映画「アサシン 暗・殺・者」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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ドラッグ欲しさの犯罪で死刑判決を受けた少女。しかし政府機関に救われ暗殺者として第2の人生を与えられる。暗殺者として活躍し愛する男も出来た。だが組織を抜けることは許されなかった。彼女の父親代わりの組織の男は…。
リュック・ベッソンの出世作「ニキータ」のハリウッドリメーク作品。アンヌ・パリローが演じて素晴らしかった女性をブリジット・フォンダが熱演、これも素晴らしい!
比べてみてみると興味しろいですよ~☆
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ストーリー・ネタバレ
アメリカ。カンザス州で少年数人と少女1人がドラッグ欲しさにグループ内の少年の親が経営するドラッグストアに侵入。殺す者、殺される者。警察が駆けつけ少女は警官殺害などの罪により死刑が言い渡される。そんな少女マギーを見ていた男ボブが居た…。
死刑執行…彼女が目覚めたのは見知らぬ部屋だった。マギーの前にボブが現れた。ボブはマギーに説明した。“お前の死刑は執行され死体は埋められた。お前は私たち政府機関に助けられた。協力をしなければ死ぬことになる”マギーは戸惑いボブを襲って外に出ようとするがそこは政府機関。そうは問屋が卸さずマギーはボブに撃たれた。
政府組織内の病院で話すマギーとボブ。嫌々ながらマギーは従うことになった。マギーは素行が悪かった。母親のことを良く口にしたが親の躾は悪かったらしい。喋り方やマナーなど何も年相応のモノは持ち合わせていなかった。
組織はマギーに喋り方、様々なマナー、格闘術、あらゆるモノを教えた、暗殺者として歯車になってもらうために…。
外に出ることを許されないマギーにとってボブは父親と言ってはそれ程年が離れているわけではないがそんなモノだったかもしれない。またボブにとってもマギーは…娘と言うよりは恋人というイメージかも知れない。またマギーにマナーを教えるアマンダという女性は、それこそマギーの母親だった。
マギーの外出がとうとう許された。ボブと一緒にレストランに着くマギー。レストランでボブは人目をはばかりプレゼントを渡す。喜ぶマギーが開けると中には拳銃があった。ボブはマギーに最終試験を出した。標的の殺害だ。マギーは心に何を思っていたかは分からないが任務を遂行した。ボブの言うとおりに逃げられなかったが組織に戻ってきた。ボブは最終試験合格を言い渡した。
マギーが外で暮らすことになった。マギーを組織から出すときボブは幾分か寂しそうであったが…。マギーは直ぐさま売れない写真家のJ・Pと同棲することになる。J・Pはマギーに来客がないことや彼女が自分自身のことを何も話さないなど疑問に思ってぶつけたりした。だがマギーは何も離せない。だからJ・Pは何も言わない様になった。
外で暮らす様になって4ヶ月。組織からマギーに任務が下された。どんな暗殺かと思ったマギーだったがホテルの部屋へ食事を届けるだけだった。…それに仕掛けられた爆弾によってホテルの部屋は爆発、マギーはソレを外で見て唖然としたソコへ何とボブが訪ねた。
ボブはマギーと一緒に彼女が住む家に行った。J・Pにとってマギーの初めての客人だ。ボブはマギーの叔父だと名乗った。彼らの話に幾分か疑問を持つJ・Pだったが受け入れる。そしてボブは“2人のため”と航空券を渡した。
“旅行先”。マギーに待っていたのはやはり暗殺であった。J・Pにバレない様にこなすマギー。それは丁度彼からのプロポーズの瞬間であった。彼女の目に光った涙はうれしさの涙ではなかった…。
ボブに会い組織から抜けて普通に暮らしたいというマギー。ボブはそれを許さなかった。何より彼の上司カウフマンが許さないからだ。抜けたら死。彼女に新たな任務を言い渡した。マギーはアマンダに自分の境遇を告げるがアマンダもどうしようもなかった。ボブはマギーに“この仕事が最後の…”と言った。
同僚ベスと標的の所に行ったマギー。今度の敵は核情報をアラブの国に流している金持男に近づき情報を奪い殺すこと。その為に男の情婦に会って“化け”ようというのだ。だが今回はミスをした。ベスが撃たれたのだ。彼女たちが組織に連絡をすると、組織は掃除人ヴィクターを派遣した。彼は硫酸で文字通り人々の顔を掃除した。その異常性に驚いたベスをも殺すヴィクター。マギーはアマンダに言われた言葉を思い出して平静を“装った”。
作戦継続でマギーとヴィクターは標的の男のところへ向かった。マギーは無事に男の情婦に化けて男に近づく。男の反撃に遭い殺すことが出来なかったが情報は手に入れたマギー。外で待つヴィクターの車に乗り逃げる。
敵の追っ手が迫る!だが逃げ切るマギーとヴィクター。だがヴィクターはマギーの“掃除”も命じられていた。それに気付いたマギーはヴィクターと戦う!だがヴィクターは起こった事故で死亡した。
結末・ラスト
ボブはカウフマンがヴィクターにマギー殺しを命じていたことを知らなかった。標的の場所へ急ぐボブだったが彼が途中で交通事故現場に来た。マギーは見つからなかった…。
マギーは真夜中、自宅に来ていた。彼女はJ・Pに“ ”を告げた。翌早朝ボブが訪れた。彼に対してJ・Pは“マギーは出て行った”と告げた。そして標的から得た情報を渡した。
外に出たボブはマギーが見ていた気がした。いや、確信した。上司にマギーの死を告げたボブ。またマギーもボブの様子には気づき、彼の自分への“処置”に感謝をして街に消えていくマギーが居た。ボブの彼女への思いは叶わなかった…。
レビュー・感想・解説・評価
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フランスの監督リュック・ベッソンの出世作「ニキータ」(出世作は「レオン」という議論は置いておこう)をハリウッドがリメークした。「サタデー・ナイト・フィーバー」や後の「ニック・オブ・タイム」を監督したジョン・バダムの作品。
「ニキータ」でのアンヌ・パリローの役を演じたのは名門フォンダ家の一員ブリジット・フォンダ。アンヌ・パリローに負けず劣らない演技を魅せる。
その周りを後の「ユージュアル・サスペクツ」や「自由な女神たち」のガブリエル・バーン(2016年11月には「母の残像」が公開)、「奇跡の人」のアン・バンクロフト、「レザボア・ドッグス」の演技が素晴らしく又、「バグジー」でオスカー助演賞にノミネートしたハーヴェイ・カイテルなどが支えている。
久々に見た今作。「ニキータ」も含めて流れは覚えていたが詳細は忘れていた。だが見終わった後その良さがtoikunの周りを包んだ。
ストーリー欄には“マギー”としか用いなかったがブリジットはマギー以外の偽名で生活していた。その辺の名前は端折らせてもらった。
またバーンがブリジットを父親的存在と用いたが、秘めた恋心が強かったかもしれない。これは今作を見た方の感性に委ねよう。
映画にハマった90年代半ば。toikunは実はガブリエル・バーンとハーヴェイ・カイテルの区別が一時期つかなかった。顔はよく見なくても全然違う。理由は何故だろう?…分からないな、う~ん。
“一緒に行ったレストランで拳銃を渡される”、“恋人のプロポーズを暗殺の用意をしながら聞く”…思いを巡らすのも悪くない。
2015/10/05
2016/10/21
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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