映画「16ブロック」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
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ベテラン刑事が囚人の護送に。僅か16ブロックを送るだけだが囚人が襲われる。その背後には悪徳刑事が…。
ブルース・ウィリス主演のアクションスリラー。脇役のデヴィッド・モースが光る作品!
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受賞:なし
ノミネート:なし
ストーリー・ネタバレ
裁判所までは僅か16ブロック先ながら、ニューヨークの道は渋滞していた。キレたジャックは、一人車を降り、行きつけの酒場で酒を買い、それを飲んだ。その時にエディを襲う男が現れた。エディが殺される、そんな瞬間、ジャックは男を射殺してエディを助けた。敵はいったい何者なのか?そんなことを考える間もなく、ジャックはエディを連れてその場を逃げ出した。
ジャックが警察本部に事を告げた。その場所に現れたのは、無線を聞いたジャックの相棒フランクだった。最初は心強く思ったであろうジャックだったが、新たに現れた刑事の姿を見たエディの様子がおかしい。フランクは「悪さをした刑事仲間を救うためにエディを殺す」とジャックに言った。エディは、自分の罪を無くすかわりに、法廷にて悪徳刑事のことを証言することになっていた。そのエディを殺すことによって、芋づる式に自分たちが捕まるであろう事を回避したかったフランク。だが、ジャックはそれを許すまじと思い、相棒であったフランクに銃を向け、エディと共に逃げ出した。
ジャックは妹ダイアンの家に行った。留守だったがカギを見つけて入り、荷を整えた。そこにはフランクの仲間がやってくるが、出し抜くジャック。外に出た後、エディを見失うジャックだったが、地下鉄の駅で見つけて一緒に裁判所に行こうと説得する。
チャイナタウンに逃げ込むジャックとエディ。だが携帯電話の電波を探査され、フランクらに居場所が分かってしまう。壁越しに話すかつての相棒ジャックとフランク。フランクの「警官を売るな」という説得に、ジャックは耳を貸さなかった。
ジャックとエディはアパートへと逃げ込んだ。そして親切な住人にドアを開けてもらい、ジャックはエディに身を整えさせた。そして、裁判所の検事に連絡を取った。そのことで居場所を知ったフランクの手が2人に迫るが、出し抜いた。
2人はバスに乗り込んだ。乗客は20数名か、裁判所を目指させるが、バスのタイヤを撃たれてしまう。そしてジャックは、フランクによって、バスジャック犯とされてしまい、バスの周りはフランクら悪徳刑事を含めた警察に囲まれてしまった。
交渉人から電話を受け取ったジャック。その電話で交渉人に自分の要求を言った。だがジャックはその要求は通らないことは始めから分かっていたので言っただけであった。すぐさま、人質を解放するジャック。その人質に紛れて外に出たエディ。ジャックは自分のみを犠牲にして、どさくさに紛れて一人で裁判所に向かわせる手はずだった。
だが外に出たエディはバスに戻ってきた。ジャックを犠牲にさせたくなかったのである。4本のタイヤともパンクさせられながら、ジャックはバスを走らせた。そしてビルとビルの間の細い道を走って止まった。取り囲む警察の特殊部隊だったが、バスにはジャックとエディの姿はなかった。
逃げ出した2人だったが、無事ではなかった。エディが腹を打たれていたのだ。ジャックは救急隊員である妹ダイアンを救急車と共に呼んだ。応急処置を受けたエディ。そんなエディにジャックは言った。自分も元は悪いことをしていたと。
ジャックは救急隊員にエディをバスまで送らせて、一人裁判所に向かった。エディの代わりに自分のことをさらけ出して、証言するために。自分の罪が問われるのを気にはしなかった。
裁判所に向かうジャックの前に再び現れたのはフランクだった。ジャックはフランクに銃を渡した。フランクはジャックを撃たなかった。裁判所に入るジャック。フランクは裁判所にいる仲間に射殺するように命じた。裁判所にバスジャック犯であるジャックが現れたことに、周囲はざわつく。
結末・ラスト
2年の刑期を終えたジャックの元には、夢であったケーキ屋になったエディのケーキと手紙が届いていた。何よりもそれを誇りに思うジャックであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]前情報は、”囚人を16ブロック先まで運ぶ”ということだけだった。何が起こるのかと期待して見た。だがその期待は裏切られる結果となった。ジャックの描き方が不十分で、どのような過程を経て、刑事仲間を裏切る気持ちになったのかが、伝わってこなかった。そして、「スピード」を少し彷彿とさせる、バスのアクションが中途半端に描かれ、また、デーヴィッド・モースが出ていることで、これまた「交渉人」を思わせる展開になりながら、それもまた中途半端。劇中のジャックに対する”運の悪いときに運の悪い場所にいる運の悪い男”という「ダイ・ハード2」の台詞をパクったような、似せた台詞には苦笑いが出てしまった。
モス・デフをtoikunは初見だったので、あのしゃべり方が自なのかどうなのかは現在のところ判断がつかないが、悪い意味でアフリカンアメリカンに似させているなと感じた。自だったならば失礼にあたるが、もしそうでないならば、エディという男のどういう側面を描きたかったのか疑問符が残る。
”10時までに裁判所に着かなければならない”ということを盛んに劇中で言って、スピード感・緊張感を持たせようとするが、映画のこの出来では、はっきり言って無駄。
これほどまでに全てに否定してしまうと、某ブログもどきになってしまうのが嫌だが、映画への愛がある故と受け取って欲しい。
なお、toikunが見たDVDには、本編とエンディングが異なっている”別バージョン”も収録されていた。これはこれで楽しめた。
2007/06/03
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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コメント:
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