映画「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」あらすじ,ネタバレ,レビュー
あらすじ
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受賞:なし
ノミネート:なし
ストーリー・ネタバレ
それぞれ知らせを受けた両国は対応を協議、相手の出方によっては戦争も辞さない考えだった。しかしイギリス情報部のMは現場で発進された不審な電波に関心を持ち、それはメディア王で知られるエリオット・カーヴァーが所有する人工衛星から発射されたものだと調べる。そして彼女はこのカーヴァーが事件を仕組んだのではと推測。急いで情報部員007=ジェームズ・ボンドを呼んだ。Mはドイツで行われるカーヴァーの衛星打ち上げ記念パーティーに出席し、カーヴァーを探るようにボンドに命じる。
銀行家をなのりカーヴァーと対面するボンド。野心家なタイプである。その席でカーヴァー夫人のパリスに会う。彼女とはかつて男と女の関係にあったボンド。夫の秘密を聞こうとするが、彼女は話そうとしなかった。2人の関係とボンドの素性を怪しんだカーヴァーは彼を拷問にかけようと部下のスタンパーに命じる。一度は捕まるボンドだが脱出。ホテルに戻ってくつろいでいるとパリスがやってきた。彼女は、「屋上から新聞の印刷工場には入れる」とボンドに話して立ち去る。
翌日ボンドは工場に忍び込み、”装置”を奪う。そこに、パーティーでも会っていて新華社通信の記者だと名のっていたウェイ・リンが忍び込んできた。彼女もカーヴァーを探っているようだった。しかし敵に見つかり話を聞く間もなく工場から脱出。ホテルに戻るとそこにはパリスの死体と、拷問が得意なカウフマン教授がいた。カーヴァーは妻の裏切りを知り、教授に殺させたのだ。教授は”装置”を返せとボンドに銃を突きつけて脅す。だが危機一髪の所を形勢逆転し、パリスを殺された怒りと共に教授を倒す。更に敵の執拗な攻撃が続くが、携帯電話で操作できるBMWを使い逃げ切る。
次にボンドは撃沈された軍艦に入るべく南シナ海に飛ぶ。そこでアメリカ軍から、あの”装置”はGPSを操るための暗号機だと教えられる。カーヴァーはそれによって軍艦に偽のロケーションを教えて公海上にいると錯覚させたのだ。ボンドが船に潜ると、積んであったミサイルの一機が盗まれていた。そこになんとウェイも現れた。驚く2人。深い海溝へと落ちる軍艦から辛くも脱出した。だが、海面にはスタンパーが待ちかまえていた。捕まったボンドとウェイはベトナムのカーヴァーのビルに連れてこられる。そしてウェイの正体が明らかになる。彼女も諜報員でこの件を探っていたのだ。2人に危機が訪れる。しかし隙をついて脱出。バイクに乗った2人と敵のヘリとのチェイスが始まるがなんとか逃げ切った。まだ単独で捜査をしようとするウェイだが、ボンドに命を助けられ一緒に行動する。彼女のコンピュータにより敵のステルス艦の大まかな位置を特定し、いよいよ乗り込むことになった。
カーヴァーは英軍の仕業と見せかけて盗んだミサイルで北京を攻撃し、第3時大戦を起こそうとしていた。それをどこよりも早く報道してメディア界での覇権を握ろうとしていたのだ。”悲劇”よりも人々を引きつけるニュースはない、それを自分で引き起こしてメディアにより世界を握る、最悪の考えを持っているのがカーヴァーなのだ。ボンドとウェイは彼をやっつけて、第三次世界大戦を阻止した。Mは、この大それた陰謀が人々の耳に入らぬように”メディア王カーヴァー氏、自殺”を新聞に発表した。そしてまたいつもの平和な明日がやってくるのであった。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]冒頭はロシアでの秘密武器売買会場にボンドが乗り込んでメチャクチャ壊すわけだが、それだけで気持ちが高ぶってしまう。最初ッからこんなにすごくて息が上がらないのか?って。このシーンで戦闘機の上でマシンガンをぶっ放すシーンがあるのだが一番彼のハンサムさが際立っていたと思った。前作ではあまり人間味のあふれる役ではなかったMだが、今回はそれも改善されてジュディーの良さが出ていたように思う。次作ではもっと良さが出るとか。
今回の味方のボンドガールはカンフーを駆使するとっても強い女性である。ボンドもかすむそのカンフーで”魅”せてくれる。ボンドカーも光った。なんと携帯電話を使ってまるでラジコンのようにBMWが動かせるのである。これで遊んだボンドに、デズモンド・リューウェリン演じるQが「大人になれ」と諭すのがとても印象的だった。
さて、メディア界の人が自分で事件を起こして報道するという今回の内容、今日ではそれも可能なのだから他人事じゃないのである。マスコミニケーションには正確で倫理にかなった報道をして欲しい、この言葉で占めようと思う。
なお、この映画はイオン・プロの設立者で、「007/ドクター・ノオ」から「007/消されたライセンス」までの「007/サンダーボール作戦」を除く全15作を製作し、優れた映画製作者に送られるアカデミー賞のアーヴィング・サルバーグ賞ももらったアルバート・R・ブロコリーに捧げられている。
2000/02/18
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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