放送され、彼女は肩身が狭い思いをした。しかし、この“テレビでの放映”により、琴子にとって驚くべき展開が…。
登校した琴子は、金之助たちが募金活動をしているのに出くわした、琴子の為に…。この時に入江くんもやって来て募金をしようとすると琴子はそれを断った!そして入江くんにこう言い放ったのだ!
琴子:次のテストで掲示板に載ってみせる!
斗南高校では定期テストで100番以内に入ると掲示板に載るのだが、今までF組の生徒が掲示板に載った事はなかった。ラブレターを渡した時に馬鹿にした入江くんを見返そうと思っていた琴子の決意は固かった!
だが決意と勉強の難しさは別であり、数学の新しい公式を習うと“無理!!!”と話す琴子がいた…。
家に帰ると父・重雄から白蟻で家が崩れたと聞かされる琴子。だが父は“いりちゃんが連絡をくれた”と話した。そして、いりちゃんは一部上場企業の大社長で東大を卒業した天才だという。いりちゃんが重雄と琴子を住む家が見つかるまで自分の家に置いてくれるというので、父の後についてむかう琴子。やって来た大きな家の表札にはこうあった。
入江
!!!???
琴子が後ずさると、いりちゃんが出てきた。琴子たちが家に上がるといりちゃん=入江重樹がこう言って家族を呼び出した。
重樹:おい、2人がお見えだぞ!挨拶しなさい!
現れたのは、やはり入江くんだった…。入江くんはキチンと挨拶をした。母親の紀子はやたらとカメラを構えていた。入江くんの弟で小学3年生の裕樹くんも挨拶をしてくれた。だけれども、漢字の宿題を教えて欲しいと琴子に頼んだ裕樹くんは答えられない琴子を馬鹿にした。兄弟揃ってバカにするか…。
そして今度は紀子が琴子を部屋に案内してくれた。随分メルヘンチックなお部屋だが、元は裕樹くんの部屋であり、琴子が来ることになったので入江くんの部屋に引っ越した裕樹くん。クローゼットにはしっかり琴子用のドレスが準備してあるが、紀子は娘を産むことが夢だったのだが男の子ばかり身籠もってしまったので、琴子が来る事を知りまるで娘が来るかのように感じていたのだ。
入江くんが部屋へとやって来ると、“荷物を片付けておけば”なんて紀子は言うと、気を利かせて2人きりにしてくれた。だがこの時に入江くんはこう語った。
入江くん:オレの生活の邪魔だけはしないでくれ!
ひやぁぁ~、とんでもないところに来てしまった~!!!
入江くんは自分の部屋へと戻り、紀子が部屋に帰ってきたが片付けなど終わってはいない琴子。“昔は可愛かったわぁ”と入江くんのことを話す紀子はお茶と一緒に入江くんのアルバムを持ってきた。琴子がアルバムを手に取ると、収められた写真に写る幼い入江くんは紀子の趣味で女の子の格好をさせられていた。本当に紀子は娘が欲しかったのだろう。
紀子:この事は裕樹も知らないの。
と話した。と言う事は入江くんは自分が女の子の格好をさせられていたことを覚えているのか!?
朝食の時間。相原家と入江家で食卓を囲んでいると、琴子の様子がおかしいことに裕樹くんが気付いた。琴子は前の晩を思い出し、入江くんを見て笑っていた…。
[ストーリーは導入のみ]
・憧れの一緒の登校だが、入江くんは冷たく…
・お父さんどうしが同窓会に出かけ、入江ママは裕樹くんを連れて妹に会いに行ってしまった!つまり、2人きり!!!
・入江ママから入江くんの写真を貰って、勉強を教えるように“脅す”琴子…
・中間テストの結果は…!?
・そして、体育祭が終わるとセンター試験に大学受検。頭が良い入江くんは入江パパの通った東大に!?でも、琴子は!?
・それはズバリ、入江くんと琴子のキスシーン!
・イタズラなキスとは果たしてどの様なキスなのでしょうか。
・本当に、本当に冷たい入江くんだけれども、感情移入出来ちゃう場面もありますので!
・そして、琴子は本当にドジでバカでアホだけれども、“愛されちゃって琴子”☆
どの様なエンディングが待つのか、劇場で暖かくご覧下さいませ。
11月25日の公開まで、公式サイトの琴子と入江くんをご覧になってお待ち下さいね☆
円周率の3.14が覚えられない皆さん、覚え方は“ホワイトデー”ですよ♪
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]リンクについて
~~~(矢印と破下線のリンク)は、T's Theaterでレビューしている映画作品や紹介している俳優等、全て内部リンクです。
原作者の多田かおるが連載中の1999年、38歳という若さで亡くなり未完に終わった少女コミック『イタズラなKiss』。その後のアニメ化にて作者の生前のメモをもとに結末が追加されたという逸話があるが、映画化は初となる。
原作ファンが多いと言うこと、またそれがあらゆる年代に及ぶと言うことで、相当に映画化には気を遣ったと思う本作のメガホンをとったのは溝口稔。多田かおるの生前、彼女と彼女の夫である西川茂氏と親交があり『イタズラなKiss』のアニメ化を2008年に企画した溝口は、それ以来、『イタズラなKiss』関連作品の全てにおいて参加しているという。映画化には西川氏の要請もあり監督を務めることになり、本作が初の映画監督作品となった。
撮影の堂前徹之は、2016年10月15日公開の「彼岸島 デラックス」ではBカメラマンとして参加している。
キャストを。
・トップクレジットだった劇団EXILEの佐藤寛太が“冷たい天才”入江直樹を演じる。2016年は「HiGH&LOW THE MOVIE」に出演をしている。
・と~っても可愛い琴子を愛らしく演じるのは美沙玲奈。本作では新人ながらヒロインの座を射止めたというが、映画を観れば彼女=琴子だと確信する事になる。
・琴子の父親役には今秋に3作品目の監督作品「幸福のアリバイ~Picture~」が公開される陣内孝則。本作の1週間前、11月18日に公開の同作には出演していないだけあって、1週間後に出演作品が公開されるのはファンにとって嬉しいところ。まぁこんなネタバレもいいだろうが、パパさん、ご厄介になりすぎでは???
・東大出身で一部上場企業の社長というすごいバックグラウンドの入江パパを演じるのは、お笑い芸人としてファンを長年楽しませてくれて、映画界でも観ることが多くなった石塚英彦。本作では最後の方になってニコニコが怖くなった気がしたtoikunだったが、これは気のせいだったのだろうか!?
・やたらカメラを片手に持っている入江ママに扮するのはベテラン実力派俳優の石田ひかり。2016年は「星籠の海 探偵ミタライの事件簿」が公開。男としてはこんな母親だったらグレるなぁ…なんて思うが、入江くんが冷たいのはもしかしたら…!?
さぁ~て☆
11月5日公開の「溺れるナイフ」も同名少女コミックが原作と言うことで、比較をしてみると、本作の方がかなり乙女チックな映画という印象。それはシリアスものかコメディなのかで大部違うのかもしれないが、本作は女の子目線の映画なのは確か。でも男の子でも十分楽しめるのでご心配なく☆
「溺れるナイフ」もモチロンだが高校生のデートムービーとしても最適。そして本作の原作のファン、広い年代と言うが期待は裏切られていないと思う。
注目したい俳優として小森じん子を演じた灯敦生を挙げたいと思う。とても綺麗なフェイスでいて個性的でもある。長編映画初出演という事だが、この子は映画人に好かれそうな俳優さんと感じるので、これから観る機会は増えるだろう。
皆さん、入江くんと琴子のラブ・ストーリーもモチロンだが、クライマックスの3年F組の担任の先生にも注目して下さい!映画の魅力が此処にもあるから☆
笑顔になれる、よい映画でしたぁ☆
2016/10/10
by toikun.
映画ファンの口コミ・レビュー
No.1 くーちゃんサン さん
レビュー日時:2017/03/28 12:53:07
評価:10点/10点満点中(最低点1点)
★★★★★★★★★★
イタズラなKissとってもよかったです。ハイスクール編、キャンパス編、プロポーズ編楽しみにしています。出演者の入江役の佐藤寛太さんイケメンでかっこいいです。琴子役のれいなさんとっても可愛いです❤️。こういう感じで恋愛をしたいです。イタズラなKissのハイスクール編では琴子が入江に冷たくされてもそれでも好きという気持ちがわかりました。残りのキャンパス編、プロポーズ編絶対に見ますので応援していますので頑張ってください。キュンキュンしちゃいました。
ホームページ
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)