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映画『TAKING LIVES』「テイキング・ライブス」<2004年:アメリカ,オーストラリア>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「テイキング・ライブス」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

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原題:

TAKING LIVES

邦題:

テイキング・ライブス

製作年:

2004年

製作国:

アメリカ オーストラリア

上映時間:

ジャンル:

ミステリー スリラー

あらすじ

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詳細作品データ

主要登場人物

    主要登場人物配役(役名俳優)
  • FBI捜査官イリーナ・スコットアンジェリーナ・ジョリー
  • ”殺人を目撃した”コスタ、マーティン・アッシャーイーサン・ホーク
  • コスタを付け狙うハートキーファー・サザーランド
  • レベッカ・アッシャー夫人ジーナ・ローランズ
  • 地元警察のデュヴァルジャン・ユーグ・アングラード(ジャン=ユーグ・アングラード)
  • デュヴァルの相棒パケットオリヴィエ・マルティネス
  • デュヴァル達の上司ルクレア警部チェッキー・カリョー(チェッキー・ケイリオ)

アカデミー賞

受賞:なし

ノミネート:なし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producer:Mark Canton, Bernie Goldmann
製作:
Director:D.J. Caruso
監督:
Writer:Jon Bokenkamp
脚本:
Cinematographer:Amir Mokri
撮影:
Original Music:Philip Glass
音楽:

キャスト・出演者

Cast:Angelina Jolie,Ethan Hawke,Kiefer Sutherland,Olivier Martinez, Tcheky Karyo, Jean-Hugues Anglade, Gena Rowlands
出演:

ストーリー・ネタバレ

 カナダ・ケベック州、1980年代。青年マーティン・アシュアは青年マットとバスに乗り合わせた。バスの行き先は遠い。途中、仲良くなった2人は中古車を買取り走らせる。だがマーティンはマットを殺した…捕まらずに時は流れた…。

 カナダ・モントリオール、現在。工事現場で遺体が発見された。地元警察のデュヴァルとパケットは捜査を開始するが上司のルクレア警部はすぐさま米FBIのスコット捜査官を助っ人に呼んだ。血気盛んなパケットは良い気はしなかった…。

 また男が殺された。手口は工事現場の死体と同じ。ただ今回は目撃者がいた。油絵を描いてそれを売るコスタだった。スコット達は彼に事情を聞いた。コスタの話しによると、彼が犯人が被害者の顔に石を打ち付けるのを発見して、気付かれた犯人は逃げ出したのだという。話しなどには矛盾は無い。またコスタは目撃した犯人の絵を描いた。

 スコット、デュヴァル、パケットが食事中にコスタが描いた犯人の男がアパートにいる事が分かった。彼らはすぐさま駆けつけた。そこからも死体が見つかった。同じ手口…。

 地元警察はコスタに警護とも監視ともとれる人員を割いていた。またスコットもコスタを待ち伏せして何かしらを得ようとした。

 被害者達の中からとある女性に20回も電話しているという事実が判明した。電話先はレベッカ・アッシャー老夫人。彼女は警察に対して”死んだ息子をフェリー乗り場で見た”と言っていた…。スコット達3人はアッシャー夫人の家を訪ねた。彼女には一卵性双生児の男の子がいた。1人は幼児期に川でおぼれて死亡、もう1人は車にはねられて死亡したという…その男の子がマーティンで、彼を見たと…。

 スコットはアッシャー夫人の家を訪ねて話しを聞く。スコットはアッシャー夫人が隠す”地下室への入り口”を気付く。アッシャー夫人の安全を最優先にして地元警察に他の家へ隠すように言うスコット。そして”もぬけの殻”となったアッシャー夫人の地下室へと忍び込むスコット。事件の手がかりを掴もうとするスコットだったが、地下室で何者かに襲われてしまうのだった。スコットは無事で何者かも逃げてしまう。

 スコット捜査官は一連の事件の会議で、皆に”犯人は他人の人生にヤドカリのように移り住んでいる”との考えを伝えた。

 ある時コスタの画廊に空き巣が入った。慌てるコスタがいたが、警察は彼を守る最大の努力をした。

 コスタはとあるバーで犯人の接触の可能性をスコットや警察達に伝えた。バーは私服警官にいっぱいだった。それに気付いたのか犯人は現れなかった。

 スコットは”自分の分析は確か”なのとコスタに好意を抱いた事によって操作を外れたいとルクレア警部に申し出たが最後までやるように頼まれる。

 コスタの個展が開かれた。犯人が接触してくる可能性が高いとスコット等は張り詰めていた。そして犯人が現れたのだが不覚にも逃がしてしまうスコット等であった。翌日。コスタの身の安全のためにすぐさま荷物をまとめていると、警官の援護が有りながら連れ去らわれるコスタ。その際、犯人に撃たれデュバル刑事は殉職した。コスタと犯人は車を奪って警察を撒こうと試みるも無残な事故に遭い犯人は死亡。コスタは何とか無事だった。コスタを脅していた犯人は油絵の盗人だったのだ。盗んで売った金を分けろと言う事で…。だが警察達は真実を知らなかった…。

 DNAなどの証拠により絵画泥棒が連続殺人犯とされケースは閉じられた…。

 コスタはスコットが借りているホテルへと行く。彼らは身体を重ねるのであった。

 翌朝、犯人の顔を知るアッシャー夫人に死んだハートを見てもらったが、彼女の息子マーティンではなかった。アッシャー夫人がエレベーターに乗ると背後からマーティンの声が。コスタ=マーティンだったのだ!アッシャー夫人に愛されなかった怨みなどでコスタはアッシャー夫人を殺した。

 逃げ出したコスタは警察の必死の追跡にもかかわらず逃げおおせた…。

結末・ラスト

 犯人とは知らなかったとは言えコスタと関係をもったスコットはFBIを追われた。

 雪が降る地方にスコットは単身引っ越した。お腹は大きくなっていた。そこへ何とコスタが訪ねてきて、”子供を産め”など詰め寄る。しかし妊娠はコスタをおびき寄せる偽装。ヤバいところでスコットはコスタを倒してルクレアに電話をしてFBIに来て貰うのであった。

レビュー・感想・解説・評価

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 Michael Pye(マイケル・パイ)の原作を元に後の「トゥー・フォー・ザ・マネー」「ディスタービア」などを監督する事になるD・J・カルーソーが監督したtoikun的には余り”ノラ”なかったミステリー・スリラー。主要登場人物にアンジェリーナ・ジョリー「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)」シリーズイーサン・ホークキーファー・サザーランド、を配して、また「ニキータ」などで共演したチェッキー・カリョとジャン=ユーグ・アングラードというスゴイ人もでるしジーナ・ローランズも顔を見せるが、2時間ドラマを見ているような感じがしてしまった。

 この映画で2点、良いなと感じたのがあった。DVDの解説にもあったアンジーの視線をアップにする事によって緊張感を見る者に伝える。もう1つはアンジーが死体のあった場所に横たわるのであった。これには何か既視感があったが、興味しろかった。

 サザーランドは本当に出番が少なかったが”場を掠っていたよ!”。

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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