映画「ある天文学者の恋文」あらすじ,ネタバレ,レビュー

ストーリー･ネタバレ

ビッグバンによって宇宙が生まれたという仮説もある。その後に数々の星と呼ばれるものが誕生し、幾許かは既に命を落とし、輝きだけをこの星“地球”に伝える現代。

自分たちの“愛の輝き”は世間に伝える事は出来ない＝忍ぶ恋をしている天文学者の教授エドワード・フィーラムと、彼の教え子で博士課程で学ぶエイミー・ライアン。

エドは妻との結婚に失敗したのか。だがスコットランド・エディンバラの自宅では娘ヴィクトリアと、彼女とは年の離れた息子ニコラスと共に暮らしている。

エイミーは天文学を学びながら実入りの良い映画スタントの仕事をしている。スタントはとても危険な仕事である為に、よくエドからは“カミカゼ”と呼ばれるエイミー。彼女は様々な場所でも教鞭をとる事のあるエドとは余り会えないでいるが、エドとエイミーは、現代の情報ツールであるメールやスカイプ、そして昔からの宅配を利用した小包み交換などで常に連絡を取っているのだ。

そんなエドとエイミーがとあるホテルに泊まっていた。何度もキスをした後にエドはエイミーにこう尋ねた。

エイミーは、ソンナ質問に関心がないのかそれとも時間が勿体ないからか答えようとしない。やがてエドの飛行機の時間がやって来ると、愛を語り合ったあとエドはホテルの外へ。そして投げキッスを交わした後でエドはタクシーに乗った…。これが2人の最後の…。

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離れ離れのエドとエイミーだが今まで通りスマートフォンやパソコンを使って電話・メール、スカイプでのテレビ電話で語り合う。それは例えエイミーの仕事、スタントの小休止の最中にもだ。人には打ち明けることは出来ないが、愛に遠慮はない2人。

ある日はカリフォルニアで講義をしなければならないと話すエド。もう2ヶ月エドとエイミーは会ってはいない。この時、エイミーに小包みが届いた。中には鍵が入っていた。不思議に思ったエイミーだが、エドは彼女が鍵を無くしたことを覚えていて、見つけて送り届けたのだ。何か、マジシャンのようなエド…。

今日は映画の撮影仲間ジェイソン達と演劇を観に行ったエイミー。しかし直ぐにエドとのメールに集中してしまうのは演劇がツマラナイのか、それともエドとの時間を大切にしたい為か。ただこの日エイミーに、離れて暮らす彼女の母親からメッセージが入るが、エイミーは母親に電話をしようとはしなかった…。

家にいるエイミー。彼女にエドからの花束と小包みが届けられた。小包みの中にはDVDが入っており、壊れかけのノートPCで早速再生をするエイミー。それにはエドが、2人の6回目の記念日を祝う動画が収められていた。エドは動画の中でこう語っていた。

エイミーはお礼を述べようと、エドのスマホに電話をするが不在だったためにメッセージを残した…。

今日はエイミーが大学で講義を受ける日だ。受け持つのはエドワード・フィーラム教授、久々の再会となる。講義で会えるというのに、教室に座るがエドとのメールには余念のないエイミー。しかし、この時のエドからのメールは同じ様な文言のメールが続いていた。そして、登壇したエドではない別の教授がイキナリ生徒達を前にしてこう告げた。

教授が促し、生徒達は黙祷の為に起立をするが、エイミーは直ぐさっきまでメールしていたエドの死が信じられない為に教室から出て行ってしまった。そしてエドの自宅に電話をするが出たのは女性だった為に切ってしまったエイミー。スマホが震える！エドからの電話か？しかしそれは母からの電話であり、エイミーは身体が抜け殻のようになり、路面に横たわるしか出来なかった…。

著名な天文学者エドワード・フィーラムの死を、テレビではこう告げていた。

もう1月15日はとっくに過ぎている。ならば、今までエイミーにメールを寄越していたのは一体誰なのか？どうやって？

[ストーリーは導入のみ]

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そして、やっと気付いた“愛を再開させる方法”…。その時、再び…。

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9月22日(木・祝)、TOHO シネマズ シャンテ他にて全国順次ロードショー。

上のポスター画像の一番下にある、“極上のミステリーは切ない愛の物語に生まれ変わる”という、本作のソノ瞬間を見逃す事の無きように…！