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映画『THE WINTER GUEST』「ウィンター・ゲスト」<1997年:イギリス>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「ウィンター・ゲスト」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

IMG from Amazon

原題:

THE WINTER GUEST

邦題:

ウィンター・ゲスト

原題訳:

冬の客人

製作年:

1997年

製作国:

イギリス

上映時間:

ジャンル:

ドラマ

主演:

フィリダ・ロウ エマ・トンプソン

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

夫亡くしスコットランドに戻った女性と高校生の息子。塞ぎ込む女性の元を老母が訪れ2人で出かける事に。小学校をサボった2人の少年。日々死する友人を見送る老婦人2人。そして女性の息子と越してきた彼を気にかける女性。

2016年1月14日に死去した名優アラン・リックマンが紡ぐ4組の静かな物語…。主演に添えた2人の女優は実の親娘。大好きなリックマン追悼レビュー第2弾。第1弾はtoikunの青春のラブストーリードラマ「愛しい人が眠るまで」…。

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主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Phyllida Lawフィリダ・ロウフランシスの母エルスペス
Emma Thompsonエマ・トンプソン夫を亡くしスコットランドに戻った写真家の女性フランシス
Gary Hollywoodゲイリー・ハリウッドフランシスの高校生の息子アレックス
Arlene Cockburnアーリーン・コックバーン越してきたアレックスにアプローチする女性ニータ
Sean Biggerstaffショーン・ビガースタッフ学校をサボりフランシス達と出会い彼女の髪に触れる小学生トム
Douglas Murphyダグラス・マーフィトムと共に学校をサボり捨て猫を見つけた小学生サム
Sheila Reidシェイラ・レイド友人の葬式に行く女性リリー(細い女性)
Sandra Voeサンドラ・ヴォーリリーと共に日々葬式に行く女性クロエ(太い女性)

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Nominee:ノミネート:
Noneなし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producers:製作:
Ken Lipperケン・リッパー
Edward R. Pressmanエドワード・R・プレスマン
Director:監督:
Writers:脚本:
Sharman Macdonaldシャーマン・マクドナルド
Cinematographer:撮影:
Seamus McGarveyシェイマス・マクガーヴェイ
Original Music:音楽:
Michael Kamenマイケル・ケイメン

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Phyllida Lawフィリダ・ロウフランシスの母エルスペス
Emma Thompsonエマ・トンプソン夫を亡くしスコットランドに戻った写真家の女性フランシス
Sheila Reidシェイラ・レイド友人の葬式に行く女性リリー(細い女性)
Sandra Voeサンドラ・ヴォーリリーと共に日々葬式に行く女性クロエ(太い女性)
Arlene Cockburnアーリーン・コックバーン越してきたアレックスにアプローチする女性ニータ
Gary Hollywoodゲイリー・ハリウッドフランシスの高校生の息子アレックス
Sean Biggerstaffショーン・ビガースタッフ学校をサボりフランシス達と出会い彼女の髪に触れる小学生トム
Douglas Murphyダグラス・マーフィトムと共に学校をサボり捨て猫を見つけた小学生サム

注目俳優(カメオ出演or下積み時代)

Cast:キャスト:役名:
説明:
Alan Rickmanアラン・リックマン10分~11分の間にリリーとクロエとぶつかりそうになる男性
本作の監督
「ウィンター・ゲスト」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

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スコットランドの田舎町。雪の積もる2月。

かつて近隣の街プレストウィックにてミスの称号を得た女性フランシス。写真家になった彼女は結婚して街を出た。男の子アレックスを授かるものの近年夫を亡くしこの街に戻ってきたのだがその喪失感から普段の生活を取り戻せずにいた。高校生の息子アレックスは母の面倒を見て学校に遅れそう…母に促されて外に出るとそこにはアレックスの祖母、フランシスにとっての実母エルスペスが居た。足腰が悪いながらも杖をつかずに自分の家からやってきたエルスペスは“ママはお婆ちゃんに任せて”とアレックスを送り出し家へと入った…。

母親エルスペスがやって来た事に気付いたフランシス。顔を合わせられずに風呂に入るが外からエルスペスが色々とたわいもない事を話しかけてきた。最初はシカトするが如く答えなかったがやがて風呂から出て久しぶりの再会となった。このエルスペスとフランシスという親娘、一見仲は良さそうではなかった。幾分か母親エルスペスは偏屈…良い年になるまでソレに十二分に付き合ってきたフランシスが辟易するのも頷ける…。その後、家の中で“娘のオーストラリア行きを反対”など口にするエルスペス。また外に出ない娘を思い散歩に連れ出した、フランシスにカメラを持たせて…。

この田舎町。“老人が多い”のか毎日葬儀が執り行われるような街であった。住民である老女リリーとクロエは日課の様に喪服を着ては“古い友人”を見送ろうと教会へのバスに乗るのだった。

小学校をサボったトムとサムは海岸へとやって来た。トムの目下の不満は自分の一物の大きさ。サムに促されて彼の持つ軟膏を“アソコ”に塗るのだが焼けるほど熱い…サムは決してからかったわけではないが、雪で…。そんな少年時代を過ごしているトムとサム。サムが捨て猫を拾ってきてトムに見せた。カワイイ2匹の雌猫だ。段ボールの凍える2匹を自分のお腹に入れる2人であった。

そして学校に行ったはずのフランシスの息子アレックスは雪玉をぶつけられた事から同年代の女の子ニータと出会った。実はニータはアレックス達がこの街に越してきたのを見ていて彼の事を気になっていたのだ。だからチョッカイを出した。最初は怒ったアレックス、学校へ行こうと自転車をこぎ出すがチェーンが外れた。直すのを手伝おうとするニータを遮りアレックスは行ってしまった。彼らの初対面となった…。それをフランシスと出かける前のエルスペスは家にあった望遠鏡で見ていた…。

学校サボったアレックスは海岸に行く前のトムとサムにより雪の上に転ばされて服がびしょ濡れになったニータと再会した。アレックスが学校をサボった理由は、学校に通わないニータに会いに来たのかも知れない、彼女に惹かれたから…。雪でふざけあった後、彼女に促されるまま凍った海へ足を踏み出すアレックス。だが氷の薄い部分に足を踏み入れてしまい足先が濡れてしまった。そんなアレックスとニータが何処かへ移動しようとすると出かけるエルスペスとフランシスを見つけた。アレックスは学校をサボっているし女の子と一緒に居るので見つかりたくないと隠れ、見つかる事はなかった。家には誰も居ない。アレックスは家へとニータを招いた。

ドキドキのアレックス。びしょ濡れで寒いだろうと風呂へ入る様に言った。ニータが風呂に入るとアレックスは彼女の濡れた服を乾かした。そしてニータに呼ばれてバスタオルを差し出すアレックス。ニータが家を見回すとガウンの様な物を発見、それを身に着けた。やがて唇を重ねるアレックスとニータ、そして身体も…だがそこで踏みとどまったアレックス。いや、彼が止めた理由は“死んだ父”を感じたから。それが本当にそう思われたので身体を重ねなかったのか…だがアレックスは母フランシスが父を愛していた事など様々な事をニータに話す。そして母と祖母の帰りの前にニータを送り出すのであった…。彼らの青春は今まだ始まったばかり…。

結末・ラスト

教会へとやって来たクロエとリリー。他の参列者とは離れた席に座り故人を偲んだ…2人にとって故人はただの隣人に過ぎず連日の葬式への出席は暇つぶしだったのかも知れないが…葬式後バスで教会を後にするクロエとリリーだったが、急にクロエがバスを降りた。ニータも後を追うがクロエは苦しそう。倒れそうだと冷たい手すりにもたれかかるクロエに、“自分に掴まれ”というリリー。彼女たちの友情はどちらかに死が訪れても続く事であろう…。

猫と戯れていたトムとサムを見つけたのはエルスペスであった。フランシスと散歩をしていたが昔ながらにソリが合わず…でトムと一緒に少年達が熾した焚き火にあたるエルスペス。今、サムは直ぐ側には居ない。話す老女と少年をカメラで撮ったフランシスがいた。その後3人で話すエルスペス、フランシスそしてトム。成り行きでフランシスの短い髪の毛を触るトム、フランシスは何を感じたのか…。サムがトムを呼ぶと、トムは2人から離れサムの元に向かった…。

家への帰途のエルスペスとフランシス。“オーストラリアへは行かないで”と本音を言うエルスペス、母を静かに抱きしめるフランシスがいた。彼女たちの親娘関係はこれからも山あり谷ありだろう。それでも“ ”に違いない…。

海辺の少年トムとサム。凍った海を猫を抱え歩き出すトム、“待てよ”と叫ぶサムの声を聞かずに。トムが氷状を歩く果てに見たの物とは…。彼らの幼年期も終わり青年期へ。2人の友情はきっと…。

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レビュー・感想・解説・評価

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ウィンター・ゲスト
toikunの評価:6/10★★★★★★☆☆☆☆

2016年1月14日に死去したアラン・リックマン追悼レビュー第2弾。第1弾は「愛しい人が眠るまで」…。

そのリックマンにとって初監督作品となった今作。監督第2作目はケイト・ウィンスレット主演の「ヴェルサイユの宮廷庭師」。は主演の2人に実の親娘を起用した。

以下、キャスト紹介…ても2人と+リックマン

・老女エルスペスを演じるのはイギリスの至宝ケネス・ブラナー「から騒ぎ」などのフィリダ・ロウ。

・スコットランド舞い戻ったフランシスを演じるのはフィリダの実の娘エマ・トンプソン。「ハワーズ・エンド」でアカデミー主演女優賞を受賞して当時の夫ケネス・ブラナーと差が出来てしまった感がありそれが後に別れた理由とも…。同年製作の「父の祈りを」でアカデミー助演女優賞、「日の名残り」でアカデミー主演女優賞にダブルノミネート、脚本を務めた「いつか晴れた日に」ではオスカー脚色賞を受賞、主演女優賞にもノミネートしている。「から騒ぎ」でもフィリダと共演。レビュー作は他に「愛と死の間で」「パーフェクト・カップル」など。

・監督アラン・リックマンが10分過ぎに老女2人とぶつかりそうになる男性を演じる。ノークレジット、所謂カメオ出演である。の出演作はチョットだがレビューしているので詳しくは彼のページからご覧頂きたいが、映画デビュー作の「ダイ・ハード」でtoikunを魅了、「ハリー・ポッターと賢者の石」等、同シリーズの先生役、衝撃的な作品「パフューム ある人殺しの物語」、チョイ役だが「大統領の執事の涙」で米国大統領ロナルド・レーガンを演じて魅せてくれた。

さて。

アラン・リックマン初監督作品、随分前の作品だがtoikunは初見。「ダイ・ハード」でとても怖かったので何か意外な印象を受けた。それだけ“静か”なのである。ピアノの音色ぐらいだったかな?音楽は。それも静か。ジャンルとして4組のオムニバスドラマと捉えるべきか。

4組。1組は両方とも死が間近な老女。1組はこれからが人生の小学生。1組は青年期の2人。そして主人公格の親娘。この“静かな街”で“異なる4組”をどれも“静か”に描いた監督の意図ってのはどうだったのだろう。しかも1組は実の親娘。

起伏がないので一見退屈と断じちゃう。それでも監督が込めた思いを推測すると“観客の年齢は様々。だから老いも若きも出して過去を思ったり未来を思ったりして欲しい”なので何か感動してしまったtoikunです。

うん、良い作品に出会って本当に良かったです。

「愛しい人が眠るまで」にも書きましたが、アラン・リックマンありがとう!

2016/01/24

by .

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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