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映画『RUNNING WITH SCISSORS』「ハサミを持って突っ走る」<2006年:アメリカ>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「ハサミを持って突っ走る」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

IMG from Amazon

原題:

RUNNING WITH SCISSORS

邦題:

ハサミを持って突っ走る

原題訳:

ハサミを持って突っ走る

製作年:

2006年

製作国:

アメリカ

上映時間:

ジャンル:

ドラマ コメディ

監督:

ライアン・マーフィー

主演:

ジョセフ・クロス アネット・ベニング

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

母は詩を書き雑誌に投稿するが芽が出ず病み父との仲も最悪になり精神科医を頼って薬漬け。

実在のアメリカ人ライターの幼少期から青年期を描いたコメディドラマ。有名俳優等が惜しげもなくその演技を魅せる。

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詳細作品データ[写真画像付き]IMGs' COPYRIGHT notations

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Joseph Crossジョセフ・クロス周りに翻弄される青年オーガステン・バロウズ
Annette Beningアネット・ベニング得意な詩の分野で有名人を目指すディアドラ・バロウズ
Alec Baldwinアレック・ボールドウィンオーガステンの父親でありディアドラの夫ノーマン・バロウズ
Brian Coxブライアン・コックスディアドラの精神科医フィンチ
Jill Clayburghジル・クレイバーグフィンチ医師の妻アグネス・フィンチ
Joseph Fiennesジョセフ・ファインズフィンチの養子でオーガステンを“愛する”ニール・ブックマン
Evan Rachel Woodエヴァン・レイチェル・ウッドファンキーなフィンチの養女ナタリー・フィンチ
Gwyneth Paltrowグウィネス・パルトローフィンチ夫妻の娘ホープ・フィンチ

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Nominee:ノミネート:
Noneなし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producers:製作:
Ryan Murphyライアン・マーフィー
Dede Gardnerデデ・ガードナー
Brad Greyブラッド・グレイ
Director:監督:
Ryan Murphyライアン・マーフィー
Writer:脚本:
Ryan Murphyライアン・マーフィー
Cinematographer:撮影:
Christopher Baffaクリストファー・バッファ
Original Music:音楽:
James S. Levineジェームズ・S・レヴィン

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Annette Beningアネット・ベニング得意な詩の分野で有名人を目指すディアドラ・バロウズ
Brian Coxブライアン・コックスディアドラの精神科医フィンチ
Joseph Fiennesジョセフ・ファインズフィンチの養子でオーガステンを“愛する”ニール・ブックマン
Evan Rachel Woodエヴァン・レイチェル・ウッドファンキーなフィンチの養女ナタリー・フィンチ
Alec Baldwinアレック・ボールドウィンオーガステンの父親でありディアドラの夫ノーマン・バロウズ
Jill Clayburghジル・クレイバーグフィンチ医師の妻アグネス・フィンチ
Joseph Crossジョセフ・クロス周りに翻弄される青年オーガステン・バロウズ
Gwyneth Paltrowグウィネス・パルトローフィンチ夫妻の娘ホープ・フィンチ
Gabrielle Unionガブリエル・ユニオンフィンチの患者でディアドラと一緒に住むことになるドロシー
Kristin Chenowethクリスティン・チェノウェスディアドラの“詩の会”の教え子フェーン・スチュワート
Patrick Wilsonパトリック・ウィルソンマイケル・シェパード
Colleen Campコリーン・キャンプジョーン
Dagmara Dominczykダグマーラ・ドミンスクスザンヌ

注目俳優(カメオ出演or下積み時代)

Cast:キャスト:役名:
説明:
Augusten Burroughsオーガステン・バロウズ本人役
最後ジョセフ・クロスと戯れている!
「ハサミを持って突っ走る」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

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1972年。7歳ソコソコの少年オーガステン・バロウズは母親ディアドラに溺愛されていた。少年もまた母のことを愛していた。この一家に父親はキチンといる。ノーマンという些かワーカホリック系。その為に少年オーガステンはママLOVEだった。

ディアドラには趣味というか、その趣味が長所というか…の趣味というのは詩を書くこと。主婦仲間などを集めて指導までしている。そして名だたる文学誌などに“自信を持って”投稿する!…ものの掲載はされることなく嘆くばかりであったが…。

そんなディアドラが精神的に病み始めたのが1978年前後。原因は夫との不仲なのか詩の実力を認めてもらえないことなのかは分からないが、彼女は精神科医のフィンチ先生にかかることになった。フィンチの診察はある種独特なモノがありディアドラはフィンチの所に通っていれば治るものと思ったのであろう。フィンチに言われるままに薬を飲み、その種類は増えていった。そしてフィンチはディアドラを治すためにノーマンも連れてくるように彼女に言い、忙しい時間の中で暇を作ってノーマンはやってきた。だがノーマンにとって、フィンチという先生はインチキっぽく思えた。ディアドラの妄想のまま、“ノーマンが暴力的であり、殺される…”などと言ったモノだから。それは精神科医として患者の前でその言動を否定することがダメなことだと思ったからかもしれない。だがノーマンにはそうは写らなかった。

やがてディアドラとノーマンは別居、ノーマンが家から出て行った。もう14歳~15歳の多感な時期であるオーガステンにとって、その事はとても彼の心を傷つけた。勿論彼は母の元に残った。

フィンチ先生が診療所を引き払ったことにより、彼の自宅に通って診察を受けることになったディアドラ。そしてディアドラとオーガステンはフィンチの家に住むことになった…。

フィンチの家には彼の妻アグネスと娘ホープ、後にオーガステンは打ち明けられることになるが養女ナタリーが住んでいた。そして、その家から半ば追い出されたこれまた養子のニール・ブックマンという男とも“付き合う”ことになった。

“付き合う”というのは文字通り交際関係になるということ。誰がと言われればそれはオーガステンである。少年オーガステンは同性愛者になっていたのだ。それを知ったナタリーによって同性愛者のニールに会わされたのだ。オーガステンとニールは身体の関係ももつ…。

年が明けて1979年になったのかまだなっていないのか…。

ディアドラの症状は悪化していった。“ノーマンに襲われる!”という彼女の妄想のためにディアドラだけがモーテルに連れて行かれて、オーガステンはフィンチ家におかれることに。

ホープもナタリーもかなり変わった人達でありアグネスは一見その中でもオカシイ“普通な人”なのだが、夫や子供達からの“抑圧”もあって、アグネス自身も変わった人物。そんな人達の中にいることがオーガステンにとっての抑圧であり、今まで行くことのなかった学校からも一層足が遠のいていた。

ディアドラの病状からフィンチは州を越えた病院に彼女を入院させた。そう長い入院にはならなかったが、出てきた後も前と変わってはいなかった。偶然寄った店で夫ノーマンを見つけたディアドラは、夫と共にいる女性スーザンもろとも罵る。だがもはやノーマンは夫ではなかったことが分かる。ディアドラが“緑の紙”にサインをしたわけではないのだが、それはフィンチ先生によるもの…で離婚は成立していた。スーザンはノーマンの婚約者…。それからディアドラのフィンチを見る目は変わった。“裏切られた…”、ディアドラは自分の家に戻った。そして息子オーガステンを引き取ろうとするが、振り回されたオーガステンは戻ろうとしなかった。変なフィンチ家に居なければならなくてもである。オーガステンは“居場所”を見つけていたのだ。

その“居場所”もオーガステンにとって完全な安寧の場所ではなくやがて出て行こうと決意するオーガステン。それはニールが“ハサミを持ってフィンチを殺そうとした”ことがあったからかも知れない。フィンチは無事だったがニールは何処かに姿をくらました…。

そしてオーガステンはニューヨークで暮らすことを真に決意、フィンチ家を出ていた彼はフィンチ家に電話して、意気投合していたナタリーを連れて行こうと考えたのだ。母ディアドラに会ったオーガステンはニューヨーク行きを告げるのであった。

だが約束していたバス停留所にはナタリーは現れなかった。代わりにそこにはアグネスが居た。彼女にとってオーガステンは“最高の息子”。国税局に差し押さえられた家のために使おうと思っていたヘソクリといっては大金過ぎるが、その大金をオーガステンに渡すアグネスが居た。

アグネスの乗るバスを見送り、青年オーガステンはニューヨークへの…。

結末・ラスト

後年の話し。

フィンチ医師は保険金詐欺に関わったとして逮捕、医師免許を剥奪され2000年に心臓病で死亡したという。

アグネスはフィンチの元を離れ老人養護施設で働いている。

ナタリーは大学を出て心理学の学位を取得した。

ホープは、彼女が慕うフィンチの元で結婚することもなくフィンチが死ぬまで助手を務めた。

2005年に肝硬変で死んだノーマンとは和解したというオーガステン。

ディアドラは一人暮らしで詩を書き続けている。そして小さな文学雑誌に掲載されたそうだ。オーガステンとは疎遠だという。

姿を消したニール・ブックマン?彼の居場所は誰も知らない…。

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レビュー・感想・解説・評価

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ハサミを持って突っ走る
toikunの評価:8/10★★★★★★★★☆☆

実在のライターAugusten Burroughs(オーガステン・バロウズ)の自身の経験を記した本“Running with Scissors”を元にしたコメディックな作品。この本に関してはコチラの米国Wikipediaをドウゾ

製作・監督・脚本などを務めるライアン・マーフィーにとっては劇場用長編映画初監督作品である今作。の、マーフィーにはジュリア・ロバーツ主演の「食べて、祈って、恋をして」という作品もある。

またブラッド・ピットが製作として名を連ねている。

例によって“ピックアップしたいキャストを箇条書きでピックアップする”。

・クレジットが下位ではあるがtoikunが主演と思う少年を演じるのはジョセフ・クロス。彼の出演作を見ると「絶対×絶命」をレビューしていたんだねぇ、また見てみよう…でリレビューしたけどアンディ・ガルシアの息子役。他に「父親たちの星条旗」、「ミルク」、「リンカーン」にも出演しているという。今作でスゴイ関心を持ったからこれからイロイロとレビューしてみようと思う…で「ブラックサイト」に行き着いて何とクロスはサイコな犯人!

・最近大好きになって作品を見まくっているアネット・ベニングが病む母親役。年代に関して順不同だが「アメリカン・ビューティー」で素晴らしかったし、「アメリカン・プレジデント」では大統領=マイケル・ダグラスを魅了していたし、結婚することになるウォーレン・ベイティと共演した「バグジー」も良かったし、ハリソン・フォードの妻役での「心の旅」も…まぁコチラはご愛敬だけど…。ともかくtoikunの中でキャシー・ベイツに続く“隊長格”の女優ですわぁ。あ、キャシー「ミザリー」、良いですよぉ!助演の「悪魔のような女」なんかもね☆

・昔から大好きなアレック・ボールドウィンがパパさんを演じている。アレックに関してはそれなりにレビューをしているので彼のページからドウゾ。(今作の序盤で“呆気なく死ぬ?”って思わせたから「アリス」か!って思った(汗))

・お医者さん役にはブライアン・コックス。「パニック・フライト」ではレイチェル・マクアダムスのパパさんだったんだけど、後の「RED/レッド」「REDリターンズ」を見ていたから怖かったですよ!ってか、「英雄の証明」をスゴく見たい!…ってレビューしましたよ!あ、「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」なんかも良いぞぉ!

・「恋におちたシェイクスピア」のオスカー女優グウィネス・パルトローが変な変な長女役。この長女は“養女”っていう確実な描写はなかったような…。「冷たい月を抱く女」じゃあアレックとは絡みはなかったなぁチョイ役で…。そういやぁ製作ブラピと共演した「セブン」、後“らぶ~☆”って話があったけど、今作では揉めなかったのかなぁ!?

グウィネスと「恋におちたシェイクスピア」で共演しているジョセフ・ファインズが同性愛のぶっ飛んでるけどとても難しい役を好演!レイフ・ファインズを兄だと形容していたのは懐かしい話し。「ダーウィン・アワード」、レビューしてます!

・次女であり養女を演じるのがエヴァン・レイチェル・ウッド。T's Theaterにとって彼女のレビュー作品は「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」に続く“記念すべき”2作品目!とてもお美しいお顔でアル・パチーノ。。。

・最期に、青年を“息子”と思いを寄せるのが「結婚しない女」と「結婚ゲーム」のオスカーノミニー、故ジル・クレイバーグ。2010年に66歳で旅立っている。

もぉ、今まで見なかったことが悔やまれる程の超・超・超な良作!今年見た中で「あの頃ペニー・レインと」に続くかって感じの印象。それもあるのだが、青年の目を通した作品であることも「あの頃ペニー・レインと」と同じであるので、見ていてスゴく思い出されたんだよー!!!

精神の病気を扱っているので、とてもとても難しいと思ったんだ。それに同性愛という事も扱っているし。And more、奇妙な家族。それでいてコメディック…ってかそれだから?コメディック。演出難しかっただろうねぇ。

でもさぁ、ブラピが製作をしようと思った作品であり、グウィネスやジョセフが奇妙な助演をやろうって思ったんだからヒットした本の映画化ってのが心を掴んだんだろうし、結果的に映画ファンを楽しませるモノに仕上がっているよね!

音楽に関しては本当に何度も挙げるけど「あの頃ペニー・レインと」みたいな曲が彩っているし、登場人物が怒ったり、ファンキーしたりのコマ割り?カット?を編集で重ねていて、それはまぁ普通の演出なんだけど“精神病”っていう主題にマッチしていて素晴らしかったです。

最後の最後でジョセフ・クロスとカメラに写っているのがオーガステン・バロウズご本人ですよぉー!あれ見ただけで、映画を作ったものどうしが家族みたいになれてるって感じでファンとして、イイなぁって素直に思ったtoikunでした。

あの先生じゃあないけれど、映画って本当に素晴らしいですよね!

2015/12/13

2016/03/04

by .

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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