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(C)2014 Dogwood Pictures, LLC
映画『KNIGHT OF CUPS』「聖杯たちの騎士」<2015年:アメリカ>

映画「聖杯たちの騎士」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

「聖杯たちの騎士」ポスター画像

(C)2014 Dogwood Pictures, LLC

原題:

KNIGHT OF CUPS

邦題:

聖杯たちの騎士

原題訳:

聖杯たちの騎士、カップの騎士、杯の騎士など(注:タロットカードの1つに、杯を持ち白馬に乗る騎士の姿がある。本作はタロットカードによる章、または編、仕立てになっている)

製作年:

2015年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

ドラマ ロマンス

監督:

テレンス・マリック

主演:

クリスチャン・ベイル ケイト・ブランシェット ナタリー・ポートマン

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

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脚本家として頂点を極めた男リックはパーティに繰り出してはそこで出会った女性たちと関係を持っていく。“最初の女性”デラからはアッサリと振られてしまうのだが。

そんなリックの家族は老いた父親ジョセフと、弟のバリーだ。しばしば会うこの家族だが、リックの弟が自殺をしたことから、後悔する父親や受け容れられない弟の間で、会えば喧嘩…。

また新たにコメディの脚本が決まり、これ以上無い程にセレブとなり、参加するパーティーの格も高く…。

そんなリックが、先に別れたデラも含め6人の女性と愛し合い、また、破局もするのだろう。だけれども、自分の人生を少しずつ見直し良いものにしていこうとした時、出会った6人目の女性により…。

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クリスチャン・ベイル(「ザ・ファイター」)、ケイト・ブランシェット(「アビエイター」、「ブルージャスミン」)、ナタリー・ポートマン(「ブラック・スワン」)という3人のアカデミー賞俳優の豪華共演作品!

他にも有名俳優が揃っているので感想・レビュー欄で紹介しているので、見逃すなよ!

素晴らしい女性キャストと男性陣を纏め上げたのは巨匠テレンス・マリック。「シン・レッド・ライン」と「ツリー・オブ・ライフ」で3つのアカデミー賞にノミネートしているマリックが本作で魅せるのは“非常に抽象的な絵”だと思った。実は、解説が無ければベイル演じる主人公は神の生まれ変わりなんじゃ無いかと錯覚していたtoikun。つまり、ちょっと難しい映画と感じるかも知れない。

そしてきっと賛否両論有るだろうなぁと思われた映画である。ご覧になった方は下の口コミ・レビュー投稿欄からご自身の感想をお聞かせ願いたい、本当に本作についてはそう思うtoikunがいる…。

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本作は公式サイトから辿れる“THEATER”に公開劇場一覧が載っているが、まだ公開2ヶ月弱なので11の劇場しか決まっていない。アーティスティック・哲学的で、挑戦的と感じる作品だけに、そういう作品を好まれる劇場さんでの公開が増えていくのが目の裏で浮かんでいる。

公開はクリスマス前の12月23日(金・祝)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー!

「僕はどこで間違えた?」

配給:東京テアトル

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クリックすると下にジャンプします序盤の詳しいストーリー感想・レビュー

詳細作品データ[写真画像付き]IMGs' COPYRIGHT notations

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Christian Baleクリスチャン・ベイル脚本家の男リック
Cate Blanchettケイト・ブランシェットリックと結婚している(いた)、女医ナンシー
Natalie Portmanナタリー・ポートマンリックと恋仲になるが、“ ”な女性エリザベス

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Nominee:ノミネート:
Noneなし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producers:製作:
Nicolas Gondaニコラス・ゴンダ
Sarah Greenサラ・グリーン
Ken Kaoケン・カオ
Director:監督:
Terrence Malickテレンス・マリック
Writer:脚本:
Terrence Malickテレンス・マリック
Cinematographer:撮影:
Emmanuel Lubezkiエマニュエル・ルベツキ
Original Music:音楽:
Hanan Townshendハナン・タウンゼント

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Christian Baleクリスチャン・ベイル脚本家の男リック
Cate Blanchettケイト・ブランシェットリックと結婚している(いた)、女医ナンシー
Natalie Portmanナタリー・ポートマンリックと恋仲になるが、“ ”な女性エリザベス
Brian Dennehyブライアン・デネヒー過去の栄光への回帰欲がある年老いたリックの父親ジョセフ
Antonio Banderasアントニオ・バンデラスリックがパーティーで知り合う男性トニオ
Wes Bentleyウェス・ベントリー兄弟の死で自暴自棄になるリックの弟バリー
Isabel Lucasイザベル・ルーカス???な女性イザベル
Teresa Palmerテリーサ・パーマーリックが訪れたバーのポールダンサー、カレン
Freida Pintoフリーダ・ピントリックが出会うインド系の神秘的な女性ヘレン
Imogen Pootsイモージェン・プーツ奔放な女性デラ
Armin Mueller-Stahlアーミン・ミューラー=スタール神父
Ben Kingsleyベン・キングズレー(声の出演)
「聖杯たちの騎士」トレーラー
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ストーリー・ネタバレ

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NIGHT OF CUPS

道路沿いの砂丘の広がる荒野とも言えるところへと足を踏み入れるリック。物思いにふけるようだが、これには何の意味があるのだろうか…?若い日本人女性達とオープンカーでドライブをした後は、ホテルに入りプールで楽しむ。そして着物風のコスプレをした日本人達とパーティーを楽しむリック。偶に笑みを浮かべるリックだが、彼は本心でこんなことをやっているのであろうか?

非常に大きな地震が起こったのはハリウッドであろうか、それともラスベガスであろうか。寝ていたリックはベッドから飛び起きた。ベランダに出て外の様子を探ろうとするものの、上階から落ちてきた植木鉢で間一髪。テレビを付けて情報収集をしようとすると再び地震が襲った。非常階段から外へと出たリックは、同じようにストリート出ている住民達。再度の地震が…。こんな状況下でスマートフォンを使いリックが連絡を取っている相手とは…。

映画の撮影クルーと一緒にいるリックの姿があった。

THE MOON(月)

ピンクのカツラを付けた女性と出会い彼女の家へと着いていくリック。直ぐにカツラをとった女性デラと共に水族館へと出掛けた。水族館では子供たちが魚の群を見てはしゃいでいる。水族館を出たリックはエージェントと会うと、彼から脚本を書かないかと持ちかけられる。それはコメディ・スターであるテディの直々の使命だという。リックは馬鹿高い報酬の脚本執筆作業を受けるのだろうか?

ビルの屋上にある駐車場にてデラといるリック。オープンカーにもたれてキスをする2人だったが、デラからこう言われてしまう。

デラ:欲しいのは愛じゃなく、愛の経験では?

デラに別れを告げられるリックであった。

THE HANGED MAN(吊された男)

ちょくちょく、顔を合わせるリックと弟のバリー。彼らは路上生活者がタムロする場所に立っていた。レストランへと入った兄弟は、フォークなどの食器で戯れていた。“グラシアス”という挨拶が聞こえるこの地はメキシコなのか…?彼らには兄弟ビリーがもう一人いた。その兄弟は不幸な死をとげていた。リックはバリーのことを、こう思っていた“弟を愛して憎んでいる”…。そして2人は父親ジョセフのところへとやって来た。仕事はとうの昔に辞めて、老いるばかりのジョセフ。息子の死もあってかリックやバリー、特に次男バリーには喧嘩をふっかけてばかりいる。それは、バリーもまた兄弟の死によって心にポッカリと穴が開いてしまったから…。

精神的におかしい様に見える父ジョセフ。彼の眼前には“ジョセフ”という舞台俳優を見守る観客が“見える”。

THE HERMIT(隠者)

(C)2014 Dogwood Pictures, LLC

部屋の中で、何人もの裸の女と遊び狂ったリックは、サンルーフのある高級車でドライブをし、とある、セレブの集まるパーティー会場へとやって来た。有力者であるトニオと話すベイルは、彼から“愛”について語られる。そして、リックは此処で神秘的な女性ヘレンとであった。パーティーは豪邸の中を転々と“動き”、部屋の中、ベランダ、そしてプールのある屋外へと移っていく…

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そして、こんな言葉は…。

世界に恋し、恋に恋する…

妻、いや元妻ナンシーと再会をして歩くリック。

ナンシー:貴方と別れて伴侶が欲しかった

と語るナンシーは、有能な医師であり、脚本家のリックとは思うようには時間が作れなかった。そして離婚をしたリックとナンシー。ナンシーは久しぶりにリックの顔を見るとこう感想を言った。

ナンシー:昔は幸せそうだったわね。今は違うわ。何があったの?

[ストーリーは導入のみ]

この後…

・デラ、ナンシーと出会った後、カレン、ヘレン、エリザベス、イザベルと出会うリック。彼女たちとの関係はどうなるのか?

・リックが女性と結ばれる日が来るのか?

・家族の自殺という暗い過去を背負う一家に再び光は射すのか?

見どころ

・本編、様々な人物の語りで構成されていて、登場人物達のセリフもあるのだがメインは語り。

・特にリックを演じるクリスチャン・ベイルの語りとセリフ、“総量”を比べてみて欲しい。

・アカデミー撮影賞を3年連続受賞したエマニュエル・ルベツキの画を、よくここまで編集したと、編集担当のジェフリー・リッチマンとA・J・エドワーズを褒めるべき作品内容だ。

・巨匠テレンス・マリックの周りに集まった愛すべきキャスト達に“舌鼓”を打つこと間違いなし!

12月23日公開の本作、公式サイトをご覧になってお待ちになり、宜しければ下の画像ギャラリー後のレビューをご覧下さい。

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ギャラリー、ここまで。

レビュー・感想・解説・評価

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聖杯たちの騎士
toikunの評価:5/10★★★★★☆☆☆☆☆

米国アカデミー賞では2作品・3度ノミネートを果たしている巨匠テレンス・マリックの新作は、toikunにはとても実験的に感じられた映画だった。

前述したが撮影監督のエマニュエル・ルベツキは「ゼロ・グラビティ」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」、「レヴェナント:蘇えりし者」で3年連続アカデミー撮影賞を受賞。ルベツキが撮影した映画でレビューをしているのは「トゥモロー・ワールド」「バーン・アフター・リーディング」がある。

少し長くなるがキャストを。

・「ザ・ファイター」でアカデミー賞を受賞したクリスチャン・ベイルが脚本家リックを演じる。資料の説明が無かったならば、劇中の語りもあり、神の申し子か何かと勘違いしてしまう。まだまだ駆け出し、2000年の「シャフト」ではとても嫌な犯罪者坊ちゃんだった。少し難しい本作の主人公の、他の登場人物達との語りは!?

・「アビエイター」と「ブルージャスミン」でオスカーを獲得したケイト・ブランシェットが職業は女医を演じている。リックとは婚姻関係にあるが…。とても評価の高い「バベル」では打たれたことにより世界中を巻き込む大問題となってしまう。他に2016年に公開をされた真実を基にした「ニュースの真相」では実在のプロデューサーを演じている。

・懐かしいなぁ「ブラック・スワン」でアカデミー賞を受賞したナタリー・ポートマンが、ネタバレしないで話すと、ただの関係のある人物となるが…ごめんなさい。ティム・バートン監督作「マーズ・アタック!」では大統領の娘、他にウディ・アレンの「世界中がアイ・ラヴ・ユー」「コールドマウンテン」や恋愛もの「クローサー」も面白い。

・劇中の最初の方に出てきた女性に扮するは昨年観た「25年目の弦楽四重奏」でtoikunは衝撃を受けたイモージェン・プーツ。「Vフォー・ヴェンデッタ」でナタリー・ポートマンと共演しているイモージョンだが、もっともっと観たい女優だ。

・2016年は「トリプル9 裏切りのコード」、「きみがくれた物語」「ライト/オフ」と立て続けにファンを魅了したテリーサ・パーマーが、少しセクシーな役どころで登場する。本作が2016年のテリーサの最後の出演作品なのだろうか?ファンには喜ばしい年だった!

・「スラムドッグ$ミリオネア」でのオーディションの話が懐かしいフリーダ・ピントもまた登場する。彼女が出演するシーンでインドの音楽のようなものが流れるが、あれは良かったのだろうか?

・イザベル・ルーカスが演じるイザベルという女性に関してはネタバレもあるので語らないことをお許し下さい。「トランスフォーマー/リベンジ」など。

・本作のポスターなどでの“売り出し”はクリスチャン・ベイルとケイト・ブランシェット、ナタリー・ポートマンなのだが、少し時代を遡ると絶対にこの人も“売り”となったハズ、アントニオ・バンデラスがその名もトニオと呼ばれるセレブとして登場。イメージ的に彼らしいなぁと笑みを浮かべたtoikun。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」「フィラデルフィア」など。

・劇中ではスゴク老いていて、ファンとして悲しくなってしまったのだが、ブライアン・デネヒーが父親を演じる。古くは「ランボー」でスタローンを怒らせちゃって大惨事になったなぁ。他、西部劇「シルバラード」、二大名優対決の映画「ボーダー」など。

・クリスチャン・ベイルの弟として登場したウェス・ベントリーはアカデミー賞を多くの部門で受賞した「アメリカン・ビューティー」のプチヤク中青年が記憶から離れない。あれから15年近く経つが、若さは本作でも健在だった。

・資料に出ていなくて、劇中に登場して二度見をしてしまったのがアーミン・ミューラー=スタール。だっていきなり神父として登場していたのだもの。ご存じ「シャイン」のアカデミー賞ノミニー。「ザ・バンク 堕ちた巨像」の可哀想な最後だったり、「ゲーム」の騙し騙され役、いいねぇ。他に「ミュージックボックス」など。

・そして、声を判別できなくてごめんなさい。エンドロールを眺めていたらベン・キングズレーが声の出演をしていたと、キャストクレジットの最後に出てきていた。今度観たら確認してみよう!「ガンジー」のアカデミー賞俳優は「バグジー」などでもノミネートしている。本年公開された「アウトバーン」では「羊たちの沈黙」のアンソニー・ホプキンスとガチ対決が面白かった。他に「スピーシーズ 種の起源」「ラッキーナンバー7」など。

さて。凄い豪華なキャストなのはやはり巨匠と呼ばれるマリック監督の人望なのだろう。それぞれの出番は少ないし、カメラワークと編集そしてエフェクトで、表情や演技を細かくはうかがい知れなかった。でも、モチロンこれがマリック監督の意図したことなのだから…ねぇ。

劇中ではどんな語りがあるかは内緒にするが、toikunは解説が無ければ本当に理解が出来なかった。抽象的なのはやはり観客それぞれ感想を持って欲しいと言う現れ。これは「シークレット・オブ・モンスター」の監督が引用で語っていた“理解が出来るなら映画を説明する必要はないでしょ?”と言うのがあり、このページにもこの言葉を持ってくる。

2016年秋の、解釈不能か、または難しい映画として「胸騒ぎのシチリア」「シークレット・オブ・モンスター」、に次にtoikunは名を連ねたい本作。

で、出突っ張りの主人公=クリスチャン・ベイルの魅力は溢れていると思う。髭もじゃの格好良いフェイスはモチロンなんだけど、マリック監督の意向にそった演技って言うの?ファンはクラクラすること間違いなしです☆

さぁ、クリスマス直前の公開まであと2ヶ月!公式サイトも賑やかになっていくと思うので、皆さん、ご覧になってから劇場へ☆

2016/10/25

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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