映画「プリティ・ウーマン」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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ロスの街角で娼婦と出会った実業家がビジネスパートナーとして1週間彼女を雇うがその魅力にのめり込んでいく。恋をしない為に客とはキスをしない、そんな女も男と触れる内に信念を…。
ジュリア・ロバーツをスターダムに押し上げた本作。
本作とは関係ないが、本作ではとても綺麗なジュリアだけれども、6月10日公開のミステリー映画「シークレット・アイズ」ではどうなのか!?ニコール・キッドマンと初共演となる同作、T's Theaterのページをご覧になり是非映画館へ!
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ストーリー・ネタバレ
夢が叶う街ハリウッド。そんなハリウッドに男と女がいた。
男は企業買収をする会社エドワード・ルイス・エンタープライズの社長で、買収した会社はバラバラにして売ってしまう。金があれば何でも買える、そう思っている男の名はエドワード・ルイス。ニューヨークからモース社という造船会社の買収のためにハリウッドに来ていた。
女はジョージア州から男を追ってハリウッドに来たがその男に捨てられ、生きていくために仕方が無く友人のキットに誘われて売春婦(コールガール)をやっていた。キットの部屋で一緒に住んでいる。彼女の名はヴィヴィアン・ワード。モットーは客に恋をしないために、唇にキスはしないということだ。
エドワードがパーティに退屈して、慣れない車の運転をしてホテル“ビバリー・ウィルシャー・ホテル”に帰ろうとしていた。だが場所が分からなくなった。そんなエドワードが名声の歩道(Walk of Fame)に車を停めた。そんなエドワードに声をかけたヴィヴィアン。ホテルへの道を有料で教えてくれるという。彼女に何かを感じたエドワードは、彼女を助手席に乗せて、彼女の案内でホテルへ車を走らせる。途中、運転を交代したりしながらホテルに着いた。エドワードとヴィヴィアンはまた見知らぬ関係に戻っていくと思われた。だが、エドワードはヴィヴィアンに、1晩300ドルで一緒にいてくれるように頼む。大金に夢見心地のヴィヴィアンであった。そして長い夜が明ける。
エドワードはモース社の買収のために創立者のジェームズ・モースと彼の孫デヴィッド・モースに会う予定となっていた。そんなエドワードは、ヴィヴィアンに対して、1週間3000ドルで一緒にいて欲しいと言った。喜んで引き受ける彼女。出かけるエドワードはヴィヴィアンに大金を渡して、モースとの高給レストランでの会合のためにドレスを買うようにと言った。ヴィヴィアンは勇んでロデオドライブに行くが、店員に身なりを見られて売春婦だと判断されたようで、金があるにも関わらず全く相手にされない。
怒ったヴィヴィアンがホテルに戻ってきた。そんな彼女にホテルの支配人トンプソンが親切に婦人服店を紹介する。トンプソンのおかげでドレスは選べた。後はレストランでのテーブルマナーである。そんなもの全くない彼女は、トンプソンに頼み込んで教わるのだった。
ホテルに戻ってきたエドワードはヴィヴィアンに気づかなかった。今までの娼婦の安っぽい格好ではなく大人の女になっていたからだ。2人はレストランに行きモース達に会って買収の話などをする。ヴィヴィアンのテーブルマナーは及第点か。だが、エドワードのモース社に対する姿勢に怒ったモース達は去っていく。
その晩ホテルで情事をするが決してエドワードの唇にはキスをしないヴィヴィアンであった。
次の日、エドワードはヴィヴィアンを連れて買い物に出かける。彼女をさらにドレスアップさせたのだ。そして、買収の作戦のためにポロの会場に出かける。そこで、エドワードは会社の弁護士フィルに無理矢理ヴィヴィアンの正体を聞かれて、彼女が娼婦であることを言ってしまう。それを知ったフィルはヴィヴィアンに近づき彼女はとても傷つく。
ホテルに戻った二人。怒っているヴィヴィアンはエドワードの元を離れようとする。彼が差し出した今までの分の“代金”には手も付けず。だが、本当にヴィヴィアンを傷つけたと分かったエドワードは心から謝り、ヴィヴィアンもそれを許す。
2人はサンフランシスコにオペラデートをしに行った。その夜、ヴィヴィアンはエドワードの唇にキスをして愛していると言うのであった。
翌日、ヴィヴィアンと居られるのもこの日だけとなった。エドワードはニューヨークに帰らねばならない。彼女を再び街角に立たせたくないエドワードは、アパートを借りて彼女を囲い込もうとした。だが、それは彼女の望みではなかった…。
ヴィヴィアンと会ったせいか、今まで金のために買収した会社をばら売りしてきたエドワードだったが、この日、モース達と会い、一緒に事業を進めていこうと言った。そんな彼を誇りに思うジェームズ・モースであった。だが、金のために働いてきたフィルは違っていた。こうなったのもヴィヴィアンのせいだと思っていた。フィルはヴィヴィアンのホテルにやってきた。エドワードはいない。フィルは怒りにまかせて彼女を殴り倒し関係を迫った。そこにエドワードが帰ってきた。彼は10年来の付き合いであるフィルを殴り、出て行けと言うのだった。
結末・ラスト
エドワードがヴィヴィアンと契約してから1週間が過ぎた。ヴィヴィアンのことが気になる彼だったが引き留められなかった。ヴィヴィアンはエドワードに買ってもらったドレスを持ちホテルを出て行く。その際、トンプソンに声をかけられタクシーで帰ると言うのにトンプソンの計らいでホテルのリムジンでキットの部屋へと帰るのであった。
この1週間で何かが変わったヴィヴィアンは、サンフランシスコに行くとキットに言った。もう自分を売ることはしない。別れの辛いキットが先に部屋を離れた。
一方、ニューヨークに帰る予定のエドワードはホテルのチェックアウトの際にトンプソンから、ヴィヴィアンの行き先はリムジンの運転手が知っていると教えられる。
エドワードはヴィヴィアンのところへやってきた。彼女がいるのは最上階。高所恐怖症のエドワードが必死で非常はしごで彼女の元へと行く。そして2人は抱き合った。もう2人は離れない・・。
レビュー・感想・解説・評価
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1990年のシンデレラ・ストーリー、ジュリア・ロバーツの代名詞とも言えるロマンティックコメディムービー。
監督を務めるのはゲイリー・マーシャル。本作が余りに有名なせいで後の監督作品の「プリティ・ブライド」、「プリティ・プリンセス」、「プリティ・ヘレン」も「プリティ・~」となってしまった。「プリティ・ブライド」はリチャード・ギアとジュリア・ロバーツが主役なのでまだ許せるが…。
キャストを紹介する。
・“弁護士をしているんでしょ?”…最初はそう言われてしまったM&A会社の社長エドワード・ルイスを演じるのは日本人にもCMで愛されるリチャード・ギア。toikunはとても怖いスリラー映画「真実の行方」の弁護士役が好きだな。エドワード・ノートンの正体に気付いた時のギアの顔は…。他にシャロン・ストーンを相手役とした三角関係…一転…な「わかれ路」、名作「ジャッカルの日」をリメイクしたアクション・スリラー「ジャッカル」など。
・街角の娼婦から、美女へと変身するヴィヴィアン役で一躍スターダムにのし上がったジュリア・ロバーツ。その素晴らしさは誰もが認めるところ、本作の演技で「マグノリア」でのアカデミー助演女優賞ノミネートに続きオスカー主演女優賞にノミネートしている。後の「エリン・ブロコビッチ」で念願のオスカー女優に。他「8月の家族たち」でもアカデミー賞にノミネートしている。90年代ラブコメから抜け出したくて出演した(?)「陰謀のセオリー」と「マイケル・コリンズ」ではチョット違う…と思ってしまったが、「マイケル・コリンズ」は秀作の歴史もので主演は“アクションスター”のリーアム・ニーソン。是非是非。そしてアカデミー賞女優ニコール・キッドマンと初共演となるミステリー「シークレット・アイズ」が6月10日に公開される。←のページをご覧になって映画館へ行こう!
・おじいちゃんの方のモース氏を演じた故ラルフ・ベラミーは1937年製作の「新婚道中記」でアカデミー助演男優賞にノミネート。そして第59回アカデミー賞で名誉賞を受賞している。本作がベラミーの遺作である。
・ヴィヴィアンの友人キット役に「セックスと嘘とビデオテープ」のローラ・サン・ジャコモ。
・顧問弁護士役のジェイソン・アレクサンダーは「ノース ちいさな旅人」では主人公(=イライジャ・ウッド)のパパさんとして出演。同作は今をときめく女優スカーレット・ヨハンソンの映画デビュー作。ウッドもスカーレットも小さいですよ!
・そして本作は彼無しには語ることが出来ない。ホテル支配人の役に後のテレビドラマ「シカゴ・ホープ」で日本でも認知されるようになるヘクター・エリゾンド。「シカゴ・ホープ」は「Xファイル」の後釜になった作品で医療ドラマ。「ER緊急救命室」よりはヒットしなかったように思うが当時観ていた。「乱気流/タービュランス」なんてパニックスカイアクションでは刑事役で出演。ジャンボジェット機の車輪が車を押しつぶしたことについて“フォード車か…”と言っていたのが印象的だった。
主題歌『Oh, Pretty Woman』はコチラのYouTubeからドウゾ。音が出ます!
昔のかんそー。
日本のテレビ番組でもたびたび耳にするロイ・オービソンの『Oh, Pretty Woman』で彩られたこの作品は映画ファンならずとも知らない人はいないであろうという名作だ。当時22~23歳の女性だったジュリアの変身は目を見張るものがある。その相手がまたリチャード・ギアというところが、キャスティングの妙である。
脇役のエリゾンドも出しゃばらないで良い味を出している。ジュリアというメインディッシュを引き立てるスパイスである。
ご存じの方も多いであろうがギアとジュリアは後に「プリティ・ブライド」でも共演を果たしている。そしてエリゾンドも共演している。
蛇足だが、この映画の紹介が、T's Theaterの記念すべき256作品目となる。
名作、とくとご覧あれ。
2007/04/03
おう、256作品目だったか…。
前回とは違う視点→→→。エドワード・ルイス(=リチャード・ギア)はポロの会場でヴィヴィアン(=ジュリア・ロバーツ)がデヴィッド・モース(=アレックス・ハイド=ホワイト)と話している事に“嫉妬した”と言っているが、あのシーンでヴィヴィアンが買収についてエドワードの為になることを言っていれば何か面白かったのかもって思った。アレ、“嫉妬した”を引き出す為だけに喋ってるってチョット大仰?
支配人がヴィヴィアンに目をかけるって年を取ったtoikunは涙が出ちゃったよ。テーブルマナーをヴィヴィアンの方から教えて欲しいと乞う…その前の服の件で信頼関係が出来たんだよねぇ。あぁ、この支配人!主演のギアとジュリアの魅力は抜群なのだけれどヘクター・エリゾンドなくしてこの映画はなかった!エリゾンドさんラブだわさ…!
もう一度、名作、とくとご覧あれ。
2016/04/21
2016/04/28
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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