映画「メカニック:ワールドミッション」あらすじ,ネタバレ,レビュー
(C)ME2 Productions, Inc. 2016.All Rights Reserved.
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邦題:
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あらすじ
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ブラジルで現地民サントスとして過ごす男の本名はアーサー・ビショップ、凄腕の殺し屋だ。前回の任務で死んだと思わせて暮らしていたが、彼にある組織の女が近づいた。女は“事故に見せかけて3人を殺せ”と要求してきた。
ビショップは旧知の仲の女性メイのいるタイへ移動すると、美しい女性ジーナに出会う。彼女が一緒にいる男から暴力を振るわれていたことから助けたビショップ。そして恋人の様な甘い関係となるが再び敵が襲いジーナを奪い去った。
敵のボスであるクレインに会ったビショップ。クレインはビショップと同じく子供の時に連れ去られた男であり、一人で逃げたビショップを恨んでいた。そしてジーナの命と引き換えに3人の男を殺す様に言ってきた。それも“事故”に見せかけて…。
ビショップはジーナを取り戻すべくクレインの命に従うのだが…。
“ジェイソン・ステイサム史上、最大のピンチ!”
そう観る前に言われてワクワクドキドキとなったtoikun。いつも通り、イヤ、いつも以上に凄まじいアクションだ!
本作は2011年のステイサム主演の「メカニック」の続編であり、同作は名優チャールズ・ブロンソンの1972年の作品「メカニック」のリメイク。
ここで本作を観る上で前作orオリジナルの知識が必要かというと全く必要がないのでその点を気にしている映画ファンの皆さん、大丈夫ですよ!
ヒロインのジーナに本年のカリコレ2016で上映された「おとなのワケあり恋愛講座」で魅せたジェシカ・アルバ。本作ではジェイソン・ステイサムも思わず見とれる水着姿を魅せる!そちらの動画・画像はT's TheaterのFACEBOOKで公開中。
タイの友人メイに「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のボンドガール、ミシェル・ヨー。
そしてビショップの3人目の標的に「逃亡者」のアカデミー賞俳優トミー・リー・ジョーンズ!
タ・マ・ラ・ナ・イ、キャストだ!
果たして凄腕殺し屋アーサー・ビショップは3人の標的を殺して恋人を取り戻すことが出来るのか?“最大のピンチ!”と言う事で途中で命尽きるのか?それとも…!?トレーラーではマックス・アダムス(=トミー・リー・ジョーンズ)が“伝説も死ぬさ”と話しているが…。
9月24日(土)より全国ロードショー!公式サイトには、とても興味深いプロダクション・ノートが記載されているので劇場へ行く前に見てみよう!
配給:ショウゲート
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ストーリー・ネタバレ
ブラジル、リオデジャネイロ。
波止場にボートを止めてそこで暮らしている男サントス。とても流暢な現地の言葉を話し一見現地民の様な彼の本名はアーサー・ビショップ。精密機械の様な殺しをすることから“メカニック”というあだ名がつけられた凄腕の殺し屋だ。前回の任務で死を偽装したビショップはここリオに隠れ住んでいるのだ。
そんなビショップが用心のためボートの防犯装置を作動させて出かけたのは行きつけのレストラン。そこで見知らぬ女性に話しかけられる。ブラジルに来て5ヶ月ビショップを探し回ったという女。女はボスであるクレインのビショップへの要求を伝えた。
・過去にビショップと同様、組織に連れ去られた
・ビショップが一人で逃げたことで、彼に恨みを持っている
クレインの要求
・3人殺せ、事故に見せかけて
正体がバレたことを知るビショップは女や組織の男たちに囲まれるが辛くも敵の手から逃げ出した。だが敵はビショップの住処であるボートにもやって来ていた。それを見たビショップはボートを爆破して自分に繋がる証拠を消した。そして、倉庫に行きこの時のために用意していた多くのパスポートや銃を手にし、ブラジルから姿を消す…。
タイ南部リペ島。
ビショップがやって来たこの島で彼を出迎えたのはメイ。彼女はビショップの師の娘であり旧知の仲だ。
シーズンオフだから誰も来ないわ、安心して。
そう言われメイに案内されて過去に居住していた部屋に行くと、ビショップは床下から携帯、銃、パスポートを取り出した。そしてブラジルで自分を襲った女や部下たちを、その時とった写真から特定をするビショップ。
この時、浜辺に美しい女性ジーナが来ていた。双眼鏡で彼女の姿を見るビショップ。薬を買いに来たとメイの店を訪れたジーナ。だがメイはジーナの腕にある酷い青あざに気付く。
男からの暴力によるアザ…
ジーナが去った後、沖合のボートで彼女と男がケンカをしている事に気付いたメイはビショップに連絡を入れた。メイは助けに言って欲しいとビショップに頼むが、何かを感じたのか難色を示すビショップ。それならば自分が…とメイが言いかけたところで、ビショップは小さな船に乗り静かにボートに近づきジーナのボートに乗り込んだ。
その男フランクに静かに近づくと、ビショップはフランクを後ろに倒して不意に殺してしまう。ジーナは失神してしまうがメイがボートで助けに来て彼女を乗せた。ビショップはジーナのボートで彼女のパスポートなどを手に入れると、ボートに油を撒いた後に脱出してボートに閃光弾を発射して証拠を消した…。
ジーナが気付くと彼女がビショップの写真を携帯電話に持っていたことから脅すビショップ。彼女は少しずつ自分の正体を話し始める。
・元特殊部隊
・戦地から脱出後、カンボジアで子供たちのために働き始めた
・クレインが、彼女の子供たちを人質に取るぞと脅してきた
・実際に、彼女のスタッフが誘拐され、その後死体がジーナの施設に…
・子供たちを守るためにフランクと共にビショップに近づいた
・最初は芝居だったフランクだが、本当に襲ってきた…
クレインの筋書き
・ジーナに惚れたビショップを従わせるために、ジーナを連れ去る…
話しを聞いたビショップ。やがてビショップとジーナは心を通じ始める。海へ入るジーナを見るビショップの目は恋人を見る目か…。
ある日、ビショップが沖合のボートに乗る2人に気付いた。ビショップはジーナの手を握り恋人に見える様に振る舞い、砂浜の店で行われている結婚式に飛び入り参加した。
・全てのことに感謝している
・巻き込んじゃってゴメンなさい
・でも、子供たちのことが全て
その後、ビショップの家で口づけを交わす2人。そしてお互いに服を脱がしあい戯れ、甘い口づけを…。
だがクレインの部下が近づくのに気付いたビショップは、父の形見の腕時計をジーナの腕に託すと、補給線で逃げろと言った。しかしクレインの一番の部下であるジェレミーが、現地警察を味方につけてジーナを連れ去った…。
会って話をしろ!
タイ、バンコク。
クレインの根城にやって来たビショップ。女にボディチェックをされてクレインの前に通される。椅子に座るビショップだが、起爆装置が作動したことに気付いた。立てば爆発…。流石に昔馴染み、分かっている…。そしてクレインは一人目の標的について話し始めた。
・アフリカの武器商人
・今はマレーシアの刑務所に入っている
・だが、クリルは部下を連れていて、特別待遇下にある
・この刑務所は陸地から遠く離れた海の上にあり、周りはサメがウヨウヨ…
ジーナを守るためにクレインの要求を飲むことにしたビショップ。解放されたビショップはマレーシアのペナン島へ足を踏み入れた。そして刑務所に入るためにビショップが考えたのは犯罪者として捕まること。性犯罪者に化けたビショップは警察に捕まり、クリルが幅を効かせる刑務所へ…。
[ストーリーは導入のみ]
ビショップは刑務所のクリルを殺すことが出来るのか、事故に見せかけて!?殺すことが出来たとしてどうやって刑務所から逃げ出すのか?そしてジーナを助けるために以下の二人の標的を殺すことが出来るのか?それとも…!?
そしてクレインの目的は!?
・オーストラリア、シドニーの58階建てマンションの最上階に住む大富豪
・最上階には彼専用のプールがあり、床はガラスで眼下が臨める
・富豪には似つかわしくない、厳ついボディガードたちが多数…
・ブルガリア、ヴァルナに住むアメリカ人武器商人
・彼の居城には潜水艦とヘリがある
・部下が重火器を持ち彼を守っている…
9月24日(土)の公開まであと少し!伝説が死ぬのかどうか、劇場で目撃しよう!
レビュー・感想・解説・評価
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凄腕殺し屋アーサー・ビショップが帰ってきた!
「コン・エアー」や「将軍の娘 エリザベス・キャンベル」の監督サイモン・ウェストが監督をし、ジェイソン・ステイサムが主役を演じた2011年の「メカニック」の続編である今作、監督を務めるのは「THE WAVE ウェイヴ」、「ブラッディ・パーティ」などのデニス・ガンゼル。凄まじいと表現して良いアクションを演出してくれた。
そしてチャールズ・ブロンソン主演版の1972年の「メカニック」の脚本家であるルイス・ジョン・カリーノは、2011年の「メカニック」でも脚本を務めたが、今作では脚本は務めず、当然のことだが彼の考えたキャラクターと言うことで、“Based on Characters Created”のクレジットがある。
キャストを。
・アーサー・ビショップを演じるのは「トランスポーター」シリーズや「アドレナリン」シリーズなど、アクションスターのジェイソン・ステイサム。劇場用長編映画デビュー作と言われる「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」ではアクションスターになるとは思わなかったが…。と言うか、彼を彼と認識していなかった当時のtoikun。他にトム・クルーズが悪役を演じて有名な「コラテラル」ではチョイ役出演している。今作では死ぬのか!?
・三人目の標的に相応しい武器商人を演じるのは「逃亡者」でアカデミー助演男優賞を受賞したトミー・リー・ジョーンズ。同作のスピンオフというか続編というか「追跡者」でも当たり役サム・ジェラード連邦保安官を演じる。監督にも乗り出している彼、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」などを監督。他に出演作品として「ナチュラル・ボーン・キラーズ」、「英雄の条件」、「ダブル・ジョパディー」などをレビューしている。
・今作のヒロインである女性ジーナを演じるのは実業家としても成功しているジェシカ・アルバ。「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」、「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」というSFアクションシリーズで魅せた。他にクエンティン・タランティーノがスペシャルゲスト監督という立場で参加した「シン・シティ」、そして日本では2016年に公開となった2014年製作の「おとなのワケあり恋愛講座」ではサルマ・ハエックと共にWヒロインとして楽しませてくれた。本作では特殊部隊員から子供たちのために働くという、とても興味深い役どころ。元特殊部隊員だけに、ジェイソン・ステイサムを“倒す”シーンも!?
・アーサー・ビショップの昔馴染みという、話が広がる役どころであるメイに扮するのは「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」でボンドガールを務めたミシェル・ヨー。本作の中では一番人間的な考えを持つキャラクターかもしれない。
・今作の敵のボスであるクレインを演じるサム・ヘイゼルダインはテレビ映画やテレビシリーズで主にキャリアを作ってきており、劇場用長編映画では「ザ・マシーン」や「スノーホワイト 氷の王国」などに出演している。クレインはビショップの事を本当に分かっているセリフが随所に散りばめられるが…。
さて。
“愛すべきハゲ”とジェイソン・ステイサムの事を巷では形容しているが、本作は“ジェイソン・ステイサム史上、最大のピンチ!”と言われる。どんなピンチなのかは劇場で。また“ピンチ以上”…つまり“死”も…!?同じ“愛すべきハゲ”なアクションスターのブルース・ウィリスがいるが、彼は大体負け組…。
アクション映画として魅力的な敵役など必要十分な条件を備えているので間違いはない。そして爆弾の知識というのも面白い。まるでスティーヴン・セガール主演の「沈黙の戦艦」と「暴走特急」の「ケイシー・ライバック」シリーズの様に、“こんなもので爆弾が!?”なんて目をパチクリできるのも面白い。
そして、普通のアクションとはチョット違った展開になるのも目を惹いた。こうなることの理由を考えるのもまた面白いのだ。
興味深いと言えば、スリラー要素としてどの様に敵方がビショップの居所を掴んだのかもある。コレを聞いたとき、toikunもドキッとした。この現代、貴方も同じ目に遭う可能性がある!
99分、間違いなく楽しめる。
原題にも触れておく。“Resurrection”=“復活”だが、一番日本で有名な“Resurrection”という言葉が使われた映画は『Alien: Resurrection』=「エイリアン4」ではないか?
なお、ジェシカ・アルバの水着シーンにジェイソン・ステイサムがホンワカしちゃった画像・動画はコチラのT's TheaterのFACEBOOKでドウゾ!
成功確率0.001%、つまり奇跡が起こらなければ成功はなし!女神はアーサー・ビショップに微笑むのか!?
公式サイトを要チェック☆
2016/09/12
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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