映画「乱気流/タービュランス」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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民間機で護送される絞殺魔と銀行強盗犯。強盗犯が暴れたことから護送する連邦保安官、そして機長は死亡。運転はスチュワーデスの手に委ねられた。彼女に迫る絞殺魔!果たして機は無事に着陸できるのか!?
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ストーリー・ネタバレ
アメリカ、時にクリスマス。
シカゴ市警の警部補ハインズは連続女性絞殺魔ライアン・ウィーバーを追っていた。狡猾なウィーバーは証拠を残さない男。ハインズは管轄を超えてニューヨークまでウィーバー逮捕に足を伸ばし“でっち上げ”で逮捕した。
逮捕の際にウィーバーに暴行してしまった為に護送は許されなかったハインズ、ロスへ一人戻った。
ケネディ空港。
ウィーバーが護送されるのは民間機のトランス・コンチネンタル47便。ウィーバーの他に銀行強盗犯スタッブスが護送される。ウィーバーとスタッブスを護送するのは4人の連邦保安官。機には数人の民間人とクルー。
トランス・コンチネンタル47便はロサンゼルスに向けて飛び立った。
ウィーバーは自分の好みのスチュワーデス、テリーに何かと声をかけるが保安官に静止される。やがてスタッブスがトイレに行きたいとごねた。離陸間もないことなどから保安官は言うことを聞かないもののウィーバーはそれを促す。それを聞いたわけではないが保安官がスタッブスをトイレまで連れて行くとスタッブスが本性を見せた。それにより連邦保安官4人は死亡。スタッブスもウィーバーに撃たれて死亡。機長と副機長も死亡した…。
テリーはスタッブスの手から助けられたことから一時はウィーバーの事を信用するものの、ウィーバーもまた“本性”を見せ気に入らなかったスチュワーデス、マギーを殺した…。そして他のクルーや乗客を乗務員室に閉じ込める。
テリーは一人コクピットに入り地上と連絡を取ろうとする。地上のクルーや近くを飛行するジェット機の機長ボウエンの協力により乱気流に向かっていた機は一時は体勢を整えるものの、乱気流に突入してしまう。
乱気流からは何とか抜けられたがパイロットはいない。その事で自暴自棄になるウィーバーは機を墜落させようとオートパイロット装置も破壊する!そしてテリーさえも殺そうと!
だが機の危機が去ったわけではない。管制官と共に居るFBIのシンクレアは戦闘機によって機を撃ち落とそうと考えていた、何よりもアメリカ国民の為に。それを知ったテリーは戦闘機のパイロットに”クリスマスプレゼント”を頼み、パイロットはそれを聞き入れる。
結末・ラスト
ウィーバーの魔の手がテリーに迫る!だがテリーは反撃してウィーバーを拳銃で撃ち殺すのだった。
何とか彼を倒し再びコクピットに座るテリー。そして、ボウエン機長の指示どうりに操作をし、無事着陸する。
テリーをロサンゼルスで迎えたのはハインズ、そして先に着陸していたボウエン機長。男運の悪かったテリーにとって、ボウエン機長は最高の“クリスマスプレゼント”となるのであった…。
レビュー・感想・解説・評価
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レイ・リオッタが十八番とも言うべきサイコ系犯罪者ライアンを演じ、勇敢な“ついてない女性”テリーをローレン・ホリーが演じる。いわゆるスカイパニックアクション映画だ。ローレンの孤軍奮闘は、まさに女性版「ダイ・ハード」の趣がある。
題名の乱気流はさして重要ではないのだが、序盤の機に拳銃を持ち込む場面で、弾丸を外す場面が妙にクローズアップされるのがちょっと引っかかったのだが、それが後のローレンがからの銃に弾を込める場面へと通じる。
ラストで、男運のなかったテリーがボーエン機長といい感じになるのは、なかなか粋な計らいだと思った。ただ、これって「ダイ・ハード」のラストのブルース・ウィリスとレジナルド・ベルジョンソンの場面にそっくり。もしかしてパクった?
1999/04/18
久しぶりに追記してみようと思う。
メガホンを取るのは「テニス靴をはいたコンピューター」、「死の渓谷」等のロバート・バトラー。
レイ・リオッタに関してはT's Theaterでは以下の作品をレビューしている。「サムシング・ワイルド」、「不法侵入」、「ノー・エスケイプ」、「コリーナ、コリーナ」、「コップランド」、「アイデンティティー」。現在レビューはしていないが「ハンニバル」ではアンソニー・ホプキンスに脳みそを食われながら生きているという、何ともまぁという役柄を演じて光って(?)いる…。
孤軍奮闘する“不思議ちゃん”役にはローレン・ホリー。作品は少ないものの「サブリナ」や「エニイ・ギブン・サンデー」等で魅せる。
他に「プリティ・ウーマン」、「プリティ・ブライド」、「プリティ・プリンセス」、「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」といったゲイリー・マーシャル作品で活躍するヘクター・エリゾンド。テレビ朝日で「Xファイル」の後番組として放送された「シカゴ・ホープ」で広く日本で認知されている。
レイ・リオッタ共に飛行機に乗る凶悪犯を演じたのはブレンダン・グリーソン。アイリッシュな彼はアイルランド独立紛争を描いた「マイケル・コリンズ」に出演している。他に「M:I-2」、最近レビューしたのだと「ギャング・オブ・ニューヨーク」でレオナルド・ディカプリオを見守っていた。
…先に挙げた「ダイ・ハード」だが空港が舞台なのは「ダイ・ハード2」である。だけれどもオチは「ダイ・ハード」と非常に似ている。
レイ・リオッタ(アレクサンドル・ゴドゥノフ)をベン・クロス(レジナルド・ベルジョンソン)が撃っちゃえば良いのに!そうしたらホラー映画だぁ!
>放送の終わりだけ見たが、ツルの首だけ隠した鶴丸とグレー帯ペイントのJAL機体が実写参加してる(飛ぶ姿もCGでなく地上撮りを合成)カメラと照明で機体番号とことん隠してるけど翼だけ丸な尾翼で萎えた from 名無しでさん (コメントありがとうございます。)
2015/11/18
ちなみに“乱気流”と名が付く映画はキーファー・サザーランド主演の「乱気流/グランド・コントロール」、「恋のときめき乱気流」をレビューしていますが、後者はフランスの良く出来たラブコメ☆
2016/09/14
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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コメント:
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