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映画『THE Shadow』「シャドー」<1994年:アメリカ>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「シャドー」(1994)あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

IMG from Amazon

原題:

THE Shadow

邦題:

シャドー

原題訳:

製作年:

1994年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

アクション ファンタジー

監督:

ラッセル・マルケイ

主演:

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

飛行機事故でアジア・チベットに墜落した富豪のラモントは、アヘン畑を見つけてそれを統べていた。余所者のラモントには敵が多かったが、現地民を従えて無法の限りを尽くしていた。

そんなラモントが何者かに誘拐されるという事件が起きたことから、“不思議な力”によって良心を取り戻し、7年後にアメリカへと帰宅をしたラモントは、謎の人物“ザ・シャドー”としてアクト戦い始める…。

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詳細作品データ[写真画像付き]IMGs' COPYRIGHT notations

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Alec Baldwinアレック・ボールドウィン(本名)ラモント・クラストン
(影のヒーロー)ザ・シャドー
John Loneジョン・ローンチンギス・ハーンの末裔で世界征服を試みる男シアン・カーン
Penelope Ann Millerペネロープ・アン・ミラー人の心が読めるという不思議な力を持つ女性マーゴ・レイン
Ian McKellenイアン・マッケランマーゴの父親で研究者のレインハート・レイン

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Nominee:ノミネート:
Noneなし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producers:製作:
Martin Bregmanマーティン・ブレグマン
Willi Baerウィリー・ベア
Michael S. Bregmanマイケル・S・ブレグマン
Director:監督:
Russell Mulcahyラッセル・マルケイ
Writer:脚本:
David Koeppデヴィッド・コープ
Cinematographer:撮影:
Stephen H. Burumスティーヴン・H・ブラム
Original Music:音楽:
Jerry Goldsmithジェリー・ゴールドスミス

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Alec Baldwinアレック・ボールドウィン(本名)ラモント・クラストン
(影のヒーロー)ザ・シャドー
John Loneジョン・ローンチンギス・ハーンの末裔で世界征服を試みる男シアン・カーン
Penelope Ann Millerペネロープ・アン・ミラー人の心が読めるという不思議な力を持つ女性マーゴ・レイン
Ian McKellenイアン・マッケランマーゴの父親で研究者のレインハート・レイン
Peter Boyleピーター・ボイルモー・シュヴニッツ
Jonathan Wintersジョナサン・ウィンタースウェインライト・クラントン
Tim Curryティム・カリーカーンの部下ながら野心に燃える男ファーリー・クレイモアー
Joseph Maherジョセフ・メイハーアイザック・ニューボルト
John Kapelosジョン・カペロスデューク・ロリンス
Max Wrightマックス・ライトバーガー
Sab Shimonoサブ・シモノタム博士
Brady Tsurutaniブラディ・ツルタニツルク
Andre Gregoryアンドレ・グレゴリーバーバンク
James Hongジェームズ・ホンリー・ペン
Arsenio "Sonny" Trinidadアーセニオ・‘ソニー’・トリニダードウー
「シャドー」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

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アメリカ人青年のラモント・クラストンは、家族の残した金で、贅沢の限りを尽くしていた。そんなラモントがチベットへと旅行で旅立ったのだが、生憎飛行機は墜落、だが運が良いことに、彼の目の前に広がるはアヘン畑であった。

持ち前の勝ち気な性格で現地民を従えると、強大な敵対勢力もいるモノの、しのぎを削り広大なアヘン畑を手に入れる。そして自信は“王”としてアヘンを吸っては謀略の限りを尽くしていた。

そんな白人青年が何者かに誘拐された。誘拐したのは僧の様な人物であり、意識を持つナイフを操りラモントを追い詰めた。そして彼は要求を話した。“アメリカへ戻り悪を退治せよ”、と。悪と対峙するためにはそれなりの武力が必要である。7年の歳月を費やし、ラモント・クラストンは再びアメリカ・ニューヨークに足を踏み入れた。異名“ザ・シャドー”をひっさげて…。

“悪人を退治するザ・シャドーという人物がいる”という噂は、知る人ぞ知るものになっていた。だが、それをペテンと高をくくっている男たちは、悪巧みを偶然盗み聞きした大学教授を手にかけようとしていた。“命ばかりは…”そう懇願する教授を男たちの魔の手が襲おうとした時、どこからともなく男性の高らかな笑い声が響いてきた。そう、ラモント・クラストン=“ザ・シャドー”の笑い声であった。噂には聞いていた悪党たちは逃げようとするも、その内の一人は反撃を試み、銃を乱射”だがザ・シャドーにカスリ傷ひとつ与えられずに伸されるのであった。

ザ・シャドーを向かえに来たタクシーが一台。この人物もその昔、シャドーに命を救われたという。そして男は教授に指輪を付けると、“お前もシャドーのために協力して欲しい”と頼んだ。家族のあるレインハートにとっては二つ返事とは行かなかったが恩もあり、協力することになる。

レインハート・レインの娘、マーゴにレストランにて食事を招かれたラモント。彼女と話をしていると、いや、していなくても、自分の心が読み取られているような感じがするラモント。マーゴも又、違う能力の持ち主であった。このまま付き合っていけば、自分の身に危険が及ぶかもしれない…。極力接触は避けようと思ったラモントだった。

自宅に帰り暖炉の前でうたた寝をしているラモントが“凶悪な何か”に気付いて目が覚めた。ニューヨークに、チンギス・ハーンの遺体が届いたらしいのだ。美術館館長は、職員に、“蓋を絶対に開けないように”と念を押すモノの、棺の中から漏れ出た不吉なパワーによって警備職員は自分のこめかみに銃口を向けて弾いてしまった…。

確かに“モノ”は十世紀前のものである。それに収められた“遺体”が何らかの力を持っているのであろうか?

この謎の人物こそ時を越えて蘇ったチンギス・ハーンである。野心家のハーンの部下クレイモアーの命や、チンギス・ハーン直々の命により、自分の心とはあずかり知らぬところで核爆弾の製造を試みるレインハート・レイン。

また、チンギス・ハーンに会った、マーゴは催眠術によりそそのかされて、ラモント暗殺の命を受ける。クラストン家に忍び寄り、ラモントに銃口を向けるマーゴ!だが何とか助かったラモントはコトの一部始終を聞かされ、また、自分がシャドーである事を打ち明けるほかにはなかった…。

その後、チンギス・ハーンの追っ手に気付いたラモントは、追っ手よりも先にチンギス・ハーンの元へとやって来た。それぞれの超能力を駆使して相手を倒そうとするも、決着初かなった。

とある昼間、ラモントがマーゴと街中を歩いていると、“隠された建物”を見つけた。人々は催眠術にかかっており、その建物の存在を認識できないのである。ここがチンギス・バーンの根城…。

ある豪雨の日、ラモントは“ザ・シャドー”としてその建物へと忍び込んだ。中には傭兵たちや、チンギス・ハーンに取って代わろうとするクレイモアーが待ち構えている!シャドーは部下たちやクレイモアーたちを難なく倒すとあとはチンギス・ハーンとの一対一だ。

7年前のチベットに堕落した時代には“インコー”と呼ばれていたシャドー。シャドーとチンギス・ハーンの最後の決戦だ!!!

結末・ラスト

チンギス・ハーンが手にした自我を持つナイフがシャドーの首に迫る!!!だが、ナイフはシャドーの中に何かしらの善意を感じ取ったのであろう、鋒を変えるとチンギス・ハーンの首に突き刺して決着はついた…か?

だがまだチンギス・ハーンは生きており、自我を取り戻したレインハート・レインは核爆弾をリセットしなければいけない!!なんとかレイン父娘のお陰で爆発は防がれた。

そして、最期はシャドーがチンギス・ハーンにとどめを刺して自体は執着した…。

催眠術で騙されていた人々が突然現れたビルに驚くモノ多数。また、チンギス・ハーンはナイフにより前頭葉の超能力を司る部分を失い、一介の人間に成り下がってしまた。

ハグをした後でその場を去るラモントとマーゴ。きっと彼らは“会いたい”と思うだけで、会えることであろう…。

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レビュー・感想・解説・評価

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シャドー
toikunの評価:7/10★★★★★★★☆☆☆

おーっと、レビューを書き忘れていたよ…ごめんなさい。

オープニングクレジットに寄ればAdvance Magazine, Publishers Inc.Usの“THE SHADOW”を元にしたアクション映画だ。

なお、1940年には同名の映画作品が製作されているが、現状、日本で観ることが出来るかは分からないので申し訳ない。

本作の監督を務めるのは、監督作品が非常に多く、「バイオハザード2」なども監督をしているラッセル・マルケイ。「ハイランダー 悪魔の戦士」は観たことがあるなぁ。

また、作曲を担当するジェリー・ゴールドスミスは御大というところだが、既に亡くなっている。合掌。

キャストを。

・主人公のヤクに溺れる男から正義漢に変身する男に大好きアレック・ボールドウィン。今回で本作を観るのが二回目となる。まぁに関してはそれなりにレビューをしているので彼のページからドウゾ。アメリカ版DVDで手に入れたアカデミー賞ノミネート作品を観なければ(汗)

・チンギス・ハーンというまたまた凄い役どころで登場するのが「ラストエンペラー」のジョン・ローン。他に「ラッシュアワー」など。多分にアメリカナイズされたチンギス・ハーンに対して、評価は様々あるであろう。

・本作のヒロインと言って良い女性を演じるのはペネロープ・アン・ミラー。その昔、『SCREEN』誌ではペネロピー・アン・ミラーだったなぁ…。「ダウンタウン」「レナードの朝」など。

・「ゴッド・アンド・モンスター」と「ロード・オブ・ザ・リング」の二度のオスカーノミニーのイアン・マッケランが催眠術にかけられる科学者として登場。こんなに昔の作品を観たことがなかったので、認識するのに時間がかかった(汗)他に「ラスト・アクション・ヒーロー」など。

・おっととと、ティム・カリーもよく観る俳優で「レッド・オクトーバーを追え!」では確か序盤にショーン・コネリー艦長に殺されていたような…!?他に「チャーリーズ・エンジェル」など。

さーて。

でも、配役の妙だよねぇ。特にアレック・ボールドウィン。彼ってどこかしら“影”をもっているじゃん?それが活かされているのが嬉しい。

配役に関して注文を付けるとすれば、東洋の顔立ちのジョン・ローンは、“チンギス・ハーン”の設定を代えて、アフリカン・アメリカンとかにしたらもーっと面白かったんじゃないかなぁ。だって、イメージとして、東洋って難いが良くないし。

本作の後年、何だっけ?エジプト映画とか、そっちのテイストを加えたら…アレックの真面目さが消えちゃうかなぁ。

閑話休題。まーたアレックの映画作品を観たくなったぞぉ。ふっくらしたバージョンと、主演バージョン、どちらにしようかしらん(苦笑)

2017/06/19

2017/05/22

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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