映画「ボーン・スプレマシー」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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記憶の戻らない男は愛する女性と暮らしていたが彼女は組織の人物に殺された。男は彼女の敵を討つ為に立ち上がり世界を駆け巡る。また男をCIAは追う!男は一体何者なのか?
マット・デイモン主演のアクションシリーズ第2弾。
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- 主要登場人物配役(役名/俳優)
受賞:なし
ノミネート:なし
ストーリー・ネタバレ
一方CIAは、ドイツ・ベルリンにて、かつてのある作戦の失敗に関するファイルを提供するという人物からの接触を受け、その人物との接触作戦の時を向かえていた。その作戦は女性指導者パメラの指導の下、万全に進むと思えたが、予想外の事態が起きた。ある人物がその作戦現場に現れ、CIA側の局員と情報提供側の人物を殺し、肝心の情報であるファイルと、それの見返りとしてCIAが用意した大金を奪って消えたのであった。
その作戦を潰した人物はキリルという男であった。キリルは、ロシアの石油会社CEOグレツコフの命令の下に動いていた。グレツコフは次の命令をキリルに出した。隠れ住んでいるジェイソン・ボーンの殺害という命令を。
キリルはインドにやってきていた。キリルの常人らしからぬ雰囲気を偶然街中で見かけたジェイソンは、すぐさま帰り、車に乗りマリーを迎えに行った。だが、マリーの居る場所に着き彼女を乗せたところを、キリルに見られてしまうジェイソン。標的であるジェイソンを発見したキリル。キリルとジェイソンによる車による激しいチェイスが行われる。その後、キリルの凶弾が車のマリーを貫き、ジェイソンとマリーを乗せた車は水中に沈んだ。マリーを助け出そうと水中で必死になるジェイソンだったが、それも空しく、マリーは沈んでいった。その様子を見ていたキリルは、任務完了と思い戻った。また、陸に上がったジェイソンはマリーの敵を討つべく立ち上がった。
ドイツの作戦の後始末中のCIA。パメラは、作戦の場所から不発の爆発物と、それに付着した指紋を発見する。その指紋の分析をすると、最高機密情報であるトレッドストーンの作戦名とジェイソン・ボーンに行き着いた。指紋はジェイソンのものであった。彼女は、CIA上層部に詰めより自分に最高機密情報へのアクセス権限を与えるように迫った。上層部は、事を全て伝える事を条件にパメラにアクセス権限を与える。と共に、トレッドストーンを仕切っていたが後に作戦の失敗によって葬られたコンクリンの上司であるアボットも付き添わせた。実はアボットがコンクリンを葬っていたのだが、それは誰も知らなかった。パメラとアボットはベルリンで更なる調べを行う事になった。
一方、その頃ジェイソンはイタリア・ナポリに入っていた。それを突き止めたパメラは、イタリア当局にジェイソン拘束を求めるが、ジェイソンはそれを振り切り、ドイツ・ミュンヘンへと移動した。思い出した記憶の中から、かつて作戦をした場所にたどり着いたのだ。そこで同じトレッドストーン作戦によってCIAの暗殺者になった男と対峙をしてやっつけるジェイソンであった。
パメラはトレッドストーン作戦時に、CIAの局員であってジェイソンの周りにいた女性ニッキーを探し出した。ジェイソンを捜し出すために。そんなパメラらCIAの行動を読んでいたジェイソン。CIAが自分とマリーを狙ったものと思っていたジェイソン。彼はパメラを尾行し、泊まっているホテルなどを割り出し、パメラの携帯番号を手に入れた。そして、パメラに連絡してきた。一緒にいるニッキーと1対1で話しがしたいと。ジェイソンを捕まえたいパメラらは、それを受け入れた。
ジェイソンとニッキーが接触する時。CIAはドイツで厳重警戒をしていた。それをかいくぐってジェイソンはニッキーを連れ去った。そして色々と聞き出して、銃口を彼女に向けるが、殺さなかったジェイソン。
ニッキーが連れ去られ動揺が広がるCIAの中で、アボットだけは違っていた。アボット直属の部下が、ジェイソンのドイツ・ベルリンにおける作戦説を翻すような証拠を見つけてきて、アボットに知らせてきた。パメラに知らせる前に。アボットは、その部下を密かに殺してしまった…。これによりジェイソン犯行説はCIA内部に広まる事はなかった。
ジェイソンは、記憶によりドイツのあるホテルにたどり着いていた。そこで部屋を取るジェイソン。彼は気になっていた部屋があった。そこに泊まりたかったが、塞がっていた。ジェイソンは、塞がっていた部屋に入っていく。そこでかつての殺しの記憶が断片的に蘇る。そんな中で、CIAはドイツ警察にジェイソンを指名手配にかけていたので、それを知ったホテルの従業員から警察に連絡が入る。警察はすぐさま急行する。ジェイソンは違う部屋にいたためにすぐに見つかる事はなく、警察の気配に気付いて逃げる事ができた。一方、CIAのパメラは、ジェイソンが入った部屋に見覚えがあった。その部屋で、ロシア人夫婦が泊まっていて、妻が夫を殺して、自殺したという事件があったために覚えていた。
アボットはホテルに戻った。彼はロシアのグレツコフに電話をした。ジェイソン・ボーンを殺すようにと。電話を切った後、アボットの前に現れたのはジェイソンだった。銃を構えるジェイソンにアボットは全てを告げた。ドイツでの一件で自分とグレツコフにつながるものが出る事、かつてのCIAの予算によりグレツコフが石油発掘をできるようになった事、その分け前をもらった事など…。殺せと言うアボットに、ジェイソンは引き金を引かなかった。ジェイソンは全てを録音していたのだった。
ジェイソンがアボットの元から去った後、パメラがアボットのところにやってきた。アボットは全てが終わったと思い自らに引き金を引いた。CIAの持ち場に戻ったパメラの元には、ジェイソンからアボットとの会話のテープが届いていた。
ジェイソンはロシアに入った。何事かを成し遂げるために。CIAもジェイソンのロシア入りを知るのであった。また、アボットからの電話でジェイソンが生きていると知ったグレツコフは、自分につながるジェイソンを殺すために再びキリルにジェイソン殺しを命じた。
ジェイソンは、ある女性を捜していた。そんな中でもジェイソンに迫るCIA、そしてキリルの手は容赦なく伸びた。歩いているところをキリルに見つかり撃たれるジェイソン。撃たれても先に進む彼がいた。やがてジェイソンとキリルとの間に凄まじいカーチェイスが展開された。そしてジェイソンは何とかキリルの息の根を止める事ができた。
ロシアの街中を歩いて帰ってきた聡明な若い女性がいた。彼女が帰宅すると、家にはジェイソンが居た。彼女に騒がないように言ったジェイソン。そして部屋に飾ってあった彼女と彼女の両親の写真を見て、彼女に語り出した。彼女の両親は自分がかつて殺してしまったという事、父親だけを殺すはずが、計画が狂って母親も巻き込んでしまった事、そのために、母親が父親を殺して自殺をした事にした事…。そう、ジェイソンは自分のトレッドストーンでの初任務は、彼女の父親をドイツのホテルで殺してしまうことであった。ジェイソンは、女性に全てを告白して、謝り、そして彼女の元を去った。
結末・ラスト
せめてもの彼女の感謝には、”デビッド・ウェップ”というジェイソン・ボーンの本名と、ミズーリ州ニクサ出身、1971年4月15日生まれという言葉が含まれていた。ジェイソンは、この後…。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]原題を日本語にすれば”ボーン至高”?だとすれば意味は、”ボーンは最高”であろうか?その今作、非常に興味深く見ることが出来た前作であったため、今作も期待をした。それが裏切られる事がなかったのは、非常に評価の高いロバート・ラドラムの原作本『殺戮のオデッセイ』の映画化のおかげなのか、何なのか…。何にせよ非常にテンポが速い印象があり(音楽のおかげもあるが実時間で)間延びがなくて良い。原作を見た事がないので比較は出来ないのが悲しいところではあるが、”映画化に間違いはない”。
アクション・スリラー…問題のアクションは、激しいカーアクションで魅せ、また「沈黙の戦艦」の闘うコック、スティーヴン・シーガルとまではいかないものの、非常に素晴らしいナイフ捌きでのアクションシーンも魅せる。ある意味、ジェイソン・ボーンの方が人間臭くいので良い。シーガルは常人離れ過ぎる…。
主演デーモンの演技、申し分なし、それを引き立てた脇役人、特にスポットが当たった感のあるジョーンの良さ、”陰謀論の良さ”、何をとっても非はないのではないか。
エンディングの曲は前作と同じMobyの『Extrem Ways』で最高に盛り上がった物語の余韻を、また盛り上げてくれる。欲しいと思った方はこちらをどうぞ。3作目のサントラではあるが、こちらの10曲目、RealPlayerで視聴もできる。
2007年11月に次作「ボーン・アルティメイタム」が公開される。と・て・も・う・ず・い・た。
なお、このページで3作目である「ボーン・アルティメイタム」を紹介している。
2007/10/15
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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