映画「ディスタービア」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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父を亡くした高校生が教師を殴って3ヶ月の自宅軟禁の処分を受ける。機械が足に付けられ家から出られない少年が隣人観察という趣味を持つ。怪しげな隣人の男を双眼鏡で覗いている内に連続殺人犯がその男だと思い始める少年と友人達…。
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ストーリー・ネタバレ
学生のケイル・ブレヒトは父と魚釣りに行った。その帰りに交通事故に巻き込まれ、父を失った…。
あれから1年が経った。学校でスペイン語の授業中、眠っていたことと勉強ができないことで、先生から“父親はどう思っているだろうか?”と言われ、我を忘れて先生を殴ってしまった。まだ18歳未満の少年であるために、裁判所から自宅拘置の処罰を受けた。少年院には行かなくて済んだのだが。
足には自宅からある程度の距離を離れると警察に連絡がいって警察官が飛んでくるという無線型の装置がつけられた。家に籠もりっきりにならなければいけない生活にフラストレーションが溜まるケイル。ゲームをしたり音楽を聴いたりで家のことはしないケイルに、母ジュリーも頭が痛かった。
そんな外に出られないケイルのことを知ってか、近所の悪ガキたちはイタズラをした。そのために家の外に出てしまったケイル。そして警察官のグティエレスが飛んでくるのであった。彼の命令で腹ばいになるケイルが眼にしたのは隣に越してきた住人、そしてその住人の娘である美人のアシュリーであった。
ケイルは、自宅からどれくらい離れると機械が作動するのかというのを調べて、庭にロープを張った。そんなケイルはつまらない自宅での生活の中で楽しみを見つけた。隣人の観察である。様々な隣人の観察。学校での友人ロニーが遊びに来ると、ケイルは双眼鏡を渡し、その楽しみを教える。
ケイルはアシュリーと話しがしたくてちょっとしたきっかけを作った。そしてやっと同年代の美少女であるアシュリーと話せるのであった。
それからもケイルは隣人の観察を続けた。特にアシュリーの観察を。ケイルがロニーと一緒にアシュリーが自宅のプールに入っているのを見ていると、不意に彼女の姿が消えた。そして家の呼び鈴が鳴った。それに出たケイルとロニー、訪れたのはアシュリーだった。家を出されたという彼女は遊びに来たのだ。ケイルの部屋にあがるアシュリー。そんな彼女が見つけたのは双眼鏡だった。ケイルとロニーは、その言い訳に、今テレビで話題になっている殺人犯の話を持ち出し、隣人ロバート・ターナーの特徴がそれに似ているために監視していると言うのであった。
それからアシュリーが加わっての隣人ロバート監視作戦が始まった。ロバートは女性を連れ込んだ。そして酒を飲ませ、ナイフを手に持った…ロバートが切ったのはドレスの値札であった。そんなこんなでアシュリーは帰って行った。
ケイルは隣人観察を続ける。そんな時、彼はロバートの家から悲鳴を聞いた。女性に何かあったのか?ビデオを撮るケイルがいた。だが、その後女性の乗ってきた車は立ち去った。
寝て起きた後、キッチンに立つケイル。そんな彼の前にいきなりロバートが現れた。たじろぐケイル。実は母ジュリーが、ある店でロバートに助けてもらったのだ。それで一緒に帰ってきたのであった。それを聞いて一安心?のケイルであった。
そのことを訪ねてきたアシュリーに話したケイル。ロバートはジュリーに惚れている?などの話しとなる。その後、アシュリーは自分のためのパーティが開かれると言って帰って行った。覗かないでという言葉と共に。
夜のパーティの時間。大音量の音楽が流れるアシュリーの家。もちろん隣のケイルの家にも響いていた。彼は何を思ったか、アシュリーの気を引くためか、携帯音楽プレーヤーにスピーカーを繋ぎ、アシュリーの家に向かって大音量で音楽を流すのであった。そして家の呼び鈴が鳴った。期待していたアシュリーだと思って出たケイルだったが、近所の悪ガキだった。またしてもイ・タ・ズ・ラ…。そこへアシュリーがやってきて、ケイルの部屋に直行、音楽を止める止めないのプチ喧嘩となる。その後、自分を監視していたことが分かったアシュリーは、どう監視していたのかをケイルに問いただす。ケイルはアシュリーに思いの丈をぶつけた。アシュリーはそれに惹かれてケイルとキスをする。そしてベッドになだれ込む…そんなアシュリーが物音に気付き立ち上がった。隣人のロバートが大きな袋をガレージに運んだのだ。
翌日、気になった2人にロニーを加え、その“袋の中身を確認作戦”が始まった。家を離れられないケイルを指揮官として、アシュリーが店に買い物に行ったロバートの監視役、ロニーがロバートの車からガレージの鍵探し役になった。うまくいく…そう思われた矢先、ロバートを見失うアシュリー。自分の車に戻って急いで携帯でケイルに電話して、家に向かう…その車の前にロバートが現れた。おもむろにアシュリーの車に乗り込みエンジンを止めるロバート。彼は、アシュリーが尾行していることに気付いていた。だからプライバシーに関わるのは止めるように忠告して去った。
ケイルの部屋で話し合う3人がいた。こういうことは止めようとアシュリーは言って家を出た。
ケイルは何かおかしいと止めようとしなかった。そんな彼をまたロニーが訪ねた。彼は、携帯電話をロバートの車の中に落としたのだという。2人で“携帯取り戻し作戦”が始まった。ケイルが作った改造したカメラを持ってロバートのガレージへと近づくロニー。そのカメラで捉えられた映像は、ケイルのパソコンに転送される仕組みだ。だが途中で物事がおかしくなり、ロニーのうめき声と共に映像が途切れた…。ケイルはバットを持ち、ロバートの家へと入った。そこに警察がやってきた。なぜ家から離れたのかを警官に話すケイル。そこへロバートも家から出てきた。家を見ていいかと尋ねる警官にロバートは頷く。そしてケイルたちが気になっていた大きな袋を警官がガレージから出して開けてみた。中には死んだ鹿がいるだけだった。
2回目の警察官呼び出し。母ジュリーからこっぴどく怒られるケイルであった。ジュリーはロバートの家へ謝りに行った。そんな時、ケイルの携帯が鳴った。“パソコンの映像を見ろ”そのメッセージ通りにパソコンを見ると、そこには動かないロニーの姿が。ケイルが家の中を探すとロニーがいた。だがロニーはケイルを驚かしただけだった。仕組んだのだった。るケイルがいた。ロニーはガレージに入ったときに録画した映像をパソコンで再生して下に降りた。
その映像に何か違和感を感じたケイルは巻き戻し、拡大して、見た。そこには動かなくなった女性の姿があった。急いでロニーを呼ぶケイル。そして時を同じくして、ロバートは自分の家のジュリーを襲って監禁、ケイルの家に来て、バットでロニーを殴った。そして2階のケイルの部屋に来た。格闘になるケイルとロバート。ケイルは警察に知らせるために“規制線”から外に出ようとしたが阻まれた。家の中に連れ戻されたケイル。テープでグルグル巻にされる。ロバートは、ロニーが撮ったテープが狙いであった。自分の殺人がバレないように。
下でアシュリーのケイルを呼ぶ声が聞こえた。それに気付いたロバートの隙を突いたケイル。だがグルグル巻。物音に気付いたアシュリーが2階に上がってくると、ケイルとロバートの格闘している所を発見。アシュリーはケイルを救おうとする。そんなこんなでケイルとアシュリーは部屋の鍵をかけてロバートを閉め出した。テープを切ってもらって自由を取り戻したケイル。
だがロバートはバットを持ってドアを破ろうとしてきた。ケイルとアシュリーは、屋根伝いに逃げてアシュリーの家のプールに逃げ込むことに成功した。これで“規制線外”である。ケイルは、アシュリーに警察が来ることを確認するように頼み、ロバートの家に行った母を救うためにロバートの家の中にはいる。
結末・ラスト
その家の中で女性の死体を見つけるケイル。母を捜すために更に奥へとはいる。そこに警官グティエレスが到着した。様子がおかしいのでロバートの家へとはいるグティエレス。だが、彼はロバートに伸されてしまった。
奥へ入るケイルが落ちた床の水たまりで発見したのは多くの死体だった。とても驚くケイル。彼はそこからすぐに出て母を捜した。そして母ジュリーのうめき声が聞こえて近づくと、吊された母がいた。母を助けるケイル。だがそこにロバートも現れた。最後の決着!ケイルは運良くロバートを殺せるのであった。
ロバート・ターナーという連続殺人犯を発見できたケイル・ブレヒト。この行動の結果は自宅軟禁の早期終結であった。だが、自宅軟禁の処分が終わってもアシュリー、そしてロニーと一緒に近所を監視し続けるケイルであった。
レビュー・感想・解説・評価
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9年ぶりに鑑賞、レビューの追記あります☆
ドリームワークス・プリゼンツ!「トランスフォーマー」で一躍時の人となったシャイア・ラブーフ主演のコメディック・ロマンティック・スリラー(ホラー)。
監督を務めるのは監督は「トゥー・フォー・ザ・マネー」や「テイキング・ライブス」(アンジェリーナ・ジョリー、イーサン・ホーク、toikunが大好きなキーファー・サザーランド共演のとても良く出来たスリラー)などのD・J・カルーソ。変な補足となるがその「トゥー・フォー・ザ・マネー」の脚本を担当したダン・ギルロイの初監督作品で超話題作(!)「ナイトクローラー」をレビューした!良作品に顔がニヤけたtoikun。
今作は「アナザー・デイ・イン・パラダイス」の脚本のクリストファー・ランドンの原作を元にランドン自身がが脚本を担当している。
挙げるべきキャストね☆
・一時「トランスフォーマー」、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」、「イーグル・アイ」なんてバカみたいな大作に出まくっていたシャイア・ラブーフが青年ケイルを演じる。
・監視団員の1人でヒロイン、アシュリーに扮するは新生サラ・ローマー(前のレビューで新生って書いたけど…)。リチャード・ギアの「HACHI 約束の犬」など。
・監視団員のおバカキャラを演じるのはアーロン・ヨー。
・主人公のママさんを演じるのは「マトリックス」で“両手を鳥の様に広げてカメラが一回転して蹴り”を入れていたトリニティーを演じていたキャリー=アン・モス嬢。ビルに突っ込んだ時と突っ込んだ後で上下が変わっていたのはミスだよね!発見したtoikunエライエライ!3部作全部DVD持ってるからね!「マトリックス」中古だけど、「マトリックス リローデッド」と「マトリックス レボリューションズ」はセブンイレブンで新品を買ったからね!アル中で失業していた時だったから合計8000円は辛かったよ!!!
・黒人の女性刑事を演じるヴィオラ・デイヴィスは後に「ダウト~あるカトリック学校で~」と「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」でオスカーにノミネートしている。復讐劇がすんごーく規模が大きくなった「完全なる報復」では市長(!)としてジェイミー・フォックスに檄を飛ばしていた!他に「ナイト&デイ」や「ワールド・トレード・センター」など。
・ソ・シ・テ、ワザとラストに持ってきた犯人さん=デヴィッド・モース!toikunの中じゃあ故J・T・ウォルシュと並ぶ助演の雄かな。大作アクション「ザ・ロック」でエド・ハリスの参謀だったり「ロング・キス・グッドナイト」じゃジーナ・デイヴィスに殺られちゃったり「危険な遊び」では息子イライジャ・ウッドをマコーレー・カルキン君ちに置いていって日本に出張…。でも一番は「スティーヴン・キングのランゴリアーズ」かな?16年程前の正月にNHK深夜でやったのを見たんだけど面白かったなぁ。これテレビ映画だけどレンタルあるのかな?
以下、チョイと2007年の感想。
今回、幸運なことに試写をさせてもらえるということで全くの情報無しで見てみた。ジャンルすら分からないまま。序盤はそれが“祟った”。ジャンルさえチェックしておけば後の展開の予想もついたものの、チェック無しだったので“席を立とうかな…”という序盤のストーリーだった。正直あまりに退屈で仕方なかった。展開、そう物事の広げ方、そしてチャラけた音楽など…。
だが、それが良い意味で裏切られる後半が吉。ある意味“大吉”なんだけど、ある意味“ただの吉”。少しでも前半の退屈感から目を逸らさせようとと、後半スピード感で乗り切った感じのある映画。その“スピード感”で欲しいものを端折っちゃった感じが大いにある。こう表現すれば一番良いのかな?
まぁ、“ティーン向けホラー”なら目を瞑るべきなのだろうが…。グダグダの序盤を含めなければ及第点、劇場で楽しめるだろう。
んで、2016年レビューをチョット追記。
9年ぶりと言っても余り忘れていなかったなぁ。ぶっ倒れて入院してかなり映画に関する記憶が飛んだのだけれども。確かに序盤~中盤退屈だったなぁ。演出とか絶対ティーンズウケ狙い。学校とかイタズラとか見せられて何を感じれば良かったのだろう!?退屈以外の何物でもない。デヴィッド・モースが怪しくなるのが遅いよなぁ。怪しくなっても“勘違い?”なんて思わせちゃったりで決定的なのはかなり後に持ち越されるけど。
「マトリックス」の印象が強い人ってキャリー=アンが襲われた時に“蹴っ飛ばせよ!”って思ったハズ(苦笑)アンタはそんなに弱くはないゾ!“Dodge this(避けてみな!)”って言ってエージェントのこめかみに銃を突きつけて撃つ女だ!…撃たれたエージェントは何事もなく他の人間で復活…。
シャイア・ラブーフ青年…もういい年かぁの「ウォール・ストリート」はまだ未見なtoikun。前作「ウォール街」はマイケル・ダグラスがアカデミー主演男優賞を受賞した良作品。ただ何回も記述していると思うけどウォール街の新人に見せるには「大逆転」の方が良いってテレビか雑誌で言われているのを見たけどね。「ウォール街」でダグラスと渡り合ったチャーリー・シーンのニュースを聞いて「ホット・ショット」でチャーリーとパパ、マーティン・シーンが“「ウォール街」は最高だった”ってハイタッチしたシーンが思い出されたtoikun。今作と関係ないよ~!関係ないついでに兄ちゃんエミリオ・エステヴェスの作品ももっと見たいよ~!
2007/11/03
2016/02/06
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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