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MENUSince 1999/08/28T's TheaterIntegrated Information Site for MOVIES映画の総合情報サイト
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映画『TO DIE FOR』「誘う女」<1995年:アメリカ,イギリス,カナダ>

ATTENTION:T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなくストーリーのネタバレを結末まで記載しています。映画レビューはストーリーの下方にあるので映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。

映画「誘う女」あらすじ,ネタバレ,レビュー

作品データ

IMG from Amazon

原題:

TO DIE FOR

邦題:

誘う女

原題訳:

死ぬ程に…

製作年:

1995年

製作国:

アメリカ イギリス カナダ

上映時間:

ジャンル:

スリラー 犯罪もの

監督:

ガス・ヴァン・サント

主演:

ニコール・キッドマン

あらすじ

この映画にはtoikun以外のレビューはまだありません。

大学で報道関係を学んだ女。結婚するも希望の報道関係に就職できない。やがて地元ケーブルテレビ局のお天気アナウンサーになり夫が疎ましく思えるようになった。彼女は高校生を使って…。

ニコール・キッドマン主演の悪女もの。若きニコールが若きホアキン・フェニックスやケイシー・アフレックを誑かす!

ニコールのバカ女具合は必見!

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詳細作品データ[写真画像付き]IMGs' COPYRIGHT notations

主要登場人物

Main Cast:メインキャスト:役名:
Nicole Kidmanニコール・キッドマン夢見るお天気アナ、スーザン・ストーン・マレット
Matt Dillonマット・ディロンスーザンの夫ラリー
Joaquin Phoenixホアキン・フェニックススーザンに恋するジェームズ・“ジミー”・エメット
Casey Affleckケイシー・アフレックジミーの同級生ラッセル
Alison Follandアリソン・フォランドジミーとラッセルの同級生リディア
Illeana Douglasイリーナ・ダグラスラリーの姉ジャニス
Dan Hedayaダン・ヘダヤラリーの父ジョー

アカデミー賞

Winner:受賞:
Noneなし
Nominee:ノミネート:
Noneなし

スタッフ(製作・監督・脚本・撮影・音楽)

Producer:製作:
Laura Ziskinローラ・ジスキン
Director:監督:
Gus Van Santガス・ヴァン・サント
Writer:脚本:
Buck Henryバック・ヘンリー
Cinematographer:撮影:
Eric Alan Edwardsエリック・アラン・エドワーズ
Original Music:音楽:
Danny Elfmanダニー・エルフマン

キャスト・出演者

Cast:キャスト:役名:
Nicole Kidmanニコール・キッドマン夢見るお天気アナ、スーザン・ストーン・マレット
Joaquin Phoenixホアキン・フェニックススーザンに恋するジェームズ・“ジミー”・エメット
Casey Affleckケイシー・アフレックジミーの同級生ラッセル
Illeana Douglasイリーナ・ダグラスラリーの姉ジャニス
Alison Follandアリソン・フォランドジミーとラッセルの同級生リディア
Dan Hedayaダン・ヘダヤラリーの父ジョー
Wayne Knightウェイン・ナイト地元ケーブルテレビ局WWENのエド
Kurtwood Smithカートウッド・スミススーザンの父アール
Holland Taylorホランド・テイラースーザンの母キャロル
Maria Tucciマリア・トゥッチラリーの母アンジェラ
Susan Traylorスーザン・トレイラースーザンの姉フェイ
Tim Hopperティム・ホッパーテレビ局職員
Michael Rispoliマイケル・リスポリベン
Matt Dillonマット・ディロンスーザンの夫ラリー

注目俳優(カメオ出演or下積み時代)

Cast:キャスト:役名:
説明:
David Cronenbergデヴィッド・クローネンバーグ湖でスーザンを…の殺し屋
蝿男「ザ・フライ」の監督!
「誘う女」トレーラー

ストーリー・ネタバレ

この映画を未見の方へ:[ストーリーは最期まで表示されています]
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アメリカの片田舎。大学で報道関係を学んだ若き女性スーザン・マレット。彼女はどうにかして報道関係への就職を望んでいた。しかし就職できないまま知り合った男性ラリー・ストーンと結婚する。

結婚する前に話しは遡る。

ラリーはバンドなどをやっていたが父親がバーというか飲食店をやっていたため、そこでバンド活動をしたりして後に親の後を継ぐという男であった。ラリーとスーザンの結婚には彼らの兄弟や両親など諸手を挙げて賛成していたわけでは無かった。スーザンは大学出、ラリーは違う、それに家柄。しかし2人は結婚したのだ。

ラリーとスーザンの新婚旅行はフロリダ。スーザンは彼女の両親の話では海は好きでは無いようだがどうして彼女はフロリダを選んだのか?ラリーが望んだから?モチロンそれはあるだろう。しかしスーザンの真の目的は報道関係への就職。彼女が選んだというホテルはそれこそダン・ラザーばりの報道関係有力者が講演を行っていて、それによりその男に顔と名前を売るためであった。

スーザンは男の講演に顔を出し、男が彼女を見つけるとその美貌から惹きつけられた。そして彼のアテンダント等と共に食事をするスーザン。男から“エッチぃ自分の売り込み方法”を聞くスーザン。卑猥な話しは好きでは無いようだが素直にアドバイスをもらい頭の中にメモする。

新婚旅行後地元の小さなケーブルテレビ局にやってくるスーザン。局のエドは雑用係を募集する予定であったのだ。しかし“色々経験させてくれ。”などと色々自分を売り込んだ。新婚旅行で聞いたアドバイスは文字通り“破り捨てた”スーザンが居た。

テレビ局に就職が決まったスーザンは雑用の他に様々な提案をエドにしてくる。その根気と強気に負けたエドはスーザンを深夜のお天気コーナーのアナウンサーとして起用する。スーザンも嬉しかったし、その姿を見たラリーもお店で彼女の勇姿を皆に誇りスーザンの両親も素直に嬉しく思う(バカ親)。

お天気お姉さんで終わりたくないスーザンは他にも高校を訪ねて“高校生の話を聞く”というのを思いつく。スーザンが訪れた高校はイマイチ成績が良くない学校。彼女が訪れたホームルームでラッセルという生徒は卑猥な話をして彼女を困らせ、ジミーは彼女に惚れ、そしてリディアも同性として彼女の素晴らしさに惹かれたのであろう。

ジミー、ラッセル、リディアはスーザンの“撮影”に参加することになる。スーザンはビデオカメラを持ち何時間も何時間も彼らと話し合いビデオに様子を収めた。エドは“役に立つのか?”とは思っていたが…。

そんなこんな順調なスーザンだったがラリーは彼女との子供を欲しがった。“キャリアウーマン”としては子供が邪魔になるという考えのスーザンは次第にラリーを疎ましく思い始める。

そしてスーザンは心の距離が近くなった高校生のジミー、ラッセル、リディアを“ある計画”に誘う。その計画とはリディアが用意した拳銃でジミーとラッセルがラリーを撃ち殺すというもの。ジミーの自信への思いを逆手に取ったスーザンはジミーを誘惑し身体の関係を持ち計画実行の決心をさせる。

結婚1周年のその日。スーザンはいつも通りお天気キャスターとしてテレビ画面を彩っていた。ジミーとラッセルはラリーの家に押し入って彼を射殺する。スーザンは悲劇のヒロインに…。

結局の所犯罪の幼稚さ等から警察は高校生3人にたどり着き、ジミーとラッセルを逮捕することになったのだがスーザンを挙げることは出来なかった。世間一般からして見れば彼女も“有罪”なのだが如何せん証拠がない。事件は彼女に微笑んだ…。

スーザンはハリウッドのプロモーターから事件の映画化の話を持ちかけられた。それの状況説明のビデオを自身で撮影しプロモーターに会おうと車を走らせた。

結末・ラスト

湖の側でスーザンはプロモーターと会った。しかしそれ以降彼女の姿を見る者は無かった。冬の到来した湖、凍った湖面の下には…。

ラリーの父親に電話をする“プロモーター”。それを聞いた父親と母親は安堵し、その湖では冬のある日、ラリーの姉がスケートをする姿があった…。

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レビュー・感想・解説・評価

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誘う女
toikunの評価:5/10★★★★★☆☆☆☆☆

Joyce Maynard(ジョイス・メイナード)の原作を映画化。原作になったのは実際の事件であり詳細はコチラのWikipediaをどうぞ。

「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」と「ミルク」で現在の所2度アカデミー監督賞にノミネートしているガス・ヴァン・サントがメガホンを取っている。(彼の「サイコ」は嫌いだけど…。)

・主演の“誘う女”には「ムーラン・ルージュ」、「めぐりあう時間たち」、「ラビット・ホール」の3度アカデミー主演賞にノミネートして「めぐりあう時間たち」ではオスカーを受賞しているニコール・キッドマン、ご存じトム・クルーズの元奥さんである。トム君とは「遙かなる大地で」「デイズ・オブ・サンダー」「アイズ・ワイド・シャット」などで共演している。尚々ジュリア・ロバーツと初共演となるミステリー映画「シークレット・アイズ」ではニコールは“誘ってない”けど若干性的なシーンがある。

・そしてぶっ殺される旦那さんはマット・ディロン。クルーズ繋がりで言えばディロンと彼は「アウトサイダー」で共演している。「ザ・クリミナル 合衆国の陰謀」は不遇な映画作品。ディロンは憎々しい検察官だった。

・他には“弟つながり”として故リヴァー・フェニックスの弟ホアキン・フェニックスが“誘われる男”。主演のドン・チードルがオスカーにノミネートした「ホテル・ルワンダ」では虐殺を取材しようと現地に入ったカメラマンの役。

ベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックがオツムのイカれた男を演じている。「オーシャンズ11」「オーシャンズ12」「オーシャンズ13」など。

・イリーナ・ダグラス(「真実の瞬間(とき)」)、ダン・ヘダヤ(「ザ・ハリケーン」「ジョー、満月の島へ行く」)、ホランド・テイラーといった実力者達が脇を固めており隙無く見られる。

・また「ザ・フライ」、「ビデオドローム」、「イグジステンズ」といった数々の名作のメガホンを取ってきたデヴィッド・クローネンバーグが“プロモーター”という役で最後の最後に出演している。

最初に今作を見たのは1997年くらいだったか、それ以来の18年ぶり、エンドのビデオのカット割りが増える所は覚えていた。でも内容は覚えていなかった。Wikipediaを見て初めて事件が元になっていたのだと知った。それはイイとして、ニコールの役はバカ女過ぎる。計算高いという意味ではそんなにバカでは無いのだが面白みが無かった。頭の良い人物が同様のことを仕掛けるのは多々見られるので味気ないと言えばそうなのだが。

1997年くらい、いや1990年代中盤「~~~の女」というのは流行っていた気がする。「冷たい月を抱く女」(ニコールか…)、シャロン・ストーンの「悪魔のような女」、…他にもあったな…取り敢えずこの方向性は「ゆりかごを揺らす手」のレベッカ・デモーネイや「ルームメイト」のジェニファー・ジェイソン・リーらが作ったものの様に考えているtoikun。多分に「日曜洋画劇場」に犯されているな…。

…ニコールのスカート捲りシーン、つまり何だ、下着姿が楽しめる…のか?もしニコールのそっち方面のシーンを観たいならエロティックな「アイズ・ワイド・シャット」…うーんそれよりも「ビリー・バスゲイト」がイチバン宜しいかと。

蛇足。エンドロールで“Walterを演じたのがMISIA”というのが出てきた。Walterは劇中では犬であり名前からしてオス犬のハズ。MISIAは女性名だから“Walterというオス犬を演じたのはMISIAというメス犬”という事になる。これって「フリー・ウィリー」のシャチのウィリーを演じたKeikoと同じ事なんだなぁ。今作のMISIAはオープニングクレジットにでなかったのでキャスト欄には書いてないが…。Walterはチワワだよね?

2015/09/22

2016/04/16

2016/05/04

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『映画ファン』さんのレビュー・評価

投稿日時:20??/??/?? 15:59:46

4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆

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