映画「ザ・エージェント」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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有能なスポーツ選手のエージェントの男は提案がキッカケで解雇。会社を作るもクライアントは付いてこない。唯一残ったNFLの選手はもう落ち目。この選手を思って男は…。
トム・クルーズが自身を演じていると評判になった傑作。
監督キャメロン・クロウは「あの頃ペニー・レインと」という名作も!
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ストーリー・ネタバレ
全米屈指のスポーツエージェンシーSMIの有能なエージェント、ジェリー・マグワイアは多大なクライアントを抱え、彼らの精神面まで十分にバックアップできないことに罪悪感を感じ、会社の同僚たちに“クライアントを減らそう”と書いた提案書を送る。彼の勇気ある行動に拍手を送る同僚達。だが、当然のことのように解雇されてしまった。同社経理部の夫を亡くしたシングルマザーのドロシー・ボイドも感動したうちの一人。彼女だけが、会社を去るマグワイアについていった。
新会社を設立するマグワイア。頼みのクライアントであるNFL26チームが獲得を狙うドラフトの目玉フランク・クーシュマンも含めて彼が抱えていたクライアントはほとんど会社に取られてしまった。
残ったのはNFL中堅選手のロッド・ティドウェルだった。フィアンセさえも失って落ち込んでいたマグワイアを励ますロッド。エージェントとクライアントという関係ではなく、深い友人関係になっていく2人。
また、ドロシーと恋に落ちていくマグワイア。彼女の子供レイがマグワイアにとてもなついていることから、結婚しても良いかなぁ?って思うドロシー。そして、彼からのプロポーズを受けて結婚するが、どうもうまくいかない。焦ったマグワイアが見切り発進してしまった感じなのだ。
過酷なNFLの世界でもう長くは働けないだろうと考えているロッドは、家族を養うためにどうしても複数年契約で高額な契約金を得なければと考えていた。だが、今の彼のままではそれは望めない。大舞台で人々の心をつかむプレーをしないかぎり。
結末・ラスト
だがそのプレーを見せられるチャンスがやってきた。チームのプレーオフ出場がかかった試合。
上げ調子の彼に対するマークはキツくなかなか良い働きが出来ない。しかし!彼は敵をかいくぐってのタッチダウン!観客は総立ちだ!
タッチダウンの時のタックルで一時は気を失う彼だが、再び立ち上がり喜びを体全体で表現する。そのプレーと、エージェントとしてのマグワイアの活躍により見事最高の契約を結んだロッド。そして彼のプレーを見て何かを感じたマグワイアはドロシーの元に向かい再び変わらぬ愛を誓うのであった。
レビュー・感想・解説・評価
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トム・クルーズ主演による清々しくとてもハートフルなドラマだ。見たあとに笑顔になってとても心が高揚すると言う映画である。題名を「Tom Cruise」にしていいほど、彼のありのままを映したと、とても評判になった。
監督・脚本そして製作を務めるのは「セイ・エニシング」、「シングルス」そして自身の経験を映画化した後の「あの頃ペニー・レインと」の監督キャメロン・クロウ。クロウの「あの頃ペニー・レインと」はとても素晴らしい作品に仕上がっておりオスカー結果でも分かるとおり評価が高い。未見の方は是非同作を見て欲しい。なお、クロウが監督する後の「バニラ・スカイ」にクルーズが出演している。
主演のマグワイアを演じるのは前述のトム・クルーズ。なお、メディアによっては“ジェリー・マクガイア”と字幕が表示されることがあるが、このページでは発音に従い“ジェリー・マグワイア”としている。トム君の作品はイロイロレビューをしてるので彼のページを見て欲しいが「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」も良かったなぁ…宗教の件はどうなんでしょ!?…あ、誰か来た…ウソ…。
そして陽気なNFL選手ロッドを演じるキューバ・グッディング・Jr。見事オスカーを受賞した!クルーズに“SHOW ME THE MONEY”って言わせるシーン、スゴすぎ!グッディング・Jrは「大統領の執事の涙」で良い助演をして、また「グローリー/明日への行進」にも出演するなどアフリカンアクターとしてのアイデンティティを魅せてくれている。で、2016年、やっと「グローリー/明日への行進」を鑑賞・レビューした。toikun無茶苦茶感動の名作なので、是非レンタルして見て下さいね!アカデミー歌曲賞受賞の曲も聴けます!
ドロシーを演じるレネー・ゼルウィガー。彼女に関しては『SCREEN』誌をはじめ表記がイロイロ…。レネーは代表作「ブリジット・ジョーンズの日記」と「シカゴ」でオスカーにノミネート、「コールドマウンテン」で見事受賞してますぅ。
みんなとても素晴らしかったけど、以下キャストはレイによって箇条書きで。
・「スタンド・バイ・ミー」が映画デビュー作のジェリー・オコンネル。
・ジョン・トラヴォルタの奥さんとしても知られるケリー・プレストン。「ツインズ」、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」、「恋におぼれて」、「ラブ・オブ・ザ・ゲーム」など。
・大きなクレジットでは出ないがジェリー・オコンネルのお父さんとしてボー・ブリッジス。彼はロイド・ブリッジスの息子であり「クレイジー・ハート」のオスカーウィナー、ジェフ・ブリッジスは弟さん…弟さんの「隣人は静かに笑う」をもう一度見てみたい…。
・多分離婚経験ありのお姉さん役にボニー・ハント。彼女の映画デビュー作はクルーズも出演した「レインマン」。
などなど…。
こりゃー素晴らしいって言う一言ではすまされないほど、個々の出演者が光っている。オーディションでクルーズ自身から選ばれたレネーの表情は好感度たっぷりであり、一気に大好きになった。そして、なんと言っても忘れられないと言うか、この人なくしては語れないと言うのが、愛くるしい息子レイを演じる、ジョナサン・リプニッキだ!これが映画デビュー作という彼である。あの無邪気さ、笑顔、存在全てがアクセントになっている。ジョナサンくん、グッド、ベター、ベスト、パーフェクト!だ。この先もがんばれよ!(とまぁ16年前に記述したわけだけど、現在も活躍中な彼です。)
みんながオスカーにノミネートされて受賞してもおかしくない映画であった。
最後に補足。序盤のビックリパーティーの時のクルーズと話す同僚の役でエリック・ストルツが出演している。どっかで見た顔…蠅男じゃん!…エリックじゃん!かっくいー。
1999/10/17
2015/12/02
2016/01/11
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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