映画「オーシャンズ12」あらすじ,ネタバレ,レビュー

　ダニー・オーシャンたち11人が、テリー・ベネディクトのカジノから大金を盗んでから3年の月日が経った。オーシャンたちはそれぞれ稼業から足を洗い、大金を元に生活していた。そんな彼らの前にベネディクトが再び現れた。彼らの命と引き替えに、盗んだ金とその利子を返してもらうためだ。金をけっこう使ってしまっている彼らは、金を稼ぐために再び泥棒稼業に身を置き、アムステルダムへと飛ぶ。

　マツイという人物から、ある屋敷の宝物が金になると教えられ、それを頂こうと企むオーシャンたち。準備万端で屋敷に行くが宝物は誰かにすでに盗まれた後だった。盗んだのはフランソワという男だった。オーシャンはフランソワのところに行くと、彼は「どちらが盗人として優れているか？」と勝負を持ちかける。オーシャンたちがベネディクトから盗んだ額と同じ金額を男に預け、オーシャンが勝負に勝ったらその金を渡すと。

　一方、オーシャンたちの仲間のラスティーの、元恋人で警官のイザベルの包囲がオーシャンたちを包んでいた。

　ローマの美術館の金の卵につぎなる狙いを定めるオーシャンたち。しかしイザベルの手によって、彼らはライナスら数人を残して逮捕されてしまう。ライナスたちは意を決してオーシャンの妻テスを呼び、一緒に盗むことにする。

　しかしイザベルによって逮捕されるライナスたち。オーシャンたち一味が逮捕されて、FBIがやってくる。FBIの捜査官は、イザベルの強引な手法に彼女を任務からはずす…。

　と、ここでオーシャンたちは解放される。FBI捜査官はオーシャンたちの手を回した人たちであった。何が何だか分からないイザベルはラスティーを追いかける。そこで彼女は、死んだはずの盗人の父親に再会をする。

　また、オーシャンとテスはフランソワのところへ行き、勝負は勝ったことを告げる。金の卵がローマに着く前に盗っていたのだ。そして金を得たオーシャンたちは、それをベネディクトへ返済し、イザベルと共に盛り上がるのだった。