映画「明日の私に着がえたら」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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アメリカ・ニューヨーク。4人の女性はそれぞれの道で生きながらも偶に会う親友。その1人の夫の浮気が発覚しソレを巡り絶交!でもネ、やっぱり仲良しの彼女たち。夫を浮気女と別れさせることを画策して…。
出演者=女性only。それでも楽しめる作品☆
演技達者なベテラン女優を挙げるのは簡単だが、「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」でマーク・ウォールバーグがこれでもか!ってくらいに鼻の下を伸ばしたエヴァ・メンデス、イイ女!同作のウィル・フェレル、役得だよなぁ!
恋愛対象は日本人だけと公言するtoikunもエヴァにはお願いしたい…ウソ☆
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ストーリー・ネタバレ
アメリカ・ニューヨーク州・ニューヨーク。それは運のある人には微笑みかけ、運のない人には冷たい街。
この街に住むメアリー・ヘインズはその才能のあったデザイナーの道を夫スティーヴンとの結婚により諦めた女性。彼女の生家はデザイナーのよく知られた大きな会社であり家は2人の家政婦を雇うほど金持ち。今は“よいお年の娘”モリーを育てながら悠々自適の専業主婦☆
メアリーには3人の親友がいる。
出版社にその才能を買われてとある雑誌の“立て直し”の為にヘッドハンティングされたシルヴィー。今まで結婚することはなく子供をもうけることなどモチロンなかった。
現状、“妊娠中”のイーディ。メアリー達からは“また生むの?”って思われるほどの子沢山。
自称“作家”のアレックス。1冊目はソコソコのヒットだったものの、ALWAYS 2作目執筆中。出版は何時になることやら。それに恋愛対象は女性…。
メアリーは親友3人や知り合いを呼んで“何時ものように”女性だけのパーティを開いては親交を温め合った…。
そんなメアリーがマンハッタンにある行き付けの高級百貨店サックス・フィフス・アベニューに行くと、お喋り店員の話しから夫スティーヴンの浮気を知ってしまうのだ!相手は香水の販売員だという。ビックリの彼女は母親キャサリンに会い“相談”、彼女から暫しの別居を提案される。
一方の親友3人。スティーヴンの不貞を4人の中で一番最初に知ったのはシルヴィーだった。それもサックスの同じ店員から…。その事をメアリーからの呼び出しの車の中でイーディとアレックスに話す。そりゃあ皆ビックリだ。メアリーの家に着く3人は切り出そうとするがメアリーはモチロン知っている。とまぁイロイロの思惑はあったが別居のために空港へメアリーを送る3人だった…。
メアリーの夫スティーヴンは日に3回も出ていったメアリーに電話をかけてきた。彼女はそれが嬉しいのか鬱陶しいのか…別居先に一緒にいる母親キャサリンや娘モリーは…だぁ!
またね、シルヴィー、イーディ、アレックスはサックスにやって来たんだ。その“浮気女”を見るために。その女クリスタルを目にする3人。目玉が飛び出るほどの若くて外見がイケてる女性だった…。“スティーヴンと別れろ!”とだけ言って逃げ帰るしかない3人だった…。
シルヴィーはメアリーを励まそうと一緒に下着のお店に繰り出した。そこでシルヴィーはゴージャスな下着を纏う“イケてる”クリスタルの姿を発見する。あぁ、かち合った…。シルヴィーはメアリーに対して“言うべき事は言え!”と切り出すが彼女は余り乗り気がしない。言い負かそうと会ってはみるものの逆に自適な専業主夫業などを指摘されてしまう始末…“そんな下着、スティーヴンの趣味じゃあないわ”なんてクリスタルには関係ない。逃げ帰ってきた…ってカンジ…。
一度家に戻ったメアリーは2人の家政婦マギーとウタに離婚の決意を告げる。告げられた2人は次の就職口を探さなきゃ…!?
そんな中、シルヴィーがゴシップ誌を手がけるベイリーという女性とスポーツクラブで一緒になってしまったからさぁ大変。半ば脅すようにベイリーは“噂される”スティーヴンの浮気の“証明”をシルヴィーに求めたのだ。自分の雑誌のために仕方がなく“親友メアリーを売るシルヴィー”だった…。
その後の“4人”のディナーで記事のことが話題になりシルヴィーは自分が“売った”ことをメアリーに告げる。呆れるイーディとアレックス。メアリーは怒ってシルヴィーに絶交を言い渡すのだった…。
シルヴィーは仲直りしようと何度もメアリーに電話をかけるが家政婦達は答えない。意を決してメアリーの家にやって来るが家政婦マギーはメアリーのことを思って家に居ない彼女のことをシルヴィーに話すことはなかった。帰り道に偶然メアリーの娘モリーを見つけて話すシルヴィー。背伸びしたい年頃のモリーが何時もと違った格好をしていたことから悩み・親への不満などをひとしきり話したシルヴィー。子育て経験などない彼女だったが自分なりの言葉をかけるのであった。
気晴らしにカヌーのキャンプに来ていたメアリーは同室になった年輩の女性リアから“自己チューになれ!”というアドバイスを受け、母親キャサリンにも資金面などを相談して自分がデザインした服を売ってやっていこうと一念発起する。
だけれどもそんなメアリーの娘モリーは彼女の育児について不満をぶちまけた。“シルヴィーのアドバイスの方が良かった!”メアリーはモリーがシルヴィーとあっていることを知ったのだった…。
…スティーヴンは荷物をまとめてクリスタルのマンションへ…。
シルヴィーが彼女のマンションから出てくるのを待ち伏せていたメアリーは、モリーへのアドバイスなど不満を言う。そしてまたシルヴィーは子育てのあり方などをモリーのためを思って言う。そして会社をクビに…とは言わなかったが辞めたとも。アーギュー!それでもね彼女たちは親友。いくら喧嘩をしたって。いつの間にか仲直り、with ハグ。そして何を思ったかサックスへやってきた2人は例のお喋り店員に…。
そう、スティーヴンとクリスタルを別れさせることを画策した!
時が経ち、メアリーのデザイン会社のファッションショーが開かれることになった。控え室にいる彼女に渡されたのは夫スティーヴンからの謝罪の言葉と“チャンスが欲しい”と書かれた手紙だった。
ファッションショーを見守る人の中にはモチロン親友シルヴィー、イーディ、アレックスがいた。大盛況のうちに幕を閉じたショー。控えめにお辞儀するメアリーを、誇りに思った娘モリーが手を取り客の拍手を浴びるのだった…。
ショー後。シルヴィーが連れてきたサックスの主任バイヤーが来て納入して欲しいという申し出を受けるメアリー。“考えさせて欲しい”というメアリー。彼女はサックスという大きな店に服をおいて貰うことなど考えてなかったのだ。だが思わぬ申し出に…!?
結末・ラスト
そして“THE WOMEN”な親友4人が話すことになるが妊娠中のイーディが破水!3人はイーディを連れて病院へ!
イーディの出産に立ち会う3人!すごいイキむイーディにアレックスは失神寸前!?そして“イーディのアドバイス”もあった。そしてこんな状況下でスティーヴンからの電話があった。イーディが待ち焦がれていた男の子が生まれて、赤ちゃんを見つめる皆。全ては終わった…いやここからまた始まるのだ。
結局捨てられたクリスタルは女に走ったり…まぁ写真なんて撮らないで!
“山あり谷あり”な4人。次に待ち受けるのは山なのか谷なのか。でもね、どんな状況に合っても彼女たちの絆は揺らぐことはないであろう…!
レビュー・感想・解説・評価
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旧作だけど2015年の年末にスッゲー、ご機嫌な映画!…男は全く出てこないけど…!
Clare Boothe Luce(クレア・ブース・ルース)の舞台、そして1939年の映画作品“THE WOMEN”(現在のところ日本ではDVDソフトなどは出ていない)の脚本を元にした同作のリメークと言って良いのかな?な今作の監督・脚本を務めるのはダイアン・イングリッシュという女性。彼女に関して残念ながら他の作品を挙げることは情報がないので出来ないが素晴らしい長編作品に仕上げてくれた。
今作に集まった素晴らしいキャストを挙げる。まず親友4人組を。
・主演のメアリーを演じるのがジュリア・ロバーツと並ぶラブコメの女王メグ・ライアン。彼女に関して今年2015年は再レビューも含めて、「ジョー、満月の島へ行く」、「めぐり逢えたら」、「キスへのプレリュード」をレビューした。前2作はメグとのスクリーンのベストカップル、トム・ハンクスとの共演作だ。
・シルヴィーを演じるアネット・ベニングはtoikunラブ☆って2015年になって見まくりです。オスカーノミネート作品4作全てを見たけれども、ベストはオスカーとは関係ない「ハサミを持って突っ走る」。出演はないがブラッド・ピットが製作をしているという“取っ付きやすい”要素を付け加えておく。同作にはtoikunにとっての神作品「あの頃ペニー・レインと」的な“カンジ”があるよ!
・妊娠中のイーディを演じるデブラ・メッシングについては現在T's Theaterで紹介できる作品はないがウディ・アレン監督作品でありレオナルド・ディカプリオが出演して話題になった「セレブリティ」やドリュー・バリモア出演作の「ラッキー・ユー」などがある。
・次回作を書かない作家を演じるジェイダ・ピンケット=スミスはウィル・スミスの奥さん。今年はトム・クルーズが銀髪の悪役で魅せてくれた「コラテラル」を再レビューしたがその中で検事役を演じていたジェイダ。他に「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」、ウィル・スミス共演の「ALI アリ」など。
他に挙げておくべきキャストも…。
・すごくイケてる浮気女(この役に夫が居るわけではないけどこう表現していいよね?)を演じるのがエヴァ・メンデス。すごい外見イケてる女優さん。「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」ではウィル・フェレルの奥さん(!)で、マーク・ウォルバーグが羨ましがってた!他に「トレーニング デイ」(デンゼル・ワシントンとゴニョゴニョ…)など。
・キャンプ場で出会う女性を演じるベット・ミドラーは「ローズ」、「フォー・ザ・ボーイズ」でオスカー演技賞にノミネート。本作と同じようにカメオ的に「ゲット・ショーティ」に出てるし、「いとしい人」では子供を養子に出した母親を好演…役柄だけに好演とは言えないな…。
・メアリーの母親役キャンディス・バーゲンは「結婚ゲーム」のオスカーノミニー。
・とても面白い家政婦マギーには「ラスト・ショー」のオスカーウィナー、クロリス・リーチマン。「ミセス・ハリスの犯罪」でアネットと共演している。
・仲違いのキッカケとなる記者を演じるのは初代3部作の「スター・ウォーズ」シリーズのお姫様、キャリー・フィッシャー。「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」も!
・メアリーの娘モリーを演じるインディア・エニンガがとても可愛らしく思えたtoikun、将来を期待したい!
取り敢えず、キャストはコレまで。
toikunは男ですが、本当にウキウキしちゃう映画。オープニングのアネットがドラゴンボールのスカウターなのかテレビゲームの“アレ”なのか、サングラスの面白い演出をして掴んでくれたのねぇ。でまぁ浮気って発展してそれからの友人関係。起承転結、バツグンですわ。
助演的、そしてカメオ的なすごいベテラン女優さんにも目を奪われるし映画ファンとしてスルメを噛みしめるように嬉しいし。
でで、ラストの方にまた“カメラ的”な演出…ファッションショーのシーン(「ドラフト・デイ」と似ているが、それほどアクティブではない)、格好良いよねぇ。これぞ女性のための映画って感じになる。“スティーヴン”という男性が出てこないことに、一部違和感は確かに感じるものの作品を通して男が出ないって思い込めば大丈夫!男の人が見てもキット、イケます!
誰と見るか…やっぱり女友達とでしょう!下着シーンとかソッチ系のキワドイ言葉が出てくるので、“高校生の娘さんと…”なんては出来ないけれど親娘で見てもキット楽しめる!
こう言う脇役的な友達に最後フォーカスがあたって、主演格もメデタシメデタシっていうのは珍しくないものだが十分な演出・楽しめる。先人の演出を使っちゃあいけないって言ったら映画が作れなくなるしね。
ソ・レ・デ・ハ、ラブ~なアネットに多いに感じたことを!
1.アネット、アナタの瞼のメイクは何?男だから“瞼のメイク”を何て言うのか知らないんだけど、エイリアンみたい!
2.アネットとメグ、アネットの方が約3歳年上。でもね、シワが凄いんですわ。これ2000年代以降の彼女の作品で大体ソウ感じる。ウォーレン・ベイティはヒアルロン…。
3.アネットがバカ女詐欺師を演じた「グリフターズ/詐欺師たち」とメグが1人3役を演じて、その“1人目”がバカ女だった「ジョー、満月の島へ行く」は同じ1990年の製作だよ!すごい共通点!
ラストラスト。
髪の毛がウィッグかもしれないけど、ウネウネのソバージュっていうの?から、ストレートに変化するメグ・ライアンはとてもキレイ…ではなくカワイイですヨ!
ラストのラストのラスト…。久しぶりの映画で英語なんだけど、“My water has broken!”って叫んだの!意味は“破水した!”だって。へぇ~、そのままじゃん!これ単語も簡単だし覚えておける!
2015/12/30
2016/06/14
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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