映画「クリミナル・ミッション」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
1人の映画ファンの口コミ・レビューがあります。(クリックすると下方のユーザーレビューに移動)
儲かる株の投資話に乗っかった4人は仲間に資金を集めさせて株を購入する。しかし株価はアッサリと暴落をして資金を失ってしまう…。
更に悪いコトに、彼らの仲間が借りた金というのはギャングの金であり、ボスは4人が返せないことを見越し、金を返す代わりにある人物の誘拐を持ちかけてきた。
明らかに犯罪なのだが、借金を返す当てのない4人は従うしかなく、4人は別組織のギャングを誘拐した。男を監禁してボスと連絡を取ろうとするが、何故かこの日は連絡がうまくいかない。
4人が焦燥しきって来ると、監禁されている男は彼らを説得しようとし始める。
だが、この監禁事件の裏には隠された野望があったのだ、それも“彼”の…。
果たして、この映画の結末に何が起こるのであろうか?
未見の方は是非結末を隠してストーリーをご覧下さい!後悔しますYO!
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ストーリー・ネタバレ
マシューという若者が真っ昼間にバスに突っ込まれて交通事故死した。彼の葬式には学生時代の友人であるザック、ノア、ウォーレン、ブライスが集まった。葬式後に4人は旧交を温め合う。ザックには彼女ジェニーがいてあと数週間で結婚だと話した。不動産業界の会社に入ったというノアは名刺を渡した。実はノアは学生時代彼ら、特にザックに虐められていたのだが今は仲の良い友達。
レストランでの会食のあとで車に乗りよからぬ薬物を楽しむ4人。そしてビデクスコという製薬会社の話になった。ブライスのいとこがビデクスコの株を手に入れたのだが新薬開発を知って発表前の株の買い入れ=インサイダー取引をして20万ドルで売りたがっているという。彼ら4人が手に入れれば立ち所に大金持ちに…。ザックは証券会社に勤めておりそういうことには強い。4人で金を集めてブライスの従姉妹から買おうという事になったがみな資金はない。そこでノアが親の死で相続した金で20万ドルを払うと言う事を申し出、利益は山分けという事になった。
1ヶ月後。
証券会社のザックはビデクスコの最高経営責任者=CEOを逮捕したというニュースを見て青ざめた。株価をコンピュータで調べると取引が中止になる程下がっている…。駐車場に出て話すザックはある男に車に押し込まれてしまった…誘拐…。
車のトランクに押し込まれたザックが目を覚ますと2人の男に囲まれて“ボスへの多額の借金について心配している”と言われて明日にボスと会う事を条件にリリースされた。
約束のロワイヤル・ホテルにザックはノア、ウォーレン、ブライスを連れてやって来た。緊張する4人の前に少し遅れてぎゅんぐのボス、エディ・ロヴァートが現れた。ノアが株の為に使った金はエディからの借金であったのだ。エディは20万ドルに手数料の20万ドルを上乗せして40万ドルを返還するように要求するが勿論4人は返す当てなどない。そこでエディは“仕事”をすれば借金はチャラにすると言ってきた。
仕事とは…。エディの姪っ子が敵対するギャングのボス、タイロンに誘拐されたという。そこでタイロンの弟マルケスを4人に誘拐させて人質交換で姪を取り戻したいというのだ。4人は渋々それを承諾した…。
レストランで仲間と一緒に夕食をとるマルケス。トイレの為に席を立ったマルケスが便器に座るとザック達4人が現れてマルケスを車に押し込んだ。逃げる4人だがバンが追いかけてくる!しかし何とか車をまいた4人。追ってきたのは一体何者なのだろう…?
マルケスを倉庫に監禁する4人。マルケスは逃げ出したくて4人に様々な揺さぶりをかける。マルケスは有名なギャング、デミトリアス・フレミングの身内だという。こんなスゴイ男を誘拐して自分達は助かるのか?色々と揉める4人。
その頃、デミトリアス・フレミングは甥っ子であるマルケスが誘拐された事を知り、報奨金200万ドルをマルケスを見つける為の情報に与えると決めた…。
揉めたり意見統一をしたりする4人。エディに連絡を取ると直ぐには来られないと言われ彼らだけで暫く倉庫に監禁する事になった。
エディは部下のゲリーともう一人の男を使って状況を有利にする為にタイロンをも誘拐しようと考えた。
一方、FBIも動いていてマルケスの失踪に関してあらゆる手を使って情報を得ようとしていた…何故FBIが?
倉庫での長い夜…。ザックは彼女ジェニーが浮気しているのではないかと探偵を使って調べている事を3人に話す。またウォーレンはノアに対し過去虐めた事を謝罪した。
FBIがマルケス失踪に関してエディに話を聞いていた頃、エディの部下ゲリー達がタイロンを探し当て彼の居る家に押し入って…。
マルケスに盗聴マイクが仕掛けられていた事を知る4人。誰かが聞いていた?倉庫の近くに居るのか?ザックは想像した事をマルケスに聞く。FBIに頼まれて仲間を売る為に盗聴していたのだろう?マルケスは内通者…。だがマルケスは否定する…。
探偵から連絡があったザックは彼女ジェニーが黒であった事を知る。何か因果応報…。そこにエディから連絡があり会いたいと言ってきたがザックが電話を切った。彼は何を考えたのだろうか?前に知り合った財務省の人間に電話をしたザック、自首しようと話す。反対するノアだが車を表に回そうと建物を出ようとしたところにエディとゲリーがやって来た!
どうして倉庫の場所が分かったのか?
エディは話す。姪っ子は戻ってきたからマルケスは用済み、秘密を守る為に4人をマルケス殺しの殺人犯にして自分を売らせないようにする、その為にエディは4人に1発ずつマルケスに撃ち込めと言ってきた!八方ふさがりの中、ウォーレンが一人でマルケスを撃ち殺すがエディは満足しない。ザック、ノア、ブライスそれぞれにも撃たせた…。
終わった…。
マルケスの死体に“恥さらしめ”と言って海に投げ捨てるデミトリアス・フレミングが居て、ノアはというと何故か多額の現金を手にしていてニンマリしている…?
一体何が起こったのか?
結末・ラスト
この誘拐事件はノアが仕掛けたモノだった。ノアの叔父がエディであったのだ。ノアはザックに虐められた怨みがあった。それはバスに突っ込まれ死んだマシューにもあり実はノアがマシューを押してソコにバスが突っ込んだのだ。
葬式で旧知の4人は再会…。話はそれ以上に遡り、実はブライスはFBI捜査官で捜査官仲間がデミトリアス・フレミングをマルケスを通じて逮捕しようとしていた事を知った。ブライスはマルケスの裏切りの証拠テープを手に入れていた。これをザックに渡してそれがエディに渡る。
ザックはフレミングが身内の為に大金を払う事を知っていたのだ。だから一芝居打ってエディに協力を求めてマルケスを誘拐した。マルケスの裏切りの証拠をタイロンに聞かせたエディの部下ゲリー。エディの姪が誘拐されたというのは真っ赤な嘘!
ノアはフレミングと話して大金を貰い、それをブライスとエディで3等分した…。
顧客の金をビデクスコへの投資にあてたザックは会社を去らなければならなかった。探偵から届いた彼女ジェニーの浮気の証拠写真を眺めるザック。その相手はノアだった…。
ノアはジェニーと手を取り車で出かけるのであった…。
レビュー・感想・解説・評価
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「リトル・チルドレン」でアカデミー助演男優賞にノミネートしたジャッキー・アール・ヘイリーの初監督作品は今は亡きアメリカの詩人ロバート・ローウェルの作品を脚本とした映画!スカッとする大逆転は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のよう?
キャストを紹介する。
・騙されてしまったザックに「BULLY ブリー」、「小説家を見つけたら」のマイケル・ピット。こんなに嫌らしいイジメをしたらまぁ仕方がない…。
・騙した男ノアに「誘拐の掟」、「靴職人と魔法のミシン」のダン・スティーヴンス。クライマックスにヒゲのない顔(過去)で現れるのが格好良い。
・大スターのジョン・トラボルタが4人を脅すギャングのボスとして登場。toikunはパッケージを見た時にトラボルタが真ん中だったから彼が中心の作品かと思ってた!「サタデー・ナイト・フィーバー」と「パルプ・フィクション」でアカデミー主演男優賞にノミネートしている。本作は映画への愛が溢れているが「アウトバーン」という作品も同様でトラボルタの過去作品のシーンが登場する。愛されてるね!トラボルタの他の出演作品でオススメは「将軍の娘 エリザベス・キャンベル」、「ゲット・ショーティ」、「シビル・アクション」など。
・そして監督のジャッキー・アール・ヘイリーが部下のゲリーとして登場。大ヒットアクション「エンド・オブ・ホワイトハウス」の続編「エンド・オブ・キングダム」に出演し魅せてくれる。他にトム・クルーズ主演のおバカコメディ「爆笑!?恋のABC体験」など。
さて。
これ、何か伏線とかありましたか?
ずーっと昔に死んだ人のを脚本にするなんて見た事がないかも?脚色だったらウィリアム・シェイクスピアを元にしたものはあるけどさぁ。
騙されてコッチが真相を分かる時スカッとしてそれはいいんだけど、無駄話かとも思えるシーンなども逸品☆だってエディが妹の為に妹の旦那を叱りに行くとか、ゲリーが少年に更正の言葉をかけるとか、またゲリーが水疱瘡の云々で…てのは本編には関係なくていらないでしょ?でもそれを見せられて、クライマックスのあとに“この野郎!”て思った時に“あぁこれらのシーンはあってよかった”って思えるんだよねぇ。
ロバート・ローウェルって人がどんな人なのか知らないけどスゴク興味が湧く!
そして作り手ジャッキー・アール・ヘイリー達がどんなに映画が好きかも分かって喜ばしい!
何時もは旧作になるまで待っているんだけど新作で借りて良かった!すげぇお洒落な映画に乾杯!
2016/05/09
2016/09/18
by toikun.
映画ファンの口コミ・レビュー
No.1 (未記入) さん
レビュー日時:投稿日時:2016/08/01 07:21:54
評価:2点/10点満点中(最低点1点)
★★☆☆☆☆☆☆☆☆
(未記入でした by toikun)
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『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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