映画「あのころ僕らは」あらすじ,ネタバレ,レビュー
原題:
邦題:
原題訳:
製作年:
製作国:
上映時間:
ジャンル:
監督:
主演:
あらすじ
この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。
セックスが好き・群れるのが好き。そんな20歳前後の男達が女性を誘って何時ものように店にたむろした。様々なことを話す若者達。途中女の子を怒らせて帰してしまうものも。友達同士のケンカも起こる。だが男達は親友だ。あっという間に仲直りをして夜が更けていくのであった。
レオナルド・ディカプリオが助演としてインディペンデント系に出演すると言うことで1990年代後半に騒がれた作品。作品が完成しても中々公開はされなかった曰く付きの映画だ。
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]
ストーリー・ネタバレ
アメリカ。20歳前後の男達ブラッド、ジェレミー、デレク、イアンはそれぞれが“自分の持ち場”で女性をナンバしていた。彼らは皆口々に“これから一緒に友達がいる店に行こう”と言っていた。女性達は中々誘いにはノラなかったのだが…。
ブラッド、ジェレミー、デレク、イアンがいつもたむろしているレストラン“ドンズ・プラム”。ブラッドが一足先にサラと来ていて歌を歌っていた。そこにイアンがジュリエットを連れてやって来た。そしてジェレミーがエイミーを連れてきた。だがデレクは女性を捕まえられずに店に一人で来た。
男達はデレクをからかい男達の“雰囲気”から女性達もからかうのだった。若者がする話しと言えば当然セックスの話しである。また店にはチョット頭の弱そうなウェイトレスのフロウが働いていた。若者達は彼女をからかうように注文に難癖などを付けて楽しんでいた。そのうちそれを聞いていたエイミーが怒り出した。
途中でサラの友達のコンスタンスが合流して男4人女4人になるのだがエイミーの怒りは収まらず遂には泣き出して出て行ってしまった。デレクが本当に調子にノッタのだ。エイミーは店を出ると乗ってきたジェレミーの車を破壊して去って行った…。
ドンズ・プラムの店はと言うと…主人のドン・プラムは先のウェイトレスのフロウと開店時間中だというのに店の中でヌイてもらう始末。
ドンズ・プラムは他の客でも盛況だ。ただ男達が他の客にもチョッカイを出したりして怒らせてしまう。
男4人女3人の話しの中で所々親友である男達がケンカもしたりする。何時しかデレクが黙りこくった。彼の父親が自殺をしていてその事で彼の琴線に触れた者がいたようだ。店の違う部分に行くデレク。彼を良いなと思うサラはデレクの後を追う。
身体を求めてくるデレクを一度は突っぱねてしまうサラ。そして2人の関係はうまくいかなかった。サラもセックスを求めてココに来たのだが…。
店にアル中の浮浪者がやってきたり俳優志望のジェレミーが受けたオーディションのプロデューサーが来て酔っ払った彼女にキスをされて舞い上がるジェレミーが居たりして…。
結末・ラスト
デレクを怒らせたことをイアンに怒ったジェレミー。店内でジェレミーとイアンの壮大なケンカとなる。仲間達やドンは外に連れ出す。
ののしりあいと殴り合いが続いた中戻ってきたデレクの仲裁でジェレミーとイアンは仲直りする。ブラッド、ジェレミー、デレク、イアンの4人の友情関係は偉大である。
こうして夜も更けていった。それぞれがこの時を思いながら街に繰り出すのであった…。
レビュー・感想・解説・評価
感想・レビューを書いてみませんか?投稿フォームはコチラ[下にあります]リンクについて
~~~(矢印と破下線のリンク)は、T's Theaterでレビューしている映画作品や紹介している俳優等、全て内部リンクです。
インディペンデント系青春群像ドラマ。監督としては現在の所今作しか監督作品が無いが「マチルダ」など俳優としてのキャリアがあるR・D・ロブが監督した作品。レオナルド・ディカプリオが助演として出演するインディペンデント系ということで非常に話題に上がりながら中々公開されなかった曰く付きの作品である。T's Theater内のレオナルド・ディカプリオの紹介欄にも書いたがやっと公開された作品だ。ちなみにWikipediaによると1995年~96年にかけて撮影されたということで「タイタニック」よりも前の作品となる。
ディカプリオが助演であると書いたが正しくは若者8人が皆主演と言えるであろう作品。リーダー格としては「ジョンQ-最後の決断-」や「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」などのスコット・ブルームが演じるブラッドであろう。他に現代の主演格として「スパイダーマン」、「スパイダーマン2」、「スパイダーマン3」のスパイダーマンシリーズのトビー・マグワイアが出演。「スパイダーマン」シリーズは1995年よりは後であるので貴重である。ディカプリオとマグワイアはこの作品で友達関係になったと言われている。
さて、今作の話しを。
モノクローム、白黒映画である。ちょっと見づらいかもしれないが作品の良さが出ているように思う。20才前後の若者の話には避けられないセックスの話が出てくるが卑猥な言葉はそれ程多くは無い印象ではあるし卑猥なシーンというのもブルームの全裸おしり姿くらいしか印象にないのでソッチ系が苦手な方でもそれ程気にする作品では無いように感じる。
音楽の選曲センス、作曲なども映画を盛り上げている。
また作品の中身が若者を扱っていると言うことで、ご覧になった方々には“こんな事あったなぁ”って思う方も多いだろう。モチロン今作はアメリカの話しなのでドラッグの話しが散りばめられている。日本と環境は違うであろう。でもこうtoikunみたいに年を取って今作を見た場合は何かデジャブ感というか懐かしい感じはある。
こういうの良いよね。よく“セピア色”とは言うが白黒作品を見て懐かしく思う、それもまた映画の良いところなのである。
あぁ、久しぶりに連絡が取りたくなったな。
2015/09/27
なお今作と非常によく似た邦題の映画「あの頃ペニー・レインと」という良品もレビューしている。是非レンタルビデオ店で手に取ってみて欲しい。
2015/11/30
2016/12/04
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
ホームページ
コメント:
(コメントをどうぞ。)
T's Theaterへのお問い合わせフォームはコチラ(別ページで開きます)