映画「危険な遊び」あらすじ,ネタバレ,レビュー
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あらすじ
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男の子が叔父夫妻に預けられた。夫妻にはとても優しい息子がいるが、次第にその恐ろしい正体を現し妹を殺そうとしたり、実母にまで手をかけようと…。男の子はその従兄弟を…!
幼きマコーレー・カルキンv.s.イライジャ・ウッドの結末は?
渋い映画選びをされる「ともちんが通りますよ」さんにご紹介頂きました。THX☆
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説明:
(マコーレー・カルキンの実弟)
ストーリー・ネタバレ
まだまだ幼い児童のマークは母親ジャニスを病気で失って落ち込んでいた。父親のジャックは出張があったがずっと側にいてあげたいと思った。しかし、ジャックの弟ウォレスにチャンスであるこの仕事を逃す手はないと言われ、またウォレスたちが少しマークを預かると申し出た。
そしてマークはウォレスと妻のスーザンの家に来ることになった。夫妻にはヘンリーというマークと同い年ぐらいの男の子と、コニーと言うかわいいヘンリーの妹の女の子がいた。一緒にやって来た父親ジャックは出張で東京へと旅立った。
最初はまだまだ悲しみに暮れていたマークだったがヘンリーと遊んでいるうちに元気が出てきた。夫妻にはもう一人リチャードという男の子がいたがお風呂での事故で溺死してしまっていた。スーザンはまだ立ち直っていなかった。
“やさしくて良い男の子”、それがみんなのヘンリーの印象だった。マークも最初はそう思っていた…。
だが、ヘンリーがボウガンの様なもので釘を打って犬を殺したり、人形を眼下の高速に落として車10台を巻き込む事故を起こしたりと、その行動を見て彼が怖くなってくるマーク。そのことをウォレスに言おうとしても、頭の良いヘンリーは“自分はいい子だから誰も信じない。”などとマークを脅す。マークはアリス先生というセラピストにかかっていたが、母親を亡くしてちょっとおかしくなったんじゃないかと思われるので相談できない。
やがてヘンリーはコニーを殺すようなことをマークにほのめかす。妹のようにかわいいコニーを守ろうとするマーク。しかし、朝起きるとヘンリーはコニーを連れてスケートに出かけてしまっていた。コニーの身の危険を感じたマークは急いで湖を凍らせたスケートリンクに急ぐ。そこには高速でヘンリーがコニーの手を取り周っていた。必死に2人に近づこうとするマークだが、近づく前にヘンリーは手を離してしまい止まれないコニーは氷の薄いところに行ってしまい、氷が割れて手冷たい湖に転落してしまった。結局大人に助けられて命に別状はなかった。
その自分が見たことをスーザンに話すが愛している“ヘンリーに限って”と信じてもらえない。ジャックに電話でそのことを言い、アリス先生に相談しろと言われ、彼女のところに行くが、そこにはヘンリーがいて、“マークがおかしい”と相談していた…。
誰も味方がいないマークは混乱してヘンリーが食べ物に毒を入れたのではと考え、必死に台所の流しに食べ物を捨てる。その行動で、夫妻もマークが変になっているのではと思う。
次の日、スーザンがヘンリーの遊び小屋を訪れると、そこに必死で探していたリチャードの遺品のおもちゃがあった。自分が探していたのを知っているはずのヘンリーがなぜ持ってこなかったのか問いつめる。リチャードの事故がひょっとしたらヘンリーが起こしたものではと考え始める…。癇癪を起こして出て行ったヘンリーは、“自分のものだ!”と母親に言い放ったその遺品を井戸に投げ捨てるのであった…。
その日、ヘンリーが鳴く練習をしているのをマークは見る。“母親の葬式で泣かなくちゃ”。そのヘンリーの一言で、ヘンリーがスーザンを殺そうとすること感ずく。それを阻止しようと、ヘンリーの首にはさみを当てて、止めるように言っているところをウォレスに見られて、マークは誤解され部屋に閉じこめられてしまう。
そこにちょうどスーザンが帰ってきて、ヘンリーは彼女と森へ入っていった。なんとかスーザンを助けようと家を出て2人を急いで追う。
思い切ってリチャードを殺したかどうかをヘンリーに尋ねるスーザン。ヘンリーは“殺したらどうなの?”と答え大きなショックを受ける。駆け出したヘンリーが自殺するのではと崖へ急ぐ。だが、彼女はヘンリーを解っていなかった。彼は母親を崖から突き落としたのだ!
結末・ラスト
運良く木に引っかかったスーザンだが頭上ではヘンリーが石を構えて落とそうとしていた。絶体絶命!その時マークが到着してヘンリーと格闘。スーザンは崖から上がってくる。と、その時、格闘していた2人が崖から落ちる!スーザンは2人を1つずつの手で捕まえていた。
だがこのままでは2人とも落ちてしまう。ヘンリーは一転“ママ、愛している!”と助けるように懇願した!
マークの手がスーザンの手を滑り落ちる!
スーザンが決断したのはマークを助けることだった。かくして、ヘンリーは落ちて死んでしまい、マークは助かった。そしてスーザンは悲しみを胸にマークをきつく抱きしめるのだった。
レビュー・感想・解説・評価
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(20年ぶりの再レビューとなるが新旧文章を織り交ぜる。)
マコーレー・カルキン君主演の抜群のスリラー。そして子供が魅せるホラー映画。
ジュリア・ロバーツ主演の「愛がこわれるとき」や後のジュリアン・ムーア主演の「フォーガットン」の監督ジョセフ・ルーベンがメガホンをとった作品。
“悪魔のような子”ヘンリーをカルキン君が演じる。「ホーム・アローン」、「ホーム・アローン2」というホームコメディで一世を風靡したカルキン君だが…。
このヘンリーという男の子の従兄弟であり彼に恐怖を感じるマークを演じるのが「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のイライジャ・ウッド。今年2015年には彼が主演した「ノース ちいさな旅人」をやっとこさ、レビューできた。ブルース・ウィリスのアクションでない役どころが面白いし、大スターのスカーレット・ヨハンソンの映画デビュー作であり、ミザリー女キャシー・ベイツなど豪華スター共演作である。
以下、挙げたいキャストを例によって箇条書きで。
・スーザン役に「エアフォース・ワン」のウェンディ・クルーソン。ウェンディは、レイ・リオッタにしては珍しいハートウォーミングもの「コリーナ、コリーナ」に出演している。
・マークの父親役デヴィッド・モースはよくよく助演として見る俳優。最近はリレビューした「交渉人」で見たけど目によく留まる俳優。「スティーヴン・キングのランゴリアーズ」で主演を演じていたのは今や懐かしき思い出。ビデオ撮って見たぁ☆レビューしたい!…けどレンタルはあるのか…?他にアレック・ボールドウィン版「ゲッタウェイ」、「ザ・ロック」(エド・ハリスの腹心)、「ボディ・バンク」、「16ブロック」(刑事☆)、「ディスタービア」(おバカなスリラー)など。
・カルキン君の実の妹クイン・カルキンが妹さん役。
・これまたカルキン君の実弟ロリー・カルキンが演技無しの只の写真内の子供として写っている。
今回初めて見たが(2000年当時)、今までこれほど怖い子供の映画があったろうか?って思った。あのかわいい無邪気なカルキン君がここまで残酷な演技をするのである。
しっかし、これは見る人によっては耐えられないほどの映画になるだろうな。内容を知らないで最初だけ見たら、温かい音楽も手伝ってホームドラマ風になるのでは?って思うかもしれないけど、ここまでクルーエルになるとは!怖いことは知っていたが“危険な遊び”と言う邦題や原題の“良い息子”では全く想像できない!こわい!おそろしい!映画。
実際、再び見てみて“うわー、暖かいホームドラマになりそう!”って思ったよぉ。その切り替えまでに少年ヘンリーの微妙に怖い表情が出てくるが、そこまでおぞましくはない。この“切り替え”によって“ジェットコースター・ムービー”等と表現したらアレだが、展開が540度かわる!
直視できないほどの残酷なシーンは出てこないけど、セリフとかとっても怖い!
ちょっと全部は見られないかもしれないから全員におすすめするわけじゃないが、怖い物好きな人は見てみては?
ってー、新旧レビューを混ぜてきましたぁ!
今になって思う、こんなにカルキン家が大集合ってのはやっぱり、パパさん、ママさんの力が当時強かったって事だよねぇ?んで、マコーレー・カルキン君はグレタ・スカッキ…!?
あぁ、面白かった☆
2000/02/11
2015/12/27
by toikun.
『映画ファン』さんのレビュー・評価
投稿日時:20??/??/?? 15:59:46
4点/10点満点中★★★★☆☆☆☆☆☆
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