映画「マチルダ」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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中古車販売業を営む夫婦の間に生まれた女の子マチルダは風変わりな父母に余り興味を示されずに3歳の頃から図書館通い。やっと6歳になって小学校に上がれるかと思ったら親は通わせてくれない。だが学校の先生に車を売るという商談が持ち上がり、それを成功させるためにマチルダを小学校に通わせることにした両親。
小学校では子供嫌いの鬼校長が児童たちを虐めており…。
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説明:
ストーリー・ネタバレ
アメリカ。田舎町に出来たニュータウンで暮らしていたハリーとジニアのワームウッド夫妻にはマイケルという長男が居た。夫妻は中古車の販売業を営んでおり商才はないが詐欺的な商法で大金を稼いでは自分達の贅沢のためと、長男マイケルの為に大金を使っていた。そんなワームウッド家に待望の女の子マチルダが産まれた!しかしこの家族は少しだけでもマチルダの誕生を喜んだのだろうか?産婦人科の退院の時には出産費用に文句を付ける父親ハリー、彼が乱暴に運転する車に乗り込んだ妻、長男、そしてベビーシートのマチルダ。乱暴な運転でマチルダのベビーシートが移動するのは決して幼児虐待ではない、父親の性格だ…。
2歳になったマチルダ・ワームウッドは女の子らしく早くもお洒落に目覚めた。朝起きるとおめかしをするマチルダだったが父は会社へ、兄は学校へ、母親はビンゴへ…と、日々幼いマチルダを家に置いてけぼりにする生活が続いた。実は両親の趣味は通販での買い物だったのだ。家に荷物が届くためにだけ火に受け取って貰わなければならない。そこで両親が目をつけたのが長女のマチルダだった…あぁ、育児放棄だよorz。でもね、マチルダは幼いながらも家族に頼ることはなかった。2歳なのに道具やホットプレートを駆使してマンケーキを作って平らげた☆
4歳という幾分か多感な年齢になったマチルダ。家族の趣味は無教養にも程がある“テレビ番組鑑賞”であり、父親に半ば強引に魅せられていたマチルダは無関心。そこで4歳だというのに一人で市立図書館へと出掛けていったマチルダ。最初は図書館のシステムが分からなくて毎日入り浸っては本を読んでものすごいスピードで知識を吸収していったのだが、“本を借りることが出来る”という事を司書から教えられたマチルダは現在は待っているジャンルの本を自宅へと持ち帰るのであった。
やがて6歳半という小学校に上がる年齢となったマチルダだが、両親は彼女を通わせようとはしなかった。お金がかかるせいなのか、通販の荷物を受け取る人間がいなくなって困るのか…将又!?本ばかりを読んで、“家族の趣味”であるテレビ鑑賞を全くしないマチルダに対して激怒する父親ハリー。マチルダは“6歳半になたのだから小学校へ通わせて欲しい”と頼むが、“お前はまだ4歳だ”と妻と共に嘯いた父親に拒否られると、図書館の所有物である本をビリビリに破かれてしまった…なんつー父親だぁ!…と言ってもこの事はマチルダが6歳を過ぎた頃の出来事だが…。
ある時、二束三文で仕入れた中古車を大金で売った自慢をする父親に、マチルダはすごい教養を見せた。小学一年生では到底出来ない様な“儲けの計算”をやってのけたのだ。だが賢いマチルダは、何故か父親に叱られて部屋へと閉じ込められてしまった…。
すこーしだけストレスが溜まりイタズラをしたくなったマチルダは、その“イタズラ”を父親の髪の毛に行い、おでこの髪の毛は少なくなり髪の毛は大分脱色されて真っ白になってしまった(笑)
こんなワームウッド一家4人が父親の仕事場へと出掛けていくと、家を見張っていた車がそれを本部へと報告していた。見張っていたのはFBIの捜査官二人であり、前々からあくどい詐欺的商売で車を売りつけるハリー・ワームウッドに目をつけていたのだ。だが、このことはまだハリーたちは知らない…。
父親の中古自動車ディーラー、“ワームウッド・モーターズ”へとやって来た4人。父親ハリーは息子マイケルに店を譲ると話したが、マチルダには何にも言わなかった。そして、いかにポンコツ同然の車を安く仕入れて、“少しだけ動くようにして”、それを売りつけた後に動かなくなるという方法を伝授するハリー。自慢げに講釈を垂れる父親に、“皆に喜ばれるような車を売って”と話すマチルダの声は届くことはなかった…。
家族揃ってレストランにやって来ると、マチルダの鬱憤は嘘のように、幸運のアクシデントにより好物のケーキを食べられて笑顔を取り戻したマチルダだった。しかし家へと帰るとワームウッド家の趣味であるテレビ鑑賞が始まった!興味のないマチルダは図書館の本を一人読みふけるのだが、イジワルな父親に本を破かれてしまったのだ。そして顔面を両手で押さえられてテレビ画面に注目させられると余りのくだらなさに怒りがこみ上げ来るマチルダ。それが頂点に達した時、なんとテレビが爆発したではないか!盗品のテレビだったから不良品だったのか、それとも何らかの力が…!?
家を修復するにもお金がかかるし、ますます真面目(?)に働かなければいけないワームウッド家。ハリーのお店にやって来たのはクランチェム小学校の校長先生トランチブルだった。ハリーとの商談では子供たちへの不満以上の悪口を語るトランチブルだがこれは本心なのか?
そして、このことが切っ掛けで6歳半のマチルダが初めて学校へと通えるようになった。父の運転でやって来た小学校は想像していたよりは汚い小学校だが生徒皆は楽しそうに休み時間を過ごしていた。しかしそこにトランチブル校長が入ってくると子供たちの笑顔の表情は一変!トランチブルはとても怖い先生である事が説明なしに分かる事実であった…。
教室の上の階で小学生を窓から放り投げるトランチブル校長。休み時間になるとマチルダは、友人から“校長先生が昔、様々なオリンピックの陸上競技選手だった”という事を聞いた。そしてチョーキーと言う拷問室の事も。これは刑務所の懲罰室より辛いかも…。
また一度生徒をハンマー投げする騒動があった後で、マチルダが自分の教室へと招かれて、担任の先生ミス・ハニーから紹介された。校長先生とは違い明るいミス・ハニーは児童の憧れであり、マチルダも又一目でミス・ハニーを尊敬の眼差しで見始めた。そしてこの年代の児童はかけ算九九が出来れば城東なのだが、2歳の頃から図書館通いで勉強していたマチルダは大きな数のかけ算を暗算で答えてしまい、皆の度肝を抜いてしまうのだった。本の趣味を聞くとチャールズ・ディケンズだと答えたマチルダだった。(名優レイフ・ファインズの2作品目の監督・主演映画として「エレン・ターナン~ディケンズに愛された女~」が作られた。)
ミス・ハニーは余りにもマチルダが優秀出るために、児童に勉強をさせている合間にトランチブル校長の部屋へとやって来て、いかにマチルダが優秀かを語った。しかし脳内筋肉バカで子供たちへの偏見があるトランチブルが聞くハズもなかった…。
夜になって、ミス・ハニーがワームランド家を訪ねた。マチルダの優秀さをこれでもかと語り、飛び級をさせるのも夢ではないとか、それには家庭教師をつけなければいけないとか、熱心に語る。だがこの父母、ききいれるハズもなく呆気なくミス・ハニーは退散。その際に、マチルダに本を託した彼女だった…。
学校での全校集会。太った男のがチョコレートを盗み食いしたらしい。真相はどうなのかはアレだが、トランチブルは全部食べれば許すと言ってきた。最初は好物のチョコを頬張りまくった男の子だが次第に甘さにグロッキー、だがマチルダが立ち上がり応援すると、他の児童たちも次ぐ次と立ち上がり男の子を応援!結果、男の子はチョコを食べきって、トランチブル校長のお仕置きを受けることはなかった☆
あくどい商売を続けるハリーの自宅や会社を二人のFBI捜査官が張り付いていた。マチルダは彼らの正体を見破っているのだが、父も母も信じなかった。中古車店はどうなるのであろうか?
ある日、ハリーが売ったポンコツ車でトランチブル校長が出勤してきた。エンスト寸前の散々な車であり、怒った校長はハリーに恨みを晴らすのではなく、憎き子供であるマチルダを狭い場所であるチョーキーに閉じ込めようとやって来て彼女を監禁してしまった。
ミス・ハニーの授業になったが直ぐに彼女はマチルダが席に居ないことに気付いた。教室にやって来たトランチブル校長によって事実が明かされると、教室を抜け出したミス・はリーはマチルダを助け出したのだった。
トランチブル校長が教壇に立ち、ミス・ハニーは後ろの方で怯え・監視をしている。マチルダも含めて全ての生徒が席に付いている時、子供たちのイタズラによってイモリの入ったコップから水を飲んでしまったトランチブル校長に皆大笑い(笑)。だが校長は更にヒートアップしてきたので、マチルダがコップを怒りと共に見つめているとコップが割れて水が校長にかかった!これって一体?ともかく場は収まった。
その後、ミス・ハニーと二人で会ったマチルダは“自分は超能力が出来る”と話した。先のコップを割ったのも自分だと話す。先生の前で証拠を見せようとするマチルダだったが、何かの緩徐が足りないのか、超能力を見せることは出来なかった。ミス・ハニーはまだ、マチルダの言葉を子供の戯れ言と受けとめていた、この時は…。
次に、マチルダとミス・ハニーがやってきたのは校長先生の家だった。遠巻きに家を見る二人、ミス・ハニーは昔話を語り出した…。
昔はこの家の父と母の間に娘がいた。2歳の頃に母親が死ぬと、医療の仕事で忙しい父親は義姉を呼び寄せて娘の子守をさせようとした。だが少女の伯母は少女をいじめ抜いた。やがて少女の父親が“自殺”で死ぬとその伯母は家も財産も乗っ取ってしまった。その伯母がトランチブル校長であり、幼い子供がミス・ハニーだったのだ。ミス・ハニーは月50ドルという僅かな金を貰って家を借りて慎ましい生活を送っていた…。
ミス・ハニーの家を訪ねたマチルダは、更に彼女の思い出話を聞いて、理不尽さを感じたのかも知れない、幼いながらも…。
近くのトランチブル校長の家を訪ねた二人は、校長が出掛けた後で屋敷に侵入!漁ろうとするも、またもやポンコツ車が動かなくなったトランチブルは車を押して家まで戻って来た!家では伯母に奪われた宝物に目を奪われていたミス・ハニーだったが、二人はトランチブルの帰還を知った!
家に入ったトランチブル。抜け目がなく用心深く…まぁ何でも深い…それは奥二重も…それはいいとして、鼻も効くトランチブルによって家の中に人がいることがバレてしまった!まるでスプラッターハウスのような状態となったが、辛くも二人は逃げ切った…。
このワームウッド家で一番呑気にやっているのはママのジニアだ。家族の不在に男の人二人を家の中に入れていたのだが、そこにマチルダと夫が帰ってきた。マチルダはその洞察力から二人がFBI捜査官だと見抜いた。おバカのハリーはただ追い返した。この日、父親の怒りの言葉を聞いて自由に超能力を出せるようになったマチルダ。女の子らしく超能力で遊ぶのも束の間、令状なしで訃報に捜査をしているFBI捜査官を追い返したマチルダがいた。
超能力に自信が付いたマチルダは、ミス・ハニーからは近づかないように言われていたトランチブル校長の家の周りにやって来た。そして屋敷に一歩も入ることなく、超能力を使い、丸で彼女の家をゴーストが出るような屋敷に見せた。怖く名手外に出たトランチブル、彼女もこれで奪ったこの家を去るのか…?いや違った。外ではマチルダのリボンを見つけていたのだ。つまり、マチルダの仕業だと思ったトランチブル校長先生…。
結末・ラスト
翌日。嵐の前の静けさか、マチルダとミス・ハニーにおはようの挨拶だけをして校舎に入っていった校長先生。一方、マチルダとミス・ハニーの二人、やっとマチルダの超能力が理解できたミス・ハニーだった…。またマチルダは、トランチブル校長がミス・ハニーの伯母であることを知るのだった。
トランチブル校長によるホームルームが始まった。流石元陸上選手だけあって、怪力だけで子供たちを脅す!そしてマチルダに近づいたトランチブルは彼女を捕まえて隔離しようとすると、マチルダは超能力を発動!ミス・ハニーや生徒たちが見ている前で、チョークを操って、ミス・ハニーの父親の霊魂のフリをしてトランチブルを追い出そうとするマチルダ。トランチブルは気を失い、これで一件落着…ではなかった!凄まじい精神力で男の子を持ち上げると砲丸投げのように後者の外に放り投げたのだ!絶体絶命!だが男の子をマチルダが助けた、彼を飛ばしたのだ。
そしてボロボロになったトランチブル校長先生は生徒たち皆にブーイングとものを投げられて二度と学校には戻ることがなく、行方知らずとなった…。
中古車販売を廃業したワームウッド家はマチルダを連れてグアムに行く計画を立てていた。その事を伝えにミス・ハニーの家に居るマチルダのところに来るが、マチルダは拒否!ミス・ハニーの養子にして欲しいと頼み込んだ。マチルダの実の両親はふてくされと少しの良心があったのであろう、それに承諾をすると、晴れてマチルダはミス・ハニーの養女として迎えられたのだった.
ごく普通の親子の生活をするミス・ハニーとポネットだが、一つだけ違っていた。大分目立たないものを使うようになったものの、マチルダは超能力を駆使していた…。
君の超能力で新しいお母さんとの生活はずーっと幸せに過ごせることを祈っているよ☆
レビュー・感想・解説・評価
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ロアルド・ダール=Roald Dahlの原作『マチルダは小さな大天才(Amazonへのリンク)』を基にした映画であり、監督は多彩に活躍し、アカデミー賞では「エリン・ブロコビッチ」でアカデミー作品賞にノミネートしたダニー・デヴィート監督作品。本作では出演もするが、助演と言った役どころ。
共同脚本の一人であるニコラス・カザンの執筆した映画用の脚本は「運命の逆転」や「悪魔を憐れむ歌」があるが、どちらも秀作。
前述した監督のデヴィートも含めてキャスト紹介をする。
・クレジットは下位の方だったが本作の主人公と言って良い少女マチルダに扮するのはマーラ・ウィルソン。2012年以来活動が見られないが果たしてどうなることやら。オールスターな「ミセス・ダウト」よかったね、他に「34丁目の奇跡」も。
・次の紹介は監督のデヴィートを持ってこよう。結末に対して納得できるかは最後に語るとして。名作「愛と追憶の日々」では中途半端プレイボーイ。「ゲット・ショーティ」では、現実ではアカデミー演技賞にノミネートしていないのに、映画の中ではノミネートしている実力者(苦笑)。他に「マーズ・アタック!」や「L.A.コンフィデンシャル」は怖い恐いでしたねぇ。
・FB捜査官のトレイシー・ウォルターは「羊たちの沈黙」や「インデペンデンス・デイ」、「フィラデルフィア」などどれも大作に出演。
さて、エンドクレジットを見ていたら、“for Suzie Wilson”とあり、本作の撮影中に母親を亡くしている。
なお、本作は先日十数年ぶりくらいにレビューをした「ニューヨークのいたずら」ドタバタ系は似ているなぁ。
それと、物語の明暗はまったく違うのだがヴェネチア国際映画祭で高い評価を受けた「ポネット」という映画があるのだが、まあ全編くらい。大してコチラはメディ要素が強い。ここまでジャンルが違うにしても正直に比べてしまうtoikunがいる。
物語の内容として、最後にアッサリ養子縁組を承諾しちゃうって言うのはどうだったのかね?あっちの方の映画だと元サヤに収まる…ってイメージがあるけどまた家族としてハッピーエンドを願いたかったな。ミス・ハニーは友人のような関係で。
最後に。通じる、通じると前述していたが、女の子版「ホーム・アローン」で感じするよね。特にダニー・デヴィートとジョー・ペシが重なる…。
最後の最後。ストーリーさんにマチルダのセリフで“チャールズ・ディケンズ”って出てきたんだけど、2013年頃から?日本では配信のみにて「エレン・ターナン~ディケンズに愛された女~」を観られることが出来る。何れはDVDも出るだろうか。レイフ・ファインズが初監督したのが「英雄の証明」で第二作目が「エレン・ターナン~ディケンズに愛された女~」。観てみましょう。ついでに興味を持ったら、レオナルド・ディカプリオ主演の「太陽と月に背いて」なども。
2016/11/26
by toikun.
映画ファンの口コミ・レビュー
No.1 はーちゃん+ さん
レビュー日時:2017/04/14 14:32:15
評価:10点/10点満点中(最低点1点)
★★★★★★★★★★
映画を見てから原作に興味を持ったクチだが、個人的には映画版が気に入っている。その理由の一つが、原作よりも情緒性があること。特に、原作ではほとんど描かれていなかった、子供にとっての理解者であるべき大人に疎まれる主人公の悲しみがきちんと描かれていたからだ。原作では「泣いたところで何も得られやしない」という達観ぶりで、どんなに虐げられていても、終始、泣きも喚きもせずクールな態度を崩さないマチルダ。その一方、映画版では、図書館からの帰り道、楽しそうに遊ぶ親子をうらやましそうに見つめ、本の中の登場人物でなく本当の友達がほしいと涙を流す。どんなに天才であろうと、悲しいことに涙を流し、理不尽に憤る6歳のごく普通の少女なのである。陽気なコメディの体裁をとりつつ、こうした切ない描写が一抹の陰を指し、物語に単なる絵空事ではない現実感と深みを与えている。そこがとてもよい。親と決別して別れるというラストの展開には賛否あるようだが、私は取り立てて問題とは思ってない。なぜならマチルダの精神年齢はとっくに6歳のそれを通り越しているから。見かけは子供でもすでに立派な大人だ。彼女は自分の人生の主導権を守ろうととしただけなのだ。両親と別れなければ自分の人生がだめになると十分すぎるほどわかっていたから。どんなに願っても乞うても、愛のない人間にそれ求めたところで、与えてもらえやしないと、とうに理解しているからこその選択なのである。また、原作通りの締め方では救いがないと判断されたのだろう。原作では最後まで娘に無関心だった両親が、ちょっとだけど歩み寄る姿勢を見せるというのは、上述の情緒性を活かす意味でもよかったと思う。主演のマーラ・ウィルソンは、現在は女優業を引退し、作家として活動しているそうだ。映画への出演数は少なく決してメインストリームに躍り出ていたわけではないが、そんな中にあって、この作品は本当に大切にしたい珠玉の逸品だ。日本では視聴する機会に恵まれていないので、ぜひともDVD化してもらいたい。
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『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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